シミ用クリーム「ケシミン」は本当に効果ある?口コミと成分から検証

ケシミンクリーム

「あったらいいな」というお客様の声を大切に、その声を基に商品の開発・研究を続ける小林製薬から販売されている「ケシミンクリーム」。

2013年4月から2016年3月までの、美白(※シミ・そばかすの原因となるメラニンの生成を抑制すること)を目的とした栄養クリームの累計販売金額ランキングで売り上げ1位を獲得している、ロングセラーの化粧品です。

本記事では、ケシミンクリームの特長と使用者の口コミから愛され続ける理由、さらには「ケシミンクリーム」で本当にシミが消えるのか、成分の分析を基に調査しました。

小林製薬 ケシミンとは

ケシミンシリーズが並べられている写真

引用:小林製薬 ケシミンクリーム公式サイト

製薬会社である小林製薬から、医薬部外品の薬用クリーム化粧品として出されている「ケシミン」シリーズ。

テレビコマーシャルでもお馴染みのケシミンクリームをはじめとして、化粧水・乳液・美容液・クリームEXと全5種類のスキンケアアイテムを展開しています。

さらには、男性用スキンケアにおける美白クリームとして、男性用ケシミンシリーズも販売されており、老若男女問わず親しまれているシミ対策化粧品です。

製薬会社のプライドにかけて、シミに効果のある成分や素材を徹底的に分析・検証を行った上で開発されたケシミンシリーズを、配合されている成分などから細かく見ていきましょう。

ケシミンの特徴

ケシミンの効果が記載されている画像

引用:小林製薬 ケシミンクリーム公式サイト

■ビタミンCとビタミンEでダブルの効果

薬用ケシミンシリーズは、化粧水・乳液・美容液・クリーム・クリームEXの商品の全てに、美白有効成分であるビタミンC誘導体やビタミンEを配合。

ビタミンC誘導体は、過度な日焼けによって生成されたメラニン色素を、黒色から元の無色透明の状態に戻そうとするメラニン還元作用を持っているため、劇的に薄くなるということはなくても、続けて使用することで少しずつ効果が出る場合もあります。

■独自成分「バージニアホワイト」

化粧水とクリーム・クリームEXには、小林製薬が独自に開発した保湿成分である「バージニアホワイト成分」が、肌にうるおいを与えながらトーンを上げて、明るくくすみのない透明感のある肌に導きます。

バージニアホワイト成分は、漢方としても使用されてきたホオノキエキスと、エイジング効果のある抗酸化作用が強く含まれたプルーン酵素分解物の複合配合によってつくられた、小林製薬こだわりの成分。

クリームEXには、バージニアホワイト成分に加え、美白有効成分のアルブチンを追加で配合したプレミアム処方で、まさに美白のためにつくられた薬用化粧品シリーズであるといえますね。

■どこでも買えるプチプラクリーム

ケシミンクリームは、ドラッグストアやスーパーなど(※一部地域を除く)で購入ができ、1本1800円とプチプラであることも人気の理由のひとつ。

美白化粧品は、高めの値段設定をされがちなので、使ってみたい!と思ったときに、すぐに購入して試すことができるのは、コストを抑えながらも効果のあるものを使用したい女性たちにはうれしいですよね。

顔はもちろんのこと、手や首、足などの全身の美白ケアとしても使えるので、一本あれば身体全体のシミ予防ができるお得なクリームです。

使用者の口コミから見るケシミンクリームの効果

ケシミンシリーズの口コミとして、美容情報サイトのアットコスメ(@cosme)にあがっているケシミンクリームの体験談を一部抜粋して紹介します。

【ケシミンクリームの口コミ】
30代の敏感肌さん
1ヶ月使用して、気持ちシミが薄くなったかも?
新しいシミの予防には効果的かもしれません。
40代の普通肌さん
シミを消すというよりも、日常生活でシミをできにくくする役割があるイメージ。
べたつかない割に保湿効果はなかなか!
40代の混合肌さん
私の場合はシミが薄くなるということはないけど、これを塗ると肌の調子が良くなり、もっちりと潤います。
50代の乾燥肌さん
以前から気になっていた腕の黒ずみに塗りこんで1ヶ月で、少し黒ずみがぼけてきているような気がする。
しっとり潤うので、肌の保湿には効果的。

クリームタイプも化粧水と同様に、すぐにシミが消えるというような絶大な効果こそないものの、クリームにしては伸びがよく、しっとりと保湿されるので潤いの効果が高いという口コミが多く見られました。

また、使用当初から、化粧品の効果・効能に「シミを消す」という表記がないことから、シミ対策として使用するのではなく、保湿効果を見込んだ肌質の改善に重点を置いて使用しているという方も、多くいました。

ケシミンでシミは消せない?!

バツ印を出す女性

「シミ・そばかすが薄くなったような気がする」と答えた方や、「色素沈着やニキビ跡には効果があった」という方まで効果に個人差がありますが、基本的にはシミが消えないという口コミが多いケシミンシリーズ。

ケシミンシリーズを使用しても、シミへの即効性がなく、シミが消えにくい理由を見ていきましょう。

シミのメカニズム

シミの仕組みのイラスト

シミができる原因は、紫外線の影響によって過剰に分泌されてしまったメラニンによってできるものがほとんどです。

メラニンはもともと、紫外線から肌を守るために生成されますが、一度に大量の紫外線を浴び続けると、メラノサイトの働きが活性化され、通常よりもより多くのメラニンがつくられます。

肌に残ったメラニンは、通常は肌のターンオーバーという新陳代謝のサイクルで、不要になった肌表面の角質から徐々に垢となって剥がれ落ちるのと同時に、メラニンも排出されます。

メラニンを排出すればシミになることはないので、シミが残ってしまう原因はいわば、肌のターンオーバーの周期が乱れることで発生するといっても過言ではないのです。

シミ消しの効果は低い

鏡で肌をチェックする女性

ケシミンシリーズに配合されている主な有効成分は、ビタミンC誘導体・ビタミンE・バージニアホワイト成分・アルブチン(※ケシミンクリームEXのみ配合)の4種類。

そのうち、シミの原因となるメラニンの生成を抑える美白有効成分はビタミンC誘導体とアルブチンの2つのみ。

ビタミンEは、血行を促進して血行不良による肌のくすみを抑え、バージニアホワイト成分は保湿と抗酸化作用に優れた成分で、ビタミンCと同時に配合することで、くすみのない肌に導くという効果がある成分であり、どちらも美白に特化した成分ではないのです。

また、ビタミンC誘導体やアルブチンの美白有効成分の2つも、メラニンの生成を抑えることが主な効果とされているため、いま肌に存在するシミを限りなく薄くできるものではありません。

「ケシミン」という名前ですが、できてしまったシミを消す効果に特化した成分は配合されていないので、顔色が明るく見え、透明感があがるという効果はありますが、「シミを消す」という作用はほとんどないということを念頭に置いて使用しましょう。

シミ・そばかすの予防には効果的

目元にクリームを塗っている女性

シミを消す効果はないとはいえ、シミやそばかすに全くもって効果がないというわけではありません。

ケシミンクリームに配合されている、ビタミンC誘導体はメラニンが滞在する角質層のすみずみまで届き、肌の内側に潜んでいるシミ予備軍にも働きかけて、メラニンのさらなる生成を抑えてくれます。

また、血行を促進させ新陳代謝を高めるビタミンEや、肌にうるおいを与えるバージニアホワイト成分によって、肌の状態を健康に保ち、ターンオーバーのサイクルを正常に整えます。

シミの原因となるメラニンの生成を防ぐだけでなく、肌のターンオーバーを正常に作用させるための保湿機能も備わっているケシミンクリームは、シミ・そばかすの予防に最適なクリームであるといえるのです。

毎日のスキンケアの化粧水・乳液の最後に、保湿クリーム代わりとして使用すれば、肌のうるおいを保つだけでなく、美白有効成分がシミの原因のメラニンにアプローチして、肌を整えながら新たなシミができるのを予防してくれますよ。

また、ビタミンC誘導体とグリチルレチン酸ステアリルが、ニキビやニキビの後の炎症を起こした部分に働きかけて、赤みや腫れを鎮める効果も。

茶色くなってしまったニキビ跡は色素沈着が進んでいるので消えにくくなりますが、まだ赤みを持った状態のニキビ跡は、炎症を起こしている状態なので、ケシミンクリームの使用で改善が期待できます。

シミは悩み別にアプローチを変えて

指をさす女性

ケシミンクリームは肌の表面に現れる前のシミやそばかす、ニキビや肌あれによる赤みを鎮める効果がありますが、できてしまったシミや肝斑には別の方法でアプローチをかけましょう。

できてしまったシミにはハイドロキノンを

中年女性 目元 比較

ケシミンクリームには、すでに肌表面に現れてしまっているシミにも働きかけて薄くする作用を持つビタミンC誘導体が含まれていますが、シミを薄くするという効果は絶大とはいえません。

肌に出てきてしまっているシミを薄くするには、メラニン還元作用が強力なハイドロキノンを使うことが効果的です。

ハイドロキノンの美白効果は、ビタミンCやアルブチンなどのおよそ100倍といわれているほど強く、できてしまったシミへの効果は高いといえますが、肌への刺激が強いので敏感肌や乾燥肌の方の使用はおすすめできません。

また、強力なメラニン還元作用があるとされているハイドロキノンも、使用開始後すぐに効果が現れるとは限らず、どの成分にもいえますが効果の出方にも個人差があります。

一度できてしまったシミを薄くするには、継続してハイドロキノンを使用して、肌の状態を見ながらケアを続けていくことが大切です。

肝斑はシミと別物と考えて

サプリメントのイメージ画像

10代・20代の頃に浴びた紫外線が原因でできる、老人性色素斑と呼ばれる茶色く丸いシミとは別に、出産や更年期などで女性ホルモンのバランスが崩れることによってできるシミが肝斑です。

肝斑は、頬骨や額、口元などに左右対称にでき、老人性色素斑やニキビ跡などの色素沈着のようにシミと肌の境目がはっきりしておらず、ぼやっと広がるようにできるのが特徴。

一般的に肝斑もシミと同じくくりにされていますが、原因となる物質が老人性色素斑は紫外線、肝斑は女性ホルモンと違うので、肝斑はシミとは別物です。

老人性色素斑と同じスキンケアやシミ対策を行ったところで、肝斑を薄くすることはほぼ不可能で、ケシミンクリームも配合成分上、効果がありません。

肝斑の治療には、アミノ酸の一種であるトラネキサム酸の内服薬が有用されており、メラニン発生の要因となるプラスミンをブロックすることで肝斑の発生を抑制します。

メラニンを作り出すメラノサイトの活性化因子に働きかけるだけで、女性ホルモン自体に直接影響が出るわけではないので、安心して使えるのもありがたいですよね。

確実性・即効性を求めるならレーザー治療を

看護士が指をたててポイントを説明している

 

ケシミンクリームのような美白有効成分が含まれた美白化粧品だけでは、すぐにシミが薄くなったり改善したりという効果はありません。

シミを確実に、できるだけ早く、時間をかけずに薄くしたいという人は、シミのレーザー治療がおすすめです。

レーザー治療はシミのタイプ別で種類が異なるため、まずは美容皮膚科や美容整形外科を受診し、自分の肌状態やシミの種類を専門医に見てもらうのが最適。

レーザーをあてたシミも、その場で消えるわけではなく、1週間~2週間程度肌を休ませる時間(ダウンタイム)が必要になることと、シミの種類によってはレーザーでも改善が見込めない場合もあるので、医師と相談しながら治療をすすめましょう。

まとめ

ケシミンクリームは、いまあるシミを消すというよりも、これから肌の表面に出てくるシミを防いだり、メラニンが生成を抑制して新しいシミができることを防ぐ効果があるので、予防のために使用することがおすすめです。

保湿作用があるため、肌のターンオーバーを正常に整えて、シミの原因となるメラニンの排出を促すことからも、シミの予防につなげることができます。

できてしまったシミへの効果は薄いので、ハイドロキノン配合の化粧品の使用や、レーザーを使った治療を行うことが効果的。

シミの予防か、シミの改善かによって、ケシミンクリームの効果の有無が分かれてくるので、自分のシミの状態に合わせて、必要なケアを心がけましょう。

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