敏感肌に冷水洗顔は不向き!正しい洗顔方法で毛穴ケアしよう

毛穴の開きを解消するため、冷たい水を使うことによる新陳代謝の向上の期待、暑い夏場などは涼しさを求めるために・・・など、さまざまな理由から冷水洗顔を行う人がいますが敏感肌の人は特におすすめできません。

メリットよりもデメリットの方が多い冷水洗顔は今すぐ止めて、正しい洗顔方法で毛穴ケアを行いましょう。

敏感肌に冷水を使ってもいい?

赤い綿を並べたクエスチョンマーク

洗顔に適切とされている32~34℃のぬるま湯ではなく、それ以下の温度の水や、氷水のように冷たいと感じるくらいの冷水で洗顔する人も少なくありません。

どんな肌質の人でも冷水での洗顔は可能で効果があるものなのか。

また、敏感肌の人でも実行してよい洗顔方法なのでしょうか。

冷水洗顔とは

透明な子石の数々

海外セレブやモデルの間で毛穴引き締め効果などの美肌効果が期待できると話題となり、日本でもテレビで紹介されて話題となっている冷水洗顔。

真っ先に冷たい水で顔を洗うということが思い浮かびますが明確な定義はなく、真水で洗う洗顔方法・キンキンに冷えた水で洗顔を行う氷水洗顔・冷水と温水で交互に洗い流すという洗顔方法などがあります。

冷水洗顔の効果

頬を触って嬉しそうな女性

冷水で洗顔すると、開いた毛穴が引き締まることで毛穴が目立たない肌にみせることができます。

ほかにも、冷水で刺激を与えることで冷えて収縮した血管が次第に拡張することで血行が良くなるので、栄養が肌に行き渡るようになってくすみが気にならなくなったり、むくみが取れてたるみが改善したりと嬉しい効果も期待できます。

暑い夏に冷水で洗顔すると心地よい爽快感が得られたり、仕事やスポーツで集中したいときの気分の切り替えができる、というのもメリットのひとつです。

敏感肌に冷水はダメ

手で小さくバツを作る女性

毛穴が引き締まり、血行促進の効果が期待できる冷水洗顔ですが、敏感肌の人は特に注意が必要です。

敏感肌の人は健康的な肌質よりも、角質層を守って健やかな肌を保つ役割をする「肌のバリア機能の働き」が低下しています。

肌のバリア機能の働きについて

肌のバリア機能の働きが低下している状態では、紫外線・気温差・摩擦などの刺激・大気汚染物質・アレルゲン物質などの侵入を阻むことができなくなり、赤みやかゆみなどの肌トラブルが起きやすくなっています。

敏感肌の人にとって冷水は、紫外線や摩擦などの刺激・アレルゲン物質などと同様に過剰な刺激となりえるのです。

なぜ冷水洗顔がいけないのか

冷水洗顔にはメリットもありますが、実はデメリットの方が多く、敏感肌の人以外でも体調などによってはさまざまな症状を起こしやすくなるため、注意が必要です。

毛穴がつまって肌荒れや乾燥の原因に

まず、冷水洗顔をすると一時的に毛細血管が収縮し筋肉の緊張により縮むことで毛穴が引き締まるといわれていますが、引き締め効果は30分程度しかもたず、徐々に元の大きさの毛穴に戻ってしまいます。

また、クレンジング時に冷水を使うことで起きやすい問題としては、冷水ではオイルクレンジングが冷えて固まり、肌に残ることで毛穴が詰まって毛穴汚れの原因となることがあります。

毛穴の詰まりは、ニキビや黒ずみなどの肌トラブルの原因になるほか、オイルクレンジングを落とそうと肌を過剰に擦って刺激を与えてしまうことにもつながるため、注意が必要です。

加えて、洗顔後は美容液や化粧水などを使用して保湿を行いますが、冷水洗顔により毛穴が閉じていることで化粧水の成分が浸透しにくくなってしまうのです。

赤ら顔の原因にも

 

冷水洗顔で赤ら顔になった女性

さらに、冷水洗顔を続けることで、寒い地域に住んでいる人たちのような赤ら顔になる可能性が高まります。

「毛細血管拡張症」といわれている症状のことで、外の気温が冷たい場所から家の中など暖かい場所へ頻繁に移動することで血管が収縮と拡張を繰り返し、やがて収縮する力が弱まって血管が拡張しっぱなしになり、血流が通常よりも増えてしまうので頬が真っ赤に見えてしまうのです。

敏感肌の人は、健康的な肌質の人よりも皮膚が薄い傾向にあります。

皮膚のすぐ下には毛細血管が密集しており、皮膚が薄い人は気温差による刺激で収縮、のちに拡張した毛細血管が透けて見えやすいので、より赤ら顔が目立ってしまいます。

敏感肌である以外にも、加齢が原因で女性ホルモンの分泌が減少し新陳代謝が低下すると、コラーゲンの産生や皮脂腺の働きも低下し、肌のハリが失われて皮膚が薄くなってしまうことがあります。

皮膚が薄い状態では肌のバリア機能が低下し、紫外線や摩擦などの刺激・アレルゲン物質などの侵入を防ぎきれずに炎症を起こしやすくなっているので、敏感肌の人と同様に冷水には注意しなければなりません。

敏感肌の人の正しい洗顔方法

洗面台とタオル

敏感肌の人は毛穴を詰まらせて肌荒れを起こしたり、赤ら顔の原因となってしまう冷水を使用した洗顔は今すぐやめて、3つのポイントを守って正しく洗顔し、健康な肌を目指しましょう。

3つのポイントを守って洗う

上に掲げている3ほんの指

敏感肌の人は、「温度」「洗顔時間」「洗顔時の摩擦や低刺激石鹸を使って肌に過度な刺激を与えない」という、3つの洗顔ポイントを守って洗いましょう。

水の温度については32~34℃のぬるま湯洗顔が好ましいとされていますが、日によって肌表面の温度が高かったり季節によっては冷たく感じることもあります。

32~34℃のぬるま湯を使用することが基本ではありますが、あまり温度に過敏になり過ぎず、自分が「冷た過ぎず・刺激が少なく・心地よい」と感じるぬるま湯で洗顔することが大切です。

長時間肌に洗顔料の成分が付いていたり擦ったりしていると肌へ負担がかかってしまうので、泡を肌に乗せてから、なるべく1分以内に肌を擦らないように洗い流すことを心がけましょう。

また、石鹸などの洗顔料は低刺激のものを選ぶことが大切です。

合成界面活性剤や合成保存料・合成着色料などの化学成分は敏感肌の人にとっては刺激となるので、やさしく毛穴の汚れを落とせる無添加石鹸を使いましょう。

無添加石鹸というのは、石鹸の素材だけで作られたものをいい「純石鹸」と呼ばれています。

純石鹸は水に触れるとアルカリ性に変化する性質があり、アルカリ性はたんぱく質を溶かす働きがあるので古い角質や皮脂などをやさしく落とすことができるのです。

無添加石鹸で洗顔する際は、泡立てネットを使用してキメ細かい泡を作り、皮脂の分泌が多い鼻などから洗いはじめ、最後に皮脂が少ないところを洗うと肌を守る役割がある大事な皮脂まで洗い流さずに洗顔することができます。

洗顔後に拭くタオルは、パイル地やガーゼ素材などの肌にやさしい素材のタオルを使ってやさしく押さえるようにして水分を拭き取り、肌を守りましょう。

すぐに保湿すること

両手で頬を触って目を閉じている女性

敏感肌の人は、肌のうるおいを保って紫外線や摩擦などの刺激・アレルゲン物質などから肌を守る役割のある皮脂が少なく、肌内部の水分が蒸散してしまうので、洗顔が終わったらすぐに保湿しましょう。

敏感肌の人は肌のバリア機能の働きが低下しているのですが、肌のバリア機能というのは角質層にある細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)や皮膚の表面にある皮脂膜の3つのバランスが良い状態のことをいい、敏感肌の人は皮脂膜や角質層の水分量も少ないのです。

細胞間脂質の主成分はセラミドという保湿成分なので、セラミド成分配合の高保湿化粧水で肌にうるおいを与えて、保湿クリームなどで水分を蒸散させないようフタをして皮脂膜の役割のように保湿することが大切です。

セラミドは角質細胞の間で水分を保つ役割があるので、セラミド配合のスキンケア化粧品を使うことで肌が潤い角質層もふっくらして毛穴の開きを抑えることができるほか、ターンオーバー(肌の新陳代謝)も整います。

まとめ

毛穴が開く原因として、加齢によるたるみが原因の場合と、間違ったスキンケアにより肌が乾燥したり敏感になってしまうことが挙げられます。

冷水洗顔によるスキンケアでは毛穴を引き締めるどころか、様々な肌トラブルの原因になりえることがわかりましたね。

加齢や敏感肌などの肌トラブルによる“たるみ毛穴”は、コラーゲンの減少など肌のハリを失うことが原因なのですぐに改善することは難しいのですが、間違ったスキンケアはすぐに正すことができるので、冷水洗顔はやめて正しい洗顔やスキンケア方法を早速実践してみましょう。

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