オールインワンゲルの保湿効果は低いって本当?最新肌スコープで調査

たった1つで肌のケアが済んでしまう、便利なオールインワンゲル。

しかし化粧水・美容液・クリーム…と丁寧に行っていく普通のスキンケアと比べたら、手間がかからないぶん肌への保湿効果が低そうだなぁ、と思ったことはありませんか?

そこで本記事では、化粧品を塗った後の状態を調べられる機器「肌スコープ」を使用し、

・オールインワンゲルを塗った後の肌の保湿状態

・普通に化粧水・クリームを塗った後の肌の保湿状態

を比較してみることにしました。

本記事でオールインワンゲルの本当の保湿効果を確かめ、きちんと納得できる商品を使ってくださいね。

オールインワンゲルの基本的な特徴については、こちらの記事で紹介しています。
オールインワンゲルのメリット・デメリット」

オールインワンゲルは保湿効果が低いのでは?と言われる訳

考える女性の横顔Webや口コミでオールインワンゲルのことを調べていると、ときどき「オールインワンゲルは普通のスキンケア化粧品より保湿効果が低いんじゃないか」「本当に1本でスキンケアができるのか」と心配している人を目にします。

lineA

◆オールインワンゲルの保湿効果でよく心配されていること

普通のスキンケア化粧品より保湿成分が少ないのでは?

普通のスキンケアだと、化粧水・美容液・乳液・クリーム…と何種類もの基礎化粧品を使います。

しかしオールインワンのスキンケアの場合は1本しか使わないため、容量の関係上、保湿成分の配合量が少ないのではないかと心配されがちです。

肌に保湿成分が浸透しなそう…

オールインワンゲルを使ったスキンケアでは、「化粧水で肌をやわらかくし、美容成分を浸透しやすくする」という手順を省略するのが一般的です。

そのため、オールインワンゲルに配合された保湿成分は効果を発揮しにくいのではないかと言われています。

lineA

いくらオールインワンゲルが便利なスキンケアアイテムとはいえ、保湿力が物足りないなら使用ををためらってしまいますよね。本当にオールインワンゲルの保湿効果は今ひとつなのでしょうか?

そこでハリツヤ研究員は、エスティックサロンでも使用されている最新機器を使い、オールインワンゲルの実力を調査してみることにしました。

本当に保湿効果が低いの?最新の肌スコープで検証!

本検証では、「普通のスキンケア(化粧水+クリーム)」と「オールインワンゲルでのスキンケア」の保湿効果を画像付きで比較していきます。

検証で使用したエスティックサロン用機器「肌スコープAPI-100」

肌チェッカー

画像引用:株式会社コスモ・ティアンドエフ公式HP

「API-100」は、エスティックサロンをはじめとする美容業界の会社専用に販売されている肌スコープです。

専用機器を肌や髪に押し当てると、水分や油分、色素沈着、ニキビなどの状態を細かく分析することができます。

「化粧水+クリーム」の保湿効果検証

検証で使用した化粧水とクリーム

化粧水◆アベンヌ「スキンバランスローション SSn」

クリーム◆アベンヌ「スキンバランスクリーム EXSS」

アアベンヌの化粧水・クリーム「スキンバランスローション SSn」「スキンバランスクリーム EXSS」は、フランスのアベンヌ温泉水を主成分とした基礎化粧品。

アベンヌ温泉水は天然のミネラルを豊富に含んでいるのが特徴で、フランス政府からも直々に「皮膚医学上から見て公益のある水」と公認されています。

ミネラルによる美容・保湿効果だけでなく、肌への安全性も国際的に高く評価されている温泉水なので、肌が刺激に弱い人でも安心して使用できますよ。

①肌スコープ使って、何も塗っていない肌の状態を調べます。

◆素肌の水分・弾力・油分の状態

素肌の水分・弾力値 素肌の油分値素肌の状態を数値で表すと、

水分値⇒20(平均55)点

弾力値⇒22(平均60)点

油分値⇒Uゾーン5(平均61)点・Tゾーン11(平均61)点

となっており、乾燥していることが分かりました。

②肌に化粧水とクリームを塗ります。
検証画像

普通のスキンケアのやり方と同じく、化粧水で肌を湿らせたあとクリームで保湿しました。

③クリームが肌に馴染んでベタつかなくなったら、肌スコープで保湿状態を調べます。

◆「化粧水+クリーム」でケアした肌の水分・弾力・油分の状態

検証後の水分・弾力値 検証後の油分値

化粧水とクリームを塗った後の肌は、

水分値⇒71(平均55)点

弾力値⇒78(平均60)点

油分値⇒Uゾーン23(平均61)点・Tゾーン39(平均61)点

となっており、水分値・弾力値は合計で107点アップ、油分値はUゾーン・Tゾーン合計で46点アップしたことがわかりました。

「オールインワンゲル」の保湿効果検証

検証で使用したオールインワンゲル

オールインワンゲル◆アベンヌ「ミルキージェル」

アベンヌのオールインワンゲルアベンヌの化粧水・クリームと同じく、温泉水を主成分に摂りいれたオールインワンゲル。

「ミルキージェル」にはヒアルロン酸やスクワラン、グリセリンといった保湿成分が豊富に配合されており、化粧水とクリームの2つの役割を果たすことができます。

2015年には、ビューティサイトMAQUIAの「スキンケア部門」「敏感肌部門」両方で人気1位を取得しました。

①肌スコープ使って、何も塗っていない肌の状態を調べます。
水分値⇒20(平均55)点

弾力値⇒22(平均60)点

油分値⇒Uゾーン5(平均61)点・Tゾーン11(平均61)点

※素肌の数値は、「化粧水・クリームの保湿効果検証」の章のときと変わりません。

②肌にオールインワンゲルを塗ります。
検証画像

肌にオールインワンゲルを塗り、手の甲で馴染ませました。

③オールインワンゲルが肌に馴染んでベタつかなくなったら、肌スコープで保湿状態を調べます。

◆「オールインワンゲル」でケアした後の肌の状態

検証後の水分・弾力値2

検証後の油分値2化粧水とクリームを塗った後の肌は、

水分値⇒76(平均55)点

弾力値⇒83(平均60)点

油分値⇒Uゾーン22(平均61)点・Tゾーン21(平均61)点

となっており、水分値・弾力値は合計で115点アップ、油分値はUゾーン・Tゾーン合計で23点アップしたことがわかりました。

検証結果「保湿効果に大きな差はない」

「化粧水+クリーム」の保湿効果

「オールインワンゲル」の保湿効果

  • 水分値・弾力値は合計で107点アップ
  • 油分値は46点アップ
  • こってりした使用感
  • 水分値・弾力値は合計で115点アップ
  • 油分値は23点アップ
  • さらっとした使用感

アベンヌの「オールインワンゲル」と「化粧水+クリーム」で検証した結果、保湿効果はほとんど変わらないことがわかりました。

ただ、ごくわずかですが水分量は「オールインワンゲル」を塗った肌の方が高く、油分量は「化粧水+クリーム」を塗った肌の方が高くなるようです。

サラっとした使い心地が好みの方は「オールインワンゲル」を、モチモチとした使い心地が好みの方は「化粧水+クリーム」を使うことをおすすめします。

ただし、商品によって保湿効果や使用感には差がありますので、購入する前に店頭のサンプル品で試してみてくださいね。

便利なオールインワンゲルを効果的に使う方法と選び方

効果が物足りないときは重ね塗りをする

オールインワンゲルの保湿効果を長持ちさせたいときは、乾燥している箇所に重ね塗りをしてみてください。

特にU字ラインは皮脂の分泌が少ないため、他の部位よりも多くオールインワンゲルを塗ることをおすすめします。

一気に塗らないように注意!

オールインワンゲルを一度に大量に塗ると、モロモロ(肌に浸透しきれず、乾燥して白っぽく固まったゲルのこと)が出てしまう恐れがあるので気をつけてください。

重ね塗りをするときは、メーカーの指定する量を塗った後、手の甲でオールインワンゲルが肌に馴染んだことを確認してから行いましょう。

肌の状態に合わせて美容成分を選ぼう

一口にオールインワンゲルと言っても、たとえば保湿ケア向けのもの、美白ケア向けのもの…と種類があるので、自分が求める美容成分が入った商品を選んでみてください。

lineA

乾燥対策におすすめの美容成分

ヒアルロン酸・セラミド・コラーゲン

(体の中にある保湿成分で、「三大保湿成分」と呼ばれているほど潤い効果が高い)

lineA雪だるま

美白対策におすすめの美容成分

アルブチン・ビタミンC誘導体・ハイドロキノン

(シミの原因となるメラニン色素に働きかける成分で、肌のトーンが暗くなるのを防ぐ)

lineA 赤ちゃんがウィンクしている写真

年齢肌対策におすすめの美容成分

プラセンタ・レチノール

(プラセンタは肌の新陳代謝を促進させ、レチノールはしわを目立たなくすることができる)

肌に刺激を与える成分に注意

オールインワンゲルに限った話ではありませんが、化粧品によっては、肌に刺激を与えてしまう成分が入っている商品もあります。

たとえば防腐剤パラベンやアルコールが高配合されているオールインワンゲルは、敏感肌の場合、かゆみや痛みを感じる可能性があるので避けてください。

敏感肌の方の商品選びについては、こちらの記事でくわしく説明しています。
低刺激性のスキンケア化粧品とは

オールインワンゲルで時短美容をしたい方は、本記事を参考に、自分の肌に合った商品の使い方・選び方をぜひ身につけてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です