メイクアップアーティスト分山雅子さんの写真
小林なつきプロフィール

脂性肌の研究者

小林 なつき

「ベースメイクがすぐに皮脂崩れを起こしてしまう」
「ベースメイクをしてもすぐテカリが出てしまう」
そんな悩みを抱えている脂性肌の方はいませんか?

脂性肌の方は皮脂の分泌が多く、普通肌や乾燥肌などの他の肌質の方よりメイクの皮脂崩れを起こしやすい肌質なので、ベースメイクアイテムの選び方やメイク方法に工夫が必要です。

しかし、脂性肌の方でも大切なポイントさえ押さえれば、自力で皮脂崩れを起こさないベースメイクをつくることができます。

本記事では、プロのヘアメイクアップアーティストの方をお招きして、ベースメイクアイテムの選び方やベースメイクの方法について悩んでいる脂性肌の方が気を付けるべきポイントを伺いました。
ベースメイクの崩れに悩んでいる脂性肌の方は、ぜひ参考にしてみてください。

今回お話を伺ったヘアメイクアップアーティストさんはこの方

メイクアップアーティスト分山雅子さんのプロフィール写真

脂性肌に適したベースメイクアイテムの特徴

脂性肌の方がベースメイクをおこなうときには、できるだけ日中に肌がテカりにくく、メイク崩れを引き起こさないためにも、脂性肌の悩みに適したベースメイクアイテムを使いたいものですよね。

ここでは、脂性肌に適したベースメイクアイテムとはどのようなものか、プロのメイクアップアーティストである分山さんにお伺いした内容をご説明していきます。

皮脂崩れしにくいと表記されている

ファンデーションを選ぶポイントを説明する女性の写真

脂性肌に合ったベースメイクアイテムの特徴1つ目は、皮脂崩れしにくいと表記されていることです。

脂性肌の方は皮脂の分泌が多く、皮脂崩れを起こしやすい肌質なので、皮脂を吸着したり、皮脂の分泌を抑制してくれたりする効果を持つアイテムを使うことが重要です。

ベースメイクをするとき、皮脂崩れしにくいと表記されているものを1つ使うだけでも、皮脂の分泌は抑えられ、他のアイテムに気を使わなくても、メイクは崩れにくくなります。

メイクアップ
アーティスト
分山 雅子
皮脂の分泌が抑えられるということは、皮脂によるメイクの崩れを予防できるということなので、必ず1つは皮脂崩れしにくいという表記のあるアイテムを選ぶようにしてくださいね。

パウダータイプ、もしくはパウダーが配合されている

ファンデーションを選ぶポイントを説明する女性の写真

脂性肌に合ったベースメイクアイテムの特徴2つ目は、パウダータイプであること、もしくは液状でもパウダーが配合されていることです。

パウダータイプ、もしくはパウダーが配合されているベースメイクアイテムは、皮脂を吸着し、皮脂崩れが起こりにくいベースメイクをつくってくれます。

液状、クリーム状のアイテムだと、パウダーが溶けてしまっているのではと感じる方もいるかと思いますが、シリカ、マイカ、タルクといった、皮脂を吸着してくれるパウダーは水や油に溶けない成分なので、安心してください。

メイクアップ
アーティスト
分山 雅子
パウダータイプ、皮脂を吸着するパウダーが配合されたベースメイクアイテムならば、皮脂が出ても皮脂を吸着して崩れにくくできるため、脂性肌に適しているといえますよ。

プロおすすめの脂性肌向けベースメイクアイテム7選

ベースメイクのコスメの集合写真

上の皮脂崩れしないベースメイクアイテムを選ぶポイントを踏まえ、脂性肌の方におすすめできるベースメイクアイテムを分山さんに選んでいただきました。

脂性肌におすすめの化粧下地

ソフィーナ プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止化粧下地

おすすめのベースメイクアイテムの写真

内容量:25mL
価格:3,024円(税込)

メイクアップアーティスト流!
化粧下地の選び方

化粧下地は毛穴をフォローし、皮脂を抑制するタイプのものを選ぶようにしましょう。

特に、Tゾーンなどのテカりやすい部分にはしっかり塗り込んで、あまりテカらない部分は薄めにぼかす程度で塗ってあげると、皮脂の分泌量に差が出にくく、自然な仕上がりになります。

脂性肌におすすめのファンデーション

リキッド|マキアレイベル 薬用クリアエステヴェール

おすすめのベースメイクアイテムの写真

内容量:25mL
通常価格:4,216円(税込)
定期価格:3,372円(税込)

パウダー|VINTORTE ミネラルシルクファンデーション

おすすめのベースメイクアイテムの写真

内容量:6g
通常価格:3,564円(税込)
定期価格:2,970円(税込)

メイクアップアーティスト流!
ファンデーションの選び方

化粧下地で皮脂を抑制できるものを選んでいる場合、ファンデーションはなりたい肌の質感で選んでも問題ありません。

ツヤのある肌を作りたい脂性肌の方にはリキッドタイプ、マットな肌を作りたい脂性肌の方にはパウダータイプのファンデーションがおすすめです。

しかし、リキッドタイプのファンデーションは、肌への伸びがよくなるようにオイルが配合されていて、皮脂分泌の多い脂性肌の方では崩れやすい商品もあるため、オイルフリータイプの商品や、皮脂を吸着するパウダーインタイプの商品を選ぶようにしましょう。

脂性肌におすすめのコンシーラー

クリーム|NARS ソフトマットコンプリートコンシーラー

おすすめのベースメイクアイテムの写真

内容量:6.2g
通常価格:3,672円(税込)

クリーム|KISS ME FERME ハイカバーコンシーラー

おすすめのベースメイクアイテムの写真

内容量:12g
通常価格:648円(税込)

リキッド|CANMAKE カバー&ストレッチコンシーラーUV

おすすめのベースメイクアイテムの写真

内容量:7.5g
通常価格:842円(税込)

メイクアップアーティスト流!
コンシーラーの選び方

コンシーラーはカバーしたいものやカバーしたい場所で選ぶようにしましょう。

広範囲のシミやニキビ跡などを隠したいならば伸びの良いリキッドタイプ、細かい場所やニキビの赤みなど、ポイント的に隠したい部分があるならばカバー力の高いクリームタイプのコンシーラーがおすすめです。

脂性肌におすすめのフェイスパウダー

ETVOS ミネラルルーセントパウダー

おすすめのベースメイクアイテムの写真

内容量:8g
価格:3,240円(税込)

メイクアップアーティスト流!
フェイスパウダーの選び方

フェイスパウダーは、シリカやマイカなどの皮脂を吸着しやすい成分が含まれている、色がつかないものを選ぶようにしましょう。

シリカやマイカなどの皮脂を吸着しやすい成分の入ったフェイスパウダーを乗せると、さらっとした肌に仕上がり、分泌された皮脂を吸着して、肌がテカるまでの時間を長くしてくれます。

プロ直伝!素人でもできる脂性肌向けのベースメイク術

脂性肌でも日中にテカリやメイク崩れを引き起こさない状態をつくるためには、ベースメイクアイテムの選び方だけではなく、正しい使い方をすることも重要です。

メイクアップアーティストの分山さんも実践している、脂性肌の方でも崩れにくいベースメイクをつくるためのポイントをご紹介していきます。

テカリや崩れに負けない化粧下地の使い方

ベースメイクの塗り方を説明している写真

手の甲にパール1粒大の化粧下地を取る

ベースメイクの塗り方を説明している写真

利き手の中指で化粧下地を取り、額、両頬、あご、鼻筋の5か所に化粧下地を点置きする。

ベースメイクの塗り方を説明している写真

テカリの気になるTゾーンの毛穴を埋めるように、額と鼻筋に化粧下地をしっかり塗り込む

ベースメイクの塗り方を説明している写真

中指を使い、頬や顎に置いた化粧下地をフェイスラインに向かって薄く塗り広げる

ベースメイクの塗り方を説明している写真

他の指よりも力が入りにくい薬指の腹を使ってフェイスラインの化粧下地をトントン叩いてぼかし、地肌の色となじませる

ベースメイクの塗り方を説明している写真

瞼や口元などの乾燥した部分には、指先に残った化粧下地をトントンと置くようにして塗り広げる

メイクアップアーティストのワンポイントテクニック

皮脂をコントロールし、テカリや崩れに強い化粧下地を使う際には、顔全体の化粧下地の量がすべて均一になるように塗るのではなく、自分のテカリが気になる部分にはよく塗りこみ、テカらない部分には薄く塗り広げるようにしましょう。

メイクアップ
アーティスト
分山 雅子
皮脂が出る部分は多めに、皮脂が出ない部分には薄めに化粧下地を塗りこむことで、顔全体がマットな印象になるのではなく、自然な仕上がりがつくれますよ。

ファンデーションのタイプ別の使用順序と使い方

化粧下地から先は、好みの質感に合わせて選んだファンデーションごとに、ベースメイクアイテムの使用方法や使用順序が異なります。

リキッドファンデーションを
使う場合

パウダーファンデーションを
使う場合

  1. リキッドファンデーション
  2. コンシーラー
  3. フェイスパウダー
  1. コンシーラー
  2. パウダーファンデーション

自身が使うファンデーションのタイプにあわせて、正しいベースメイクの順序を守るようにしてくださいね。

ここからは、リキッドファンデーション、パウダーファンデーション、コンシーラー、フェイスパウダーの順に、4つのベースメイクアイテムの正しい使用方法を紹介していきます。

メイクアップアーティストの分山さんも実践している、脂性肌でも崩れにくいベースメイクをつくるコツもあわせて紹介するので、ぜひ実際に試してみてくださいね。

リキッドファンデーションの正しい使い方

ベースメイクの塗り方を説明している写真

手の甲にパール粒大のリキッドファンデーションを取る

ベースメイクの塗り方を説明している写真

利き手の中指を使い、第二関節あたりまでリキッドファンデーションを取る

ベースメイクの塗り方を説明している写真

鼻筋の横に中指を当て、目じりまで指をスライドさせるように、リキッドファンデーションを肌へなじませる。

ベースメイクの塗り方を説明している写真

薬指を使い、フェイスライン、首筋のあたりまでリキッドファンデーションを伸ばして広げる。
フェイスラインに向かうにつれて薄付きになるように意識する。

ベースメイクの塗り方を説明している写真

頬に残っているリキッドファンデーションを鼻筋に伸ばす。

ベースメイクの塗り方を説明している写真

②と同じように、手の甲からリキッドファンデーションを取り、あご、額にもリキッドファンデーションを伸ばす。

ベースメイクの塗り方を説明している写真

目元や口元、小鼻などの細かい部分は、中指の先に残ったリキッドファンデーションをトントンとやさしく置くように伸ばす。

ベースメイクの塗り方を説明している写真

何もついていない清潔なスポンジで顔全体を軽く叩き、細かい部分はスポンジの角を使ってならして、リキッドファンデーションがムラになっていないかを確認して、完成

メイクアップアーティストのワンポイントテクニック

リキッドファンデーションは油分が多いため脂性肌には向かないといわれていますが、肌に適度な水分があるように見せられるため、ツヤのある、触りたくなるような肌を作りたい方に向いています。

メイクアップ
アーティスト
分山 雅子
パウダーインタイプのリキッドファンデーションなら、脂性肌の方が日中に気になる皮脂をパウダーが吸着してくれるため、メイクが崩れにくくなりますよ。

パウダーファンデーションの正しい使い方

ベースメイクの塗り方を説明している写真

スポンジの半分を使い、力をこめず、パウダーの表面を撫でるようにパウダーファンデーションを取る

ベースメイクの塗り方を説明している写真

頬の広い面からフェイスラインに向かってスポンジを横に滑らせた後、あご、口元の順にパウダーファンデーションをなじませる

ベースメイクの塗り方を説明している写真

スポンジを眉の上で一度横に滑らせ、額の中心からフェイスラインに向かってファンデーションを伸ばす

ベースメイクの塗り方を説明している写真

アイホールをスポンジでひと撫でする

ベースメイクの塗り方を説明している写真

スポンジの端を使い、小鼻のキワや目尻にファンデーションをなじませる

ベースメイクの塗り方を説明している写真

顔全体にファンデーションを塗り終えたら、スポンジの端を持って顔の中心からフェイスラインに向かってスポンジを滑らせ、ムラをなくす

ベースメイクの塗り方を説明している写真

顔全体を手のひらで押さえ、パウダーファンデーションを定着させる

メイクアップアーティストのワンポイントテクニック

陶器のように滑らかでマットな肌を作りたい、またテカリを防止するために皮脂を徹底的に吸着したい場合には、パウダーファンデーションを使うのがおすすめ。

ただ、パウダーファンデーションは重ねすぎると粉っぽくなり、マットな印象になりすぎてしまう場合があるので、厚塗りしないように注意が必要です。

メイクアップ
アーティスト
分山 雅子
パウダーファンデーションを使う際には、粉を重ねて厚塗りな印象をつくらないように、薄付きを心がけてくださいね。

脂性肌に密着カバーするコンシーラーの選び方と使い方

コンシーラーを使う際には、自分の隠したいシミやクマなどの大きさによってコンシーラーの種類を使い分けるのが、キレイに肌悩みをカバーするポイントです。

大人ニキビやニキビ跡など、ピンポイントな小さい肌悩みを隠したいときには、テクスチャーが固く、高いカバー力を持ったスティックコンシーラーやクリームコンシーラーを選ぶのがおすすめ。

一方で、シミやそばかす、くまといった広範囲の肌悩みには、伸びがよいリキッドコンシーラーを使うといいでしょう。

小さな肌悩みを隠す場合

使用するコンシーラー

  • スティックタイプ
  • クリームタイプ
  1. シミのある部分に、シミより2まわり大きくコンシーラーを乗せる
  2. 大きく乗せたコンシーラーの外周と肌の境目を指先でトントンと叩いて色をなじませる
    ※シミの色がある部分に触れると色が隠せなくなるので、色のある部分には触れない

広範囲の肌悩みを隠す場合

使用するコンシーラー

  • リキッドタイプ
  1. クマにかぶせるように、目の下にコンシーラーを点置きする
  2. 他の指よりも力が入りにくい薬指の腹で、点置きしたコンシーラーを横に広げる
  3. 広げたコンシーラーと肌の境目の色を指先でトントンと叩くようにしてなじませる
  4. 何もついていない清潔なスポンジでコンシーラーを塗った筋をなじませ、目のキワのヨレをなくす

メイクアップアーティストのワンポイントテクニック

コンシーラーは、肌全体に使うベースメイクアイテムではないので脂性肌に合わせて選ぶ必要はなく、自分自身の隠したい肌悩みに合っているかどうかを重視してください。

メイクアップ
アーティスト
分山 雅子
ただし、コンシーラーもファンデーションと同様で厚塗りしてしまうと皮脂で崩れやすくなるため、適量を使うことを心がけてくださいね。

皮脂を吸着するフェイスパウダーの正しい使い方

フェイスパウダーを肌に乗せる際には、パフを使う方法と、ブラシを使う方法の2種類があるため、それぞれの方法をご紹介していきます。

パフでフェイスパウダーを乗せる場合

  1. パフをフェイスパウダーに押し付け、軽く粉を落としてから、粉のついている面をこすり合わせて粉をパフになじませる
  2. 粉がパフになじんだら、テカリが気になる部分を中心に、肌を押さえるようにしてフェイスパウダーを乗せる

ブラシでフェイスパウダーを乗せる場合

  1. フェイスパウダーをブラシにまんべんなく含ませる
  2. 手の甲にブラシを押し付けて、ブラシ全体にフェイスパウダーを含ませる
  3. ブラシ全体にフェイスパウダーがなじんだら、ブラシを軽く振って、取りすぎてしまったフェイスパウダーを落とす
  4. 肌の上を滑らせるように、頬、あご、額、鼻筋の順にフェイスパウダーを乗せる

メイクアップアーティストのワンポイントテクニック

リキッドファンデーションは液状のファンデーションなので、塗り終えた後には必ずシリカなどの皮脂を吸着してさらっとした肌をつくれるフェイスパウダーを使ってメイクを仕上げてください。

メイクアップ
アーティスト
分山 雅子
フェイスパウダーを肌に乗せすぎると、メイクはよれやすく、崩れやすくなってしまうので、なるべく薄付きになるように注意しましょう。

脂性肌のベースメイクを長持ちさせる方法

脂性肌のベースメイクを長時間保たせるためには、洗顔から化粧下地までの一連の流れが最も大切です。

メイク前のスキンケアは肌の状態を整え、メイクのノリや持ちをよくする効果を持っているので、適当に済ませてしまったり、肌に馴染まないままメイクに移ってしまったりすると、メイクは崩れやすくなってしまいます。

脂性肌のベースメイクの手順や方法をご紹介しましたが、特にベースメイクを長持ちさせるためにはどのようなことに気を付けるべきかについても、分山さんにお伺いしました。

その1|とにかく薄付きのメイクをする

メイクは、本来なら肌に乗っていないものを重ねている状態なので、どんなにきれいにメイクをしても表情の動きでよれてしまったり、皮脂で浮いたりして崩れてしまうことは、残念ながら防げません。

しかし、メイクを厚塗りした場合と薄付きにした場合とでは、表情の動きや皮脂の分泌によるメイクの崩れ方が異なります。

メイクを厚塗りした場合には、表情の動きでシワのような線が入りやすくなったり、ファンデーションの油分と皮脂が混ざりやすくなるため、メイクが汚く崩れてしまいます。

しかしメイクを薄付きにしていれば、表情の動きでメイクに線が入ってしまっても目立たず、皮脂と混ざり合うファンデーションの油分も最小限なので少しテカリが出る、くらいの崩れ方にとどまります。

メイクアップ
アーティスト
分山 雅子
脂性肌のベースメイクを長持ちさせるためには、なるべくベースメイクを薄付きにするように心がけてくださいね。

その2|スキンケアと化粧下地を肌に定着させる

脂性肌のベースメイクを長時間保たせるためには、洗顔から化粧下地までの一連の流れが最も大切です。

メイク前のスキンケアは肌の状態を整え、メイクのノリや持ちをよくする効果を持っているので、適当に済ませてしまったり、肌に馴染まないままメイクに移ってしまったりすると、メイクは崩れやすくなってしまいます。

脂性肌の方でも皮脂崩れしにくい土台をつくるスキンケアの手順は以下の4ステップになるので、ぜひメイク前のスキンケアに取り入れてくださいね。

皮脂の分泌を最低限に抑えるメイク前のスキンケア

  1. 洗顔
    脂性肌の方は皮脂の分泌が多いため、まずは洗顔で皮脂によるべたつきを洗い流しましょう。
  2. 化粧水
    肌に蓄えている水分量が少ないと、肌は皮脂で補おうと過剰に分泌するため、化粧水で丁寧に肌へ水分を与えてください。
  3. 乳液
    肌の水分を逃さないように、乳液で与えた水分にふたをしましょう。
  4. 収れん化粧水
    収れん化粧水を使うことで肌が引き締まり、皮脂の分泌を抑えることができます。

皮脂の分泌を最低限に抑えるメイク前のスキンケアは、洗顔・化粧水・乳液・収れん化粧水の4つの手順で行いますが、中でも洗顔と収れん化粧水の手順で脂性肌の方に取り入れてほしいテクニックを紹介します。

洗顔後は冷水で皮脂の出口である「毛穴」を引き締め

タオルで水気を拭う前に、冷たい水で顔を冷やしてあげると、肌の温度が下がって引き締まり、皮脂を分泌しにくくなるので、スキンケア・メイク中でも皮脂が出てしまうという方は試してみてください。

収れん化粧水を使う前には乳液がなじんだか確認を

乳液が肌に馴染まない状態で収れん化粧水を使ってしまうと、乳液は収れん化粧水の水分で浮き、水分にふたをできなくなってしまう可能性があります。

収れん化粧水を使う際には、必ず乳液がしっかり肌になじみ、肌の水分にふたをする役割を果たせているか確認するのを忘れないようにしてください。

その3|液状・練り物系アイテムにはパウダーを重ねる

脂性肌の方は皮脂の分泌でメイクが崩れやすいので、油分が多く含まれている液状、練り物タイプのアイテムを使った場合には、必ずフェイスパウダーを重ね、皮脂を吸着させるようにしましょう。

まとめ

まとめを述べる女性

本記事では、脂性肌の方がベースメイクをする際に特に気を付けたいポイントについて、プロのヘアメイクアップアーティストである分山さんにお話を伺いました。

分山さんは、脂性肌の方でも崩れにくいベースメイクをつくるために最も大切なのは、スキンケアから化粧下地までの土台の部分だといいます。

肌に水分を与えてふたをし、乾燥による皮脂の分泌を抑えながら、皮脂分泌を抑える化粧下地で皮脂が表面に出てくるのを抑えることで、脂性肌の方でもベースメイクは崩れにくくなります。

今まで皮脂を抑制するタイプの化粧下地を肌全体に均一に塗っていた方や、厚塗りをしてしまっていた方、いろいろな方がいると思いますが、本記事でご紹介した分山さんのベースメイクポイントを守れば、必ず皮脂崩れしにくいメイクをつくることができます。

本記事がメイクの皮脂崩れに悩む脂性肌の方に役立つものであれば幸いです。

この記事を書いた専門家

小林なつきプロフィール

脂性肌の研究者

小林 なつき

ハリツヤ研究員として美しい肌の何たるかを日々研究しています。過去、舞台メイクをする環境の中、メイクが原因のニキビ・肌荒れの悩みが改善できずに諦めた苦い経験を胸に、美しい肌を諦めない皆さまの悩みを全力で解決していきます!

肌質混合肌