【検証】オリーブオイルクレンジングの効果とは?6商品を徹底比較

テレビや噂で聞いたことがあるオリーブオイルでのクレンジング。

肌に負担が大きいといわれる合成界面活性剤などの成分が含まれていないため、肌に優しそうですよね。

でも、オリーブオイルでメイクが落ちるのか、また安全性も本当に大丈夫か不安に感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

本記事では、オリーブオイルのクレンジングを実際に試して分かったメリット・デメリットやオリーブオイルを使ったおすすめのスキンケア方法を紹介していきます。

オリーブオイルクレンジングとは?

2008年に美容研究家によって広まった美容法

オリーブオイル美肌レッスンの書籍

「オリーブオイル2週間美肌レッスン」出版社: 主婦の友社 (2008/4/12)

オリーブオイルクレンジングとは、その名の通りオリーブオイルを使ったクレンジング法で、ニューハーフ美容研究家の岡江美希氏がメディアで紹介したことで爆発的に広まりました。

発案者の岡江氏は食用のオリーブオイルを使っていましたが、爆発的な普及もあり、スキンケア専用のオリーブオイルも販売されるようになりました。

スキンケア専用のオリーブオイルがおすすめ

ザ・クレンジングオイル

オリーブオイルを使ってのクレンジングは、財布にも優しい「食用のオリーブオイル」を検討している人も多いと思います。

しかし、食用のオリーブオイルは手軽に手に入りますが、ベタベタするうえ酸化しやすいなどデメリットが多いため、デメリットを補うことができる「スキンケア専用のオリーブオイル」を使うことをおすすめします。

オリーブオイルクレンジングのメリット

メイクの洗浄力が高いのに、肌への負担が少ない

オイルクレンジングってメイクはよく落ちるけれど、クレンジング後に肌のつっぱり具合や負担が気になることはありませんか?

オイルクレンジングが肌に負担になるのは、油と水を混じりやすくする働きがある一方で、脱脂力が高い合成界面活性剤が含まれているからです。

一方で、オリーブオイルには界面活性剤が含まれていないため、一般的なオイルクレンジングと比較すると肌への負担が少ないといえます。

肌のくすみや毛穴の黒ずみにも効果が期待できる

フェイシャルエステを受ける女性

オリーブオイルには私たちの皮膚にもあるオレイン酸という成分が含まれています。

このオレイン酸には、肌を柔らかくしてくれる働きがあるため、クレンジングにオリーブオイルをつかうと、皮膚の固さが原因となっているくすみ改善に効果を発揮します。

また、オレイン酸が油とのなじみも良く、毛穴の油や汚れを浮き上がらせるため、クレンジングで黒ずみが目立たなくする効果も期待できるのです。

豊富な美容成分でアンチエイジングにも効果的

オリーブオイルには、オレイン酸の他にもビタミンEやポリフェノール、ビタミンA、スクワレン、リノール酸など様々な美容成分が豊富に含まれています。

オリーブオイルに含まれる美容成分

  • オレイン酸:ひと皮脂と同じ洗いあがりの肌がしっとりする
  • ポリフェノール:活性酵素による細胞酸化(老化)を防ぐ
  • ビタミンA:肌のかさつき、肌荒れを防止
  • ビタミンE:抗酸化作用でアンチエイジングに大きな効果
  • スクワレン:ヒトの皮脂と同じ成分で保湿効果やバリア機能をアップ

オリーブオイルでクレンジングをすると、化粧をおとすだけではなく、ポリフェノールやビタミンEがもつ抗酸化作用によって肌の老化を予防することができ、アンチエイジングにも効果的です。

食用オリーブオイルクレンジングのデメリット

洗い落としにくく、手間がかかる

食用や医薬品の純粋なオリーブオイルには、油と水を馴染みやすくする界面活性剤が使用されていないため、そのままお湯で流すことはできなく、必ず石鹸や洗浄料で洗い流す必要があります。

さらに、そのまま石鹸や洗浄料を使っても簡単にはオイルが落ちないため、時間がかかります。

酸化しやすく、使い方を間違えると肌トラブルの元に

食用のオリーブオイルには、オリーブの細かい実や繊維などの不純物が含まれる場合もあり、クレンジング使用時に不純物が肌を傷つけトラブルの原因となります。

また、食用の  オリーブオイルは酸化が早いため、酸化したオリーブオイルを使えば、オリーブオイルクレンジングの美容効果は得られないばかりか、逆にシミなどを作ってしまう可能性もあります。

ニキビが悪化する可能性がある

頬に手を添えて憂鬱な顔の女性

オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、ニキビ菌といわれるアクネ菌の豊富な栄養源です。

ニキビがある肌にオリーブオイルを塗ると、アクネ菌が増殖することによりニキビが悪化してしまう可能性があるので注意しましょう。

【写真解説付き】食用オリーブオイルを使ってみました!

食用オリーブオイルクレンジングの手順

手順一覧

  1. まずは万が一に備えてパッチテスト
  2. 事前に蒸しタオルを作る
  3. アイメイクなどの濃いメイクを先に落とす
  4. オリーブオイルを大さじ一杯ほど手にとる
  5. Tゾーン→Uゾーン→目元・口元の順になじませる
  6. キッチンペーパーをあててオイルを吸い取る
  7. 蒸しタオルをあてて拭き取る
  8. 洗顔料でやさしく洗って終了!

①   酸度の低い「エキストラバージン」を選ぶ

オリーブオイルには「酸度0.8%」など、オイルの酸化度合いをあらわす「酸度」があり、この数字が低いほど品質が優れているといえます。

もし、食用のオリーブオイルを使ってクレンジングを試される場合は酸度が低い「エキストラヴァージンオリーブオイル」を使うことをおすすめします。

エキストラヴァージンオリーブオイルとは、酸度0.8%以下のもので国連下部組織の国際オリーブオイル協会(IOC)の基準によって定められた品質が高いオリーブオイルをさします。

今回使ったのは酸度0.8%以下のエキストラヴァージンオリーブオイルはこちら!

  • エキストラ ヴァージン オリーブ オイル ノヴェロ 2016 オーガニック 有機JAS認定 セレクションDEP.35

2,114円(税込)「2.1円/1ml」

エキストラヴァージンオリーブオイル ノヴェロ

②まずは万が一に備えてパッチテスト

安全性が高いといわれる食用のオリーブオイルですが、万が一に備えてパッチテストを行いましょう。パッチテストのやり方は以下の通りです。

パッチテストのやり方

オリーブオイルクレンジングのパッチテスト
  1. まず、10円玉程度のオリーブオイルを腕などに塗ります。
  2. 次に、塗布した場所に絆創膏などを貼ってオリーブオイルを覆います。
  3. 約1日経ったら、絆創膏を剥がし、塗布した場所に赤みなどの異常が見られなければ、使用しましょう。もし、かぶれや赤み、違和感があれば、使用は中止してください。

③事前に蒸しタオルを作る

タオルとレンジオリーブオイルはクレンジング後の洗顔だけではベタつきが落ちにくいため、事前に蒸しタオルを用意しましょう。

蒸しタオルの作り方は以下の通りです。

蒸しタオルの作り方

  • 水に濡らしたタオルをロールケーキのようにぐるぐる丸めて水を絞ります。
  • 500Wの電子レンジで約1分間加熱します。

④   アイメイクなどの濃いメイクを先に落とす

コットンで拭いたオリーブオイルアイメイクなどの濃いメイクは、500円玉ほどのオリーブオイルを含ませたコットンを目元に優しく馴染ませ先に落としていきます。

アイシャドウ、アイラインはこの時点でほとんど落ちますが、マスカラはこの時点では落切らないです。

メイクが残っていても後からため、この時点で全て落とそうとゴシゴシするのは肌に負担となるので注意してくださいね。

⑤   オリーブオイルを大さじ一杯ほど手にとる

大さじ一杯のオリーブオイル

オリーブオイルを取った時に、手のひらで温めると顔に塗った時に伸びが良くなります。

オリーブオイルを手に馴染ませている所

⑥Tゾーン→Uゾーン→目元・口元の順になじませる

オリーブオイルでクレンジングする女性

Tゾーン、Uゾーン、目元や口元の順にくるくるとオリーブオイルを肌に塗っていきます。

皮脂が比較的多いTゾーンやUゾーンから始めることで、オリーブオイルが馴染みやすくなります。

⑦キッチンペーパーをあててオイルを吸い取る

ティッシュで拭き取ったオリーブオイル

オリーブオイルを洗い流す前に、キッチンペーパーを使って油分を吸い取っていきます。

拭き取るイメージではなく、優しくトントンと押し当てるように吸い取るのが肌を傷つけないポイントです。

もしキッチンペーパーが無ければ、ティッシュやトイレットペーパーで代用しても構いません。

⑧蒸しタオルをあてて拭き取る

蒸しタオルで顔をふく女性キッチンペーパーと同じように蒸しタオルで油分を吸い取ります。

蒸しタオルで拭き取った時点で、マスカラも含め全てのメイクが落ちました。

著者の使用感
蒸しタオルで拭き取っても、ベトベト感は取れなく気持ち悪さが残ります…。

⑨洗顔料でやさしく洗って終了!

洗顔する女性

最後に残ったオイルを洗い流すために洗顔をして終了です。

今回、予想以上にオリーブオイルのベタつきが残ったので、汚れがしっかり落ちなおかつ、肌に優しい無添加石鹸「然(しかり)よかせっけん」を使いました。

ハリツヤ研究員おすすめの無添加石鹸「然(しかり)よかせっけん」の使用レビューはこちら

クレンジングから洗顔まで掛かった時間は約11分。普段のクレンジングは2分以内が目安ですので、約5倍の時間と手間が掛かりました。

食用オリーブオイルを試してみた率直な感想

実際に試してみて分かりましたが、食用のオリーブオイルを使ったクレンジングはメイク落ちが良かったものの、手間がかかり使用感も良くないデメリットがあります。 

また、キッチンペーパーや蒸しタオルと肌に触れるものが多くなる分、肌への摩擦・刺激が増えるため、肌への負担が気になるところです。

  • キッチンペーパーや蒸しタオルなどを使う手間
  • ベタベタする使用感
  • 摩擦が多いことによる肌への刺激

これらのデメリットを考えると、食用のオリーブオイルはおすすめできないでしょう…。

一方でスキンケア用のオリーブオイルでは、オリーブオイルクレンジングの良いところを残しつつ、手間がかからず、使用感もよく使いやすいのでおすすめです。

【洗浄力体験】オリーブオイルクレンジング6商品を徹底比較

スキンケア用のオリーブオイルクレンジング5つと食用オリーブオイル1つ(画像左)の合計6つを「洗浄力(メイク落ち)」、「コスパ」、「純度(オリーブオイル以外の成分割合)」の観点から比較して、商品ごとにおすすめポイントを紹介していきます。

洗浄力(メイク落ち)の比較実験結果

 

洗浄力

コスパ

純度

ザ・クレンジングオイル


(1位)


16円/1ml


複数成分含む

Grace & Lucere プレミアムクレンジングオイル


(2位)


19円/1ml


複数成分含む

GH-Labo オリーブオイルクレンジング


(5位)


8円/1ml


2種類のみ

オリーブ園 バージンオリーブオイル


(6位)


16円/1ml


オリーブオイル100%

(食用)エキストラヴァージンオリーブオイル ノヴェロ


(3位)


2.1円/1ml


オリーブオイル100%

QULENZIAオリーブオイルクレンジング


(4位)


3円/1ml


複数成分含む

実験方法

一般的に落ちにくいとされるアイブロウ、アイライナー、マスカラ、口紅の4つをワンセットにして腕に塗っていきます。

6商品ごとに同量のオリーブオイルクレンジングを腕に塗り、30秒間指の腹で塗ったところを、それぞれの洗浄力(メイク落ち)を比較しました。

使用した化粧品は一般的に落ちにくいアイブロウ、アイライナー、マスカラ、口紅を腕につけて比較しました。

【編集部おすすめNo.1!】ザ・クレンジングオイル

200mL(約3ヵ月分)3,240 円(税込)「16円/1ml」

ザ・クレンジングオイル

ザ・クレンジングオイルの特徴

  • 素早くメイクになじんで、マスカラもスルッと落ちる
  • オイルなのにベタつかず伸びが良く、水で流せばすぐにさっぱり。
  • オリーブオイル純度は低いが、無添加で肌に優しい

全成分

オリーブオイル、エチルヘキサン酸セチル(感触改善)、ジオレイン酸ポリグリセリル-10(ノニオン界面活性剤)、セスキカプリル酸ポリグリセリル-2(ノニオン界面活性剤)、ジ(カプリル酸/カプリン酸)プロパンジオール、ミリスチン酸オクチルドデシル、オリーブ果実エキス、オリーブ葉エキス、オリーブ枝エキス、BG、水

オリーブオイルクレンジング6商品の中でおすすめNo.1はオリーブの森社が作る、「ザ・クレンジングオイル」。

ザ・クレンジングオイルはオリーブオイルを中心に、無添加で肌に優しい成分のみで構成されています。

30秒でマスカラが落ちるなど、6商品の中で1番メイク落ちが良く、さらに使い心地もサラサラしていて気持ちが良いのが特徴です。

コスパについても約3ヶ月使えて3,240円、1ヶ月あたり1,080円と非常にお得。

界面活性剤について

界面活性剤と聞くと肌に負担が大きいというイメージを持つ方も多いと思います。
しかし、界面活性剤には1万を超える様々な種類があり、肌への負担が少ないものもあります。

肌への負担が少ない界面活性剤はノニオンと言われる種類で、ザ・クレンジングオイルに含まれる界面活性剤もノニオン型なので肌への負担は心配ありません。

【肌への優しさ重視】Grace & Lucere プレミアムクレンジングオイル

200mL 3,780円(税込)「19円/1ml」

Grace & Lucere プレミアムクレンジングオイル

Grace & Lucere プレミアムクレンジングオイルの特徴

  • 界面活性剤を使用していないので、肌に優しい  
  • W洗顔不要なので、肌への刺激が少なくなる
  • 30日間返金保証付きだから安心して試せる

全成分

オリーブ油PEG-7・水・BG・水添ポリデセン(合成ポリマー、粘度調整剤)・ポリソルベート80(ノニオン界面活性剤)・フラーレン・ヒトオリゴペプチド-1・マカデミアナッツ油・ツバキ油・ホホバ種子油・酢酸トコフェロール(酸化安定剤)・モクレンエキス・金・タチアオイ花エキス・アロエベラ葉エキス・ショウヨウダイオウ根エキス・クリサンテルムインジクムエキス・マコンブエキス・香料

【コスパNO.1!】GH-Labo オリーブオイルクレンジング

160ml \1,350(税込)「8円/1ml」

GH-Labo オリーブオイルクレンジング

GH-Labo オリーブオイルクレンジングの特徴

  • 1mlあたり8円でコスパが良い
  • 無添加でシンプルな成分構成
  • イタリア産のピュアオリーブオイルを使用

全成分

オリーブオイル、テトラオレイン酸ソルベス30(界面活性剤)

※肌への負担が少ない界面活性剤はノニオンと言われる種類で、GH-Labo オリーブオイルクレンジングに含まれる界面活性剤もノニオン型なので肌への負担は心配ありません。

【オリーブオイル100%】オリーブ園 バージンオリーブオイル

80ml ¥1,300 (税込)「16円/1ml」

オリーブ園ヴァージンオリーブオイル

オリーブ園 バージンオリーブオイルの特徴

  • 食用の不純物だけを除いたオリーブオイル100%
  • 食用独特のベタつきや臭いを徹底カット
  • オリーブオイルの島「小豆島」のオリーブオイルを使用

全成分

オリーブオイルのみ

【食用で使うなら】エキストラヴァージンオリーブオイル ノヴェロ(2016 オーガニック 有機JAS認定 セレクションDEP.35)

1000ml ¥ 2,114(税込)「2.1円/1ml」

エキストラヴァージンオリーブオイル ノヴェロ

もし、食用を試される場合は酸度が高いものを使うとシミなどの原因になるため、酸度の低いエキストラヴァージンオリーブオイルをおすすめします。

エキストラヴァージンオリーブオイルでも酸度が0.8%以下でかつ、1mlあたり2.1円と価格もお手頃なエキストラヴァージンオリーブオイル ノヴェロがおすすめ。

【ランク外】QULENZIAオリーブオイルクレンジング

500ml ¥ 1,580(税込)「3円/1ml」

QULENZIAオリーブオイルクレンジング

 

QULENZIAオリーブオイルクレンジングの特徴

  • とにかく今は価格を抑えたいという方向け
  • サラサラしていて使いやすいテクスチャ

全成分

水、BG(抗菌作用があるアルコールの一種)、ミネラルオイル、テトラオレイン酸ソルベス-30(界面活性剤)、オクチルドデカノール、オリーブ油、オリーブグリセリズ、オリーブ果実エキス、セラミド3、トコフェロール(酸化防止剤)

QULENZIAオリーブオイルクレンジングに配合された成分をみると、オリーブオイルは少量しか含まれず、主成分がミネラルオイルと水になっています。

ミネラルオイルを主成分としているため、オリーブオイルがもたらす美容効果は期待できません。

ミネラルオイルは、オリーブオイルなどの生物由来のオイルと比べて大量生産しやすく、安く手に入れることができるもので安く済ませたい方向けの商品といえるでしょう。

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