ココナッツオイルのスキンケアは危険!肌トラブルを起こす3つの理由

保湿オイル - update2019.01.28
マッサージオイルを手にたらす
松谷プロフィール

超敏感肌出身 スキンケアの申し子

松谷 薫

世界的モデルも愛用しているとして、一大ブームになったココナッツオイル。

「ココナッツオイルで保湿すると美肌になる!」というネット記事やSNS等の口コミを目にした方も多いのではないでしょうか。

しかし、実はココナッツオイルは毛穴に詰まりやすく肌を乾燥させる危険性があるため、スキンケアに使う美容オイルとしては不適切なのです。

本記事では、ココナッツオイルがスキンケアに向かない理由と、おすすめの美容オイルを紹介していますので、ぜひスキンケアの参考にしてくださいね。

そもそもココナッツオイルとは?

小瓶とたおる

ココナッツオイルは別名「ヤシ油」と言われ、その名の通りヤシの実からとれる油です。

ヤシはアジアやアフリカ、中南米といった気温の高い地域に自生している植物で、主に美容オイルに用いられるのはフィリピンのヤシの実といわれています。

ココナッツオイルは石鹸や合成洗剤などの化粧品にも多く用いられていて、化粧品の成分表示にある「ココイル~」「コカミド~」という成分はココナッツオイルを加工したものなのです。

ココナッツオイルの成分と効能

ヤシの実の油であるココナッツオイルには、ブームの理由にもなった肌や体に嬉しい成分が多く含まれています。

〈ココナッツオイルに含まれる成分〉

  • 中鎖脂肪酸→一般的な油に含まれる長鎖脂肪酸より体脂肪になりにくい。
  • ラウリン酸→母乳にも含まれる成分で、抗菌作用がある。
  • 飽和脂肪酸→抗酸化力が高く、品質を保ちやすい。

ココナッツオイルの成分は約50%が安定性の高い「飽和脂肪酸」で、ココナッツオイルそのものはもちろん、配合されている化粧品の品質を保つ役割も果たしています。

ココナッツオイルが肌に悪影響な理由

虫メガネを持った女性

では、このように一見肌に良い成分が多く含まれているココナッツオイルがスキンケアに向かないのはなぜなのでしょうか。

以下で詳しく説明していきます。

オイルが毛穴に詰まってしまう

一大ブームとなったココナッツオイルですが、肌に使うと毛穴を詰まらせニキビなどのトラブルを起こす危険性があります。

なぜなら、ココナッツオイルは肌の上でホホバ油に似たワックスのような働きをし、毛穴を通り抜けることができずに毛穴に詰まってしまうから。

毛穴に詰まったココナッツオイルはニキビや角栓、毛穴の広がりの原因になる危険性があるため、ココナッツオイルを顔や体のスキンケアに使うことはおすすめできません。

水分をはじいて肌を乾燥させてしまう

皮脂膜の働き&役割

ココナッツオイルを含むスキンケア用のオイルは、正しく使用しないと肌を保湿するどころか乾燥させてしまう危険性があります。

なぜならオイルは肌に馴染む一方で、水分をすべてはじく性質を持っているから。

人間の肌の表面には「皮脂膜」と呼ばれる油膜があり、水分を蓄える角質層を守っています。

そこにココナッツオイルのようなスキンケア用のオイルをのせると表面の油膜と抵抗なく馴染みますが、そのあといくら水分を入れ込もうとしても全てはじいてしまうのです。

また、水分を肌に入れ込んだ後に油分で蓋をしても、実は肌の乾燥を完全に止めることはできません。

オイルを塗っていない肌に比べると多少乾燥するまでの時間が延びるものの、オイルを塗ったことで「乾燥しない」と錯覚してしまうと、深刻な肌の水分不足に気づけない危険性があります。

特にココナッツオイルはワックスのように肌表面を覆い、毛穴に詰まりやすい性質をもつため、あらゆるスキンケア用のオイルの中でも特に乾燥をまねく危険性が高いといえます。

食用ココナッツオイルが肌に刺激を与える

一大ブームとなったココナッツオイルは、食用にも使える瓶タイプのものが一般的で、化粧品を扱うドラックストアやバラエティショップはもちろんスーパーなどの食料品店でも手に入れることができます。

しかし、食用のオイルと化粧品用のオイルは品質が異なるため、食用のオイルをスキンケアに使うと刺激やトラブルの原因になってしまうのです。

一般的に、食用のオイルは口に入れても大丈夫な程度の安全性と、おいしさを感じさせる味を基準につくられています。

そのため、スキンケア用のオイルに比べて精製度が低く、おいしさの理由にもなる不純物が多く含まれているので、皮膚刺激につながる危険性があります。

特に、ココナッツオイルには皮膚刺激になりやすい「カプリル酸」や「カプリン酸」という成分が含まれており、食品グレードの精製度のココナッツオイルではこれらの不純物が取り切れていなく肌に刺激となってしまう危険性があるのです。

オイル美容はココナッツオイル以外で!

2つの商品で迷う女性

ココナッツオイルは、スキンケアとして使用すると毛穴に詰まってニキビや毛穴トラブルの原因になってしまったり、肌を乾燥させてしまったりする危険性があります。

そのため、スキンケアにはココナッツオイルを使用せず、以下で紹介する美容オイルを使用してくださいね。

ココナッツオイル以外のおすすめの美容オイル

ココナッツオイルはスキンケアに不向きですが、ココナッツオイル以外でスキンケアにおすすめの、肌なじみがよく手ごろな美容オイルを紹介します。

美容オイルにはそれぞれ特徴があるので、肌質や悩みに合わせて選んでくださいね。

オリーブオイル

食用のイメージが強いオリーブオイルですが、スキンケア用のオリーブオイルも高品質で人気です。

オリーブオイルには抗酸化作用の強いポリフェノールが多く含まれているほか、人間の皮脂の40%を占めるオレイン酸が主成分になっています。

オリーブオイルは肌の表面までしかなじまない浸透しないため、スキンケア最後の油膜として使ってくださいね。

おすすめはDHC オリーブバージンオイル

¥3,620(税込)/30ml

DHC オリーブバージンオイルの商品画像

【引用】DHC公式サイト

DHC オリーブバージンオイルの特徴

  • スペインで有機栽培されたオリーブを使用
  • 酸化防止剤も無添加の“100%天然フレッシュオイル”
  • 肌なじみよく、全身にそして家族で使用することができる

DHCのオリーブバージンオイルは、スペイン産オリーブから作られた天然100%の美容オイル。

保存料や酸化防止剤も無添加で、オリーブオイル本来の美容成分が肌を健やかに保湿してくれますよ。

タマヌオイル

タマヌオイルは、気温の高い地域に多く生息する「タマヌ」というナッツからとれるオイルです。

非常に高い抗酸化作用を持ち、脂肪酸やビタミンEをはじめとしたさまざまな美容成分が含みます。

タマヌオイルは「奇跡の万能薬」とも呼ばれ古来より薬としても使われてきたので、乾燥が気になる方はもちろんニキビ跡や傷あとに悩んでいる方におすすめです。

おすすめはshiro タマヌ オイルインセラム

¥16,200(税込)/30ml

shiroタマヌオイルインセラムの商品画像

【引用】shiro公式サイト

shiroタマヌ オイルインセラムの特徴

  • カロフィロイドやオレイン酸、リノール酸が保湿と整肌作用をかなえる
  • 酒かすが肌のキメを整え、和漢植物が肌を守る
  • タマヌオイルをメインに、贅沢な植物のエキスも期待

shiroタマヌ オイルインセラムは、タマヌオイルに酒かすと和漢植物であるカンゾウをブレンドした贅沢な二層式美容オイル。

角質層まで浸透しながらも肌に薄いヴェールをまとったようなやさしい使用感で、肌本来の美しさへ近づけてくれますよ。

スクワランオイル

スクワランオイルとはサメの肝臓やオリーブ、大豆からとれるオイルで、スクワランは人間の肌にもともと存在する成分です。

そのためスクワランは肌になじみやすく、免疫力の向上も期待することができますよ。

おすすめはHABA 高品位「スクワラン」

¥2,700(税込)/35ml

HABA SQUALANEの商品画像

【引用】HABA公式サイト

HABA 高品位「スクワラン」の特徴

  • 天然成分にこだわり、徹底して不純物を取り除いた高純度製法
  • 防腐剤パラベン、石油系界面活性剤、鉱物油が完全無添加
  • 一回一滴で済むので、コストパフォーマンスも良い

HABAの高品位「スクワラン」は、純度99.9%のスクワランオイル。

化粧水後の肌のうるおいを閉じ込めて、肌をやわらかく保ちます。スクワランオイルの効能はもちろん、サイズが15mlからあるため、気軽に試すことができるのもおすすめポイントです。

ローズヒップオイル

ローズヒップオイルはその名の通りローズヒップの種子から抽出されたオイルで、多くの化粧品に配合されています。

とくにビタミンCとトランストレチノインという成分が豊富で、美白と同時に皮膚の再生効果を期待することができます。

そのため、保湿はもちろん年齢肌が気になりだした方に特におすすめです。

おすすめはtorilogy ローズヒップ オイル

¥4,300(税込)20ml

trilogy ローズヒップオイルの商品画像

【引用】torilogy公式サイト

torilogy ローズヒップ オイルの特徴

  • 種からボトル充鎮まですべてがオーガニック認証済み
  • 最もスキンケアに適ししている、レソトの山岳地帯で育ったワイルドローズを使用

torilogy(トリロジー)のローズヒップ オイルは世界中で20秒に1本売れているといわれ、種からボトル補充まで全工程が国際オーガニック認証を受けたローズヒップオイル。

濃厚なローズヒップの香りにつつまれる、贅沢なスキンケアの時間をかなえてくれます。

馬油

馬油は馬のタテガミから抽出したオイルで、成分が人間の皮脂と酷似しているため肌に馴染みやすいのが特徴です。

洗顔後には馬油のみというスキンケアを行っている人もいるほど保湿力が高く、赤ちゃんにも使えるほど安全性が高いので家族で使うことができます。

おすすめはソンバーユ

リンク先の値段(オープン価格のため)/70ml

馬油 ソンバーユ

ソンバーユの特徴

  • 無添加、無香料の馬油100%使用
  • 独自の技術で馬油のにおいをほとんど除去
  • 肌なじみがよく洗顔や化粧水後の保湿として最適

ソンバーユは、日本で最初に馬油を美容オイルとして商品化した馬油の草分け的存在。

馬油100%、完全無添加で馬油の効能を実感することができますよ。

ココナッツオイル以外のオイルを使うときのポイント

ココナッツオイル以外でも、スキンケアにオイルを使用する時には正しい使い方をしないと肌を乾燥させてしまう危険性があります。

オイルは水分をはじく性質を持つため、オイルを一度塗ってしまうと化粧水などの水分を肌に入れ込むことができなくなるからです。

そのため、オイルをスキンケアに使用する時には、オイルをつける前に肌へ水分をたっぷり入れるよう心がけましょう。

また、オイルによって期待できる効能や浸透する深さが違うため、スキンケア用のオイルを選ぶ際には肌悩みとオイルの持つ成分を照らしあわせてみてくださいね。

ココナッツオイルは食用で楽しむ

人気モデルも愛用し肌にいいイメージのココナッツオイルですが、スキンケアに使用することは以下の理由でおすすめできませんでした。

ココナッツオイルがスキンケアにおすすめできない理由

  • 毛穴に詰まりやすい
  • 肌の乾燥を招きやすい
  • 食用ココナッツオイルは肌の刺激になりやすい

スキンケアにオイルを取り入れたいと考えている方は、スキンケア用に精製されたオイルを使用してみてください。

あなたが正しいオイル美容を行って、潤いに満ちた素肌を手に入れることを願っています。

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