鏡で眉間のシワを指さす女性
おおくまプロフィール

シワの悩みを解決するプロフェッショナル

おおくま 直

毎日欠かさずスキンケアをしているのに、目元や口元に細かいシワができたり、目尻の笑いジワがなかなか消えなかったりすると、何故?とシワのできる原因が気になりますよね。

シワができる原因や対処法を知っておけば、ある時急にシワが増えた!とシワの悩みが大きくならずに済みますよ。

本記事では、シワができてしまう原因6つと対処法を紹介します。

今日からできるシワ予防方法でシワの悩みを解決しましょう。

シワとは?

目元のシワが目立つ女性

シワは肌表面に現れる老化現象の一つで、肌の乾燥や加齢、紫外線などさまざまな原因で発生し、肌に定着します。

シワができて最も気になる顔の肌は上から表皮層、真皮層、皮下組織の順で層になっており、その下に表情筋があります。

顔のシワは、4つの層のどれが衰えても肌表面にシワとして現れてしまうので、シワの種類を知って的確なケアをしましょう。

【図解】シワの種類は4つある!

ポイントを伝える女性

シワには4つの種類があり、保湿成分の減少が原因の「乾燥ジワ」である「表皮性シワ」と「真皮性シワ」、表情筋の緊張が原因の「表情ジワ」、皮下脂肪の増大や表情筋の衰えが原因の「たるみによるシワ」に分けられます。

表皮層の保湿不足「表皮性シワ」

表皮性シワ」は肌表面のうるおいが不足してできる「乾燥ジワ」で、ちりめんジワや小じわとも呼ばれます。
肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーが乱れて古い角質が溜まり、肌が乾燥してしなやかさを失うと表皮性シワができやすく、肌を保湿してケアすることで改善します。

真皮層の線維減少「真皮性シワ」


「真皮性シワ」は肌内部の真皮層がダメージを受けてできる深いシワで、紫外線ジワや加齢ジワとも呼ばれます。
紫外線や加齢の影響で真皮層のコラーゲンやエラスチンなど、肌のハリや弾力を保つ線維が減少すると真皮性シワができやすくなります。

表情筋の緊張「表情ジワ」

「表情ジワ」は表情を作ったときに現れるシワのことで、表情が戻ると目立たなくなりますが、表情筋が緊張して凝り固まっていたり、肌の弾力が減っていたりすると肌表面に表情ジワの跡が残りやすくなります。
表情ジワの予防は、表情筋のマッサージやエクササイズで表情筋をしなやかに鍛えるだけでなく、肌の弾力を支える真皮層のケアも必要です。

表情筋の衰えと皮下脂肪の増大「たるみによるシワ」


「たるみによるシワ」は表情筋が衰えたり、代謝の低下で増大した皮下脂肪を筋肉が支えられなくなったりすると重力に伴って肌が垂れ下がり、たるんだ部分がシワになります。
また、紫外線や加齢の影響で真皮層のコラーゲンなどが減少し、ハリや弾力が低下してしまうことも肌のたるみに繋がるので、たるみによるシワを予防するには、表情筋を鍛えるだけでなく紫外線対策など真皮層のケアも大切です。

シワができてしまう原因6つ

肌のシミを気にする女性

肌にシワができる原因は大きく6つあり、生活習慣や環境などさまざまな要因が重なってシワができやすくなります。

肌へのダメージを最小限に抑えられるようにシワができる原因を知って対策しましょう。

シワができる原因①乾燥

手がかゆい

肌が乾燥すると、肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーが滞って古い角質が肌表面に溜まってしまい、しなやかさを失って肌にごわつきが出ます。

その結果、表皮性シワができやすくなったり、肌内部にある真皮層のハリや弾力が失われて深いシワである真皮性シワができたりしてしまうのです。

特に皮膚の薄い目元や口元は乾燥しやすく、シワができやすいので、スキンケア化粧品やアイクリームなどで念入りな保湿を心がけ、週1~2回のピーリングで肌のターンオーバーを活性化してあげましょう。

シワができる原因②紫外線

日焼け

老化の80%は紫外線が原因の光老化であり、シワも紫外線の影響を受けて発生します。

肌が紫外線を浴びると、肌内部の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなど肌のハリや弾力を支えている線維が破壊され、真皮層の肌細胞がバランスを崩して凹みができ、肌表面に深いシワとして現れます。

真皮層からできる真皮性シワは、スキンケア化粧品などでは角質層までしか有効成分が届かないため修復が難しく、一度できてしまうとなかなか改善はできません。

深い真皮性シワをつくらないように、紫外線は日焼け止めや日傘などで一年中対策しましょう。

シワができる原因③加齢

年齢を重ねると、肌は代謝が低下してコラーゲンを生成する女性ホルモンの分泌も減少するため、乾燥や弾力の低下でシワができやすくなります。

加齢によるシワをできるだけ目立たなくするためには、適度な運動や質のいい睡眠、食生活などで身体の新陳代謝を上げて肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーを正常に促したり、ストレスによる活性酸素を溜め込まないようにしたりするのが大切です。

また、コラーゲンの減少を抑えるための紫外線対策や保湿対策、たるみによるシワを増やさないための表情筋トレーニングなども心がけましょう。

シワができる原因④表情筋の衰え

女性の唇
顔の表情筋は皮下組織に直接張り付いているため、表情筋が衰えるとその上にある肌ごとたるんでしまったり、増えた皮下脂肪の重さに耐えられなくなったりして、シワの原因になります。

また、額や眉間にシワが寄るなどといった表情のクセは、表情筋が緊張して凝り固まる「表情ジワ」が定着してしまうことに繋がるので、表情筋は適度なトレーニングとマッサージが大切です。

加齢に伴って肌の弾力が衰えると、表情ジワの跡が肌に残りやすくなったり、たるんだ肌が折り重なってほうれい線などが目立ちやすくなったりするため、顔ヨガや表情筋エクササイズで表情筋をしなやかに引き締めましょう。

シワができる原因⑤生活習慣の乱れ

めがねをもって悩む女性

睡眠不足や運動不足、食生活の偏りなどといった生活習慣の乱れは、正常に肌の修復を行えず、シワをつくりやすい身体にしてしまいます。

睡眠不足は、肌の修復に必要な成長ホルモンが分泌されないほか、自律神経の乱れでストレスが溜まってシワを作る活性酸素を発生させたり、新陳代謝が低下して血行が悪くなったりします。

運動不足は代謝や筋力の低下で皮下脂肪を増加させるため、たるみによるシワの原因になり、食生活の偏りは身体に必要な栄養が取れず、肌の酸化や糖化といったシワ発生の原因に直結してしまうのです。

規則正しい生活を意識して身体の老化を抑えましょう。

シワができる原因⑥喫煙・飲酒

喫煙は肌内部にある真皮層のコラーゲンやエラスチンなどを破壊し、生成を減少させるだけでなく、ビタミンCを大量消費したり肌の乾燥を引き起こしたり、煙に含まれる有害物質が直接肌を傷付けて大量の活性酸素を発生させ、シワやたるみを促進させます。

また飲酒は、アルコールが分解される際に発生する活性酸素や過酸化水素が肌細胞をサビつかせて、肌の弾力やハリを支える真皮層のコラーゲンなどを攻撃してシワをつくります。

喫煙と禁酒は特に肌の老化を促進させる行為なので、シワの予防には禁煙・禁酒が望ましいですが、すぐに実践できないという方はお酒やタバコの量を少なくするなどしてシワの発生原因を減らしましょう。

シワを改善する6つの対処法

シワができる原因を予防して肌をあらゆるダメージから守り、肌の状態を改善すればシワの目立ちを減らすことができます。
6つの対処法を実践してシワの悩みを解決しましょう。

対処法①高保湿化粧品で肌を保湿

肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーが乱れているとシワができやすく、乾燥したり紫外線の影響を受けやすくなったりするため、高保湿化粧品などの保湿成分を配合したスキンケア化粧品で肌にうるおいを与えて皮脂バランスを整えましょう。

皮脂バランスが整って肌のバリア機能がしっかり働いていれば、肌はダメージを受けにくくなり、ハリや弾力が保たれるので、シワのできにくい肌に近づきますよ。

また、乾燥が主な原因の表皮性シワの場合は保湿を十分にしてあげることで肌が整い、シワが目立たなくなる可能性が高いのでセルフケアで効果が現れやすいです。

対処法②紫外線を予防

肌を老化させる原因の80%が紫外線です。

紫外線は肌表面だけでなく、肌内部の真皮層まで到達してコラーゲンやエラスチンなど肌のハリや弾力を保つ線維を破壊し、深い真皮性シワやたるみの原因になります。

紫外線は日差しの強い季節だけではなく年中私たちに降り注いでいるため、一年中紫外線対策を怠らないように日焼け止めなどで紫外線を予防しましょう。

対処法③運動やマッサージで代謝を上げる

水分補給

加齢によって身体の代謝や筋力は低下し、女性は30代を過ぎると女性ホルモンの分泌が減ってコラーゲンの生成量が急激に減ってしまいます。

表情筋が衰え、皮下脂肪が増大すると表情ジワやたるみによるシワができやすくなり、目の下のくぼみや頬のたるみ、ほうれい線などが目立ちやすくなるので、習慣的な運動で新陳代謝を上げたり、表情筋のマッサージやエクササイズで顔の筋肉を鍛えたりしましょう。

また、リンパマッサージなどでリンパの流れを促すと、血行が促進されてむくみが取れ、体内の老廃物を排出できるのでおすすめです。

▼シワを撃退するエクササイズが詳しく書いてある記事はこちら

対処法④上質な睡眠で肌を修復

寝る女性

質のいい睡眠はシワ予防や肌ケアに最も大切で、特に入眠後90分の睡眠が成長ホルモンの分泌量に関わってきます。

成長ホルモンは肌を回復させるだけでなく、疲労回復や代謝を促したり精神を安定させてストレスを解消したりさまざまな働きがあります。

上質な睡眠を作り出すためにできることを以下にまとめたので、今日から実践してシワに悩まない肌作りを行っていきましょう。

上質な睡眠のためにできること

  • 決まった時間帯に眠って睡眠のリズムを保つ
  • 就寝3時間前までに夕食を済ませ、内臓を休める
  • 就寝2時間前に入浴し、身体を温める
  • 就寝1時間前にはスマホやパソコンなどのブルーライトを控える
  • スムーズな入眠になるように頭を休めてリラックスする

対処法⑤ビタミンで体内ケア

バランスのとれた食生活で身体の内側からケアをしてシワのできにくい肌を作りましょう。

体内に活性酸素が発生するとシワができやすくなるので、抗酸化作用のあるビタミン類や糖化を予防する食品を積極的に摂取する食生活がおすすめです。

〈おすすめの食品〉
ビタミン類 パプリカ、ブロッコリー、かぼちゃ、ほうれん草 など
食物繊維 エリンギ、きくらげなどキノコ類、ひじきなど海藻類
イソフラボン 豆腐、豆乳、納豆など大豆製品
また、脂質の多いスナック菓子や揚げ物、アルコール類はシワをつくる原因になるので控えめにしましょう。

対処法⑥ピーリングで肌細胞を活性化

週1~2回程度のピーリングは、肌の古い角質を落としてターンオーバーを促進させ、肌細胞を活性化してくれるのでおすすめです。

ドラッグストアや薬局でピーリングジェルやピーリング石鹸が販売されているので、角質ケアと一緒にエイジングケアでシワを予防しましょう。

「ピーリングによる肌への刺激が心配・・・。」という方は、スキンピールバーAHAマイルドやクレンジングリサーチジェルピーリングbといった敏感肌用のピーリング剤を使うのがおすすめです。

▼関連記事

美容外科で行えるシワの治療方法

医者たち

深く刻まれてしまったシワはセルフケアでは改善効果が現れるのに時間がかかります。

深いシワを今すぐにでも消したいという方のために、美容皮膚科や美容外科などのクリニックで行えるさまざまなシワ治療を紹介します。

治療効果や金額などを鑑みて、気になる施術があれば専門医に直接相談してみましょう。

ボトックス注射

  • 筋肉を緩めてシワを目立たなくする方法。
  • 頑固な表情ジワに有効。
  • 効果:3~6か月持続
  • 料金:30,000円~

ヒアルロン酸注射

  • シワに直接注入して肌の内側からふっくらさせる方法。
  • 真皮性シワに有効。
  • 効果:6か月程度持続
  • 料金:1本50,000円~

レーザー治療

  • サーマクール、フラクショナルレーザーなどで肌内部を刺激して細胞を活性化させる方法。
  • 真皮性シワ、たるみに有効。
  • 効果:長期継続
  • 料金:1回50,000円~

【部位別】シワを作らせない!今日からできる予防方法

顔の一部でも、シワができると目立って気になってしまう部分はありますよね。

全体的なスキンケアはもちろん、しわができやすい部位は特に気を付けて日々の習慣からケアしていきましょう。

【目元】アイメイクは優しく行い、眼精疲労を溜め込まない

目元は皮膚が薄く皮脂分泌が少ないので肌の中でも特に乾燥してシワができやすい部位です。

目元に負担のかかるアイメイクやクレンジングは刺激の少ない成分の化粧品を使用したり、擦りすぎたりしないように気を付けましょう。

また、スマホやパソコンの長時間使用など目を酷使すると眼精疲労を起こし、目元の血流が悪くなってシワができやすくなるので、目元を温めて血流を促したり、化粧水やクリームなどで保湿したりして目元のシワ対策を怠らないことも大切です。

【額・眉間】険しい表情や目を細めない

眉間のシワを指さす女性

表情ジワができやすい額・眉間は表情のクセを意識してシワが寄らないように注意したり、表情筋を鍛えたりして予防しましょう。

額のシワは、目を見開いた時に眉毛を上げるなどの表情のクセが深いシワを作ります。

額の筋肉(前頭筋)をしなやかに鍛えたり、まぶたの上の筋肉(上眼瞼挙筋)を鍛えて眉毛を上げるクセを抑えたりすると額の横ジワを予防できます。

眉間のシワは、額の筋肉(前頭筋)と眉頭の上にある筋肉(皺眉筋)が緊張して凝り固まってできるので、険しい表情や目を細める仕草に気を付けながら、眉間の筋肉をマッサージして緩めてあげることが大切です。

また、筋肉が凝り固まって血流が悪くなった肌は柔軟性が減ってシワができやすいので、肌を柔らかくする保湿ケアもシワ対策に効果的です。

まとめ

シワができる原因は大きく分けて以下の6つです。

シワの原因

  • 乾燥
  • 紫外線
  • 加齢
  • 表情筋
  • 生活習慣の乱れ
  • 喫煙や飲酒

乾燥ジワや表情ジワ、たるみによるシワなどシワにも種類はありますが、さまざまな要因が絡み合ってシワのできやすい肌をつくってしまうので、保湿ケアや紫外線対策だけでなく、毎日の生活習慣から見直して加齢に負けない美肌に近づきましょう。

シワができる原因や対処法を知って、少しでもシワの悩みが解決することを願っています。

この記事を書いた専門家

おおくまプロフィール

シワの悩みを解決するプロフェッショナル

おおくま 直

ラジオパーソナリティや声優、ナレーター、舞台俳優の経歴を経て美容ライターに転身。シワに専門特化し研究を重ね、30歳から始めるエイジングケアを提案。身体の働き、ホルモン作用や自律神経、生活習慣のアドバイスも得意としている。プライベートでは減量のためダイエット開始し、むくみ・セルライト撃退中。

肌質乾燥肌、敏感肌