クレンジングは成分に注目!肌に悪い成分や選び方のポイントを解説

「肌への負担は少なく、メイクはしっかり落とす」クレンジングを見つけるには、成分をしっかり見極めることが大切です。

クレンジングに必要な成分、肌に悪い成分など、クレンジングを選ぶときのポイントをわかりやすく解説します。

クレンジングの成分、チェックしていますか?

花とクリーム

メイクをする人には、欠かせないクレンジング。

シミやそばかすをしっかり隠すファンデーションやボリュームたっぷりのマスカラなど簡単には落とすことができないメイクも増え、クレンジングの重要性も増しています。

私達が普段使っているメイクアップ化粧品には多くの油性成分が配合されているのですが、クレンジングが不十分だと油性成分が肌に残り、酸化して「過酸化脂質」
となります。

過酸化脂質は肌に刺激を与えシミやくすみの原因になったり、炎症をおこしたりするので、メイクは寝る前にしっかり落とすことが大切です。

クレンジングに求められる役割は「メイクをしっかり落とすこと」ですが、ただ落とせばいいというわけではありません。

油性成分を落とすために洗浄力の強い界面活性剤を使ったり、ゴシゴシと肌を擦るようにしてメイク落とすと、肌に大きな負担をかけてしまいます。

クレンジングの成分や摩擦によって肌に刺激を与えると、肌の一番表面にある角質層が傷つきます。

角質層はわずか0.02mmという薄い組織で、「肌を外部の刺激から守る働き」「肌の水分を保つ働き」という、肌の健康に欠かせない重要な役割を果たしています。

「肌の角質層をできるだけ傷つけない」ということもクレンジングに求められる大切な役割です。

クレンジングには、「肌の角質層をできるだけ傷つけない」で「メイクをしっかり落とす」ことが求められています。

そのためにも、「なんとなく」クレンジングを選ぶのではなく、クレンジングの成分をちゃんとチェックしてから、安全性の高いクレンジングを選ぶようにしましょう。

「メイクが簡単に落ちる」というクレンジングは強い洗浄力のある成分が配合されている可能性が高く、「界面活性剤不使用」と書かれているクレンジングは濃いメイクは落とすことができない場合が多いです。

クレンジングの成分が分かるとクレンジング力の強さや特徴を知ることができます。

クレンジングの成分は商品のパッケージの裏などに記載されていますが、普段クレンジングを買うときに、成分表をチェックすることはありますか?

成分表には見慣れないカタカナや英字が並び、わかりづらい部分もありますが、主要な成分が分かれば、「洗浄力が強い」、「肌に優しい」といったクレンジングの性質を知ることができます。

本記事では、あなたに合ったクレンジング選びができるように、クレンジングの成分の見方について詳しく解説します。

クレンジングに含まれる肌に悪い成分とは

 

薬品が入った瓶

クレンジングを選ぶとき、一番気になるのが「肌に悪い成分」が入っているかどうかです。

クレンジングのどんな成分が肌に悪いのか、どうやって見分ければいいのか、成分をチェックするときのポイントを解説します。

界面活性剤は肌に悪い?

クレンジングの成分で最も気になるのが「界面活性剤」ではないでしょうか?

クレンジングを構成する成分は大きく分けると「油性成分」「水溶性成分」「界面活性剤」からできています。

界面活性剤と聞くと、肌に悪い成分というイメージがあるかもしれませんが、クレンジングには界面活性剤はなくてはならない成分です。

メイクの原料はベースになる「粉体」(タルク、マイカ、シリカなど)と色を付ける「顔料」、「粉体」と「顔料」を結合させるための「油性成分」の3つです。

「粉体」や「顔料」を肌に密着させているのは「油性成分」で、メイクを落とすためには「油性成分」を落とすことが必須となります。

「油性成分」を落とすために必要なのが、界面活性剤です。

界面活性剤の「界面」とは本来混ざり合わない水と油の間にある境界のことで、界面活性剤は水と油の境界にある壁を崩して、お互いが混ざるようにする働きを持っています。

クレンジングで油性成分が落とせるのは、界面活性剤によってメイクの油性成分と水が混ざり合うからで、クレンジングには界面活性剤の働きが必要なのです。

クレンジングに配合されている界面活性剤のほとんどは、油と水をなじませる「乳化」という働きを持った界面活性剤で、クレンジングを洗い流してしまえば肌への刺激はほとんどありません。

肌に悪い成分として注意が必要なのは、強い洗浄力を持った石油系合成界面活性剤です。

洗浄力の強い石油系合成界面活性剤は、メイクなどの油分を落とすだけでなく、肌の角質層にある角質細胞や細胞間脂質(セラミドなど)も洗い流してしまいます。

角質層が傷つくと、肌のバリア機能が低下し、肌の乾燥や肌荒れなどが起こるので、石油系合成界面活性剤はおすすめできません。

クレンジングを選ぶときに避けた方がいい合成界面活性剤には様々な種類があり、全ての合成界面活性剤の名前を覚えることはできませんが、以下の方法で合成界面活性剤をある程度見分けることができます。

  • ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸など名前に「硫酸」がつく
  • スルホン酸ナトリウムなど名前に「スルホン酸」がつく
  • ラウリル硫酸TEAなど名前の最後に「TEA」がつく

「硫酸」「スルホン酸」「TEA」の付いた成分が成分表にあるクレンジングは、洗浄力が強すぎるので、毎日使うクレンジングとしては避けた方がいいでしょう。

クレンジングオイルの成分に注意

クレンジングには、オイル、クリーム、ジェルなど色々な種類がありますが、クレンジングオイルは特にクレンジング力が高く、肌の敏感な人にとっては刺激を感じる場合もあるので注意が必要です。

クレンジングオイルを選ぶときには、ベースとなるオイルの種類をチェックします。

クレンジングオイルに使われる主なオイルの種類は大きく分けて「炭化水素油系」「エステル系」「油脂系」に分かれます。

【クレンジングオイルに使われるオイルの種類と特徴】

  オイル名 特徴
炭化水素油系 ミネラルオイルなど 脱脂力が強く肌が乾燥しやすい
価格が安い
エステル系 ホホバ油
エチルヘキサン酸セチル
パルミチン酸イソプロピルなど
炭素水素系オイルよりは脱脂力がマイルド
価格が安い
油脂系 コメヌカ油
アーモンド油
ココナッツ油
オリーブ油など
肌への負担が最も少ない
価格が高い

クレンジングオイルで特に気をつけたいのが、炭化水素油系と呼ばれる「ミネラルオイル」が主成分のクレンジグオイル。

ミネラルオイルは石油を精製したオイルで、肌への刺激は低いのですが、他のオイルより油性成分となじむ力が強くクレンジングとして使うと、メイクだけでなく肌を守っている皮脂も強力に落としてしまいます。

クレンジングオイルの成分表を見ると、一番初めに主成分のオイルが表示されています。

成分表の最初に「ミネラルオイル」が表示されているクレンジングオイルは、皮脂を落としすぎる可能性があるので注意が必要です。

特に乾燥肌、敏感肌の人は皮脂の分泌が少ないので、「ミネラルオイル」が主成分のクレンジングオイルは避けるようにしましょう。

敏感肌の人が刺激を感じやすい成分

敏感肌の人は、肌を外部の刺激から守る角質層が傷ついているので、普通の人なら刺激を感じない成分にも刺激を感じたり、肌トラブルが生じることがあります。

上で紹介した洗浄力が強い合成界面活性剤を避けることはもちろんですが、他にも敏感肌の人が刺激を感じやすいクレンジングの成分があります。

【敏感肌の人が刺激を感じやすい成分】

1.乳化系の界面活性剤

水と油を混ぜ合わせる目的(乳化)で使われている界面活性剤は、強い洗浄力を持った界面活性剤よりは低刺激ですが、敏感肌の人の場合は刺激を感じることもあります。

界面活性剤を使用していないオイルのみのクレンジングも存在しますが、メイクを落としたあと水で洗い流すことができず、拭き取るときに肌に摩擦を与えてしまうので、敏感肌の人にはおすすめできません。
敏感肌の人は界面活性剤の配合量が比較的少ない、クリームタイプのクレンジングか乳液タイプのクレンジングを使用するとよいでしょう。

2.防腐剤や香料などの添加物

クレンジングに配合されている防腐剤や香料などの添加物は、配合されている量は少ないですが、敏感肌の人は刺激を感じることがあります。

敏感肌の人が気をつけたい成分は以下の通りです。

  • 防腐剤(メチルパラベン、エチルパラベン、エデト酸塩など)
  • エタノール(エチルアルコール)
  • 香料

【成分に注目】クレンジングの選び方

洗顔をする女性の写真

それでは、実際にクレンジングを選ぶ方法を解説します。

1.クレンジングの種類を選ぶ

クレンジングには、オイル、クリーム、ジェルなどの種類があり、配合成分の比率や使用感が異なります。

クレンジングの種類は、メイクに合った【クレンジング力の強さ】と、できれば弱いほうが好ましい【肌への刺激の強さ】、乾燥肌、脂性肌といった【肌質】の観点から選んでいきます。

【クレンジングの種類と特徴】

オイル状(クレンジングオイル)
クレンジング力 強い
肌への刺激 やや強い
成分の特徴 主成分が油分で次に界面活性剤が多い
使用感 クレンジング力が高く、マスカラやリップなどのポイントメイクも落としに最適
適している肌質 脱脂力が高いので乾燥肌・敏感肌には不向き/td>
クリーム・ペースト状(クレンジングクリーム)
クレンジング力 普通
肌への刺激 普通
成分の特徴 油分に水溶性成分が溶け込んでいる
界面活性剤は少なめ
使用感 洗い上がりはしっとり
拭き取りタイプは手間がかかる
適している肌質 普通肌・乾燥肌
油系ジェル状(油性クレンジングジェル)
クレンジング力 やや強い
肌への刺激 やや強い
成分の特徴 クレンジング成分をゲル化剤で固めている
水系ジェルより界面活性剤が少ない
使用感 メイク落ちが良い
適している肌質 普通肌・脂性肌
水系ジェル状(水性クレンジングジェル)
クレンジング力 弱い
肌への刺激 弱い
成分の特徴 クレンジング成分をゲル化剤で固めている
油系ジェルより界面活性剤が多い
使用感 油系ジェルよりメイク落ちが劣る
適している肌質 オイルフリータイプはニキビ肌
オイルインタイプは普通肌・乾燥肌
乳液状(クレンジングミルク)
クレンジング力 弱い
肌への刺激 弱い
成分の特徴 クレンジングクリームより水溶性成分が多い
界面活性剤は少なめ
使用感 さっぱりとした使用感
適している肌質 普通肌・乾燥肌
液状タイプ(クレンジングローション)
クレンジング力 弱い
肌への刺激 強い
成分の特徴 アルコールの配合が多く刺激を感じる場合がある
使用感 コットンなどに含ませて使用するので、肌に摩擦を与える
洗面所がない場所でもメイクが落とせる
適している肌質 普通肌・脂性肌
不織布含浸タイプ(クレンジングシート)
クレンジング力 弱い
肌への刺激 強い
成分の特徴 アルコールの配合が多く刺激を感じる場合がある
使用感 拭き取るときに強く擦ると肌にダメージを与える
洗面所がない場所でもメイクが落とせる
適している肌質 普通肌・脂性肌

クレンジングオイルはクレンジング力が高いので、濃いメイクをしているときでなければ、顔全体に使うのは避けた方がよいでしょう。

クレンジングオイルはアイメイクや落ちにくいリップなどポイントメイクを落とすのに適しています。

通常のメイクの場合、ポイントメイクだけクレンジングオイルで落とし、後はクレンジングジェルかクレンジングクリームで落とすのがいいでしょう。

ナチュラルメイクの人は、クレンジングクリームか乳液タイプのクレンジングもしくは水系クレンジングジェルで十分メイクを落とすことができます。

乾燥肌、敏感肌の人は肌への刺激が少ないクレンジングクリーム、乳液タイプのクレンジングがおすすめです。

2.クレンジングの種類が決まったら、成分をチェック

クレンジングの種類が決まったら、いよいよ個別の商品を選びます。

商品を選ぶ際には、必ず商品の成分をチェックするようにしましょう。

クレンジングの場合、主な成分は「油性成分」「界面活性剤」「水溶性成分」で種類によってその比率が異なります。

成分表は基本的に前から成分の配合量が多い順に記載されています(配合成分が1%以下の成分については順不同)。

界面活性剤やミネラルオイルなど、注意が必要な成分が成分表の最初の方に記載されていないかをチェックします。

敏感肌の人が気をつけたい、防腐剤や香料などの添加物は配合量が少ないので、成分表では最後の方に記載されています。

刺激を感じやすい成分がある人は成分の有無を見ておきましょう。

クレンジングの種類が決まり、成分表で特に気になる肌に悪い成分が見つからなかったら、後は製品の口コミや価格などから商品を選びます。

おすすめのクレンジング3選

クレンジングの選び方を解説しましたが、「たくさんあってどれを選べばよいかわからない」という方のために、おすすめのクレンジングを紹介します。

どれも、肌に注意が必要な成分は含まれていない(もしくは少ない)クレンジングなので、安心して使用することができますよ。

【少ない摩擦でメイクをすっきり落とす】ファンケル マイルドクレンジングオイル

ファンケルマイルドクレンジングオイル

ファンケル マイルドクレンジングオイル 1,836円(税込)

ファンケル マイルドクレンジングオイルの特徴

  • しっかりメイクやマスカラもこすらず軽くなでるだけで落ちるので、肌への摩擦が少ない。
  • 石油系合成界面活性剤や防腐剤、香料、合成色素不使用。
  • 角栓クリアオイル配合で、毛穴の角栓や黒ずみもスッキリ。

ファンケル マイルドクレンジングオイルは2015年@cosmeベストコスメアワードオイルクレンジング部門1位、2016年ベストコスメアワード殿堂入りを果たした人気No.1のクレンジングオイルです。

肌に摩擦を与えずにしっかりメイクをオフできる手軽さと、120mlで1,836円(税込)という手頃な価格で人気を集めています。

【肌に優しいクレンジングクリーム】ディセンシア つつむ ジェントルクレンジング

つつむクレンジング

ディセンシア つつむ ジェントルクレンジング 通常価格2,376円(税込)
定期会員価格 2,138円(税込)

つつむ ジェントルクレンジングの特徴

  • コシと弾力があるクリームが手と肌の摩擦を軽減するクッションになり、肌への刺激が少ない。
  • 天然油脂由来の角質保護成分「クパス」配合で洗い上がりがしっとり。
  • 洗浄力の強い合成界面活性剤不使用。香料、保存料などの添加物がなく、敏感肌でも安心して使える。

「つつむ」は敏感肌専門のブランドディセンシアのベーシックケアシリーズで、ジェントルクレンジングは敏感肌でも安心して使える成分処方になっています。

油分と界面活性剤のバランスがよいクリームタイプで、普通肌から敏感肌まで幅広く使用することができます。

【美容成分配合のジェルタイプ】マナラ ホットクレンジングゲル

マナラホットクレンジング

マナラ ホットクレンジングゲル 初回限定 2,990円(税込)

通常価格 4,104円(税込)

マナラ ホットクレンジングゲルの特徴

  • コラーゲン、ヒアルロン酸、ローヤルゼリー、スクワラン、セラミドなどの美容成分を94.4%も配合。
  • 吸着力のあるゲルが毛穴の奥の汚れまでしっかり落とす。
  • 着色料、合成香料、鉱物油、石油系界面活性剤、エタノール、パラベン、紫外線吸収剤の7つ成分が無添加。

ホットクレンジングゲルはAmazon売れ筋ランキングクレンジング・メイク落とし部門1位(2016年12月13日調べ)を獲得した、人気のクレンジングジェルです。

「美容液クレンジング」と言われるほどの豊富な美容成分を配合。

クレンジングだけでなく、美容効果も期待できます。

メイクはしっかり落としつつ、しっとりと透明感のある洗い上がりで、「洗い上がりの潤いに大満足」「ずっと使い続けたい」と口コミでも高評価を得ています。

成分にこだわってクレンジングを選ぼう

タオルで顔を拭く女性

一口にクレンジングといっても、種類は様々で配合されている成分の比率によって、クレンジング力や使用感に大きな違いがあることが分かってもらえたでしょうか。

クレンジングは、「いかに肌に負担を掛けずに、メイクを落とせるか」が重要です。
自分のメイクには、どの程度のクレンジング力が必要かしっかり見極めて、成分もチェックした上で、自分に合ったクレンジングを選びましょう。

クレンジングは洗顔と並んでスキンケアの基本です。

毎日のクレンジングを変えたらあなたの肌も変わるかもしれませんよ。

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