20歳からは大人ニキビ!年齢によるニキビの原因と対策を徹底解説

ニキビと乾燥に悩む女性のイメージ画像

10代の頃に多くの人が経験する肌悩みの1つとしてあげられるのがニキビ。

年齢を重ねるにつれてニキビが落ち着いた方もいれば、今も変わらずニキビに悩まされ続けている方もいるのではないでしょうか。

実は、ニキビは「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」の2種類に分けられ、それぞれのニキビが出現する年齢も、原因も異なります。

本記事では、「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」ができる年齢の目安とそれぞれの特徴に加え、大人ニキビを防ぐケア方法を紹介します。

“大人ニキビ”って何歳から?

鏡を見て悩む女性

10代の頃にできるのが「思春期ニキビ」であるのに対し、20代以降に見られるのが「大人ニキビ」です。

「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」では、ニキビができる原因も対策も異なりますので、具体的にどんな違いがあるのか、くわしく解説していきます。

10代に多くみられるのは思春期ニキビ

思春期ニキビは、一般的に心と身体が急激に成長する第二次性徴期にあたる12〜18歳頃の思春期に多く見られるのが特徴。

思春期の第二次性徴期には成長ホルモンが増加していくのにともなって、皮脂が過剰に分泌するようになるため、毛穴に皮脂が詰まって大人ニキビを作り出してしまうのです。

思春期ニキビは第二次性徴期のはじまりともいわれる12歳頃から肌にあらわれるようになり、成長ホルモンの影響による皮脂の過剰分泌がピークを迎える16歳頃に悩まされる人が多く見られます。

16歳頃を過ぎると成長ホルモンの増加は徐々に落ち着くため、18歳頃には思春期ニキビが気にならなくなる人も多い一方で、中には20歳頃まで成長ホルモンの影響を受けて思春期ニキビが続く場合もあります。

20歳以降も続くのが大人ニキビ

大人ニキビは、一般的に20歳以降にできるニキビのこと。

思春期を過ぎても思春期ニキビがおさまらず、肌にニキビができ続けてしまったり、20歳前後に思春期ニキビ一度落ち着いたと思ったのに、またニキビできたりしてしまった場合には、大人ニキビと判断することができます。

大人ニキビの原因は、思春期ニキビに見られる皮脂の過剰分泌だけでなく、精神的なストレスや睡眠不足といった生活習慣の乱れも原因として考えられるため、原因が特定しにくいのが特徴です。

大人ニキビと思春期ニキビでは、できる場所や症状、対策も異なっているので、それぞれの見極めポイントをチェックして、大人ニキビにぴったり合ったスキンケアを取り入れましょう。

大人ニキビと思春期ニキビの見極めポイント

気になって鏡を見る女性

思春期ニキビと大人ニキビの原因や特徴から自分自身のニキビがどちらかを見極め、大人ニキビに合った適切なスキンケアを行うことが、大人ニキビに対する悩み解決の近道。

特に思春期ニキビと大人ニキビのどちらもできる可能性のある20歳前後は、思春期ニキビと大人ニキビの見極めが難しい時期でもあるため、間違ったスキンケアを取り入れて肌悩みが悪化することも考えられます。

自分自身に今できているニキビが思春期ニキビと大人ニキビのどちらなのか、これから紹介する大人ニキビの原因や特徴と照らし合わせて確認してみてくださいね。

【特徴】Uゾーンにできやすいのが大人ニキビ

思春期ニキビは、成長ホルモンの影響により皮脂分泌が過剰になることから、皮脂分泌の多い額から鼻にかけてのTゾーンやこめかみなどにできやすいのが特徴です。

一方大人ニキビができやすいのは、ホルモンバランスの乱れによる影響を受けやすいあごや口周りとなどのUゾーンになります。

あごや口周り、フェイスラインといったUゾーンは、毛穴の数や大きさがTゾーンと比べて小さい分、少しの皮脂でも詰まりやすいのが大きな特徴といえます。

大人ニキビは、精神的なストレスや食生活の乱れ、睡眠不足から女性ホルモンのバランスが乱れやすくなるため、ストレスや寝不足などによるホルモンバランスの乱れとも深く関わっており、特にUゾーンは、さまざまなホルモンの影響によって皮脂分泌が増加しやすい部位のため、大人ニキビがでやすい傾向にあります。

【原因】乾燥やストレスも大人ニキビの原因に

ストレスを抱える女性

思春期ニキビと大人ニキビが大きく異なるポイントは、思春期ニキビが皮脂の過剰分泌で発生するのに比べ、大人ニキビは皮脂の過剰分泌だけでなく乾燥やストレス、生理周期に食生活といったさまざまな原因が考えられるということ。

大人ニキビができる3つの原因をまとめたので、自分自身の大人ニキビが何によって引き起こされているのかを確認して、大人ニキビができる原因に合わせたスキンケアを実践するようにしてください。

肌の乾燥が大人ニキビを引き起こす理由

肌は乾燥すると紫外線や洗顔時の摩擦などの外部刺激から肌を守るバリア機能が低下することで、肌が日々新しく生まれ変わる「肌のターンオーバー」がうまく働かなくなります。

肌のターンオーバーがうまく働かなくなると、新しい肌細胞が再生されないため、肌表面に古い角質がたまり続けて毛穴をふさぎ、大人ニキビを発生させてしまうのです。

生理周期によって大人ニキビを引き起こす理由

女性の場合、生理周期によってホルモンバランスが変わり、排卵後から次の月経の直前までの期間は黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響を受けます。

黄体ホルモン(プロゲステロン)は過剰に皮脂を分泌する作用があるため、皮脂が毛穴詰まりを起こし、大人ニキビが発生しやすくなるのです。

睡眠不足・ストレスが大人ニキビを引き起こす理由

また睡眠不足やストレスによって、自律神経が乱れることも大人ニキビの原因の1つ。

人はストレスを感じると自律神経のうち、身体を活動モードにする交感神経が優位になることで、体内の男性ホルモンが増加してしまいます。

すると男性ホルモンが持つ作用により、角質が厚くなり、過剰に皮脂が分泌されることで大人ニキビの原因を作ってしまうのです。

「大人ニキビ」っていつまで続くの?

頬に手を当てて悩む女性の画像

身体が成長する一次的な成長ホルモンの増加にともなってできる思春期ニキビに比べて、肌質や生活習慣の乱れが原因でできる大人ニキビは、原因を1つひとつ解消しない限り、繰り返しでき続けてしまいます。

大人ニキビがいつまで経っても治らないことに悩んでいるという人は、睡眠時間を増やしたり、栄養バランスの整った食事を心がけたりと、大人ニキビの原因として考えられることを1つずつ減らしていくのが重要ですよ。

更年期は大人ニキビができやすい

「いつまで大人ニキビに悩むんだろう」と頭を抱える女性にとっては残念に感じるかもしれませんが、大人ニキビは更年期にできやすい傾向にあります。

更年期とは、卵巣の働きが低下して月経がなくなる「閉経」をはさんだ前後5年間を指し、日本人の平均閉経年齢は約50歳であることから、一般的に更年期は45〜55歳あたりをいいます。

更年期に大人ニキビができやすくなる原因は、2つの女性ホルモンのバランスが乱れやすくなる時期だから。

女性の体内では、主に「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」という2つの女性ホルモンがバランスをとりあっています。

しかし更年期にさしかかると、肌にハリとうるおいを与える作用のあるエストロゲン(卵胞ホルモン)が減少することで肌が乾燥して、大人ニキビを発生させてしまうのです。

また年齢を重ねるにつれて、肌表面を新しく生まれ変わらせるターンオーバーが遅くなり、古い角質が毛穴を詰まらせやすくすることも大人ニキビの原因の1つとなります。

しつこい大人ニキビを撃退する美容ポイント4つ

元気な女性

大人になってからも肌を悩ます大人ニキビは、しつこく繰り返したり、治りにくかったりするのが特徴。

そのため、日頃からスキンケアや食生活に注意して、大人ニキビの予防・改善を行いましょう。

【ポイント1】低刺激の洗顔料で泡洗顔

大人ニキビに悩む人の中には、皮脂汚れを洗い流そうと、手に力をこめてゴシゴシ洗顔をする人もいますが、洗顔の際に顔をゴシゴシこすると摩擦によって肌内部の水分や皮脂を必要以上に奪ってしまうため、肌が乾燥して大人ニキビをできやすくしてしまいます。

こすり洗いによる肌への摩擦をなくすために、洗顔をするときには卵1個分程度のふんわりした泡のクッションをつくり、肌を包み込むようにして洗顔することを心がけましょう。

さらに1日に何度も洗顔したり、洗浄力の強い洗顔料を使ったりすることも肌の乾燥が原因の大人ニキビにつながりかねないので控えるようにしてください。

年齢を重ねてもなかなか治らない頑固な大人ニキビに効果的な洗顔料や洗顔方法が知りたい人は、以下の関連記事もぜひ参考に読んで、日々のスキンケアに取り入れることをおすすめします。

【ポイント2】ビタミンA・C・Eを摂取

サプリメント

ビタミンには、皮脂の分泌をコントロールして、肌のターンオーバーを正常に機能させる働きがあるため、不足すると大人ニキビができやすい肌環境を作り出してしまいます。

特にビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは、高い抗酸化作用があるため、角質を厚くして毛穴詰まりを起こし、大人ニキビの炎症の原因となる「活性酸素」を除去する働きがあります。

日頃からビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが含まれた食材を積極的に摂り入れて、大人ニキビの予防・改善につとめましょう。

年齢を重ねても繰り返す大人ニキビに効果的なビタミン

  • ビタミンA(レバー、ひじき、にんじん、ほうれん草、かぼちゃ)
    肌の皮脂バランスを保ち、さらに肌のターンオーバーを整えることで肌の角質を定期的にはがれ落とし毛穴詰まりを予防することで、大人ニキビのできにくい肌環境をつくります。

 

  • ビタミンC(赤ピーマン、ケール、アセロラ、レモン、キウイフルーツ)
    大人ニキビの炎症をおさえる働きがあり、コラーゲンの生成をサポートするため、ニキビ跡のケアにも効果が期待できます。

 

  • ビタミンE(アーモンド、落花生、カボチャ、ほうれん草、アボカド)
    ニキビの炎症や悪化を抑える働きがあるとともに、血行を促進し肌のすみずみまで栄養素を送り届けることで、肌のターンオーバーを促し肌の生まれ変わりをサポートすることで、大人ニキビを防ぎます。

さらに詳しく大人ニキビに効く食べ物を知りたい方は「大人ニキビを内側から改善する食べ物55選|悪化させる食生活も紹介」を見てください。

【ポイント3】冷え改善でニキビを防ぐ

身体が冷えて血流が滞ると、肌のすみずみまで栄養が行き届かなくなり、余分な老廃物が身体の中にたまりやすくなります。

老廃物が身体の中にたまると肌のターンオーバーが乱れ、剥がれるべき古い角質が毛穴に残って詰まらせるため、大人ニキビができてしまうのです。

大人ニキビのないツルツル素肌を目指すためにも、日頃から身体を冷やす冷たい飲み物や食べ物を控えて、適度な運動を心がけるなどして、身体の冷えを解消しましょう。

【ポイント4】紫外線対策でニキビを予防

「日焼け止めはニキビを悪化させてしまうのでは」と不安を感じる方もいるかもしれませんが、紫外線対策を行わない無防備な肌でいる方がニキビの悪化につながってしまうのです。

肌は紫外線を浴びると、肌を守ろうとする働きで角質が硬く厚くなり、毛穴をふさぐことで大人ニキビができやすくなります。

また紫外線を浴びた肌は乾燥しやすくなるため、バリア機能が低下し、肌のターンオーバーの乱れることにつながります。

そのため古い角質が蓄積し、毛穴詰まりにより大人ニキビが出現してしまうのです。

大人ニキビができた肌に日焼け止めを使う場合は、肌の乾燥や刺激を引き起こしやすいメトキシケイヒ酸エチルヘキシルなどの「紫外線吸収剤」が入った日焼け止めは避けるようにしましょう。

そのため、大人ニキビに使用する日焼け止めには、肌への負担がない酸化亜鉛などに代表される「紫外線散乱剤」配合の日焼け止めを選ぶのがベター。

また日焼け止めに配合されている油分はアクネ菌のエサになってしまうため、オイルフリーのものがおすすめです。

【ポイント5】保湿力の高い化粧水を選ぶ

花と美容液

大人ニキビは乾燥によっても引き起こされるため、普段からしっかり肌にうるおいを与えることが重要です。

大人ニキビの肌には、肌の角質層に水分を閉じ込めうるおいを持続する「セラミド」や、角質層の水分を抱えこみ水分の蒸発を防ぐ働きをもつ「ヒアルロン酸」配合の化粧水がおすすめ。

ニキビができてしまった肌はとても敏感な状態のため、手でやさしく顔をつつみこむようになじませて、化粧水をつけるようにしましょう。

注意!化粧水をコットンでつける場合

コットンの繊維は、炎症を起こしたニキビ肌への刺激となり、改善を遅らせてしまう原因に繋がります。ニキビが炎症しているときはコットンの使用を控えましょう。

おすすめ記事