上を見上げる女性の横顔
西村陽子プロフィール

エイジングケアとインナービューティーのスペシャリスト

西村 陽子

年齢を重ねると、どうしても気になるのが「肌のシミ」。

シミは何が原因でどのようなメカニズムでできるのでしょうか?

シミの原因は意外とたくさんあります。

原因を知ると正しい対処法が見つかりますよ。

スキンケアや生活習慣、シミの治療まで幅広くシミ対策を紹介します!

知っていますか?シミの種類

気がつくと肌に目立つシミ。

シミは見た目にはどれも同じように見えますが、実際にはいくつか種類があり、原因や発生するメカニズムが異なります。

シミは、大きく分けて以下の4つに分類されます

【主なシミの分類】

シミの種類

説明

発生する場所

発症時期

老人性色素斑

境界がはっきりとした茶色いシミ

大きさはほくろ大から貨幣大まで

顔、腕、手など日光に当たりやすい場所

30代後半から

肝斑(かんぱん)

薄い茶色の境界がはっきりしないシミが左右対称にできる

目の周りから頬にかけて左右対称にできる

30代~40代

閉経後は目立ちにくくなってくる

そばかす(雀卵斑)

ほくろ大から直径5mm程度の薄い茶色の点状のシミが多数できる

 

頬や鼻などに左右まんべんなくできる

子ども(3歳頃)から発生し始め思春期に増える

炎症性色素沈着

皮膚が炎症の赤みが静まったあとや傷跡などにできるシミ

ニキビや傷、やけどなどがあった場所

炎症が起きた時(子どもから大人まで)

私達が目にするシミで最も多いタイプが、老人性色素斑です。紫外線の影響が大きいシミで、顔や腕など露出している部分にできるのが特徴です。

また、頬にできるシミで紛らわしいのが、そばかすと肝斑です。どちらも頬や鼻の周りに発生し、左右両方にできるのが特徴ですが、大きな違いは発生する年代で、ソバカスは子どもの頃から、肝斑は主に30代以降という違いがあります。

炎症性色素沈着はニキビや肌の炎症、外傷などが治ったあとにできる色素沈着が原因のシミで、比較的原因がわかりやすいタイプのシミです。

上記以外にも、シミと呼ばれるものや、シミに近い「アザ」などがあります。(一般にシミは後天的にできるもので、アザは生まれつきあるものと定義されていますが、混同されることもよくあります)

【その他のシミ・アザなど】

シミの種類

説明

発生する場所

発症時期

原因となるもの

脂漏性角化症

角質細胞が増殖しそこに色素が沈着したもの

老人性色素斑が数年経って皮脂と合わさってイボのように盛り上がったもの

額やこめかみなどのフェイスラインに多い

30代以降

紫外線

遺伝

後天性真皮メラノサイトーシス

20歳以降にできる紫から青色に近いシミ

肝斑と間違えやすい

頬骨、額、上まぶた、下瞼などに左右対称にできる

思春期前後

遺伝の可能性がある

紫外線

太田母斑

顔の皮膚や粘膜、眼球などにできる青色もしくは薄い茶色の斑

頬を中心に左右どちらか片側にできることがある

女性に多い

出生直後もしくは、思春期以降

不明(先天性と考えられている)

脂漏性角化症は老人性色素斑ができた部分が盛り上がってイボになったもので、シミというよりはシミが変性した皮膚疾患の部類に入ります。

後天性真皮メラノサイトーシスと太田母斑はどちらかと言うと、「アザ」に分類されます。

本記事では、一般的にシミと呼ばれる「老人性色素斑」「肝斑」「そばかす」「炎症性色素沈着」の4つについて、発生するメカニズムや対処法などを紹介していきます。

【種類別】シミができる原因とメカニズム

メモとペン

シミには大きく分けて4種類あることがわかりましたが、それぞれ発生する原因やメカニズムが少しずつ異なります。それぞれに詳しく見てみましょう。

1.老人性色素斑

頬を指さす女性

私達の肌に発生するシミで最も多いのが老人性色素斑。

「老人性」という名前ですが、早い人だと20代後半で発生する人もいて、主に30代以降によく見られます。

老人性色素斑ができるのは紫外線と加齢が大きな原因です。

紫外線は肌に炎症などのダメージを与えるので、肌は紫外線の害から自らを守るために、「メラニン色素」と呼ばれる褐色の色素を作り出します。

メラニン色素は紫外線を優先的に集めて、周りの肌を守る働きがあります。

メラニン色素は肌の一番外側にある表皮の「基底層」という場所で作られますが、肌のターンオーバー(角質細胞の生まれ変わり)に伴って、角質細胞と一緒に肌の表面に上がっていき、角質が剥がれ落ちる際に一緒に排出されます。

何らかの原因で肌のターンオーバーが乱れると、古くなった角質が肌に溜まり、メラニン色素の排出が滞ってシミができてしまうのです(下図参照)。

ターンオーバーの説明図

肌のターンオーバーが乱れる原因はいくつかありますが、誰にでも共通する原因として「加齢」が挙げられます。

健康な人でも、年齢を重ねるごとに肌のターンオーバーの周期は長くなり、メラニンの排出は遅れがちになるのです。

老人性色素斑は加齢の影響を大きく受けているので、ある意味誰にでも発生する可能性があるシミと言えるでしょう。

2.肝斑(かんぱん)

女性が手鏡を持っている写真

肝斑は、「左右対象にできる」「シミの輪郭がはっきりしない」という点で、老人性色素斑と見分けることができます。

肝斑は30代以降に見られるので「加齢」も原因の1つですが、主な原因は「ホルモンバランスの乱れ」です。

妊娠中やピル(女性ホルモン剤)の使用など、ホルモンバランスに変化があったときに肝斑が発生しやすいことから、肝斑の原因がホルモンバランスの乱れだと考えられています。

女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類がありますが、プロゲステロンが、メラニン色素を作り出す「メラノサイト(色素細胞)」を刺激するため、女性ホルモンのバランスが崩れてプロゲステロンが優位になると、メラノサイトが刺激され、メラニン色素が過剰に生産されます。

また加齢によって肌のターンオーバーが遅れがちになると、メラニン色素の排出が遅れ、肌にメラニン色素が溜まってシミができてしまうのです。

3.そばかす

頬に手を当てて下をむく女性

小さなシミが重なるようにできるそばかすは、「左右両方にできる」「小さい頃から発生する」という点で他のシミと区別が付きやすいシミです。白人に多いそばかすですが、日本人でも色白の人に多く見られます。

そばかすが発生する大きな原因は「遺伝」です。そのため、両親にそばかすがある場合は、子どもにもそばかすが発生する可能性が高くなります。

また、そばかすは頬や腕、胸元など太陽に当たりやすい場所にできることや、春から夏にかけて濃くなり、秋や冬にかけて薄くなるといったことから、紫外線も原因の1つだと考えられています。

4.炎症性色素沈着

鏡を見て毛穴に悩む女性

炎症性色素沈着とは、その名の通り肌に何らかの炎症が起こった後にできるシミです。ニキビや吹き出物、湿疹といった肌の炎症はもちろん、ケガや虫刺され、肌に繰り返し与えられる摩擦なども原因になります。

炎症性色素沈着ができるメカニズムは、まず、何らかの炎症や刺激によって、肌に赤みがでます。

肌の赤みは、炎症によって血流が増えた毛細血管が拡張したまま元に戻らなくなったものや、炎症時に毛細血管が破れて漏れ出した血液の色素(ヘモグロビン)によるものなどがあります。

通常赤みは出てから数日から数週間で元の肌色に戻りますが、炎症が繰り返し起こったり、同じ場所に刺激が与え続けられたりすると、赤みが引いた後、肌は炎症や刺激から肌を守るために、シミの原因となるメラニン色素を作り出します。

炎症後に作られるメラニン色素は通常は肌のターンオーバーに伴って排出されていくので、長い間肌に残ることはありませんが、炎症によって作られるメラニン色素が多い場合や、肌のターンオーバーが乱れた場合には、メラニン色素の排出がスムーズに行われなくなり、肌にシミが残ってしまうのです。

シミを予防するスキンケア方法

スキンケア中の女性

シミには4つの種類があり、「紫外線」「加齢」「ホルモンバランスの乱れ」「遺伝」「炎症」など様々な原因があることがわかりました。

シミは、一度できてしまうとなかなか元の肌色に戻すのが難しく、いわゆる「美白化粧品」を使ってもシミを消すことはできません。

美白化粧品の「美白」とはメラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ」という意味なので、化粧品はあくまでシミの予防で使うということを覚えておきましょう。

シミの予防に必要なのが、「美白化粧品を使ったスキンケア」と、「肌のターンオーバーを整えるスキンケア」の2つです。

美白化粧品を使ったスキンケア

両頬に手を添える女性

シミの予防のスキンケアに必須なのが、美白化粧品です。「美白」の表示がある化粧品は、厚生労働省が認めた「シミ・そばかすを防ぐ美白成分」を配合しています。

さらに、「薬用」や医薬部外品」の表示がある化粧品は、美白成分が一定量配合されている化粧品と医薬品の間に位置する化粧品で、一般の化粧品よりも高い美白効果が期待できるでしょう。

厚生労働省が認めた美白成分

美白成分は各化粧品メーカーがこぞって研究を重ねているため、様々な新しい成分が開発されています。基本的な作用は「シミの原因となるメラニン色素の生成を抑える」という点でほぼ同じですが、原料やシミに効くメカニズムがそれぞれ違います。

【厚生労働省が認める「美白」成分一覧】

成分名

特徴・働き

アルブチン

メラニン生成を促進する酵素チロシナーゼの働きを阻害する

ビタミンC誘導体

ビタミンCを安定させ皮膚への浸透を高めている

メラニンの還元(元の白い状態に戻す)作用やメラニンの生成を促進するチロシナーゼの働きを阻害する作用がある

プラセンタエキス

馬や豚などの胎盤から抽出された成分

メラニンの生成を抑える作用、肌のターンオーバーを促進する作用がある

エラグ酸

ポリフェノールの一種でイチゴやラズベリーなどに含まれる

メラニン生成を促進する酵素チロシナーゼの働きを阻害する

コウジ酸

日本酒などの発酵に使用される麹に含まれる「コウジ菌」が作る物質

メラニン生成を促進するチロシナーゼの働きを阻害する

ルシノール

もみの木などから抽出される成分

メラニン生成を促進する酵素チロシナーゼの働きを阻害する

カモミラET

ハーブの一種であるカモミール(カミツレ)から抽出される成分

メラニン生成の司令に関わる「エンドセリン」の働きを抑制する

トラネキサム酸

メラニンを生成する細胞「メラノサイト」の活性化を抑制する

内服薬として肝斑の治療に使われる

4MSK

メラニン生成を促進する酵素チロシナーゼの働きを阻害する

角化異常を改善して溜まったメラニンの排出を促進する

マグノリグナン

ホオノキの樹皮に含まれるポリフェノール

メラニン生成を促進する酵素チロシナーゼの成熟を阻害する

ニコチン酸アミド

水溶性のビタミン「ナイアシン」の一種

メラニンが表皮細胞に受け渡させるのを抑制する

t-シクロアミノ酸誘導体

紫外線によって作られるメラニン生成を促す物質「プロスタグランジン」の生成を抑える

リノール酸

植物油に含まれる必須脂肪酸

メラニン生成を促進する酵素チロシナーゼの働きを阻害する

肌のバリア機能を高める

エナジーシグナルAMP

肌のターンオーバーを整えてメラニンの排出を促進する

シミへの効果が強いハイドロキノン

成分表示を確認する女性

シミに効く美白化粧品を探していると目にするのが、「ハイドロキノン」という成分です。

ハイドロキノンは厚生労働省が認めた美白成分には入っていませんが、「メラニンの生成を抑える」「メラニンを作る細胞『メラノサイト』の働きを抑える」という働きに加えて、「還元」という「メラニン色素を元の色の薄い状態に戻す」働きを持っています。

ハイドロキノンは欧米では美白化粧品に配合されていますが、作用が強いために日本では皮膚科で処方される外用薬に使われてきました。

2001年の薬事法改正によって、低濃度のハイドロキノンに限って化粧品に配合されることが許可され、現在ではハイドロキノンを配合した化粧品が市販されています。

ハイドロキノンは「他の美白成分より肌への刺激が強い」「空気や光に触れると変質しやすい」といった特徴があるので、化粧品として使う場合は、濃度や成分の安定性が十分に考慮されているかどうかをチェックするようにしましょう。

肌のターンオーバーを整えるスキンケア

洗顔をする女性の写真

シミが発生するメカニズムで共通しているのが、肌のターンオーバーとよばれる肌の生まれ変わりの周期が乱れてメラニンの排出が滞ることです。

肌のターンオーバーを整えるスキンケアとしては、「正しい洗顔」と「保湿」の2つが重要になってきます。

肌のターンオーバーを整える洗顔

泡と手

毎日行う洗顔は、思ったよりも肌に負担をかけています。「美肌の基本は洗顔」と言われるように、正しい洗顔をすることで、多くの肌のトラブルは改善されていきます。

間違った洗顔で生じることが多いのは、「洗いすぎ」による肌のターンオーバーの乱れ。

強い洗浄力のある洗顔料を使ったり、洗顔時に肌をゴシゴシと摩擦を与えたりすると、角質層が傷ついてしまうのです。

角質層は紫外線などの刺激から肌を守る「肌のバリア機能」を担っている組織なので、角質層が傷つくと肌に刺激が伝わりやすく、メラニン色素が生成されてシミができてしまいます。

また、洗顔によって角質層がボロボロになると、角質層は水分を十分に保つことが出来ず、肌が乾燥したり、肌のターンオーバーがスムーズに行かなくなったりして、シミができやすい状態になってしまいます。

シミを作らないためには、角質層を傷つけない肌に優しい洗顔を心がけしましょう。

肌に優しい洗顔

  1. 洗顔料は保湿成分を配合した洗顔石鹸を選ぶ
  2. 洗顔料をしっかり泡立てる
  3. Tゾーンから泡を乗せ、指で優しく小さな円を描くようにして洗う
  4. 34度くらいのぬるま湯で15回位しっかりとすすぐ
  5. 洗い終わったら速やかに保湿する

シミを作らせないためには保湿が重要

女性が化粧品を手に持っている

シミの原因となるメラニン色素は、紫外線や炎症、摩擦など、外部の刺激を受けたときに作られます。

肌には本来外部刺激から肌を守る「肌のバリア機能」がありますが、肌のバリア機能が働くためには、角質層が十分に水分を保っている必要があるのです。

また、角質層が健康な状態でないと肌のターンオーバーがスムーズに行われないので、肌を保湿することはとても重要なのです。

化粧品による「保湿」とは、角質層を保湿することを指します。

保湿成分の中でも肌への刺激が少なく、角質層を健康に保つ作用があるのが、角質層に元々備わっている保湿因子である「細胞間脂質」や「NMF(天然保湿因子)」「皮脂」に含まれている成分です。

【肌の保湿因子に含まれる成分に近い保湿成分】

 

特徴

化粧品の成分名

セラミド

細胞間脂質の主成分

高い保湿力がある

セラミド1、セラミド2、セラミドAP、セラミドNPなど

アミノ酸

NMF(天然保湿因子)の主成分

高い保湿力がある

アルギニン、ロイシン、グリシン、セリン、プロリンなど

PCA-Na

NMF(天然保湿因子)の主成分

高い保湿力がある

PCA-Na

乳酸Na

NMF(天然保湿因子)の主成分

高い保湿力がある

乳酸Na

スクワラン

皮脂に近い成分を含む

肌なじみがよく、肌の水分の蒸発を防ぐ

スクワラン

シミ予防におすすめのスキンケア化粧品

シミ予防のスキンケアに必要なのは、シミの原因であるメラニン色素の生成を抑える「美白成分」と、角質層のバリア機能を高めて肌のターンオーバーを整える「保湿成分」。

化粧品を選ぶ際は上で紹介した成分を参考に選ぶと良いでしょう。

【敏感肌でも使える美白化粧品】サエル トライアルセット 

ディセンシア サエル

サエル トライアルセットの内容

  • サエル ホワイトニング ローション コンセントレート [医薬部外品]20mL
  • サエル ホワイトニング エッセンス コンセントレート[医薬部外品] 10mL
  • サエル ホワイトニング クリーム コンセントレート [医薬部外品]9g
  • (プレゼント)サエル ホワイト CCクリーム コンセントレート 1包
サエルの特徴

  • シミの原因であるストレスに対応する独自成分「ストレスバリアコンプレックスCL®」を配合
  • セラミドをナノ化した「セラミドナノスフィア」が肌のバリア機能を取り戻してシミを防ぐ
  • メラニン生成を防ぐ「アーティチョークエキス」「モモ葉エキス」「アルブチン」を配合

敏感肌ブランドして人気を誇るディセンシアの美白ラインが「サエル」です。

MAQUIA 美白・UVグランプリ2018 「美白化粧水部門」と「美白・UV BB&CC部門」でそれぞれ3位を受賞したローションやクリームなど、実力も人気も兼ね備えたシリーズが、2018年3月にリニューアル。

口コミでは美白効果がパワーアップしたと、注目を集めています。

刺激を感じがちな敏感肌の人でも安心して使える美白化粧品として、おすすめのシリーズです。

【成分の浸透力と持続力が魅力】ビーグレン ホワイトケア トライアルセット

ビーグレンホワイトケアトライアル

ビーグレントライアルセットの内容

  • クレイウォッシュ[医薬部外品] 15g
  • QuSomeローション20mL
  • Cセラム 5mL
  • QuSomeホワイトクリーム1.9 5g
  • QuSomeモイスチャーリッチクリーム 7g
ビーグレン ホワイトケアの特徴

  • QuSomeホワイトクリーム1.9にはシミに強く働きかける「ハイドロキノン」を1.9%配合
  • 角質層を整え肌のバリア機能を高める4つの成分を、独自開発のナノカプセルQuSome®に配合
  • Cセラムには肌の透明感を高めシミ・くすみを防ぐ「ピュアビタミンC」を配合

独自のナノ技術QuSomeカプセルによって、成分を角質層の奥まで届け、長時間作用させることに成功したビーグレンの化粧品。

できてしまったシミへ働きかける「ハイドロキノン」を安定化させて配合したQuSomeホワイトクリームも魅力です。

口コミでは「肌の透明感が出てきた」「肌がしっとりモチモチに」と高い美白効果や保湿効果を感じている人が多いようです。

まだまだある!シミを予防する方法5つ

両手で顔を抑える女性

シミを予防するには、シミの大きな原因である、「紫外線」や「肌への刺激」を防ぐことを普段から意識する必要があります。

また、30代以降のシミの原因である「加齢」や「ホルモンバランスの乱れ」については、生活習慣などを見直すことで改善していきましょう。

スキンケア以外の、今日からできるシミ対策を5つ紹介しますので、ぜひ実践してみてくださいね。

1.紫外線を防ぐ

紫外線のイメージ写真

シミの中でも最も多い「老人性色素斑」の原因である紫外線は、「そばかす」や「炎症性色素沈着」を悪化させる原因にもなります。

シミを予防するためには、とにかく「紫外線を浴びない」ということが大切。

紫外線といえば、晴れた日の屋外をイメージする人も多いですが、晴れた日以外だけでなく、曇の日や室内、車の運転中などでも紫外線を浴びてしまいます。

また、紫外線は夏だけでなく一年中降り注いでいるので、シミが気になる人は年間を通して紫外線対策を行いましょう。

紫外線対策としては以下を組み合わせて行うのがおすすめです。

紫外線対策におすすめの方法

  1. 日差しの強い日、日差しが強い時間帯はなるべく外出を避ける
  2. UVカット効果のある化粧品を使う
  3. 日傘、帽子、スカーフ、サングラスなどを使用して肌の露出を防ぐ

シミを防ぐ紫外線対策について詳しく知りたい方はこちら

2.食生活を見直す

フルーツと緑の野菜のスムージー

シミの原因である「肌のターンオーバーの遅れ」や「ホルモンバランスの乱れ」は、加齢の影響が大きいことは確かですが、食生活を見直すことで、ある程度改善を期待できる部分でもあります。

シミを予防するには肌のターンオーバーに必要な栄養素や、ホルモンバランスを整える栄養素を積極的に摂るようにしましょう。

【肌のターンオーバーを整える栄養素】

 

多く含む食べ物

ビタミンC

パプリカ、ピーマン、柑橘類、ブロッコリー、抹茶など

ポリフェノール

果物類(ブドウ、ブルーベリーなど)野菜類(玉ねぎ、ブロッコリーなど)茶葉(紅茶、緑茶など)

 

カロテノイド

トマト、カボチャ、にんじんなど

【ホルモンバランスを整える栄養素】

栄養素

働き

多く含む食べ物

ビタミンB6

新しい肌細胞を作る

免疫を正常に保つ

マグロ、カツオ、アボガドなど

ビタミンE

肌のターンオーバーを促す

植物油、アーモンド、くるみなど

イソフラボン

エストロゲンに近い働きをする

豆腐、納豆、豆乳などの大豆製品

亜鉛

女性ホルモンを合成するのに不可欠

牡蠣、カツオ、スルメ、牛肉など

3.生活習慣を見直す

ベッドで眠る女性

ストレスの多い生活をしていたり、睡眠不足が続いていたりすると、「肌の調子が悪い」と感じる人も多いですよね?

シミを予防するには、肌を健康に保つ生活習慣を心がけましょう。「睡眠は一番の美容液」と言われるように、美肌のためには質の良い睡眠が必要です。

特に、肌のターンオーバーは、夜眠りに落ちてから数時間の間の深い眠りのときに分泌される「成長ホルモン」の働きで行われているので、ぐっすりと眠る事が必要です。

睡眠不足が続くと、ストレスなどに対して耐性が弱くなり、自律神経が乱れやすくなります。自律神経とホルモンの分泌は密接な関係があるので、自律神経が乱れるとホルモンバランスが崩れやすくなります。

また、適度な運動もおすすめです。運動には「ストレスを発散する作用」、「血行を促進する作用」、「リラックス作用」などがあり、運動を続けることで体内のホルモンバランスを整える作用が期待できますよ。

4.肌になるべく刺激を与えない

鏡を見ておでこを気にする女性

炎症性色素沈着の原因には、ニキビなどの炎症や、虫刺されや傷、肌を摩擦すること、など様々な肌への刺激があります。

炎症性色素沈着の原因として、もっとも多いのがニキビなどの肌の炎症。ニキビのでき始めは炎症が起こっていない状態ですが、放置していると次第に腫れや炎症が起こってきます。

ニキビに炎症が起こったら、悪化させないためにも市販薬などを利用して、炎症をなるべく早く鎮めましょう。

また炎症を悪化させないためにも、ニキビができている場所はできるだけ刺激しないように気をつけてください。

外傷や虫刺されも、患部をできるだけ刺激しないことが大切です。

特に虫刺されは、強く掻いてしまうと、雑菌が入って炎症を起こしやすく、治った後にシミを残すことがあるので注意が必要です。

5.シミを予防する市販薬を使う

ドラッグストア

シミの予防には、市販されている飲み薬を飲むという方法もあります。

シミを予防する効果がある市販薬は、ビタミンを配合したビタミン製剤で、「シミを消す」といった強い作用はありませんが、継続して飲むことでシミ・そばかすの予防効果が期待できます。

シミにおすすめの市販薬

【ビタミンCを高配合】トランシーノホワイトCクリア

トランシーノホワイトCクリア

トランシーノCホワイトクリアの特徴

  • シミ・そばかすを緩和するビタミンCを1000mg(1日分)と高配合
  • 過剰なメラニン色素の生成を抑える「L-システイン」も医薬品※としての最大量240mg配合
  • 1日二回の服用で続けやすい

※OTCビタミンC主薬製剤として

トランシーノホワイトCクリアはシミに効くと言われている「ビタミンC」と「L-システイン」を市販のビタミン製剤としての最大量配合した医薬品です。

シミへの作用以外にも、肌のターンオーバーを促進する「ビタミンB2」「ビタミンB6」血行促進作用のある「ビタミンE」、細胞賦活作用のある「ビタミンB3」など美肌ビタミンをバランスよく配合しています。

できてしまったシミへの対処法

医者に相談している画像

シミの原因はたくさんあり、色々と対策をしていてもできてしまうシミもあります。

また、シミの種類は、自分では判断することが難しい場合もあるので、シミがひどい場合や、どうしてもシミを消したい場合は、美容皮膚科などの医療機関で治療を受けることも可能です。

美容皮膚科では、シミを薄くする外用薬、ピーリング、レーザーによる治療が行われます。

外用薬はハイドロキノンと肌のターンオーバーを促進する「トレチノイン」という成分を併用します。

ピーリングは、医師の指導の元行われるので、市販されているピーリング剤よりも効果の高い薬剤が使え、肌トラブルなどにも速やかに対処してもらえるので安心です。

レーザーは、「Qスイッチレーザー」「炭酸ガスレーザー」「フォトRF」など様々な種類がありますが、シミの種類、大きさなどに応じて医師が適切な機器と治療方法を選んでくれます。

シミへのレーザー治療について詳しく知りたい方はこちら

シミは原因を知って正しい対処を!

頬に手を当て目を瞑る女性の写真

「シミといえば紫外線」というイメージが浮かぶ人も多いようですが、ホルモンバランスや虫刺されなど意外な原因もあり、シミが発生するメカニズムもシミの種類によって異なることが分かってもらえたでしょうか?

本記事で自分のシミの種類や原因がわかった人は、さっそくシミの原因を取り除くことや、シミを予防するスキンケアを行ってみましょう。

また、「自分のシミの原因がどれかわからない」「色々対策をしてもなかなか改善しない」という場合は、美容皮膚科でシミの治療を受けることも可能です。

シミは一度できてしまうとセルフケアでは消すことは難しいので、予防が大切。紹介した予防法をぜひ実践してみてくださいね。