ベビーオイルでクレンジングはどうなの?使用前に知りたい肌への影響

ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーオイル

赤ちゃんの肌に使えるほど肌に優しいイメージのベビーオイル。

ベビーオイルを使った様々な美容法を見かけることが多くなりましたが、メイク落としとしても使うことができるのでしょうか。

毎日のクレンジングだからこそ、肌への影響は事前に知っておきたいものですよね。

そこで本記事では

☑ベビーオイルの成分特徴から分かった「使う前に知りたい肌への影響」

☑4人の使用者インタビューで分かった「メイクの落ち具合や使用感」

について紹介したいと思います。

さらに、本記事の最後には本当に肌に優しいクレンジングとは何か紹介しているので、自分の肌に合ったクレンジング選びの参考にしてみてくださいね。

ベビーオイルって何でできているの?

羽が生えた赤ちゃん

最近は赤ちゃんや子どもだけではなく、大人のスキンケアやヘアケア、マッサージなど様々なところで使用されているベビーオイル。

「赤ちゃんの肌にも使える」と聞くだけで肌に優しいイメージがありますよね。

しかし、ベビーオイルがそもそも何でできているか、あなたは知っていますか?

ベビーオイルは「ミネラルオイル(鉱物油)」

ベビーオイルの成分表をみると、構成はシンプルで「ミネラルオイル」「酢酸トコフェロール」ふたつの成分でできています。

ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーオイル

酢酸トコフェロールは酸化安定剤なので、ベビーオイルはイコール「ミネラルオイル」といえるでしょう。

※今回はジョンソンアンドジョンソンさんのベビーオイルの成分表を確認しましたが、ほとんどのベビーオイルはミネラルオイルと抗酸化剤の構成となっています。

それでは、ミネラルオイルとは一体どういった特徴をもった成分なのでしょうか。 

ミネラルオイルとは?

 飛び散っているオイル

ミネラルオイルとは、石油からプラスチックなど工業製品を作ったあとにでる廃油を精製したもの。

石油や廃油と聞くと、肌につけても大丈夫なのか心配になるかたもいると思いますが、ミネラルオイルは安全性が非常に高いオイルとして皮膚科でも使われています。

皮膚科でも処方されるほど安全性が高いミネラルオイル

ミネラルオイルが皮膚科で処方されるのは、他の物質と反応を起こさないため安定性が高い物質だからです。

  • 通常の化粧品は反応を起こす可能性

通常の化粧品は、肌表面の角質層には様々な物質が含まれているため、化粧品などに含まれる成分がそれらと反応を起こし、稀にかゆみなどの症状をおこします。

  • ミネラルオイルは反応を起こさない

しかし、ミネラルオイルは、肌に元からある成分や空気中のほこりや紫外線などにも反応を起こさないため、肌に刺激になることはありません。敏感肌のひとでも使いやすいオイルといえるでしょう。

さらにミネラルオイルは酸化も起こしにくく、多くの化粧品に配合されるほど安全性に長けています。

このように、肌に優しいというイメージ通り安全性が高いベビーオイルですが、実はクレンジングに使うことによるデメリットも考えなければなりません

【成分分析】ベビーオイルクレンジングがもたらす肌への影響

ベビーオイルでクレンジングをしたときのデメリットを紹介していきます。

知らず知らずに肌の乾燥がすすむ…

ミネラルオイルは肌に強い膜を作る性質があるため、クレンジング時に使うと皮膚表面にオイルの膜が作られます。

一見すると、ミネラルオイルによって作られたオイルの膜が、肌内部の水分を保持しているようです。

しかし、ミネラルオイルの油は皮脂などの油分を吸収する性質があるため、肌内部の油分がどんどんオイルの膜に移動してしまいます。

ベビーオイルをクレンジングに使うと表面的には肌が潤っているようにみえますが、実際は知らず知らずのうちに肌内部の油分が失われ乾燥する可能性があるのです。

ニキビなど毛穴詰まりのトラブルに

鏡をのぞきこむ外国人女性

ミネラルオイルが作った膜は肌内部の乾燥を引き起こすだけではありません。

クレンジングで残ってしまったミネラルオイルの膜が、毛穴を塞ぐことで雑菌や角栓が溜まりやすくなり、ニキビや毛穴の黒ずみなど肌トラブルの原因にもなりかねません。

入念な洗顔が必要で、かえって肌に負担がかかる

ミネラルオイルの膜が乾燥肌や毛穴詰まりを引き起こしているのなら、クレンジング後にオイルの膜を洗い流してしまえばいいですよね。

しかし、ミネラルオイルは皮膚への吸着力が強く、肌から落としくい性質があります。

またベビーオイルには、油と水を馴染ませることでクレンジングの油分を洗い流しやすくする界面活性剤も含まれていません。

なので、オイルが残りやすく、落とすためには強い洗顔料や、いつもより入念な洗顔が必要となります。

実際に3人の方にベビーオイルを使用してもらったところ、3人全員がオイルを落とすのに何度も洗顔をするなど、クレンジング後に入念な洗顔を行いました。

ゴシゴシ擦るなど必要以上に肌を摩擦すると、肌の皮脂を奪ってしまい乾燥肌の原因になりますので注意が必要です。

ベビーオイルの成分から分かった!
クレンジングがもたらす肌への影響まとめ

  • ベビーオイル自体は安全性に長けたオイルである。
  • ベビーオイルはクレンジング後、洗い流しにくい。
  • ベビーオイルの洗い残りがあると、乾燥肌や毛穴詰まりを引き起こす。

【調査/インタビュー】20~40代女性の率直な感想はいかに…

カウンセリングしている女性

実際に20代から40代までの各年代3人の方にベビーオイルクレンジングを試してもらった使用感を紹介します。

20代女性:床も洗面台もベタベタに…

20代半ばのNさん(混合肌)

ベビーオイルはメイク落ちこそ良かったのですが、べたべたしすぎて嫌な感触しか残らなかったです。

ベビーオイルを洗い流してもベタベタ感が残り、ベビーオイル後に洗顔をしたけど、それでも肌にぎしぎし感が残りました。

床を見てみると肌だけではなく、お風呂場の床や洗面台もヌメヌメに…。

結局、ベビーオイルのクレンジングを使ってみた後に、普段私が使っているクレンジングと洗顔をおこなって、やっといつもの肌になれた感じでした。

クレンジングで使うには蒸しタオル・キッチンペーパーの吸い取りが必須なのかなと思います。

30代女性:化粧汚れ等はすぐに落ちます

30代前半のHさん(乾燥肌よりの普通肌)

いつもオイルクレンジングをすると、肌がカサカサ乾燥していましたが、ベビーオイルでクレンジングした後にツッパリ感、乾燥は感じませんでした!

ベビーオイルは粘りやとろみがあり、肌なじみもよく使いやすいですが、肌にべったり残るので、2回も石鹸を泡立てて洗顔しました。それによる乾燥が心配です。

お風呂上がりに化粧水でいつもより多めに保水をしました。

化粧落ちはというと、ベビーオイルの油と化粧汚れの油でじゅわじゅわっと汚れは浮いて、すぐに落とせます。目に沁みたり、臭ったりもありませんでした。

ベビーオイルは、クレンジング専用にできてないので、ベビーオイル自体が落としにくく顔の化粧落としに使うのは向いてないのかな?と感じました。

40代女性:クレンジング後に入念な洗顔が必要でした

40代半ばのMさん(混合肌)
ベビーオイルでファンデーションは落ちますが、オイルのぬるぬる感が落ちにくいので、洗顔をいつもより入念にする必要がありました。

【まとめ】ベビーオイルクレンジングはおすすめできない!

ベビーオイルの成分や実際に使用した各年代の方の感想から、ベビーオイルクレンジングについて以下3つのことが分かりました。

ベビーオイルクレンジングまとめ

  • メイク落ち:

マスカラ以外の濃いポイントメイク以外はすぐに浮かせることができる。

  • 使用感:

オイルのベタベタ感がなかなか落ちにくく、必要以上に洗顔をすることになる。必要以上の洗顔によって乾燥肌の原因に。

  • 肌への影響:

ベビーオイルの洗い残りがあると、肌の油分をうばってしまう性質があることから乾燥肌や毛穴詰まりを引き起こす可能性がある。

以上の結果から、ベビーオイルを使ったクレンジングはメイクの落ち具合こそ悪くないですが、落ちにくいオイルが乾燥肌を引き起こしてしまう可能性があることが分かりました。

安くてメイク落としとしても使えるベビーオイルですが、使用の際にはクレンジング後にキッチンペーパーや蒸しタオルでオイルをしっかり拭き取ってから洗顔をする必要があります。

家にクレンジングがなくなってしまったときの代わりに使うことはできますが、続けて使うと洗い残しによる乾燥が心配ですので、毎日つかうものはできれば専用のクレンジング剤を選びましょう。

肌に優しいクレンジングを探しているあなたへ…

もしあなたが肌に優しいクレンジングを探しているのならば、植物から得られる油脂を主成分としたクレンジングオイルがおすすめです。

例えば、オリーブオイルやアルガンオイル、米ぬかオイル、ホホバオイルなど近年注目を浴びている美容オイルです。

無印良品のホホバオイル200mlと50ml

本記事で紹介したベビーオイルの主成分となっているミネラルオイルは、メイク落ちは優れていますが、肌に必要な油分も奪ってしまう可能性があります。

一方で、植物由来の油脂を配合したクレンジングの主成分は、私たちの肌と同じ成分なので、皮脂の油分を奪うことはありません。

むしろ、肌に残ったオイルが皮脂同様の働きをするため、皮脂の減少が始まる30代以降のクレンジングに植物由来の油脂はおすすめです。

オリーブオイルやホホバオイルなどの近年注目されている油脂を使ったクレンジング方法にもし興味があったら、以下ページをチェックしてみてください。

使うほど素肌美人に!ホホバオイルクレンジングを勧めたい6つの理由

【検証】オリーブオイルクレンジングの効果とは?6商品を徹底比較

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