【7日間検証】ワセリンパックは毛穴の黒ずみに効果があるのか

虫眼鏡で拡大した小鼻

ボコボコ目立つ毛穴の黒ずみはファンデーションでカバーできますが、すっぴんの時でも黒ずみのないきれいな毛穴になれたらいいのに…と、思ったことがあるのではないでしょうか。

そんな黒ずみ毛穴の悩みを解決してくれるアイテムとして、SNSで話題に上がっているのが「ワセリン」です。

本記事では、医療薬であるワセリンを使った毛穴パックで、黒ずみ毛穴に効果があるのか実際に検証してみました。

毛穴パックをはじめ、あらゆる黒ずみ毛穴のケア方法を試しても良くならなかったという方は、ワセリンパックの効果を確認してください。

ワセリンが黒ずみ毛穴に効果的といわれる理由

医療薬のワセリンが毛穴の黒ずみケアに効果があると注目が集まった理由は、「ワセリンを毛穴パックに使ったら黒ずみがなくなった」とSNSの口コミで広がったことがきっかけです。

ワセリンは乾燥が原因の皮膚病や、出血を一時的に止めて保護する保護剤として医療に用いられています。皮膚科で処方される軟膏のベースにも使われ、リップクリームや保湿クリームなど私たちの身近な商品にも配合されています。

そんなワセリンが黒ずみ毛穴に有効である理由を探りました。

【理由1】角栓をやわらかくして黒ずみを浮かせる

ワセリンの主成分である油は、毛穴の黒ずみの原因となる皮脂と同化して角栓をやわらかくする性質を持っています。

ワセリンパックは、角栓をやわらかくするワセリンの性質を利用して毛穴の黒ずみを除去するという方法です。

ワセリンと皮脂の同化にかかる時間は約20分。蒸しタオルや34℃以上のお風呂で毛穴を開かせてから、毛穴が気になる場所にワセリンを薄く塗ることで、ワセリンと皮脂が同化しやすくなります。

角栓がやわらかくなることで毛穴の黒ずみが浮き出て、角栓除去がしやすい状態になれば成功です。

【理由2】保護作用により黒ずみを発生しにくくする

ワセリン自体に毛穴の黒ずみを除去する効果はありませんが、ワセリンが持つ保護作用で毛穴の黒ずみを発生しにくくすることができます。

黒ずみ毛穴ケアに有効な化粧水や美容液で潤った肌の上に、ワセリンを薄く伸ばして毛穴パックします。

そうすることでワセリンの保護膜が、化粧水や美容液の有効成分の蒸発を防ぎ、角質層までの浸透を後押し!

翌朝ワセリンをコットンでふき取り、洗顔料で洗い流せば完了です。

毛穴の黒ずみが何度も発生してしまう理由は、黒ずみ毛穴ケアの有効成分がしっかりと角質層に浸透していないから。

乾燥する季節は特に、ワセリンパックの保護作用で化粧水や美容液の蒸発を防ぎましょう。

【検証】ワセリンパックで黒ずみは除去できるのか実験

ワセリンを持つ 女性

ワセリンパックで本当に毛穴の黒ずみを除去できるのか、黒ずみ毛穴に10年悩むハリツヤ研究員Sが実験しました。

ハリツヤ研究員S(29歳)

肌質

混合肌

気になる箇所

毛穴の黒ずみ

<毛穴の悩み>

毛穴パックから黒ずみ毛穴ケアの化粧品までいろいろ試しても効果を感じなかった

検証方法・ワセリンパックのやり方を紹介

ワセリンパックの検証前後の皮脂量と毛穴の状態を、肌チェッカーで数値確認します。

ワセリンパックの検証は以下の流れで行います。

1.クレンジングで化粧をしっかりと落とす

ワセリンパックの効果を高めるために角栓をやわらかくする効果のあるクレンジング料がおすすめ。

2.蒸しタオルやお風呂に入り、毛穴を開きやすくする

お風呂は34℃以上が毛穴を開くやすくさせるといわれています。

3.ワセリンを人差し指で取り出し黒ずみが気になる箇所に伸ばす

ワセリン 指
鼻に薄く伸ばすのでワセリンの量は人差し指でひとすくいできる量で問題ありません。

4.そのまま20分放置

ワセリン 塗る 鼻
ワセリンが毛穴の角栓と混ざりやわらかくなるまでには時間がかかりますので20分程度待ちましょう。

5.洗い流す前にコットンでふき取ります

毛穴

ワセリンはお湯や洗顔料で落としにくいため、洗い流す前にコットンやティッシュでやさしくふき取ります。

6.洗顔、スキンケアをして終了

スキンケアは黒ずみ毛穴に効果のビタミンC誘導体が配合されている化粧水がおすすめです!

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【検証結果】毛穴のビフォー・アフターを写真で確認

ワセリン 鼻 毛穴

ワセリンパック前は手で触るとザラザラとした鼻が、ワセリンパック後には手で触れてもザラザラを感じなくなりました。しかし、黒ずみは依然として残ったままです。

肌チェッカーを使用して皮脂量と毛穴の状態を詳しく見ていきましょう。

皮脂の量は変化なし

ワセリン 皮脂 肌チェッカー

※黄色い点は皮脂の量を表しています。

 

Before

After

Before-After

皮脂の量

※20代の平均数値は25

93

93

±0

皮脂の量を測るチェッカーで確認したところ、正常な状態と比較して皮脂の分泌量が多く老廃物がたまりやすい状態でした。

ワセリンパックの前と後で比べてみると、どちらも93と変化はなく皮脂の量は変わらないという結果になりました。

毛穴はほとんど変化なし

ワセリン 毛穴 肌チェッカー

※赤く囲われた丸は毛穴の数や大きさを表しています。

 

Before

After

Before-After

毛穴の状態

※20代の平均数値は20

55

50

-5

55~50の数値は毛穴が開いて弾力を失われている状態ですが、ワセリンパックの前後で比べるとほとんど毛穴への変化はないという結果になりました。上記の画像を見ると、赤い丸が少なくなっていますが毛穴レスへの道のりはまだ遠いようです。

黒ずみ毛穴への効果は【ほとんどない】

ワセリンパックの黒ずみ毛穴への効果は【ほとんどない】という検証結果になりました。

「ほとんど」とした理由は、ワセリンパック前は手で触るとザラザラとした鼻が、ワセリンパック後には手で触れてもザラザラを感じず、数値では測れない変化を感じたからです。

根深い角栓までは効果が届かなかったワセリンパックも、ワセリンの成分でやわらかくなって浮き出た角栓を洗い流すことが出来たといえます。

7日間検証ワセリンパックをしても効果は【ほとんどない】

カレンダー

「ワセリンパックを続けることで黒ずみ毛穴の効果が見えてくるのではないか?」という推測のもと、7日間毎日ワセリンパックを行い皮脂の量と毛穴の状態の変化を検証しました。

ワセリン 毛穴 実験
 

0日目

3日目

7日目

変化の数値

皮脂の量

※20代の平均数値は25

94

89

89

-5

毛穴の状態

※20代の平均数値は20

43

42

39

-4

 

7日間の検証の結果、黒ずみ毛穴への効果はほとんど変わりませんでした。

ワセリンパック後は目に見えて角栓が浮き出ていましたが、皮脂の量に変化がなかった理由はワセリンパックで浮かせた角栓を除去することができなかったから。

角栓は取り除かれず浮いたままなので数値に変化はなく、ワセリンの油で肌がただ潤ったように見えるという結果になりました。

ワセリンパックで浮いた角栓を取り除く方法

ワセリンパックで浮いた角栓は、ホホバオイルと綿棒を使用したマッサージで直接除去する方法があります。

敏感肌の方にはあまりおすすめできませんが、角栓がごっそりとれると話題のケア方法です。

角栓を除去した後は、空いた毛穴をしっかりと引き締めることを忘れないようにしましょう。

「角栓が浮き出てこない…」という方は、ワセリンパック前のクレンジングと、ワセリンパック後の洗顔方法が正しくできているか確認しましょう。

【ウソホント?】ワセリンによる副作用を徹底調査

ワセリンは石油が原料なので、皮膚が薄い顔に使うとなると、安全なのか副作用はないのか慎重になりますよね。

「ワセリンの副作用で肌に炎症がでた」という報告もあるように、使い方を誤ると、あらゆる肌トラブルに直結してしまう恐れがあります。

ワセリンの肌トラブルとして気になるニキビ、肌荒れ、シミの3点を中心に原因と対策をまとめました。

ニキビ|ワセリンの毛穴詰まりが原因

ワセリンの副作用として報告されているのが「ニキビ(吹き出物)」です。

ニキビができる理由の多くは「毛穴詰まり」。

毛穴が詰まると皮脂が排出できずに酸化し、アクネ菌などの雑菌が増殖して炎症を起こします。

クレンジングや洗顔が足りずに雑菌が残った状態でワセリンパックを行うと、ワセリンの油が毛穴に詰まってニキビの原因となります。

ワセリンパックは毛穴をきれいな状態にしてから使用し、ニキビや炎症がある方は治ってからワセリンパックをしましょう。

肌荒れ|精製度の低い黄色ワセリンが原因

ワセリンを塗って肌荒れしたという方は、使用しているワセリンを見直してみましょう。

ワセリンは精製純度により種類がわかれており、ワセリンパックでおすすめしているのが精製純度の高い「白色ワセリン」です。

白色ワセリンの中でも、特に精製純度の高いワセリンが「プロペト」。プロペトの状態を更に精製したワセリンが「サンホワイト」です。

白色ワセリンを精製する前のワセリンは黄色ワセリンと呼ばれ、低価格で長期保存が可能です。

ただし、白色ワセリンと比較すると刺激が強いため肌のデリケートな箇所への塗布には向きません。

肌が弱く、白色ワセリンでも刺激を感じやすい方は精製純度の高い「サンホワイト」を使用しましょう。

シミ|紫外線による油の酸化が原因

ワセリンを塗った肌は、塗っていない肌と比較すると通常の約4倍も紫外線を吸収しやすく、シミや黒ずみを作りやすくなるといわれています。

ワセリンに含まれる成分が、紫外線で酸化することが原因です。

しかし精製技術の高い現代では、ワセリンに含まれていた紫外線を吸収する成分を精製時に取り除けるので、ワセリンでシミや黒ずみを作ることはほとんどありません。

リスクのない状態でワセリンを使いたいのであれば、紫外線を吸収しやすい不純物が少なく、精製度の高い白色ワセリンの「プロペト」か「サンホワイト」を選びましょう。

ワセリンパックにプラスする黒ずみ毛穴ケアの方法

ワセリンパックの検証では、完全に毛穴の黒ずみを取り除くことができませんでした。

黒ずみ毛穴を解消するためには、古い皮脂や角質が詰まってできる角栓を、溜め込まずに排出する「肌のターンオーバー」がカギとなります。

肌のターンオーバーは通常28日周期で行われますが、肌に負担がかかるような過剰なクレンジングや、洗顔で落としきれなかった汚れによる毛穴詰まりが原因で周期が乱れることがあります。

周期が乱れてしまうと古い皮脂や角質がたまり、毛穴の黒ずみが排出されずに留まってしまいます。

黒ずみ毛穴がよくならないという方は、クレンジングと洗顔方法のポイントをしっかり押さえて黒ずみ毛穴のない新しい肌へ生まれ変わる、肌のターンオーバーを促進させましょう。

■クレンジング時のポイント

☑クレンジング料は適量か、クレンジング代の用法容量を守ること

☑ウォータープルーフを使用した化粧品は、ポイントメイク用のクレンジングで落とす

☑皮脂量の多い額から鼻、頬やあごからやさしく洗う

☑ゴシゴシこすらないように指の腹をつかって肌をやさしくマッサージする

☑32~34℃のぬるま湯ですすぎ残しのないように丁寧にすすぐ

■洗顔時のポイント

☑手を洗って清潔な状態にし、洗顔料を付ける前に顔を濡らす

☑お湯は皮脂が溶け出す32~34℃のぬるま湯を使用

☑泡をクッションにして、皮脂量の多い額から鼻、あごから力を入れずにやさしく洗う

☑洗顔時間が長くなると肌に負担をかけるので30秒を目安にする

☑洗顔料の洗い残しがないように丁寧にすすぐ

黒ずみ毛穴のクレンジング対策とおすすめ洗顔方法に関する記事はこちら

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