
「40代に入ってから肌の乾燥が気になる」
「毛穴が目立ってメイクをしても隠せない」
「UVケアをしていたのにシミがあちこちに出できた」
40代に入ってから次々と肌のトラブルを感じるようになり、30代の頃とは明らかに違う肌の変化を感じていませんか。
乾燥、シミ、シワ、毛穴の開きなど、40代女性の肌は加齢による肌悩みが加速していきます。
このままではエイジングが止まらないと気持ちは焦る一方なのに、具体的に何をどう対策していったらいいのかわからず、まずは化粧水から変えてみようと思っている方も少なくないでしょう。
ハリツヤ研究所では、40代女性50人を対象に独自のアンケート「40代化粧水(化粧液)に関するアンケート」を行い、実際に使っている化粧水や肌悩みをリサーチしてみました。
本記事では、そのアンケート結果を元に40代女性におすすめの化粧水を紹介していきます。
エイジング化粧水は高額な化粧水ほど効果があるのか、スキンケアは化粧水と同じブランドで統一した方がいいのかなど、40代女性の気になる疑問についても解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
40代の肌と化粧水の選び方
女性の肌は40代に入ると、加齢やホルモンバランスによるさまざまな肌の変化が起こります。
乾燥、シミ、シワ、毛穴の開き、たるみなど、エイジングによる肌トラブルを感じているならば、40代の肌質や肌のエイジング悩みに合った化粧水選びが大切です。
40代におすすめの化粧水は、次の3つのポイントから選びましょう。
- 肌のタイプで選ぶ
- エイジング悩みに効く美容成分で選ぶ
- 続けられる価格で選ぶ
40代女性の肌のエイジングには、美肌を保つ女性ホルモン「エストロゲン」の減少が関係しています。
エストロゲンには、肌をみずみずしく保ち、コラーゲンを生成する働きがありますが、生理周期をキープして妊娠に向けた身体づくりをするホルモンのため、30代後半から分泌が減っていくのです。
そのため、肌のハリや弾力を保てなくなり乾燥やシワ、たるみが起こりやすく、肌質も変わりやすくなります。
「40代の化粧水の選び方」に沿って、化粧水の選び方のポイントを見ていきましょう。
肌のタイプ別で選ぶ
40代の化粧水選びは、「自分の肌質を知る」ことが大切です。
40代の肌は、30代の頃と比較すると水分量、皮脂量ともに減少して乾燥しやすくなり、肌トラブルが起こります。
肌質は、水分量と皮脂量のバランスによって4つのタイプに分けられます。
4つの肌タイプ
4つの肌タイプ以外に、肌が過敏でトラブルが多い肌のことを「敏感肌」として分ける方法があります。
敏感肌とは、アレルギー体質や花粉症、外部からの刺激や環境の変化により肌トラブルが起こりやすい肌のことです。肌質が変わりやすく、ストレスや食生活の変化にも左右されやすい特徴があります。
自分が何の肌質に何に当てはまるのかを知ることで、肌質に合った化粧水が選びやすくなりますよ。
化粧水の主な種類
柔軟化粧水 | 一般的に化粧水と呼ばれるもの。保湿成分が角層に水分を与えて皮膚を柔軟にし、みずみずしく滑らかでうるおいのある肌を保つ。 |
収れん化粧水 | 脂性肌やTゾーン部分使いにおすすめ。角層に水分、保湿成分を補い、収れん作用・皮脂分泌抑作用あり。アルコールの配合量が多め。 |
ふきとり化粧水 | クレンジング後の肌の油分ふき取り、余分な角質を取る化粧水。界面活性剤、保湿剤、エタノールを多く含む。エイジングが進む40代には不向き。 |
肌質から選ぶ化粧水選びのポイント
肌質 | 選び方のポイント | 化粧水のタイプ |
乾燥肌 | 肌のバリア機能が落ちてダメージを受けている状態。肌を刺激しないシンプルなケアがおすすめ。セラミドやアミノ酸を含む化粧水が効果的。 | セラミド入りの柔軟化粧水 |
普通肌 | 健康で水分・油分のバランスがとれた理想的な状態のため、好みの化粧水を使用してOK。水分を中心に補い、乾燥する時はクリームなどで油分を補うケアを。 | どのタイプでもOK。ふきとりタイプは避けた方がよい。 |
混合肌 | 水分不足による乾燥、またはホルモンバランスの乱れにより刺激に弱くなっている可能性あり。低刺激で保湿力の高い自然派化粧水がおすすめ。 | 柔軟化粧水 収れん化粧水 |
脂性肌 | 脂性肌用のさっぱりタイプ化粧水がおすすめ。脂性肌用の化粧水でも効果がない場合は、乾燥により皮脂が過剰分泌している可能性あり。保湿力の高い化粧水に切り替えた保湿重視のケアがおすすめ。 | 収れん化粧水または柔軟化粧水 |
敏感肌 | 肌が敏感になっているため、刺激の少ない化粧水を選ぶ。アルコールや香料フリーで、肌のうるおいを保つセラミド、アミノ酸入りの自然派化粧水がおすすめ。 | セラミド入りの柔軟化粧水(アルコール、香料、鉱物フリー) |
自分の肌質を知って、肌のタイプに合った化粧水を選びましょう。
エイジング悩みに効く美容成分で選ぶ
40代の化粧水選びは、肌のエイジング悩みに効く美容成分で選ぶことが大切です。
ハリツヤ研究所では、40代女性50人を対象に「40代化粧水(化粧液)に関するアンケート」を行い、40代の肌悩みについて調査してみました。
ハリツヤ研究所「40代化粧水に関するアンケート」2018年11月調べ
最も多い肌悩みは「乾燥」、続いて「シミ」「毛穴」、「くすみ」「シワ」「たるみ」の順となり、半数以上の方が乾燥やシミ、毛穴の開きに悩んでいることがわかりました。
エイジングの悩みに効果的な美容成分
乾燥に効く | 高保湿成分 | セラミド・レシチン・ヒアルロン酸・スクワランなど |
シミに効く | 美白成分 | アルブチン・ビタミンC誘導・ハイドロキノンなど |
毛穴に効く | 肌のハリをサポート | レチノール・ペプチド・コラーゲン・コエンザイムQ10など |
くすみに効く | 高保湿成分 | セラミド・ヒアルロン酸※くすみの原因により異なる |
シワに効く | 保湿・エイジングケア成分 | セラミド・コラーゲン・ビタミンC誘導体・レチノールなど |
たるみに効く | 保湿・エイジングケア成分 | セラミド・コラーゲン・ビタミンソ誘導体・レチノールなど |
美容成分については、化粧水のパッケージや公式サイトの配合成分で確認できます。
肌のエイジング悩みに合った美容成分入りの化粧水を選ぶのがおすすめです。
続けやすい価格帯から選ぶ
化粧水は毎日使うものなので、求めやすい価格でストレスなく続けられるかどうかも大切なポイントです。
肌質やエイジング悩みに合っているかに加えて、継続できる価格かどうかで選ぶことをおすすめします。
ハリツヤ研究所が行った「40代化粧水に関するアンケート」調べによると、40代女性の化粧水の平均価格は約3,000円で、最も高い化粧水で8,000円、最もリーズナブルな化粧水で500円という結果が出ています。
後ほど詳しく説明しますが、「価格が高いほど化粧水の効果も高いと思うか」の質問に対しての回答を見ると「価格が高くても化粧水の効果が高とは限らない」という結果が出ています。
多くの40代が高額な化粧水ではなく、自分の肌質や肌悩みにあった適正な価格の化粧水を選ぶ傾向が高いことがわかりました。
無理なく続けられる価格帯の化粧水の中から、肌質に合うか合わないか、香りやテクスチャーはどうかをテスターやトライアルで試してから購入するようにしてくださいね。
エイジング悩みで選ぶおすすめ化粧水5選
ハリツヤ研究所「40代化粧水に関するアンケート」結果から、40代が抱えているエイジングによる肌悩み別におすすめの化粧水を紹介します。
肌悩み1位「乾燥」におすすめ
乾燥におすすめの美容成分は、セラミド、レシチン、スクワラン、ヒアルロン酸などがあります。
その中でも、高保湿成分セラミドが入った化粧水がおすすめです。
セラミドには、ヒト型セラミド、天然セラミド、植物セラミド、合成セラミドがありますが、エイジングによる乾燥が気になる肌には、保湿力が高く角層の奥まで浸透する「ヒト型セラミド」が配合されている化粧水を選びましょう。
エトヴォス バイタライジングローション
4,800円(税抜)/120ml
- 加齢により失われる保湿成分「ヒト型セラミド」配合で、乱れがちな肌のバリア機能を高める
- ゴワツキが気になる肌の乾燥を防ぎ、ハリと弾力を与える
- アルガン幹細胞が肌を引きしめ、キメの整った滑らかな肌へと導く
5種類ものヒト型セラミドの他、浸透型ヒアルロン酸、リピジュア、アミノ酸などの高保湿成分を配合したエイジング化粧水。
乾燥から肌を守り、キメの整ったハリとうるおいのある肌へと導きます。
肌にやさしい低刺激処方で、乾燥で敏感になった肌にもおすすめです。
おすすめの肌質 | 乾燥肌、敏感肌、普通肌、混合肌 |
肌のエイジング悩み | 乾燥、くすみ、毛穴の引きしめ、たるみ |
肌悩み2位「シミ」におすすめ
シミにおすすめの美容成分は、アルブチン、ビタミンC誘導体(アスコルビン酸)などがあり、初期のシミや肝斑に効果的です。
※濃く皮膚に定着してしまったシミには、レーザー治療など別のアプローチが必要になります。
アンプルール ラグジュアリーホワイト ローションAO II
5,400円(税抜)/120ml
- 新安定化ハイドロキノンが、シミのやくすみにアプローチして美白効果を高める
- 速効性ビタミンC誘導体など抗酸化に優れた4つ成分をナノカプセルに閉じ込めて肌に届ける
- トリプルセラミドが肌に水分を引き込み、美白成分を角層の奥まで浸透させる。
肌のダメージをリセットするAOカプセルに、皮膚科でも使用されている美白成分ハイドロキノンやビタミンC誘導体などの美容成分を安定化させて肌に届ける化粧水。
シミやくすみ、ハリや弾力の低下などの肌ダメージをリセットする力を強化して、美白効果や肌の保湿力を高めます。
おすすめの肌質 | 乾燥肌、普通肌、混合肌、脂性肌 |
肌のエイジング悩み | 美白、乾燥、くすみ、毛穴の引きしめ、たるみ |
肌悩み2位「毛穴」におすすめ
40代の毛穴の開きやたるみにおすすめの有効成分は、ビタミンC誘導体やレチノールです。
毛穴は、毛穴にたまった汚れや皮脂の過剰分泌によるものと思われがちですが、40代の毛穴が目立つのは、真皮層のコラーゲンやエラスチンの減少によって起こるたるみが原因です。
肌弾力を保つコラーゲンや、コラーゲン同士を繋ぐエラスチンが減少すると、肌のハリが保てなくなってたるみ、涙状に引き下げられて毛穴が目立つようになります。
40代の毛穴悩みには、毛穴を引き締めるピーリングと有効成分が入った化粧水で肌の弾力を高め、毛穴を引きしめましょう。
アスタリフト モイストローション
3,800円(税抜)/130ml
- 独自成分のCLリフレッシャー(R)(パルミチン酸レチノール)が肌内部のダメージを整える
- 3種のコラーゲンとヒアルロン酸が肌の角層まで浸透して、ハリと弾力を高める
- 肌なじみのいいテクスチャーでべたつかず、潤いのある肌へと導く
肌のハリとツヤを奪うコラーゲンの減少に着目して、肌内部のダメージにアプローチする化粧水。
独自成分のCLリフレッシャーが肌のバリア機能を高め、ハリと弾力のある肌へ。
ナノ化したビタミンA(パルミチン酸レチノール)とコラーゲンを肌の奥まで届けて、毛穴の目立たない肌へと導きます。
おすすめの肌質 | 乾燥肌、敏感肌、普通肌、混合肌、脂性肌 |
肌のエイジング悩み | 美白、乾燥、くすみ、毛穴の引きしめ、たるみ |
肌悩み3位「くすみ」におすすめ
くすみにおすすめの美容成分は、セラミド、ヒアルロン酸ですが、くすみの原因によって対処法が異なります。
40代の肌のくすみは、肌のターンオーバーが乱れる「角質肥厚」が主な原因です。
「角質肥厚」は、角質がうまく剥がれず厚く積み重なった状態で肌がグレーっぽく見えます。
角質肥厚によるくすみは、ターンオーバーが乱れて角質が厚くなっているため、その上に保湿化粧水をつけても美容成分が角層まで届きにくいため、充分な効果が期待できません。
まずは、積み重なった角質を取り去った後にセラミド入りの化粧水や美容液で保湿する方法が効果的です。
自分の肌に触ってみて、肌がゴワつくようであれば角質肥厚の可能性が高いので、ピーリングで角質を取り除いてから化粧水で保湿するようにしましょう。
「乾燥」や「血行不良」によるくすみのケアは、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分で早めにケアすることで明るさを取り戻していきます。
ディセンシア サエル ホワイトニング ローション コンセントレート
5,000円(税抜)/125ml
- 保湿成分を「ヒト型セラミド」で包んで角層の奥まで浸透させて留まり、保湿効果をサポート
- 美白成分アルブチンがメラニンの生成を抑えて、シミ、くすみを防いで血行を促進する。
- 抗炎症有効成分(※)配合で、ストレスによる肌のダメージを内側からケアする
※抗炎症有効成分グリチルリチン酸2K
ストレスによる肌のダメージや活性酸素によるメラニンの生成を抑制し、美白効果を高め透明感のある肌へと導く化粧水。
通常のセラミドの20分の1のサイズのカプセル「セラミドナノスフィア」が、ヒト型セラミドを角層の奥まで浸透させ、肌の土台を整えて保湿効果を高めます。
おすすめの肌質 | 乾燥肌、敏感肌、普通肌、混合肌 |
肌のエイジング悩み | 美白、乾燥、くすみ、毛穴の引きしめ |
肌悩み4位「シワ」におすすめ
シワにおすすめの有効成分は「ビタミンC導体」「レチノール」「コラーゲン」です。
シワは乾燥によってできると思われがちですが、実際は肌の弾力やハリを生み出す真皮のコラーゲンやエラスチンの変性・減少が主な原因で現れます。
シワの種類
ちりめんジワ | 表情ジワ |
浅く細かいシワの第一段階。乾燥すると目立つが肌がうるおうと回復する | 表情に合わせてできるシワの第二段階。加齢や真皮のコラーゲン変性により深くなる |
ちりめんジワ、表情ジワの初期の段階であればシワは予防できますが、真皮のコラーゲン線維が断裂したら亀裂して深く刻まれてしまったシワを完全に消すことは難しいため、早めのシワ対策を始めましょう。
アテニア ドレスリフト ローション
3,295円(税抜)/150ml
- 乾燥による小じわを目立たなくし(※)、肌にうるおいを与える
- 肌を乾燥から守る保湿成分ラフィノースや肌の弾力を高めるコラーゲンを配合
- 肌の縦横の伸縮や弾力に着目した「3D美肌美容」でハリのある肌へと導く
最先端の「3D美肌美容」で肌に厚みをもたらす縦の弾力だけでなく、表情の動きに耐える横の伸縮性にも着目した化粧水。
肌をふっくらと潤す保湿成分ラフィノースや発酵コラーゲン配合で、乾燥による小ジワを目立たなくしてハリと弾力に満ちた肌へと導きます。
おすすめの肌質 | 乾燥肌、敏感肌、普通肌、混合肌 |
肌のエイジング悩み | シワ、乾燥、くすみ、毛穴の引きしめ、たるみ |
肌悩み5位「たるみ」におすすめ
たるみに効果的な美容成分は、ビタミンC誘導体、レチノール、コラーゲンなどです。
たるみはシワと同様で、真皮のコラーゲンやエラスチンの変化によって起こります。コラーゲンが弾力を失う、コラーゲン同士を繋ぐエラスチンの減少により、肌はたるんでいくのです。
たるみの対策もシワと同じ有効成分が効果的ですが、たるみは顔立ちや現れる部分によって異なるので、症状に合わせたケアが必要になります。
たるみによって起こる症状には、「たるみ毛穴」「涙袋」「二重あご」「ほうれい線」などがあり、たるみが進行してしまうと解消するのが難しいため、早めの予防が重要です。
進行してしまったたるみやほうれい線対策は、マッサージや表情筋を鍛えるエクササイズが有効なので、スキンケアと合わせて予防・改善するようにしましょう。
ビーグレン QuSomeローション
5,000円(税抜)/120ml
- 独自の浸透テクノロジーにより、美容複合成分を角層の奥まで届け長時間うるおいを保つ
- 角層を整える複数のペプチドを配合し、肌を活性化させてハリと弾力を高める
- ビタミンC誘導体が肌環境を整え、たるみにを予防して健康な肌へと整える
独自の浸透テクノロジーQuSomeにより、保湿力の高い複合成分をナノ化して角層の奥まで浸透させ、うるおいに満ちた肌を保ちます。
角層まで浸透した美容成分が17時間も肌に留まり、肌のハリや弾力を高めてたるみを防ぎ、毛穴開きや肌のくすみなどのエイジングサインにアプローチする化粧水。
ビーグレンは、肌悩みに合わせたトライアルセットが充実しているので、たるみ以外のエイジング悩みを抱える肌にもおすすめです。
おすすめの肌質 | 乾燥肌、普通肌、混合肌、脂性肌 |
肌のエイジング悩み | たるみ、乾燥、くすみ、毛穴の引きしめ |
40代におすすめのプチプラ化粧水3選
ここからは、40代におすすめのプチプラ化粧水を紹介します。
リーズナブルな価格でストレスなく続けられて、保湿やエイジングのよる肌悩みに効く美容成分が入っているものを厳選してみましたので、ぜひ化粧水選びの参考にしてくださいね。
ドラックストア売れ筋化粧水
40代におすすめのプチプラ化粧水の購入は、品ぞろえが豊富なドラックストアがおすすめです。
シンプルな配合で、エイジング効果が期待できる美容成分入りの化粧水が数百円から1,000円台で購入できます。
極潤 ヒアルロン液
170ml 800円前後、400ml 1,500円前後、詰替用 500円前後
- 3種類のヒアルロン酸、トレハノースが肌にうるおいを与えて乾燥を防ぎ、健康な肌へと導く
- べたつきのないローションが角層の奥まで浸透し、弾力のある肌へと整える
- 無香料、無着色、アルコールフリーで刺激が気になる乾燥肌、敏感肌にもおすすめ
3種のヒアルロン酸配合のヒアルロン液が、乾燥しがちな40代の肌にしっとりとしたうるおいと弾力を与えます。
アルコールや香料フリーで肌にやさしく、敏感肌・乾燥肌でも使える刺激が少ない処方。子どもから大人まで家族全員で使えるヒアルロン液で、顔だけでなく全身にも使えます。
おすすめの肌質 | 乾燥肌、敏感肌、普通肌、混合肌、脂性肌 |
肌のエイジング悩み | 乾燥、たるみ |
ちふれ 化粧水しっとりタイプ
180ml 550円(税抜)/詰替用150ml 450円(税抜)
- 保湿成分ヒアルロン酸、トレハノース配合で乾燥が気になる肌をみずみずしく保つ
- とろみのあるローションが角層の奥まで浸透してうるおいのある肌へと導く
- 乾燥や乾燥による肌トラブルを防いで、肌を健やかに整える
肌にうるおいを与え角層の奥まで浸透する化粧水が、40代女性に多い乾燥や乾燥による肌トラブルを防ぎます。
リーズナブルな価格帯ながら、保湿成分ヒアルロン酸とトレハノース配合で、ハリと弾力を高めてしっとりとみずみずしい肌へと整えます。
同シリーズでメラニンの生成を抑えてシミを防ぐ「美白化粧水W」(1,150円/税抜)、乾燥による小ジワを目立たなくしてエイジング効果を高める「濃厚化粧水」(800円/税抜)もおすすめです。
おすすめの肌質 | 乾燥肌、敏感肌、普通肌、混合肌、脂性肌 |
肌のエイジング悩み | 乾燥、毛穴の開き、たるみ |
無印良品の売れ筋化粧水
無印良品の化粧水は、高品質でリーズナブルな価格で40代女性に人気の化粧水です。
「価格を気にせずにたっぷりと使える」「美容成分が入っていて保湿力が高い」と「40代化粧水に関するアンケート」でも高評価でした。
無印良品の各店舗にテスターがおいてあるので、品質や肌なじみを確認してから購入でき、いざという時はファミリーマートで取り扱化粧水っているため旅行中や夜でも購入できます。
無印良品・敏感肌用・高保湿タイプ
690円(税込)/200ml
- 保湿成分リピジュアR、ヒアルロン酸配合で乾燥しがちな40代の肌にうるおいを与える
- 肌保護成分(※)配合で刺激やダメージを受けやすい敏感肌を守る
- たっぷりと使えるリーズナブルな価格が魅力。コンビニでも購入できる
※肌保護成分スベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス
岩手県産の天然水を使用した無印良品のスキンケア。
リーズナブルな価格ながら保湿成分、肌保護成分が配合され、乾燥や40代女性の肌をストレスから守ります。
高品質で価格を気にせずたっぷりと使えてコンビニでも購入できる点が魅力で、リピーターが多いのも特徴です。
おすすめの肌質 | 乾燥肌、敏感肌、混合肌 |
肌のエイジング悩み | 乾燥、くすみ |
デパコスの売れ筋化粧水
デパコスのスキンケアはブランドイメージが強く、広告宣伝に力を入れている、価格帯が高めの印象がありますが、プチプラ価格で購入できるブランドもいくつかあります。
例えばファンケルは、無香料・無着色・アルコールフリーなど、敏感肌や乾燥肌でも使える無添加と品質にこだわったスキンケアブランドで、リーズナブルな価格が魅力のブランド。
化粧液が1,000円台から購入できます。
ファンケル エンリッチ化粧液
1,700円(税込)/30ml
- 2つのコラーゲンがエイジングによりハリや弾力が不足した肌にアプローチ
- 肌ダメージを察知してコラーゲンの産出を促し、肌トラブルを防ぐ
- 肌ストレスの元となる添加物不使用で、敏感肌や乾燥肌も使えるやさしい使用感
エイジングによるハリや弾力が気になりはじめた40代の肌へ、2つのコラーゲンがアプローチしてふっくらと整えます。
とろみのあるテクスチャーの化粧液が、美容液のような質感で肌になじんで密着。
うるおいで満たして乾燥を防ぎ、乾燥によるシワやたるみを防ぐ化粧液です。
おすすめの肌質 | 乾燥肌、普通肌、混合肌 |
肌のエイジング悩み | 乾燥、毛穴の開き、たるみ |
50人アンケートによる40代の化粧水事情
ハリツヤ研究所で行った50人アンケート「40代化粧水アンケート」から、40代女性の化粧水事情が見えてきました。
実際に40代女性がどんな化粧水を使っているのか、化粧水選びにどんな疑問を抱いているのかに迫ります。
40代女性が使っている化粧水ランキング
ハリツヤ研究所のアンケート結果から、40代女性が実際に選んで使っている化粧水をランキングで紹介します。
1位 コーセー薬用雪肌精
5,000円(税抜)/200ml
- 和漢植物エキス配合で乾燥による肌のくすみを防ぐ薬用化粧水
- 乾燥でカサつく肌にうるおいを与え、毛穴を引き締める
- 肌の炎症を抑える有効成分グリチルリチン酸ジカリウム配合
40代女性が最も支持(※)していたのは「薬用 雪肌精」。和漢植物エキス配合で肌を保湿しながら乾燥による肌のくすみを防ぎ、透明感のある肌へと導きます。
肌の炎症を抑えるグリチルリチン酸ジカリウム配合で肌を健やかに保ち、毛穴を引きしめ美白効果を高めます。
※ハリツヤ研究所「40代化粧水に関するアンケート調べ
おすすめの肌質 | 普通肌、混合肌、脂性肌 |
肌のエイジング悩み | 乾燥、くすみ、毛穴の引きしめ |

2位 オルビス オルビスユー
2,700円(税抜)/180ml
- 年齢とともに水分が減少する肌細胞に水分を届けて巡らせ、みずみずしい肌に整える。
- 保湿成分濃密ウォータージェリー(※)配合のとろみのあるテクスチャーが特徴
- 保湿成分キーポリンブースター(※)配合で肌にうるおいとハリ感を与える
※保湿成分濃密ウォータージェリー
保湿成分PEG-75、プロパンジオール配合
※保湿成分キーポリンブースター
ヤグルマギク花エキス・アマモエキス・モモ葉エキスの3つの保湿成分
肌細胞の水分量に着目し、角質・表皮・真皮の3層に水の通り道を作って巡らせ、みずみずしい肌に整える化粧水。
オルビス独自の高保湿成分濃厚ウォータージェリーは、とろみのあるテクスチャーが特徴で肌にのせると水のようになじみ、肌にハリとうるおいを届ける。
おすすめの肌質 | 乾燥肌、普通肌、混合肌、敏感肌 |
肌のエイジング悩み | 乾燥、くすみ、毛穴の引きしめ |

保湿成分がたっぷりと配合されているので、乾燥肌や敏感肌の方にもおすすめです。美白成分は入っていません。
3位 ETVOSモイスチャライジングローション
3,200円(税抜)/150ml
- 天然由来の高保湿成分「POs-Ca(ホスホリルオリゴ糖Ca)」配合で角層の奥までうるおす
- グルコシルセラミド、リピジュア、ヒアルロン酸など高保湿成分をたっぷりと配合
- 肌にやさしい低刺激処方で肌なじみがよく、トラブルに悩みがちな肌をすこやかに整える
セラミド、ヒアルロン酸、リピジュアの他、天然保湿因子、プラセンタエキスなど保湿成分をたっぷりと配合。
角層の奥までうるおいを届けて乾燥から肌を守り、保水力を高める。敏感に傾いた肌や乾燥肌のバリア機能を高め、肌トラブルを防ぐ化粧水です。
おすすめの肌質 | 乾燥肌、普通肌、混合肌、敏感肌 |
肌のエイジング悩み | 乾燥、くすみ、毛穴の引きしめ |

保湿重視の化粧水なので、もっと肌のハリや弾力を高めたいなら、エイジングラインのバイタライジングローションもおすすめ。
植物幹細胞エキス配合で肌の幹細胞を活性化し、シワ、たるみ、くすみにアプローチします。
4位 無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ
690円(税込)/200ml
コンビニや無印良品の各店舗で購入できる「化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ」がランクインしました。
- リピジュアR、ヒアルロン酸などの高保湿成分を配合でうるおいを与える
- 肌保護成分(※)配合で刺激やストレスから肌を守り、肌トラブルを防ぐ
- 無香料・無着色・無鉱物油・弱酸性・アルコールフリー・アレルギーテスト済み
※肌保護成分スベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス
数多くの店舗やネット販売、コンビニでも購入できる無印良品のスキンケア。
リーズナブルな価格ながら、乾燥を防いで肌をみずみずしく整える美容成分やストレスから肌を守る保護成分を配合。
アルコールや香料フリーで、刺激に敏感な乾燥肌や敏感肌にも使える化粧水です。
おすすめの肌質 | 乾燥肌、敏感肌、混合肌 |
肌のエイジング悩み | 乾燥、くすみ |

パシャパシャと化粧水を使いたい、ローションパック用に使いたいという方にもおすすめです。
アルコールフリーで無香料・無着色・無鉱物油で肌にやさしく、季節問わす使える高保湿化粧水です。
以上の4つがアンケート上位にランクインした化粧水です。
ただし上位といっても僅差の結果で、アンケート対象者の8割はそれぞれが別の化粧水を使っていて、数多くの化粧水が選ばれている現状が浮き彫りとなりました。
名前が挙がった化粧水は、メーカーもブランドもさまざま。
その時の肌状態や肌悩みに合わせて年に数回化粧水を変える方もいれば、同じ化粧水を長く使っている方もいて、自分の肌質や肌悩みに合わせて選んでいる傾向がみられました。
化粧水にかける40代の平均金額は?
アンケート結果から、40代が使っている化粧水の平均価格は3,047円(税抜)。
高額なもので8,000円(税抜)、安価なもので500円(税抜)という結果となりました。
最も多い購入価格帯は3,000円台(税抜)で、通販ブランドの利用が目立ちます。
通販ブランド・・・アスタリフト、アテニア、DHC、オルビスなど
ドラックストア・・・ちふれ、キュレル、ロート製薬、なめらか本舗
デパコス・・・アユーラ、RMK、ファンケル、ソフィーナ、コーセー、資生堂
※ファンケル、ソフィーナ、コーセー、資生堂はドラックストア利用者も含む
価格が高い化粧水はエイジングに効く?
40代女性の価格に対するアンケート結果は、下記のとおりです。
少しの差で、「化粧水の価格が高いほどエイジング効果が高いとは言えない」という結果となりました。
NOの方のコメント

43歳
乾燥肌

42歳
敏感肌
YESの方のコメント

42歳
乾燥肌

40代後半
混合肌
NOの方は、「安くてもいい商品がある」「敏感肌なので成分がシンプルな方がいい」、YESの方は「やはり価格が高いと効果も高いと思える」「同じ美容成分でも高い方が質がいい」といったコメントが多い印象でした。
40代に入ってから選んだ化粧水とは
40代に入ってから化粧水を変えた方は50人中26人。
化粧水を変えた主な理由は、乾燥、肌に合わない、花粉症、価格です。
化粧水を変えた方のコメント

40代後半
敏感肌
使用化粧水:ソフィーナグレイス保湿化粧水

40代
混合肌
使用化粧水:エトヴォス モイスチャライジングローション

40代後半
混合肌
使用化粧水:オルビスユーホワイト
肌に合わないと感じた方の多くが「乾燥によるもの」を挙げていて、40代に入ってからの肌悩みの第1位「乾燥」の結果を裏づける回答となりました。
スキンケアはシリーズで使った方がいい?
スキンケアをライン使いしている方は、50人中37人。
ライン使いしているスキンケアアイテムは乳液が一番多く、次に美容液の順です。
化粧水と乳液、美容液をライン使いした方がいいと捉えている方が多い結果となりました。
確かに、各メーカーともにライン使いをすると相乗効果が高まり相性がいいラインナップになっていますし、使う順番に迷いがないので使いやすいという利点はあるのですが、必ずしもライン使いした方がいいわけではありません。
本来、乳液やクリームは油分を補うものなので、きちんと保湿されていれば油分を補給する必要はないのですが、乾燥が進む40代の肌は水分だけでなく油分も低下していきます。
乾燥が気になる時や乾燥が気になる目元や口元には、油分を補ってあげることが必要です。油分を補った方がいいと感じたら、セラミドなどの保湿成分を含む乳液を選びましょう。
アンケート結果の中には、化粧水との相性や季節や肌の状態によって、スキンケアを変えている方も見られました。
40代はエイジング悩みが増える年代なので、美白やシワ予防などの美容効果を期待するのであれば、肌悩みに合わせた美容成分が濃縮された美容液でのケアをプラスするようにしましょう。
化粧水と合わせてはじめるエイジングケア
エイジングが進む40代女性は、自分の肌の変化に合わせた早めのエイジングケアに加え、エイジングを防ぐ生活習慣の見直しが必要です。
肌質やエイジング悩みに合わせた化粧水の選び方を紹介してきましたが、大切なのは自分の肌のエイジングサインにいち早く気づき、早めのケアを始めることです。
また、スキンケアの効果を高めるための生活習慣の見直しを行い、肌や身体の老化のサインを見逃さないようにしましょう。
40代からの肌の変化と向き合う
エイジングによるシミやシワなどの肌トラブルは、できてしまってから改善するのは難しいためできる前に予防することが大切です。
40代になると紫外線による外的ダメージや、女性ホルモンの減少による真皮のコラーゲンやエラスチンまの減少によっておこる肌のハリや弾力不足が原因で、肌はだんだんと衰えていきます。
また、30代の肌と比較すると乾燥や小じわが目立ち、ニキビや傷の治りが悪くなり、ニキビ跡やシミになって残ってしまうと悩んでいる方も少なくありません。
このイラストは同じイラストですが、シワやたるみの陰影を加えると、一気に老けた印象を与えます。
シワやたるみを与えて予防してハリや弾力のある肌を保つことができれば、年齢を感じさせない若々しい印象を保つことができるのです。
肌のエイジングを感じ始めたら、化粧水だけでなくスキンケアを見直して自分の肌悩みに合った乳液や美容液をプラスするようにしましょう。
肌のたるみの原因となる表情筋を鍛える、筋力を鍛えて身体の代謝を上げる、食生活や生活習慣を整えるなどのアプローチにより、健康な身体を維持することが大切です。
40代からのスキンケアと生活習慣を見直す
40代からはエイジングをケアするスキンケアに加え、エイジングを加速させない生活習慣の見直しが大切です。
エイジングを加速させない生活習慣
- 肌のたるみの原因となる表情筋を鍛える
- 筋力を鍛えて身体の代謝を上げる
- 食生活や生活習慣を整える
肌のたるみの原因となる表情筋を鍛える
顔には40以上の筋肉があり、表情筋と呼ばれています。表情筋は普段はあまり使わない筋肉なので、加齢によってどんどん衰え重力によって引き下げられてたるみの原因となるのです。
スキンケアによるエイジングとともに表情筋を鍛えてたるみを予防し、シワやたるみ、ほうれい線が目立たない肌を目指しましょう。
表情筋を鍛えるエクササイズについて詳しく知りたい方はこちら
筋力を鍛えて身体の代謝を上げる
表情筋とともに身体の筋肉を鍛えることもエイジングケアには必要です。
筋力が弱ると代謝が落ちて血行が悪くなり、血液やリンパの流れが悪くなって老廃物が溜まり肌の代謝が衰えます。
肌の代謝が悪くなると、肌が生まれ変わるターンオーバーが乱れるため、肌トラブルが起こりやすくなるのです。
美しい肌を保つためにはウォーキングやエクササイズなど適度な運動を行い、筋力の衰えを防ぐようにしましょう。
表情筋や身体の筋力をアップする筋トレ方法
食生活や生活習慣を整える
エイジングケア効果を高めるためには、食生活や生活習慣の見直しが必要です。
栄養バランスのとれた食事や良質な睡眠を心がけ、肌だけでなく健康な身体を維持するようにしましょう。
偏った食事や喫煙、睡眠不足の状態が続くと、身体に栄養が行き渡らなくなったり酸素がうまく行き渡らなくなって肌の乾燥を悪化させることになり、肌がカサカサになったり、水分や油分が不足してうるおいが不足するためエイジングを加速させてしまいます。
40代になると代謝が悪くなって痩せにくくなるため、過度なダイエットや食事制限を行う方も少なくありません。ダイエットをする時は、必要な栄養を補いながら正しい知識や指導の元で行うことをおすすめします。
美しいボディラインを保ち健康を維持するためにも、栄養バランスのいい食生活と規則正しい生活を心がけてくださいね。
まとめ
40代におすすめの化粧水の選び方を紹介しました。
40代の化粧水選びは以下の3つのポイントに注目しましょう。
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また「40代化粧水に関するアンケート」から、同世代の女性たちがどんな肌悩みを抱えているのか、化粧水の平均価格はどうか、どんなポイントから化粧水を選んでいるのかなども紹介しましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
自分の肌に合った化粧水を選んで、肌トラブルを予防しエイジングの気にならない若々しい肌を手に入れましょう。
美白化粧水ですが、濃いシミを改善するビタミンC誘導体などは配合されていないため、美白を高めたいならばやや不向きです。