敏感肌のニキビ解消法~原因からお勧めスキンケアまで~

「あ、またニキビが…」

しつこく繰り返すニキビは、本当に憂鬱になりますよね。

特に敏感肌の人の場合、ニキビケア用品を使うと、すぐにヒリヒリ赤く、痒くなる…など、化粧品選び一つとっても頭を悩ますと思います。

これは、自分の肌状態やニキビの原因を正しく把握していないがために、誤ったスキンケアや肌に合わない化粧品を利用しているからです。

そこで、本記事ではあなたの肌に「何が起きているか」解説し、敏感肌ニキビが出来たときの正しいスキンケアを紹介します。

敏感肌のニキビにおすすめの化粧品も紹介しますので、敏感肌のニキビ対策を正しく理解し、ニキビのない快適な毎日を過ごしましょう。

敏感肌のニキビはどうしてできるの?

ニキビは角質や皮脂が毛穴に詰まり、皮膚に常在しているアクネ菌が毛穴内部で過剰に増殖することで炎症を起こし、腫れてしまったものです。

ニキビケアといえば、古い角質を取り除くピーリング治療やアクネ菌を殺菌する化粧品などが多く紹介されています。

しかし、古い角質の除去やアクネ菌の殺菌はその場しのぎのニキビ対策でしかなく、根本的な原因を改善しないとニキビは繰り返しできてしまいます。

また、敏感肌の人にとっては特に、殺菌成分やピーリング剤は肌への刺激が強く、肌環境を悪化させてしまうリスクもあります。

では、ニキビの根本的な解決をするためにはどうすればいいか。

まずは自分の肌に何が起きているか知ることから始め、ニキビを繰り返さない根本的な改善策を考えていきましょう。 

敏感肌とは「肌を守るバリア」が破綻している状態

鏡を見て困っている女性の写真

お風呂につかっていても、お湯が肌内に入ってこない。

普通に考えれば当たり前のことですが、これはなぜだか分かりますか?

お湯が肌内に入ってこないのは、外部の刺激から肌を守る「肌のバリア機能」が働いているからです。

敏感肌の人はこの肌を守るバリア機能が著しく低下もしくは崩壊しているため、普通の人では気にならない花粉や髪の毛、ホコリやゴミに敏感になり、肌にあたるだけでヒリヒリし、赤くなってしまうのです。

また、敏感肌の人は、免疫機能の働きも低下しているため、日常生活で肌に触れるホコリやゴミなどの刺激を認知すると、誤って肌細胞を攻撃する指令が出され、肌が炎症を起こしてしまいます。

敏感肌さんのニキビは「ターンオーバーの乱れ」が原因

常に炎症が起きている敏感肌の人は、肌の炎症を抑えるために、肌の生まれ変わり、いわゆる肌のターンオーバーが通常よりも早いスピードで行われています。

「ターンオーバーが早い」とは、肌細胞の入れ替わりが速くなっていることです。

健康的な方の肌細胞は約28日かけて成長しますが、ターンオーバーが早いと肌細胞は十分に成長しきれず、健康的な肌細胞に本来備わっている水分保持力が低下します。

肌に水分が失われてくると、角質が固く剥がれにくくなり、毛穴付近にどんどん溜まるので、毛穴が塞がりやすく、ニキビが生まれやすくなります。

また、十分に成長しきれていない未成熟な細胞は肌のバリア機能も弱く、外部からの刺激から肌を守ることができないため、炎症を繰り返し、いつまでもニキビが治らない悪循環にはいってしまいます。

ニキビが乾燥によって起きるサイクルを表すイラスト

敏感肌ニキビの改善は「潤い」が大切!

お団子頭の女性が頬に手を当ててリラックスした画像

敏感肌のニキビを引き起こしている肌のバリア機能の低下やターンオーバーの乱れは、日ごろの生活習慣(睡眠不足やストレスなど)による影響や間違ったスキンケアによる「肌の乾燥」によって引き起こされます。

肌が乾燥し水分が不足すると、水分によって正常な構造を保っていた皮膚表面の細胞組織がバラバラになり、細胞と細胞の隙間から外部刺激が入りやすい状態、いわゆる肌のバリア機能の低下がおこります。

少々複雑ですので、皮膚表面を「積み重なったレンガのような構造」とイメージしてみてください。

赤いレンガが重なっている写真積み重なったレンガは、レンガとレンガの間をセメントが満たして構造しています。

皮膚表面の角層と呼ばれる部分は、積み重なったレンガと同様に、角質細胞とその間を満たす細胞間脂質によって構造が保たれています。

細胞間脂質は水分を保持するセラミドや天然保湿因子で構成され、肌が乾燥すると細胞間脂質が減ってしまい、角質細胞がまとまらずバラバラの状態になります。

その隙間から外部刺激が入り、肌のバリア機能の低下、炎症、ターンオーバーの乱れに繋がるのですね。

つまり、敏感肌の人のニキビ原因であるバリア機能の低下、ターンオーバーの乱れは、肌の乾燥によって引き起こされているので、肌を乾燥させない正しいスキンケアが重要となります。

敏感肌ニキビが出来たときの正しいスキンケア

10代の思春期では皮脂が過剰に分泌され、毛穴が詰まりニキビの原因となりますが、20代以降の多くの敏感肌の人は肌の乾燥によって起こる肌のバリア機能の破綻と、それによる炎症化が原因で、毛穴がつまりニキビが出来ます。

ニキビが乾燥によって起きるサイクルを表すイラスト

肌の乾燥と炎症がニキビの原因になっているので、敏感肌の人のニキビ対策には、肌への刺激を減らし炎症を抑えつつ、肌の乾燥を防ぐスキンケアを行うことが大切です。

では、ニキビを繰り返さない肌環境をつくるために、具体的にどのようなスキンケアを行えばよいのかを解説していきます。

クレンジングは肌に優しいミルクタイプがおすすめ

クレンジング剤には洗浄力や種類によって、シートタイプ、オイルタイプ、ジェルタイプ、クリームタイプ、ミルクタイプなど様々なタイプに分けられていますね。

シートタイプやオイルタイプは洗浄力が高い分、肌への負担が大きくなります。

クレンジング剤の刺激強弱グラフ

敏感肌かつニキビが生まれているときは、肌が刺激に弱くなっています。

刺激の強いクレンジング剤は肌を傷つけ、肌のターンオーバーを乱してしまうので、敏感肌ニキビの方には肌への負担を最小限にできる「ミルクタイプ」がおすすめです。

しかし、ミルククレンジングは水分を多く含んでいるため、油分から成るメイクとなじむのに時間がかかりやすく、メイクが落ちにくい欠点もありますので、出来る限りメイクを薄くすることでミルククレンジングでもメイクを落ちやすくしましょう。

洗顔はよく泡立て、32℃の温度で皮脂や角質の汚れを落とす

敏感肌の人は刺激に弱いため、ゴシゴシ強く洗うとバリア機能が更に低下してしまうので、よく泡立てて、指や手が触れず泡を転がすように洗顔することが大切です。

また、毛穴の詰まりのもととなる皮脂は約30~32℃で溶けてなくなりますので、洗うときのお湯の温度は約32℃に設定しましょう。

お湯の温度が熱すぎると、今度はセラミドなどの肌の保湿成分も溶け出してしまうので注意してくださいね。

ニキビの炎症は「グリチルリチン酸2K」配合化粧品で抑えよう

花とクリーム

肌の炎症は肌のターンオーバーを乱し、肌トラブルを繰り返す原因となりますので、炎症を抑えることは敏感肌の人のニキビケアにおいて、とても大切です。

おすすめは優れた抗炎症効果をもつ「グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)」が配合された化粧品です。

他にも抗炎症作用成分はたくさんありますが、「グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)」は、原料が甘草(かんぞう)という植物の天然成分であり、皮膚科でもニキビ治療に処方されている敏感肌の人でも安心して使える成分なのでおすすめです。

紫外線対策も念入りにおこないましょう

日焼けはやけどと一緒で肌が炎症を起こした状態なので、紫外線対策を怠ると、炎症し肌のバリア機能を損ね、ニキビも悪化してしまいます。

敏感肌でニキビに悩んでいる方は、バリア機能が著しく低下しているので、刺激がすくない、オイルフリーのものや、アレルギー等の皮膚障害を引き起こす恐れのある成分である紫外線吸収剤が含まれていないものを選ぶことをおすすめします。

また、短時間や曇りの日、冬の季節でも紫外線はでていますので、外出するときはUVケアを念入りにおこないましょう。

「朝だけ水洗顔」で肌本来の状態を取り戻そう

ニキビの炎症を繰り返している場合や、どの洗顔料を試してみても肌がヒリヒリしてしまう場合は、洗顔料を使わない「水洗顔」をおすすめします。

余計な洗顔料を使わない水洗顔では、肌の刺激や負担を最小限にすることができるので、肌敏感肌ニキビの原因となるバリア機能の低下や乱れた肌のターンオーバーを正常化させる効果があります。

ただし、敏感肌の人でも皮脂の多い方の場合は、水洗顔で取り切れない過剰な皮脂の汚れで毛穴が詰まり、ニキビが悪化する恐れがあるため、水洗顔を試してみて炎症やニキビが改善しない場合は水洗顔をやめるか、部分的な洗顔料の使用に切り替えるとよいでしょう。

日中、メイクをする方の場合は、夜に水洗顔で化粧を落とすのは難しいため、朝だけ水洗顔を試してみてはいかがでしょうか?

【正しい水洗顔の方法】

  1. 両手で32℃くらいのぬるま湯をすくって30回程度優しくすすぐ
  2. 柔らかいタオルで優しく顔をふき取る

敏感肌ニキビに刺激成分はご法度!化粧品選びで見るべき7つのチェック項目

敏感肌なうえにニキビが出来てしまった肌は、肌のバリア機能が著しく低下しているため、少しでも刺激が強い成分だと、炎症を起こす可能性があります。

普通の人では問題がなくても、敏感肌のあなたには刺激となる成分をまとめましたので、化粧品を選ぶときに参考にしてみてください。

もし、化粧品に成分表示がない場合は、メーカーに問い合わせをすると教えてくれますので、ニキビの早期改善のためにも、面倒に思わず聞いてみることをおすすめします。

ニキビ菌の繁殖を抑える殺菌成分

ニキビケアにはニキビの炎症を起こしているアクネ菌を殺菌することで、ニキビを治す化粧品が多くみかけられます。

ニキビケア化粧品の有効成分として使用される「イソプロピルメチルフェノール」「サリチル酸」は、皮膚上の菌類(アクネ菌)の繁殖を抑える殺菌作用がありますが、殺菌成分は敏感肌の人には刺激が強いため、肌がヒリヒリするなど、かえって炎症を悪化させてしまう可能性があります。

またアクネ菌には本来、肌に保湿力を与え皮膚を弱酸性に保ち、肌のバリア機能を正常に保つ効果もありますので、殺菌効果が高いイソプロピルメチルフェノールやサリチル酸で必要なアクネ菌も殺菌されてしまうと、肌のバリア機能が低下し、ますますニキビが出来やすい敏感肌になってしまいます。

ニキビの赤みが気になる場合は、お肌の炎症を抑えてくれる抗炎症作用がある「グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)」が配合された化粧品で炎症を抑えることをおすすめします。

毛穴を引き締める作用があるエタノール

エタノールは殺菌作用や毛穴を引き締める効果があるため、ニキビケア用の化粧品に多く含まれています。

しかし、エタノールは刺激が強いため、肌への負担が大きく、蒸発する際に肌の水分を奪ってしまうため、保湿が重要な敏感肌ニキビの方は避けましょう。

化粧品の商品説明に「アルコールフリー」「ノンアルコール」「アルコール無添加」と記載された商品にはエタノールが入っていませんので、これらエタノールが入っていない化粧品を選ぶことをおすすめします。

角質を除去するピーリング成分

皮膚科でのニキビの治療には、毛穴を詰まらせている角質を除去し、ニキビの元となる角栓が詰まるのを防ぐピーリング治療があります。

化粧品にも「乳酸」「グリコール酸」と呼ばれるピーリング成分が含まれたニキビケア化粧品がありますが、敏感肌の人のニキビケアにはおすすめできません。

ピーリング治療はある意味、皮膚表面を溶かして角質を除去するので、当然皮膚には刺激が強く、炎症を起こしターンオーバーが乱れる悪い肌環境をまねく可能性があるからです。

使用直後はニキビの改善が見られるケースもありますが、ニキビを繰り返さないために使用は控えましょう。

化粧品を長持ちさせる防腐剤、保存料

化粧品には、化粧品が腐らないために保存料や防腐剤が含まれています。

保存料、防腐剤には様々な種類があり、代表的なものは、ブチルパラベン、プロペルパラベン、エチルパラベン、メチルパラベン、フェノキシエタノールBG(ブチレングリコール)などがあげられます。

洗浄剤の表

防腐効果が高いブリルパラペンは殺菌作用もあり刺激がとても高いため、刺激に弱くなっている敏感肌ニキビの方が使うと、炎症を引き起こし、ますます敏感肌やニキビを助長してしまう可能性が高いので使用は控えることをおすすめします。

防腐剤は、化粧品の品質を保つために必要な成分ですので、全てを避けるわけではなく、フェノキシエタノールやBGなどの、比較的刺激の少ない成分を選んでいきましょう。

見た目をよくする合成着色剤

化粧品には、製品自体を美しく見せるために天然には存在しない色味を、人工的に作り出した合成着色剤が含まれています。 化粧品の成分表を見ていただくと “FD&C”、“D&C”などを記載があるものは合成着色剤入りの化粧品です。

この合成着色剤は、発ガン性を持っていると言われるほど肌への刺激が強いため、肌のバリア機能が低下し、刺激に弱くなっている敏感肌の人が使うと炎症を起こし、ますますニキビが悪化する可能性があります。

合成着色剤は見た目を彩るだけで、肌へ良い影響を与えませんので、合成着色剤フリーの化粧品を選ぶことをおすすめします。

香り付けに使われる合成香料

化粧品には、天然には存在しない香りを、人工的に作り出した合成香料が含まれています。

代表的な成分には、アセト酢酸エチルやアセトフェノン、アニスアルデヒドなどがあります。

合成香料の多くが刺激の強い石油由来成分から出来ているため、バリア機能が低下し、刺激に弱くなっている敏感肌の人は注意が必要です。

また合成香料は、ニキビの原因の一つであるホルモンバランスの乱れを引き起こすため、合成着色剤入りの化粧品を使うことでニキビが悪化する可能性もありますのでご注意ください。

化粧品の成分表示をみると、「香料」との表記のみで実際に何が使われているかを知ることができませんので、「香料」の記載がある化粧品は避けることをおすすめします。

美白効果やニキビ予防に効果があるビタミンC誘導体も要注意

ニキビといえばビタミンC不足を連想する方も多いと思います。

実際に、ニキビ予防に効果があるビタミンC誘導体が配合された化粧水は多くの化粧品メーカーから販売されています。

ビタミンC誘導体とは、肌へのビタミンC浸透力を高め、ニキビ予防やくすみのケア、美白効果がある優秀な美容成分です。

しかし、もともとビタミンC自体が強い刺激成分のため、敏感肌ニキビの方が使用する場合は、比較的低刺激な「油溶性ビタミンC誘導体」、もしくは使用を控えることをおすすめします。

(※)本記事内での「美白」は、「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすの原因を防ぐ」ことです。

敏感肌ニキビに効く!おすすめのニキビケア化粧品3選

ニキビケア化粧品は、化粧品メーカーから多種多様に販売されています。おすすめのスキンケア3つを紹介します。

ノンエー石鹸

ノンエー石鹸の特徴

  • 医薬部外品「グリチルリチン酸2K」配合でニキビの炎症を効果的に抑えられる
  • 無着色・無鉱物油・無エタノール・無香料で肌にやさしい処方で、敏感肌の人も安心
  • 10日間は全額返金が出来ますので、安心してお試しできる

・価格:2,940円
・内容量:石けん1個(100g)+お試し用石けん(12g)
・特典:初回限定でローション(10ml)ジェル(5g)付き
・主成分:グリチルリチン酸ジカリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、ローヤルゼリーエキス など


ラ・ミューテ

ラ・ミューテのイメージ図

ラ・ミューテの特徴

  • 保湿の王様セラミドの中でも最も保湿効果が高い「ヒト型セラミド」を配合で潤い◎
  • 「パラベン・鉱物・合成着色料・石油系界面活性剤・アルコール」5つのフリーで肌に優しい
  • 180日間の全額返金保証があるので、自分の肌に合うか試すことができる

・価格:8,550円
・内容量:2か月分(洗顔料・化粧水・美容液)クレンジングはなし
・特典:180日間の全額返金保証、オリジナル泡立てネット、女性ホルモンセルフケアBOOK
・主成分:3種のヒト型セラミドナ・ヒアルロン酸・ナノコラーゲン など


ルナメアAC

ルナメアACのイメージ図

ルナメアACの特徴

  • ルナメアACはサリチル酸,アルコール不使用の肌に優しいニキビ用コスメ
  • 洗顔料、化粧水、保湿クリームの3点セットが1,000円という手頃さ
  • 180日間は全額返金が出来ますので、安心してお試しできる

・価格:1,000円
・内容量:1週間分(クレンジング・洗顔料・化粧水・乳液)
・特典:180日間の全額返金保証、オリジナル泡立てネット、女性ホルモンセルフケアBOOK
・主成分:グリチルレチン酸・トコフェロール酢酸エステル・天然ビタミンE など


敏感肌の人の場合、「どの成分が刺激になるか」はどうしても個人差があります。

購入した化粧品は必ずパッチテストを行い、肌が痛まないか、ヒリヒリしたりしないか、自分の肌に合うのか確かめましょう。

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