女性のお腹
ハリツヤ編集部

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お腹にできたシミは、衣服で隠れているため、普段はたいして気にならないかもしれませんが、水着や薄着になる夏場は人の目が気になってしまいますよね。

いつのまにかお腹にシミができてしまって、どうしたらいいのかわからないという方に「お腹にできたシミは一体なんなのか?どうしてできるのか?」という疑問と正しい対処方法について徹底解説します。

これ以上お腹のシミで悩まないためにも、原因と対処方法を知って理想の肌を手に入れましょう。

お腹にできるシミの正体とは?

女性がお腹をさすっている画像

お腹にできるシミには大きく分けて4種類あり、原因もそれぞれ違っています。

お腹のシミを予防するためにも、お腹のシミが一体どうやってできたのか理解することが大切です。

①色素沈着によるお腹のシミ

ビーチの女性

お腹にできたシミの正体の一つは、色素沈着によるシミです。

色素沈着によるシミができるのは、肌の奥で発生したシミの原因「メラニン」が肌内部にとどまってしまうことが原因です。

メラニンは、肌が紫外線を受けると発生するので、お腹のシミは日焼けによって色素沈着を起こしてできた可能性があります。

普段お腹は服で隠れているため、お腹が受ける紫外線の量は少ないですが、特に夏は薄着や水着になる機会が多くなるうえ、紫外線の量も多くなるので、お腹に日焼け止めをして肌に紫外線のダメージを与えないようにしましょう。

また紫外線以外にも、衣服の擦れや締め付けによる肌へのダメージも、シミの元のメラニンを発生させて、お腹に色素沈着のシミを作る可能性があります。
締め付けが強くない服を着て、肌への刺激を少なくしましょう。

②癜風という感染症によるお腹のシミ

古い紙

お腹にできたシミの正体は「癜風(でんぷう)」という感染症の可能性があります。

癜風とは、癜風菌というカビが繁殖して、肌の表面にカサついた茶・黒・白色の斑点ができる感染症です。

癜風菌はほとんどの大人の肌に存在する常在菌ですが、汗や皮脂の分泌が多い部分を好んで繁殖し、形状変化する(菌が集まって結合する)ことで癜風を発症してシミを作ります。

そのため、癜風は汗をよくかく方や脂性肌の方がかかりやすいといえます。

癜風に痛みや痒みはなく、他の人に感染することもありませんが、短期間でシミが広範囲に広がったり、紫外線に当たると色素沈着してシミが残ってしまったりする可能性があります。

癜風に効く市販薬はドラッグストアや薬局では販売されていないので、お腹にできたシミが癜風と疑われる場合は、皮膚科に行って医師に診察してもらいましょう。

③妊娠中のホルモンバランスの崩れによるお腹のシミ

妊娠中の女性のお腹

妊娠中や産後、お腹の真ん中に1本の縦線のような茶色いシミができた場合は「正中線」の可能性があります。

正中線は元々生まれた時から男女ともにある線なのですが、女性は妊娠による影響で正中線が目立ってきてしまいます。

なぜ妊娠中なのかというと、妊娠中に多く分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンが、シミの原因「メラニン」を多く生成させてしまうため、正中線が濃く表れるようになってしまうからです。

出産後はプロゲステロンの分泌も減少していくため、産後~1年ほどでかけて自然と正中線は薄くなり目立たたなくなっていきますが、正中線が色素沈着して残ってしまう可能性もあります。

正中線が色素沈着して残ってしまうのを防ぐためにも、メラニンを肌の外に排出できるように肌の生まれ変わりのサイクルである「肌のターンオーバー」を正常にすることが大切です。

④シミではなく、扁平母斑(へんぺいぼはん)

お腹にできた茶色いシミは、シミではなく「扁平母斑(へんぺいぼはん)」という茶色のあざの可能性があります。
扁平母斑はほくろのように盛り上がることのない平たいあざで、大きさや形も人によって違っているのが特徴です。

扁平母斑ができる原因はメラニンの異常発生で、ほとんどは生まれつき存在することが多いのですが、思春期になって発症することもあります。

ドラッグストアや薬局に扁平母斑に効く薬は置いていないため、扁平母斑を消したい場合は皮膚科や美容皮膚科に行ってレーザー治療を行いましょう。

お腹にシミができた時の対処法3つ

3のジェスチャーをする女の子

ここではお腹にシミができてしまった時、どのように対処するのか3つの方法をご紹介します。

お腹のシミはできた原因によって対処方法も変わってくるので、前のトピックで紹介したお腹のシミの正体を読んで、自分のお腹のシミがどうやってできたか確認してみてください。

対処法①美白化粧品を使う対処法

美白化粧品のイメージ

お腹にできたシミが「色素沈着」による場合は、美白化粧品を使って対処しましょう。
色素沈着によるシミの原因は、紫外線や摩擦などから肌が刺激を受けて、肌の内部でシミの元のメラニンが発生してしまうためです。

「美白化粧品」は美白成分という、メラニンの生成を抑制したり、還元したりして、シミの予防ができると厚生労働省に認められた成分を配合した化粧品なので、メラニンが発生してできたお腹のシミに効果があります。

美白成分の種類によって、今あるシミに効果があるものやシミを予防するものがあるので、お腹のシミに対する目的に合った成分が配合されている美白化粧品を選んでみましょう。

シミに効く美白成分<

【今あるシミに働く成分】
・ビタミンC誘導体・ハイドロキノン
【シミを予防する成分】
・アルブチン・トラネキサム酸・カモミラET・ビタミンC誘導体

美白成分ではありませんが「ハイドロキノン」という成分はシミを薄くする効果が期待できるので、今あるシミのケアをしたい方はハイドロキノンを配合した美白化粧品がおすすめです。

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対処法②皮膚科か美容皮膚科を受診する

皮膚科医のイメージ

癜風(でんぷう)の場合

お腹にできたシミが「癜風」という感染症だと疑われる場合は、皮膚科を受診しましょう。

癜風によるシミはカサついた茶色・黒色・白色をしていて、擦ると白いフケ状の粉が出てくるのが特徴で、短期間でシミが広範囲に広がった場合も癜風を発症している可能性が高いです。

癜風に効く市販薬はありませんが、皮膚科に行くと塗り薬や飲み薬を処方してもらうことができ、2週間ほどで癜風菌の威力は下がっていきます。

癜風は再発率が高く、シミの跡も消えづらいため、癜風の症状が疑われる場合は早めに皮膚科に行って治療をしてもらうのが大切です。

茶あざ(扁平母斑)の場合

お腹にできたシミが「茶あざ」だと疑われる場合は、皮膚科か美容皮膚科を受診しましょう。

茶あざは皮膚科か美容皮膚科でレーザー治療を行い、薄くすることができます。

茶あざのレーザー治療は2回まで保険適応で、3割負担の場合は約6000円~12,000円で一回治療を受けることができます。

※茶あざの大きさによって値段は変わります。

対処法③女性ホルモンのバランスを整える

妊娠中の女性

妊娠中にできる正中線によるシミの対処方法は、「女性ホルモンのバランス」を整えることです。

産後は女性ホルモンのバランスが整ってくるので、正中線は自然に薄くなり、1年~1年半経つと元の肌の色に戻って目立たなくなります。

しかし、なかなか正中線が薄くならないという方は、女性ホルモンのバランスが整っていない可能性があるため、女性ホルモンのバランスを整えることが必要です。

ホルモンのバランスは日々の生活習慣が大きく関係しているため、生活習慣を見直して、整えるように心がけましょう。

女性ホルモンを整える方法

  • 質の高い睡眠をとる(深い眠りをとる)
  • 栄養バランスがよい食事をとる
  • ストレスをためない

お腹にできるシミの予防方法

普段の生活で何気なくおこなっている習慣や、怠っているケアが、お腹にシミを作っている可能性があります。

生活習慣を見直して、 お腹にできるシミを予防しましょう。

①紫外線や摩擦に注意しよう

色素沈着によるシミは、紫外線や摩擦による刺激が肌にダメージを与えて、シミの原因「メラニン」を発生させることが原因です。

水着や薄着を着る夏の時期は、紫外線の量も多くなるので、お腹にも日焼け止めを塗って、メラニンが発生しないようにしましょう。

また肌への摩擦からメラニンができるのを防ぐためには、お腹を締め付けるような服を着ないようにするのが大切です。

②肌のターンオーバーを正常にしよう

シミを予防するためにも、肌の生まれ変わりのサイクルである「肌のターンオーバー」を正常にさせて、メラニンを排出させましょう。

肌内部でシミの元のメラニンが生成されてしまっても、メラニンを肌内部に残さず、外に排出してしまえば、シミができることはありません。

ここでは肌のターンオーバーを正常にするおすすめの方法を紹介します。

①質の高い睡眠をとる

睡眠時に多く分泌される成長ホルモンは、肌のターンオーバーを正常にしてくれます。

成長ホルモンの分泌に大事なのは、睡眠時間の長さでなく、深い眠り(質の高い睡眠)がとれるかどうかです。

スマホやPCのブルーライトは睡眠を安定させる働きがある「メラトニン」の分泌を抑制してしまうので、質の高い睡眠をとるために、就寝前はブルーライトを発するスマホやPCの使用は避けましょう。

またコーヒー、紅茶、緑茶などに多く含まれるカフェインは脳を覚醒させて、眠りづらくなってしまうため、午後8時以降はカフェインを含む飲み物を控えるようにしましょう。

②適度な運動をする

運動の中でも、ランニングや水泳などの「有酸素運動」をすると血の巡りが良くなって、栄養が体中に行き渡るため、肌のターンオーバーを正常にすることができます。

また「無酸素運動」は肌のターンオーバーを正常にする成長ホルモンを分泌してくれるので、筋力トレーニングや短距離走などをするのがおすすめです。

有酸素運動も無酸素運動も、肌のターンオーバーを正常にするのに必要ですが、無理をせず適度に行ってくださいね。