敏感肌による顔のかゆみを改善したい!正しいセルフケアの方法5つ

鏡と女性の横顔の写真

ちょっとした刺激にも弱く、すぐに肌が荒れてしまう敏感肌。

その代表的な症状のひとつが、かゆみです。

ロート製薬の調査によると、さまざまな肌トラブルの中でも顔のかゆみを挙げた人は、約7割に上ることが分かっています。

そこでこちらの記事では、敏感肌にかゆみが起こる理由と、適切なセルフケアの方法を紹介していきます。

敏感肌や顔のかゆみの予防・改善につながるので、できることからはじめていきましょう。

敏感肌にかゆみが起こるメカニズム

メラニン色素のイメージ画像

敏感肌とは、肌のバリア機能が著しく低下した状態の肌をいいます。

もともと、誰の肌にも紫外線やアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因となる物質)、空気中のほこりなど、外的な刺激から肌を守るバリア機能が備わっています。

しかし、このバリア機能がなんらかの理由で正常にはたらかなくなると、ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまう「敏感肌」になってしまうのです。

肌のバリア機能が低下するのは「乾燥」が原因

肌のバリア機能が低下する原因は、加齢やホルモンバランスの乱れ、疲れ、ストレスなどさまざまですが、中でも最大の原因は乾燥です。

バリア機能の要ともいえる肌のもっとも外側にある層のことを、「角質層」といいます。

角質層の細胞はブロックのようにきれいに並び、外部からの刺激に対して壁をつくっています。

しかし、隣り合う細胞同士は密着しているわけではなく、細胞と細胞のすき間は「細胞間脂質」によって埋められています。

細胞間脂質とは、セラミドなどに代表される、肌のうるおい成分のこと。

角質層が保有する水分のうち、約80%を占めています。

つまり、肌が乾燥している状態というのは、細胞間脂質などのうるおい成分が減少している状態のことだといえます。

角質層のバリア壁をブロック塀にたとえるならば、細胞はコンクリートブロック、細胞間脂質はブロック同士をつなぐモルタル(接着剤)です。

モルタルが少なくなればブロック同士の結合は弱まり、ブロック塀は強度を保てません。

乾燥により肌のバリア機能が低下した敏感肌は、まさしくこのもろくなったブロック塀と同じ、ちょっとした刺激にも肌が大きなダメージを受けてしまう状態なのです。

肌がかゆくなるのは「ヒスタミン」が原因

肌のバリア機能が低下すると、ヒスタミンというかゆみの原因物質が過剰に分泌されます。

このヒスタミンの過剰分泌こそが、敏感肌になると肌がかゆくなる理由です。

また、肌をかくことで「神経ペプチド」というヒスタミンの分泌を促す物質が生成されるため、一度肌がかゆくなると、慢性化することも珍しくありません。

かゆみの症状がさらに悪化すると、チクチク、ヒリヒリとした痛みを感じるようになることもあります。

敏感肌を改善するためのセルフケア5つのポイント

化粧水を手に取る画像

敏感肌やかゆみが引き起こされる原因を踏まえ、ここからは自分でできる敏感肌の改善法を紹介していきます。

ただし、かゆみや痛みがひどい、皮膚が赤く腫れて熱を持っている、といった場合には、単なる敏感肌ではなく、アレルギーやアトピー性皮膚炎の可能性もあります。

なかなか症状が改善されない場合は、皮膚科の受診も検討してください。

洗顔方法を見直す

「汚れが残ったままでは肌に悪いし、しっかり落とさなきゃ!」と、以下のような洗顔をしていませんか?

  • 朝も夜も洗顔料を使って洗う
  • 顔をゴシゴシとこする
  • 洗顔料をよく泡立てないまま使用する

このような洗顔方法はいずれも、毛穴に残ったメイクや汚れだけでなく、肌のバリア機能を高めるために必要な皮脂まで取り去ってしまい、かゆみの原因となる敏感肌や乾燥を進行させます。

皮脂は、肌内部の水分が蒸発するのを防いでくれる、天然の保湿クリーム。

必要な皮脂は残しつつ汚れをしっかりと落とす、以下のような洗顔方法に変えましょう。

  • 洗顔料を使うのは、肌にたくさん汚れが付着している夜のみ。それほど肌が汚れていない朝は、水ですすぐ程度にする
  • メイクや日焼け止めを落とした後、40℃以下のぬるめのお湯にゆっくりと浸かってしっかりと毛穴を開かせ、洗顔する
  • 洗顔料はしっかりと泡立て、指や手をくるくると動かしながら、泡で洗うようなイメージ

保湿を徹底する

白い液体がはねる様子

敏感肌の最大の敵は乾燥なので、日頃のスキンケアで保湿を徹底することがとても大切です。

特に注意したいのが、洗顔後と入浴後です。

洗顔後や入浴後の肌は水分が蒸発しやすく、みなさんが思っているよりも急速に肌が乾燥していきます。

「洗顔後と入浴後はすぐ保湿!」を心がけ、家事や仕事が忙しくて毎日のスキンケアに時間をかけられない人も、化粧水だけはつけるようにしましょう。

家事をしながら、テレビを見ながら、など“ながら”で保湿対策ができるマスクタイプのパックを活用するのも有効です。

かゆみを抑える

肌をかくと、さらに肌のバリア機能の低下を招き、敏感肌が進行してもっとかゆくなる、という悪循環を生みます。

そのため、かゆみを抑えることも敏感肌を改善する有効な方法のひとつです。

誰でも手軽にできるかゆみ対策は、かゆみがあるところを冷やすこと。

かゆみのある部分を冷やすと、かゆみの原因物質であるヒスタミンの分泌が一時的に抑えられるため、症状が緩和されます。

冷水で冷やすと肌に付着した水分が蒸発する際に肌内部の水分まで奪われてしまうので、保冷剤を利用するのが効果的です。

ハンカチやタオルなどで包み、肌の刺激とならないようにゆっくり冷やしましょう。

肌のターンオーバーを正常に保つ

肌のターンオーバーには適切な周期があります。

特にターンオーバーが早すぎる場合、うるおいを保つのに必要な細胞間脂質などが十分に生成されないまま皮膚が入れ替わってしまい、敏感肌の原因となるバリア機能の低下を招くことになります。

ターンオーバーを正常に保つには、正しいスキンケアを行うほか、十分に睡眠時間をとる、栄養バランスが整った食事をする、ストレスフリーの生活を心がける、といったことが必要です。

乱れた生活習慣になっていないか、一度見直してみましょう。

敏感肌に適したスキンケアアイテムを選ぶ

化粧水や乳液、クリームなどのスキンケアアイテムは、毎日使うものだからこそ、自分の肌に合っていない製品を使い続けていると、肌にとっては大きな負担となります。

敏感肌を改善するには、現在使用しているスキンケアアイテムを一度見直してみるのも有効な対策のひとつです。

以下3つのポイントに注意して、敏感肌にやさしいスキンケアアイテムを選びましょう。

  • 添加物やアルコールなど、肌に強い刺激となる成分が含まれていない
  • セラミドなどのうるおい成分がたっぷり配合されている
  • ただうるおい成分が含まれているだけでなく、肌内部への浸透力にこだわっている

敏感肌やかゆみ改善に効果的なスキンケアアイテム4選

化粧水と石鹸

最後に、敏感肌や肌のかゆみの改善に効果的なスキンケアアイテムを4つご紹介します。

もちろん、肌に合うかどうかは人それぞれなので、以下のアイテムも参考にしながらいろいろと試し、自分の肌に最適なものを選んでみてください。

ミノン アミノモイスト モイストチャージ ローションII もっとしっとりタイプ

ミノン アミノモイスト モイストチャージ ローションII もっとしっとりタイプのイメージ図

ミノン アミノモイスト モイストチャージ ローションII もっとしっとりタイプの特徴

  • 弱酸性、無添加で肌にやさしい
  • とろみのある質感で肌がしっとり
  • 浸透力も◎

香料や着色料といった添加物不使用で、アルコールも含まれていないため、敏感肌にもやさしい化粧水です。

また、ごわついた角質層をやわらかくして、うるおいが肌の奥まで浸透するベースをつくってくれるため、乾燥に負けないしっとりとした肌に整えてくれます。

DECENCIA(ディセンシア)アヤナスシリーズ

アヤナスのトライアルセットのイメージ図

DECENCIA(ディセンシア)アヤナスシリーズの特徴

  • 独自の成分が敏感肌の原因となる乾燥をしっかり改善
  • ストレスによる肌荒れをケア
  • 敏感肌を防ぐだけでなく、アンチエイジング効果も

化粧水・美容液・クリームの3ステップで敏感肌をケアしつつ、ストレスによる肌荒れの改善やアンチエイジング効果も期待できるスグレモノ。

アヤナスの化粧水に含まれる保湿成分「セラミド」は、通常の1/20のサイズである「セラミドナノスフィア」で、肌内部までしっかりとうるおいが浸透し、乾燥を防ぎます。

さらに、「タイトジャンクション(TJ)」という成分のはたらきを独自の技術で強化し、健全な角質層を育てる手助けをしてくれる点もうれしいポイントです。

ちなみに、セラミドは肌のうるおいを保つのに必要な細胞間脂質を構成する主な成分なので、乾燥により進行した敏感肌や、敏感肌から引き起こされるかゆみには大きな効果を発揮します。

スキンケアアイテムを選ぶ際は、保湿成分セラミドが配合されているかにも着目してみましょう。

小林製薬 キュアレア

小林製薬キュアレアのイメージ図

小林製薬 キュアレアの特徴

  • 弱酸性、ステロイド剤不使用で肌にやさしい
  • 目元や口元にも使用できる
  • かゆみの有効成分が「かゆい→かく→炎症(かゆみ)の悪化」という悪循環を断ち切る!

顔の部位の中でももっとも皮膚が薄いといわれる目元にも使える、かゆみ止めクリームです。

肌への刺激が強いといわれるステロイド剤は含まず、赤ちゃんの肌にも使える弱酸性で、敏感肌にも最適。

抗炎症作用や抗ヒスタミン作用を持つ成分配合で、慢性的なかゆみはもちろん、気になる顔の赤みやかぶれも改善してくれます。

ロート製薬 メンソレータム カユピット

ロート製薬 メンソレータム カユピットのイメージ図

ロート製薬 メンソレータム カユピットの特徴

  • 無添加、ステロイド剤不使用で肌にやさしい
  • 目元や口元にも使用できる
  • 肌の乾燥やかゆみの原因となる肌のバリア機能の低下を改善

皮膚が薄く特に敏感な目元・口元にも使える、敏感肌におすすめのかゆみ止めクリームです。

香料・着色料・アルコール・ステロイド剤・尿素はもちろん、メントールも配合されていないので、とにかく低刺激。

加えて、抗炎症作用や抗ヒスタミン作用を持つ4つの有効成分が、症状を根本から改善し、バリア機能の正常化を助けてくれます。

顔のかゆみや敏感肌が悪化する前に適切なケアを

野菜と果物

肌のバリア機能の低下にはホルモンバランスの乱れも関係しており、1ヶ月の間にホルモンバランスが大きく変動する女性は、特に敏感肌になりやすいといわれています。

健康的な肌を守るためには、敏感肌や敏感肌にともなうかゆみの症状がひどくなる前に、日々丁寧にセルフケアを重ねていくことが大切です。

今回ご紹介した5つの方法を、ぜひ習慣化してください。

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