もう悩まない!美白のためのシミ・くすみケアと使うべきオススメ美白化粧品14選

スキンケア - update2019.07.10
もう悩まない!美白のためのシミ・くすみケアと使うべきオススメ美白化粧品14選 アイキャッチ
ハリツヤ編集部

30代からの肌悩みを解決するプロ集団

ハリツヤ研究所編集部

「美白化粧品をいろいろ試してきたけれど、自分の肌に合っているものがなかなか見つからない…」
「人から至近距離で見られても、恥ずかしくないキレイな肌でいたい」
「自分の肌はもっとキレイなはずだったのに、なぜこんなにくすんじゃったんだろう…」

多くの女性が悩む「美白」。
この記事を読んでいるあなたは、きっと美しい肌を手に入れたいと思って、いろいろな化粧品や美容法を試されてきたかもしれません。

ただ、自分の肌に合った化粧品や美容法に出会える人はほんの一握り。

多くの人は自分に合った化粧品を求めて、新しい化粧品を見つけては試し、ダメならまた新しい化粧品を試すといった、負のスパイラルに陥っています。

化粧品がもたらすz負のスパイラル

負のスパイラルには、他人の口コミをカンタンに信用してしまうといったことも含まれます。
たとえば、SNSなどで芸能人やモデルがオススメしている化粧品を何も考えずに選んでしまったり、自分の肌質について理解しないまま、ランキング上位のものを買ってしまったりした結果、自分が思うような美肌を手に入れられないという人が増えています。

でも、そうなってしまうのも仕方ありません。
今、美白化粧品が増えすぎてしまい、自分に合った化粧品を選ぶのがとても難しい時代になったからです。

美白化粧品が増えすぎて自分に合った化粧品を選ぶのが難しい!

それは化粧品だけでなく、美容法も同じ。

そこで私たちは考えました。
人それぞれに合った美白化粧品や美容法を選ぶためのノウハウを生み出せば、多くの女性が救われるんじゃないかと。

その思いのもと、美容の専門家たちと一緒に立ち上げたプロジェクトが『ハリツヤ研究所』。
このプロジェクトでは、21人体制で1207個の美容化粧品を実際に試し(※)、その成分や使用感を評価することで、美白化粧品選びのひとつの基準を作っています。(※2019年1月17日現在)

ハリツヤ式メソッドの分析データ※ハリツヤ研究所|データベース一部抜粋

そして私たちは、その基準から生まれたノウハウを『ハリツヤ式メソッド』と呼ぶことにしました。

ハリツヤ式メソッドとは?
  • 市販の化粧品を使って自分でできる美容メソッド
  • 1,207を超える化粧品を自社で徹底調査
  • 「コスメコンシェルジュ」や「美肌食マイスター」など、美容の専門家が根拠を持ってノウハウを提供
  • 客観的かつ中立的な観点で、本当に効果的な化粧品や美容法の効果を検証

今回はそのハリツヤ式メソッドをベースに、美白対策について考えてみます。
この記事さえ読んでいただければ、きっと、美白に関する悩みは吹き飛ぶはずです。

それではまいりましょう。

ハリツヤ研究所の宣言

ハリツヤ宣言 アイコン

当サイト「ハリツヤ研究所」は、専門家による正確な情報徹底した自社調査のもと、本当に価値のある美容情報を伝えるメディア。

噂や口コミに惑わされる人を減らしたい、そんな思いで数ある美容法・化粧品を徹底的に調査し、中立的かつ客観的な視点で情報を提供しています。

ハリツヤ宣言 イメージ写真ハリツヤ研究所とは?

 

美白ケアとは

気がついたらできていたシミやそばかす。
どんよりして見えるくすみ。

これらに悩んで、美白ケアに力をいれている方は多いですよね。
そんな美白ケアには、「セルフケアする方法」と「専門医に相談する方法」の2つがあります。

美白ケアがもつ2つの目的

これら2つの方法によって得られるメリットと、反対に、どうしても避けきれないデメリットをそれぞれ見ていきましょう。

2つの美白ケア方法のメリットとデメリット
セルフケアと専門医によるケアの違い

美白ケアの2つの方法のうち、「セルフケアする」方法は、美白化粧品や美白効果のある美容法を実践すること。
誰でも気軽に始めやすく、プチプラな美白化粧品を選べば、コスパも気になりにくいです。

ですが、このあと詳しく説明しますが、セルフケアする方法はシミやくすみを予防する効果のみなんです。

美白への即効性が少なく、人によって予防効果の出方にも差があるのは、セルフケアのデメリットといえますね。

一方、「専門医に相談する」方法は、自分に合った治療が受けられ、即効性もあるので、安心感や満足感が高いのがメリット。
ただ、仕事や用事で治療を受けられる時間が限られてしまったり、セルフケアに比べるとお金がかかったりと、デメリットも多くあるんです……。

シミはできてしまってから専門医にかかると、時間やお金がたくさんかかって大変。
……と思うと、できればシミができる前に「予防」できた方が、なんだか得した気分ですよね。

実は、シミやそばかす・くすみの「予防」なら、自宅でのセルフケアでも十分効果が期待できるんですよ!

シミやそばかす、くすみの予防はセルフケアで十分!

今回の記事では、「セルフケアする方法」を選んだ方に向けて、ハリツヤ式メソッドから導き出した、効果的な美白のノウハウをお届けしていきますね。

以下に挙げた美白に関する悩みがひとつでも当てはまる人は、セルフケアでも効果を感じやすい人。
ぜひ、この記事を参考にしてみてくださいね! 

セルフケアでも効果を感じやすい美白の悩み

  • 日焼けした後に肌がくすみやすい
  • これ以上シミやくすみを増やしたくない
  • 生まれつきあるそばかすが濃くなるのを防ぎたい
  • キメの整った透明感のある肌になりたい
  • シミやくすみのためにファンデーションを厚塗りしたくない

ただ残念ながら、以下のような悩みの場合は、セルフケアでは効果を実感できず、美容レーザーや専用の薬での治療が必要になるんです…。

セルフケアでは効果を感じにくい美白の悩み

  • 元の肌色よりも、さらに白くしたい
  • 子供の頃からあるそばかすを無くしたい
  • 生まれつきのほくろやアザ(太田母斑など)を消したい
  • 脂漏性角化症(茶色や黒色の盛り上がったイボのようなシミ)をとりたい

「自分の悩みはこっちかも…」という方は、この記事内の「セルフケアに行き詰まったら専門医に相談」を参考にしてみてくださいね。
専門医への相談方法やレーザー治療について、詳しく説明していますよ。

セルフケアに行き詰まったら専門医に相談を
すぐに読みたい人はこちら

美白化粧品とは

セルフケアで美白対策をするためには、毎日のスキンケアに美白化粧品を使うのが一番の近道。
ただ、さきほど自分でケアする美白ケアのデメリットでも話したように、美白化粧品にはシミやそばかす・くすみに対して「予防」の効果しかありません。
でも実は、予防こそが美白対策で最も重要なんです。

ここからは、美白化粧品の特徴を説明しながら、その美白効果についてわかりやすく説明していきますね。
美白化粧品選びのポイントにもつながってくるので、要チェックですよ。

美白化粧品=医薬部外品(薬用化粧品)

美白化粧品は、以下の2つに当てはまる化粧品のことです。

美白化粧品とは

美白効果を期待するなら、「一般化粧品」よりも「医薬部外品(薬用化粧品)」に分類されるアイテムを選ぶようにしてください。

なぜなら、医薬部外品には予防効果を感じられる量の美白成分が入っているから。

医薬部外品は一般化粧品に比べて予防効果をかんじられる量の美白成分が入っている

このあたりの話をさらに詳しくみていきますね。

一般化粧品と医薬部外品の違い

化粧品と一口に言っても、実は化粧品は「一般化粧品」と「医薬部外品」の2種類に分かれます。

一般化粧品と医薬部外品の違い

本当に予防効果が望める美白化粧品を探しているならば、「一般化粧品」ではなく「医薬部外品(薬用化粧品)」と書かれている商品を選びましょう。

「医薬部外品(薬用化粧品)」と書かれている商品

なぜなら、医薬部外品に使われている美白成分は、一般化粧品にはほとんど入っていないから。
一般化粧品が持つ効果は、肌にうるおいを与えたり、キメを整えたりするぐらい。
実は美白効果はないんです!

一般化粧品には美白効果がない

一般化粧品の中には、ハリやツヤ、透明感など、「美白」をイメージさせる商品がありますが、シミを消したり、薄くしたりする効果があるわけではないので、惑わされないでくださいね…!

美白化粧品で予防効果が期待できる肌悩み

美白するなら、「医薬部外品」のスキンケア化粧品を選んで使うのがオススメであることがわかりましたね。
その医薬部外品が、効果を発揮する美白の悩みは、大きく分けると以下の2つ。

医薬部外品で効果を実感できる美白の悩み

  • シミ
  • くすみ

これらの美白の悩みに、なぜ医薬部外品が効果的なのかを、詳しく解説していきますね。

美白化粧品でシミ予防できる理由

まず、なぜシミに医薬部外品が効果的なのかをお話します。

実はシミはどれも同じように見えて、「老人性色素斑」「炎症後色素沈着」「肝斑」「そばかす(雀卵斑)」の4種類に分けられるんです。

シミの4種類

4種類のシミの特徴とシミができる原因について、表にまとめてみました。

シミの名前特徴と原因
老人性色素斑
(ろうじんせいしきそはん)
【特徴】
・大きさがまばらで、1cm未満から10cm以上のものまである
・茶色や黒で輪郭がはっきりしている

【原因】
・紫外線(UV-B)
・皮膚が生まれ変わるターンオーバーの乱れ
・肌への摩擦や化粧品成分による刺激

炎症後色素沈着
(えんしょうごしきそちんちゃく)

【特徴】
・できたばかりのときは、赤黒かったり、紫がかったりしている
・時間が経つと茶色く定着し、完全に消すのが難しくなる

【原因】
・ニキビや虫さされ、やけどといった炎症
・スキンケアの摩擦による肌への刺激

肝斑
(かんぱん)
【特徴】
・輪郭がぼんやりとした茶色のシミ
・左右対称に目の下や鼻下、あごや頬に現れる

【原因】
・月経不順や妊娠
・ピルなどの経口避妊薬の服用による女性ホルモンのバランスの乱れ

そばかす
(雀卵斑・じゃくらんはん)
【特徴】
・生まれつき肌にある細かいシミ
・主に頬から鼻の頭にかけてできる

【原因】
・遺伝

これら4つのシミは、見た目は似ていますが、実はできていく仕組みがそれぞれ少しずつ違います。

美白ケアを効果的に行うためには、まずはシミのことについて詳しくなるのが近道!
というこわけで、ここからは、それぞれのシミが生まれてしまう仕組みと、それらのシミを美白化粧品で予防できる理由を解説していきますね。

老人性色素斑・炎症後色素沈着が予防できる理由

まずは、「老人性色素斑」と「炎症後色素沈着」という2つのシミについて取り上げていきますね。
老人性色素斑、炎症後色素沈着は、紫外線や摩擦・炎症などの刺激によってできるシミ。

老人性色素斑・炎症後色素沈着がシミとなって肌の表面に出てくるのは、どちらも「メラニン」という色素細胞が大量に生成されるのが原因です。
よく「紫外線を浴びるとメラニンが増える」なんてことを耳にしますが、まさにその通りなんです。

肌は、紫外線や摩擦・炎症によって刺激を受けると、「メラノサイト」という細胞が活性化します。
そのメラノサイトが活性化すると、シミの黒さを作り出す「酵素チロシナーゼ」の働きが活発になるんです。
その結果、メラニンが大量につくられて、シミになってしまう、というわけなんです。

老人性色素斑や炎症後色素沈着ができるメカニズム

では、なぜ老人性色素斑と炎症後色素沈着が予防できるかというと、メラニンに有効な美白成分があるからです。
つまり、メラニンがつくられるのを防いだり、メラニンを肌の外に追い出したりしてくれる美白成分が入った美白化粧品を使うことで予防ができちゃうんです。

美白化粧品にはメラニンに有効な美白成分が入っている

また、メラニンだけでなく、「酵素チロシナーゼ」の働きを止める美白成分も、老人性色素斑と炎症後色素沈着の予防に効果が期待できますよ。

筆者
ちなみに、美白化粧品を使えば、30代以降に悩まされる人が多い「肝斑(かんぱん)」も予防できるんです!
その理由についても、お話しておきますね。

肝斑が予防できる理由

肝斑(かんぱん)」は、ストレスなどによって女性ホルモンのバランスが乱れることで生まれやすくなります。

ホルモンバランスが乱れると「プラスミン」という物質が肌の内側で生まれ、メラニンを作り出すメラノサイトを活性化します。
すると、活発になったメラノサイトからメラニンが発生し、肝斑になってしまうんです…。

肝斑ができる仕組みについて、簡単にまとめました。

肝斑ができる仕組み
  1. ストレスによって女性ホルモンのバランスがくずれ、女性ホルモンの分泌量が増える
  2. 女性ホルモンの分泌量が増えることで、「プラスミン」という物質が肌の内側に生まれる
  3. プラスミンがメラノサイトを活発にさせることで、メラニンが大量発生!
  4. メラニンが肌表面に浮き出てシミに・・・

肝斑ができる仕組みをあらわすイラスト

美白化粧品で肝斑の予防ができる理由は、肝斑をつくりだすプラスミンの働きを止める美白成分が存在するから。
ですが、どの美白化粧品でも肝斑を予防できるわけではないんです。

肝斑をつくりだすプラスミンの働きを止めるのは、実は「トラネキサム酸」という美白成分だけ。

美白化粧品の中でも、「トラネキサム酸」が配合されているものを選んでくださいね。

トラネキサム酸配合の美白化粧品はプラスミンの働きが止められる

筆者
ここまで紹介したのはすべて、年齢を重ねてできるシミでしたが、遺伝性のシミである「そばかす」も悪化を予防できるんですよ。
このあと、その理由について、カンタンに説明していきますね。

そばかす(雀卵斑)が予防できる理由

ポツポツと茶色く細かいシミの「そばかす(雀卵斑)」。
雀(すずめ)の卵の殻にある斑点模様に似ていることから、「雀卵斑(じゃくらんはん)」とも呼ばれています。

そんなそばかすは、遺伝によって子どもの頃からできるシミなので、実は紫外線を浴びても後から数が増えることはほとんどありません。

なので、メラニンの働きを抑える美白化粧品を使うと、今よりもそばかすが目立つのを予防できるんです。

美白化粧品は目立つそばかす悩みのサポートになる

筆者
また、上の表で挙げた4つのシミだけでなく、どんよりとして見える肌のくすみ予防にも、美白化粧品は有効なんです!
肌のくすみが起きる原因から、美白化粧品でくすみ予防ができる理由を解説していきますね。

美白化粧品でくすみ予防ができる理由

美白化粧品は、くすみの予防にも効果的なんです。
なぜかというと、美白化粧品は肌がくすむ2つの原因に働きかけるから。
肌のくすみは、以下の2つの原因によってできてしまいます。

肌のくすみの原因

  • 黒くなったメラニンの定着
  • 肌のターンオーバーの乱れ

肌のターンオーバーとは、一定の周期で肌が生まれ変わる新陳代謝のこと。
さまざまな刺激から肌を守るためにつくられるメラニンは、「肌のターンオーバー」によって古い角質と一緒に肌の外に追い出されます。

でも、肌のターンオーバーは不規則な生活やストレスなどによって簡単に乱れやすくなってしまいます。
肌のターンオーバーが乱れて遅くなってくると、古い角質とともにメラニンがどんどん肌の表面に溜まっていき、まるで洗濯物を溜めすぎて何層にも服が積み重なっているような状態に・・・。
これが肌のくすみ感の正体です。

洗濯物が摘み上がっている画像

そのため、メラニンに働きかける美白化粧品を使ったケアが、くすみ予防には効果的なんですよ。

また、肌のターンオーバーが正常な状態を維持するには、肌がうるおいを保てているかどうかが大切なポイントです。
肌のくすみ予防のために美白化粧品を選ぶときは、保湿効果を重視してくださいね。

美白化粧品はくすみ予防にも効果的

美白化粧品選びで大切な4つのポイント

ここまで、美白化粧品がシミやくすみの悩みを解決してくれることをお話してきました。
ただ、美白化粧品と一口に言っても、ドラッグストアにはものすごい数の美白化粧品が並んでいますよね。

「どの美白化粧品を選べばいいかわからない・・・」
「実際に美白化粧品を使ってみたけど、ぜんっぜん効果がなかった・・・」

そんな悩みや不満を持つ皆さんのために、ここからは、ハリツヤ式メソッドから導き出した後悔しない!自分にぴったりの美白化粧品を選ぶコツを紹介します。
次に挙げる4つのポイントに注目して、自分の美白の悩みを解決できる美白化粧品を選んでいきましょう。

美白 ハリツヤメソッド01

この4つのポイントさえ覚えておけば、あなたの悩みにぴったりな美白化粧品を選べること、間違いなしです!!
それではさっそく、各ポイントについて詳しく見ていきましょう。

1.目的に合った美白成分配合のものを選ぶ

美白の目的は人それぞれですが、大きく2つの目的に分けられます。

  • 「これ以上シミやくすみを悪化させたくない」
  • 「5年後10年後のために、シミやくすみの予防をしたい」

実は、美白化粧品は「美白の目的に合わせて選ぶ」ことが最も大切なんです。
なぜなら、「美白の目的」ごとに効果が期待できる「美白成分」が異なるから。 

美白化粧品は美白の目的に合わせて選ぶ

美白成分の見極め方を間違えると、せっかく美白化粧品を使っていても、ちっとも効果を実感できない…なんてこともあるんですよ。
そんなことにならないよう、3つの目的別にぴったりな美白成分を紹介していきますね。

1-1.「これ以上シミやくすみを悪化させたくない」方向けの美白成分

今すでにあるシミやくすみを、これ以上悪化させたくない方は、以下のような予防効果を持つ美白成分が入った美白化粧品を選ぶのがオススメです。

シミやくすみの悪化を防ぐ成分と商品例

成分例商品例

メラニンを
つくりにくくする成分

  • ビタミンC誘導体
  • アルブチン
  • プラセンタエキス
  • カミツレエキス
  • エラグ酸
  • コウジ酸
  • ルシノール
  • トラネキサム酸
    (m-トラネキサム酸)

ディセンシア|サエル ホワイトニング エッセンス コンセントレート【医薬部外品】

サエル
ホワイトニング
エッセンス
コンセントレート

メラニンを肌の外に
追い出しやすくする成分

  • ビタミンC誘導体
  • プラセンタエキス
  • リノール酸

富士フイルム|アスタリフト ホワイト エッセンスインフィルト【医薬部外品】

アスタリフト 
ホワイトエッセンス
インフィルト

メラニンを
元の色に戻す成分

  • ビタミンC誘導体
  • ハイドロキノン

ビーグレン|QuSomeホワイトクリーム1.9

ビーグレン
QuSome
ホワイトクリーム1.9

シミやくすみは、紫外線や摩擦・炎症といった肌への刺激によって生まれるメラニンが原因です。
そのため上で挙げた、「メラニンの働きを抑える美白成分」が入った美白化粧品を選ぶことが大事なんです。 

筆者
上の表のすべてに当てはまっている「ビタミンC誘導体」は特にオススメしたい成分です!また、実は美白成分ではないのですが「ハイドロキノン」も注目の成分なんですよ。
これら2つの成分について、もう少し詳しく説明していきますね。
ビタミンC誘導体は美白の万能選手

上の表を見てもわかるように、ビタミンC誘導体は、メラニンを「つくりにくくする」「外に追い出す」働きや、「メラニンの色を元の肌色に戻す」働きを持っています。
いわば美白の万能選手で、美白の悩みを解決するのにぜひ取り入れたい成分ですね。

実は、ビタミンC誘導体が配合された美白化粧品は、他の美白成分を含むものに比べてプチプラなものが多いんです。
美白化粧品を初めて使う人でも気軽に手にとれるのは嬉しいですよね。

ビタミンC誘導体は美白の万能選手

そんなビタミンC誘導体にはいくつか種類があり、それぞれ名前が違うんです。

ビタミンC誘導体を示す名前の例

  • アスコルビルリン酸Na(APS)
  • リン酸アスコルビン酸Mg(MAP)
  • 3-O-エチルアスコルビン酸(VCエチル)

ちょっとややこしい名前の成分なので、覚えるのも大変ですよね^^;
ですが、美白化粧品を選ぶときに役立つので、スマホなどにメモしておくといいですよ。

筆者
またビタミンC誘導体の仲間として、メーカーが独自に開発した「活性型ビタミンC」や「ピュアビタミンC」などもオススメですよ。
美白成分ではないハイドロキノンがオススメな理由

ハイドロキノン」は黒くなったメラニンを元の肌色に戻す効果がありますが、実は美白成分ではないんです!
美白成分ではないハイドロキノンが紫外線による肌トラブルケアにオススメな理由は、シミやくすみの予防以上の効果を期待できるから。

厚生労働省によって決められた美白成分は、シミやくすみの予防効果しかありません。
ですが、ハイドロキノンはシミやくすみの予防以上の強い効果を持つため、厚生労働省が決めた美白成分の分類には入らないんです。

ハイドロキノンとは
  • 紫外線によって黒化したメラニンの色を、元の色に戻す効果が特に強い成分
  • 「肌の漂白剤」と呼ばれるほど高い効果を持つ

ただ、作用が強い反面、肌への刺激になりやすいという弱点もあります。

特に敏感肌の方やアトピー肌の方は、ハイドロキノンを使う前には必ずパッチテストをして、肌に刺激がないかどうか確かめましょう。
パッチテストの方法は、あとで詳しく説明しますね。

筆者
ビタミンC誘導体とハイドロキノンが特にオススメと紹介しましたが、その他に挙げた美白成分の予防効果が低いというわけではないのでご安心ください。
人によって合う・合わないがあるので、最も自分の肌に合う美白成分を探してみてくださいね。

1-2.「5年後10年後のために、シミやくすみの予防をしたい」方向けの美白成分

「今は特に悩みはないけど、将来のために、シミやくすみを予防したい」という方には、これから紹介する美白成分がオススメです。

シミやくすみの予防にオススメの成分と商品例

成分例商品例

メラノサイトに
メラニンをつくる
信号を送らせない成分

  • カモミラET
  • トラネキサム酸
    (m-トラネキサム酸)

キュレル|薬用美白美容液【医薬部外品】

キュレル
薬用美白美容液

メラニンを
つくりにくくする成分

  • ビタミンC誘導体
  • アルブチン
  • プラセンタエキス
  • カミツレエキス
  • エラグ酸
  • コウジ酸
  • ルシノール
  • トラネキサム酸
    (m-トラネキサム酸)

POLA ホワイトショット SXS【医薬部外品】

POLA
ホワイトショット SXS 

酵素チロシナーゼの
働きをブロックする成分

  • アルブチン
  • 4MSK
  • コウジ酸
  • エラグ酸
  • ルシノール

HAKU
アクティブフォーミュラV

シミやくすみができにくい肌にするには、上に挙げたメラニンや酵素チロシナーゼの働きを抑える美白成分が効果的です。
中でも、「トラネキサム酸(m-トラネキサム酸)」は、女性ホルモンの乱れによってできる肝斑の対策に効果があるといわれている、唯一の美白成分なんですよ。

トラネキサム酸は肝斑の対策に効果がある唯一の美白成分

年齢を重ねていくと、肝斑に悩む方も多いですよね。
そんな方には、トラネキサム酸(m-トラネキサム酸)が配合された美白化粧品をオススメします。

筆者
さて、ここまでは美白の目的別にオススメしたい美白成分を紹介してきました。
続いては、美白ケアに欠かせない「保湿成分」について説明していきますね。

2.保湿成分が配合されているものを選ぶ

美白ケアをするために最も重要なのは、美白成分を見極めて使うこと。
ですが、美白成分だけが入っていれば、シミやくすみの予防ができるわけではありません。

やってはいけない行動

実は、美白成分だけでなく、保湿成分が豊富に配合されている美白化粧品を選ぶことも大切なんです。

なぜなら、保湿成分が肌にうるおいを与えることで、肌の健やかさを維持できるから。
健康な肌は、本来肌が持つターンオーバーの機能が正常に働きます。

すると、約28日周期で行われるターンオーバーで、メラニンを含んだ古い角質も排出されやすくなるんです。

美白化粧品を選ぶ際は保湿成分が豊富に配合されているものを選ぶ

保湿成分は、いわば美白成分のベストパートナー。

美白成分のほかに、保湿成分もたっぷり入った美白化粧品を選べば、肌をすこやかに保ちながら、肌本来の透明感を引き出す効果も期待できますよ。

特に高い保湿効果を感じられる成分を以下に紹介するので、こちらを参考に美白化粧品を選んでみてくださいね。

特に高い保湿効果を感じられる成分

  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
  • レシチン
  • スフィンゴ脂質
  • ライスパワーNo.11

もし、使ってみたい美白化粧品に、上に挙げた保湿成分が入っていなければ、他のスキンケアアイテムで保湿成分を補うのもオススメです。
美白と保湿は切り離さずに考えて、肌のうるおいを逃さないスキンケアをしてくださいね。

筆者
保湿成分を肌に与えてキメの粗さが整うと、肌の色ムラを感じにくくなるため、透明感のある肌に見せることができますよ。

3.肌に刺激を感じないものを選ぶ

美白化粧品を使ったら、なんだか肌にピリッとした痛みを感じた…なんて経験はありませんか?
実は、美白成分はスキンケア化粧品に含まれる成分の中でも、特に肌への刺激になりやすいといわれているんです。
せっかく美白効果があったとしても、肌に合わない美白化粧品を使って肌荒れしてしまったら、元も子もないですよね。

肌に刺激を感じないかどうかを確かめるには、美白化粧品を使う前にパッチテストをすることをオススメします。

美白化粧品を使う前にパッチテストをおこなう

パッチテストの正しい方法は以下を参考にしてください。

パッチテストの正しいやり方
  1. 使用する美白化粧品を、二の腕などの目立たないところに10円玉大ほど塗る
  2. およそ1時間、かゆみや赤みが出ないか様子を見る
  3. 二の腕のテストで問題なければ、フェイスラインの一部に美白化粧品を塗る
  4. そのまま24時間過ごして、かゆみや赤みが出ないか確認する

パッチテストの正しいやり方

パッチテストは、肌に異常が起こらないかどうか確かめるために大切なテスト。
つけた瞬間の痛みやかゆみだけでなく、つけてしばらく経ってから湿疹や赤みが出ないかどうかも確認することができますよ。

美白化粧品を安心して使うためにも、初めて購入した商品はパッチテストをしてくださいね。

4.使い続けられる値段のものを選ぶ

「美白化粧品はちょっと値段が高いから、紫外線の多い季節だけ使えばいいかな…」と思う方もいるかもしれませんね。
だけど、シミやくすみの原因になる紫外線は夏場だけでなく1年中降り注いでいるんです。

だから、紫外線によるシミやくすみを予防するなら、1年中使い続けられる値段の美白化粧品を選ぶことが大事なんです。

使い続けられる値段の美白化粧品を選ぶのがよい

スキンケア化粧品は、化粧水で200mL~300mL、クリームで20g~40g程度の量が入っているのが一般的。
商品のパッケージなどに書かれている適量を毎日使い続けると、だいたい2か月~3か月で1つのボトルが空になります。

適量の目安

1年で最低でも4回買い替えがあると考えて、繰り返し買っても懐が痛まない値段の美白化粧品を選んで使ってくださいね。

筆者
顔だけでなく全身の日焼けケアもしたい方は、特にコスパが気になっちゃいますよね^^;
そんな方には、安く手に入りやすいビタミンC誘導体が配合されたボディローションで美白ケアをするのがオススメですよ。

目的別!オススメの美白化粧品14選を紹介

ここまで、美白ケアをするときには、美白の目的別に美白成分の種類を見極めることが大切だとお伝えしてきました。

ですが実際は、
「そんなに美白成分の名前や効果を覚えていられない」
「どの化粧品にどの美白成分が入っているのか、なんて気にしたことがない…」
というのが本音ですよね^^;

そこで、ハリツヤ研究所が1,207個のスキンケア商品を徹底調査!
各化粧品に含まれている成分を調べつつ実際に試し、「本当にオススメできる美白化粧品」だけを美白の目的別に厳選しましたよ。

「本当にオススメできる美白化粧品」14選

こちらが、ハリツヤ研究所が自信を持ってオススメする14の美白化粧品です!
これらの美白化粧品は、美白成分はもちろん保湿成分もたっぷり入っていて、健康な肌を保てることを最低条件として選んでいますよ。

ところで、美白化粧品は長く使い続けられるものを選びたいので、実際の使用感も気になりますよね。
そこで、今回は実際に14個の美白化粧品を試し、使用感も簡単にレビューしてみたので、好みのタイプを見つけるのに役立てていただけるとうれしいです!

それでは早速、以下の3つに分類して紹介していきます!
自分にぴったりの、美白のケアに使えるスキンケア化粧品を探してみてくださいね。

見たい美白化粧品をクリック!

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番外編|最強の成分「ハイドロキノン」配合
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今後のシミやくすみの予防に
毎日使いたい実力派美白化粧品6選

まずは、シミやくすみの予防対策として毎日使いたい、美白成分や保湿成分が豊富な美白化粧品を6つ紹介していきますね。

6つの美白化粧品はすべて「美白美容液」タイプ。
美白美容液は、スキンケア化粧品の中でも化粧水やクリームに比べて美白成分や美容成分の配合量が多いのが特徴です。

ちなみに、スキンケアラインは基本的にブランド・シリーズを揃えて使ったほうが、製品の効果をより実感しやすくなるもの。
とはいえ、美白美容液だけ単品で取り入れても、商品の効果は得られるので安心してくださいね。

紹介する6商品の中には、スキンケアラインをお得に試せるトライアルセットがあるものも。
スキンケアラインごと一新したい!という方は、トライアルセットから使ってみてくださいね。

1.富士フイルム アスタリフトホワイト エッセンスインフィルト(医薬部外品)

価 格:7,560円(税込)
5日間トライアルセット:1,080円(税込)
内容量:30mL(1回2~3プッシュの使用で約1ヶ月)

富士フイルム アスタリフトホワイト エッセンスインフィルトの特徴

  • 肌のすみずみに届けるために独自技術でうるおい成分をナノ化(ナノAMA)
  • ナノAMAと相性の良い美白有効成分のビタミンC誘導体配合
  • みずみずしく伸びの良いつけ心地

富士フイルム社が独自に開発した「ナノ化」の技術を、美白成分に応用した美白美容液。

ナノ化とは、成分を小さくして効果をしっかりと閉じ込める技術のこと。
成分が肌の細胞よりも大きいと浸透しにくいため、成分を小さくすることで肌に届きやすくしているんですよ。

エッセンスインフィルトは、美白成分のビタミンC誘導体や保湿成分がナノ化されているので、肌のすみずみまで美白成分が行き渡りやすくなります。

アスタリフトホワイト エッセンスインフィルトの使用感

とろみがあるのに、みずみずしいので、顔全体にするすると伸びていきます。
見た目が赤の液体なのでびっくりしますが、肌が赤くなることはありませんでした(笑)
ただ、少しフローラル系のにおいがするので、香りつきの化粧品が苦手な方は好き嫌いが分かれるかもしれません。

▼「アスタリフトホワイト エッセンスインフィルト」の詳細を見る

2.ディセンシア サエル ホワイトニング エッセンス コンセントレート(医薬部外品)

価 格:8,100円(税込)
1週間トライアルセット:1,480円(税込)
内容量:36mL(1回2~3プッシュの使用で約1.5ヶ月分)

サエル ホワイトニング エッセンス コンセントレートの特徴

  • 美白有効成分としてアルブチンが配合され、メラニンの生成を抑えシミ・くすみを予防
  • 敏感肌専用ブランドから発売されている低刺激処方の美白美容液
  • 豊富に配合された保湿成分で肌のうるおいを保つ

敏感肌用専門ブランドのディセンシアから出ている美白スキンケアライン「サエル」。
サエルの「ホワイトニング エッセンス コンセントレート」は、美白有効成分のアルブチンと、トラネキサム酸が配合されていて、シミやくすみの予防ケアにオススメです。

保湿成分もたっぷり配合されているので、美白と一緒に行いたい保湿も、これ一本でできちゃいますよ。

サエル ホワイトニング エッセンス コンセントレートの使用感

乳白色のさらっとした美容液で、肌にするするとなじんでいくのが気持ちいいです^^
アロマ系のリラックスできる香りがついていますが、天然由来の成分によるものなので、鼻につく感じもありません。

▼「サエル ホワイトニングエッセンス コンセントレート」の詳細を見る

3.資生堂 HAKU メラノフォーカスV(医薬部外品)

価 格:10,800円(税込)
1週間トライアルセット:1,480円(税込)
内容量:45g(1回2プッシュの使用で約2.5ヶ月分)

資生堂 HAKU メラノフォーカスVの特徴

  • 美白有効成分の4MSK・m-トラネキサム酸配合でシミや肝斑の予防対策に
  • メラニンが生成される肌のルートをさまざまな方向から予防
  • コクのあるテクスチャーの美容液で、気になる部分に密着

HAKU メラノフォーカスVは、資生堂が独自に開発した美白有効成分「4MSK」と「m-トラネキサム酸」の2つを配合した贅沢な美白美容液です。
4MSKもm-トラネキサム酸も、メラニンがつくられるのを抑える働きがあるので、シミやくすみの予防にぴったり!

コックリとしたクリーム状ですが、肌にひっかかりなく伸ばしやすいので、シミへのスポット使いにも顔全体のくすみケアにも使えて一石二鳥ですね。

HAKU メラノフォーカスVの使用感

ジェルとクリームの中間のような塗り心地で、肌に伸ばした後はしっとりとしています。
ゆるやかに肌に伸びていくので、伸ばしていくときに肌への負担もかかりにくいですよ!

▼「HAKU メラノフォーカスV」の詳細を見る

4.POLA ホワイトショット SXS(医薬部外品)

価 格:12,960円(税込)
内容量:20g(朝晩の使用で約3ヶ月分)

POLA ホワイトショット SXSの特徴

  • ルシノール・ビタミンC誘導体などが複合されたポーラ独自の美白有効成分配合
  • ピンポイントに使えるスポットタイプ

POLAの「ホワイトショットSXS」は、「ルシノールEX」という成分が配合された美白美容液。
「ルシノールEX」とは、ビタミンC誘導体・ルシノールなどの美白有効成分や、複数の保湿成分を、POLAが独自に組み合わせて開発した美白成分です。

シミなどのピンポイントの悩み用に作られているので、「ここにはシミができてほしくない…!」と思うところをポイントケアできますよ。

POLA ホワイトショット SXSの使用感

もったりとした固めのクリームで、気になるところにしっかり密着してくれそうです!
伸ばしにくいので、顔全体に使いたい場合はジェル状のホワイトショットCXSタイプがオススメですよ。

▼「POLA ホワイトショット SXS」の詳細を見る

5.トランシーノ 薬用ホワイトニングエッセンスEX(医薬部外品)

価 格:30g・4,860円(税込)
価 格:50g・6,804円(税込)

トランシーノ 薬用ホワイトニングエッセンスEXの特徴

  • 肝斑のケアに効果的な美白有効成分「トラネキサム酸」配合
  • うるおい成分が肌にうるおいを与えてキメの整った透明感のある肌に導く
  • 低刺激性なので肌が敏感な方でも使いやすい

トランシーノ 薬用ホワイトニングエッセンスEXは、肝斑のケアに効果的なトラネキサム酸が入っているので、シミの中でも特に「肝斑」の予防にオススメです。

また、トラネキサム酸だけでなく、保湿成分もたっぷりと配合。
肌をしっとりとうるおしてキメを整え、本来の透明感を引き出した肌に導いてくれますよ。

トランシーノ 薬用ホワイトニングエッセンスEXの使用感

ミルクのようなクリームタイプで、肌にするすると伸びていきます。
スッと肌になじんで、つけた後はベタつかずサラサラなので、保湿するときのベタベタ感が気になる方にオススメですよ^^

▼「トランシーノ 薬用ホワイトニングエッセンスEX」の詳細を見る

6.コスメデコルテ ホワイトロジスト ブライト エクスプレス(医薬部外品)

価 格:16,200円(税込)
内容量:40mL

コスメデコルテ ホワイトロジスト ブライト エクスプレスの特徴

  • メラニン研究の先駆けデパコスブランド「コスメデコルテ」の美白美容液
  • 美白有効成分のコウジ酸がメラニンの生成を抑えてシミやくすみを予防
  • 顔全体に塗るタイプで均一に伸ばして使って透明感あふれる肌に導く

数あるデパコス(デパートコスメ)ブランドの美白美容液の中でも特にオススメといえるのが、このコスメデコルテ「ホワイトロジスト ブライト エクスプレス」。
美白成分として配合されているコウジ酸に加えて、独自成分「ブライトイコライザー」も入っているので、シミやくすみを予防する効果が期待できますよ。

さらっとなじむテクスチャーなので、ピンポイントのシミよりも、顔全体のシミ・くすみ予防にオススメです。

コスメデコルテ ホワイトロジスト ブライト エクスプレスの使用感

ほんの少しとろみがある美容液タイプで、時間をかけなくても肌にスーッとなじんでいきます。
高級感のある香りで、毎日のスキンケアが贅沢な時間になりそうです^^

▼「コスメデコルテ ホワイトロジスト ブライト」の詳細を見る

シミやくすみの予防をより手軽に
たっぷり使えるプチプラ美白化粧品5選

美白化粧品は化粧水・美容液・乳液・クリームなど種類が豊富なうえに、値段もピンキリ。
しっかり美白効果を得るために「やっぱり安いものより高いものを使ったほうが良いのかな…」と思うこともあるのではないでしょうか。

美白化粧品は、美白成分の他にもたくさんの美容成分が配合されていたり、独自に開発した技術を活用していたり…
こだわりの強い商品であることが多いので、その分値段もお高めになってしまうんです。

でもだからといって、「プチプラの美白化粧品では美白効果がまったくない」ということはありませんので、安心してください!
たとえプチプラでも、美白成分が含まれた医薬部外品(薬用化粧品)の美白化粧品ならば、シミやくすみの予防効果が期待できるんです!

これから紹介する5つのプチプラ美白化粧品は、すべて美白効果が期待できる「医薬部外品(薬用化粧品)」に分類されるもの。
値段を気にせず、毎日たっぷり使ってシミやくすみのない、きめ細やかなツヤ肌にしていきましょう!

1.アクアレーベル|ホワイトアップローション(医薬部外品)

価 格:1,512円(税込)
内容量:200mL
(500円玉大の使用で約1.5ヶ月分)

アクアレーベル ホワイトアップローションの特徴

  • シミやくすみを予防する美白有効成分「m-トラネキサム酸」配合
  • ベビーアミノ酸配合で肌のうるおいを逃がさない
  • さっぱり・しっとり・とてもしっとりの3種類から好みの使用感を選べる

アクアレーベル ホワイトアップローションは、美白成分のm-トラネキサム酸が入っているので、シミやくすみの予防に最適。
また、肌にうるおいを与えるベビーアミノ酸が、キメの整ったうるおいあふれる肌に仕上げてくれます。

さっぱり・しっとり・とてもしっとりの3つのタイプがあるので、好みの使用感を選んでストレスなく美白ケアができますね!

アクアレーベル ホワイトアップローションの使用感

今回は「しっとり」タイプを使ってみましたが、とろみがあって肌にうるおいが与えられる感じがしました。
ただ肌になじんだ後も少しベタつくので、ベタつきがでる化粧品が苦手な方は「さっぱり」タイプの方がいいかも…!

▼「アクアレーベル ホワイトアップローション」の詳細を見る

2.無印良品 敏感肌用・薬用美白美容液(医薬部外品)

価 格:1,390円(税込)
内容量:50mL

無印良品 敏感肌用・薬用美白美容液の特徴

  • 美白有効成分としてビタミンC誘導体配合
  • パラベンやアルコール、着色料・香料など肌に刺激を与えやすい成分不使用

無印良品の敏感肌用・薬用美白美容液は、アルコールやパラベンなどの添加物の量が少ない、低刺激性の美白美容液。
美白に有効なビタミンC誘導体(ビタミンC・2-グルコシド)配合で、日焼けによるシミや肌のくすみを予防してくれますよ。
@cosmeやツイッターなどのSNSでも、他の美白化粧品で刺激を感じてしまった敏感肌の方が「これなら使えた!」と多数の口コミを寄せている人気商品です。

無印良品 敏感肌用・薬用美白美容液の使用感

ミルクタイプのテクスチャーで、肌にするっとなじみます。
使った後のベタつきもそこまで感じず、プチプラで美白ケアできるので、使い続けやすそうです^^

▼「無印良品 敏感肌用・薬用美容液」の詳細を見る

3.ロート製薬 メラノCC 薬用しみ集中対策美容液(医薬部外品)

価 格:898円(税込)※参考価格:LOHACO
内容量:20mL

ロート製薬 メラノCC薬用しみ集中対策美容液の特徴

  • ビタミンCの中でも最も効果が高い活性型ビタミンC配合
  • 肌にうるおいを与える「アルピニアホワイト」配合で乾燥から肌を守る
  • オイルのような使用感ながらベタつかずスッとなじむ

ロート製薬のメラノCC 薬用しみ集中対策美容液は、活性型ビタミンCとビタミンE誘導体の2つのビタミンが、シミやくすみに負けない肌に導く美白美容液。
肌にスッとなじむので乾燥しそうに感じますが、うるおい成分も配合されているので、すべすべもっちりな肌に仕上がりますよ。

メラノCC 薬用しみ集中対策美容液の使用感

肌につけた瞬間ジュワッとした温感があり、レモンのような柑橘系のにおいがするので、使うたびになんだか楽しい気分になれます。
オイルっぽいテクスチャーですがベタつかないので、どんな肌タイプの人でも使いやすいと思います!

▼「メラノCC 薬用しみ集中対策美容液」の詳細を見る

4.キュレル 薬用美白美容液(医薬部外品)


価 格:2,280円(税込)※参考価格:Amazon
内容量:30g(直径1cm程度の使用で約1.5ヶ月分)

キュレル 薬用美白美容液の特徴

  • 植物由来の美白有効成分・カモミラET配合でシミやくすみを予防
  • うるおい成分のユーカリエキスやスクワランなど保湿効果も期待できる
  • 香料・着色料・アルコール不使用で低刺激処方

キュレルの薬用美白美容液は、敏感肌で乾燥しやすい「乾燥性敏感肌」の方のことを考えてつくられた美白美容液。
美白有効成分も肌に負担をかけにくい植物由来のカモミラETを配合しているので、やさしくシミやくすみの予防をしてくれます。
さらに保湿効果が期待できるユーカリエキスやスクワランも配合されているので、使い終わった後の肌はしっとりもちもちですよ。

キュレル 薬用美白美容液の使用感

するするーっと肌に伸びていくミルクタイプの美容液。
肌の表面に留まる感じではなく、スッと入っていく感じがしてベタつきも感じにくいですよ。

▼「キュレル 薬用美白美容液」の詳細を見る

5.ちふれ 美白うるおいジェル(医薬部外品)

価 格:1,188円(税込)
内容量:108g

ちふれ 美白うるおいジェルの特徴

  • 化粧水・美容液・乳液・クリーム・パック・化粧下地の6役を果たすオールインワンジェル
  • 美白成分トラネキサム酸配合でシミやくすみを予防
  • ヒアルロン酸・トレハロース・油溶性甘草エキス配合でうるおいたっぷり

ちふれの美白うるおいジェルは、ひとつ1,188円というプチプライスながら、化粧水からクリームまでの保湿ケアや化粧下地の効果まで揃ったオールインワンジェル。

美白成分のトラネキサム酸が配合されているので、シミやくすみの予防に効果的なんです。
さらに3種類の保湿成分も入っていて、肌にたっぷりうるおいを与えるので、キメの整った透明度の高い肌に整えてくれますよ。

ちふれ 美白うるおいジェルの使用感

プルプルでもったりとしたジェルが、冷たさも感じてお風呂上がりの肌に気持ちいい~。
肌になじんでいくのに、肌の上で膜を張るような感じもあって、「プチプラなのに美白も保湿もできてすごい…!」と感動しました。

▼「ちふれ 美白うるおいジェル」の詳細を見る

【番外編】|最強の成分「ハイドロキノン」配合
オススメのスキンケア化粧品3選

番外編として、注目成分「ハイドロキノン」を配合したクリーム・美容液を、全部で3つ紹介します。
3商品ともハイドロキノンが配合されていることに変わりはありませんが、他に配合されている成分やハイドロキノンの配合濃度から、商品の特徴に違いがあります。

自分の目的に合い、テクスチャーや使用感が気に入るアイテムを選んで、ストレスなくケアを続けてくださいね。

1.ビーグレン QuSomeホワイトクリーム1.9

価 格:6,480円(税込)
内容量:15g(夜のみの使用で1ヶ月強)

ビーグレン QuSomeホワイトクリーム1.9の特徴

  • 整肌成分のハイドロキノン配合でくすみが気になりにくい肌に整える
  • ハイドロキノンを加工しているため、安定して肌のすみずみに届く
  • なめらかなクリームながらベタつきにくい

ビーグレン独自の技術で、ハイドロキノンを肌によりなじみやすく加工して配合した美白クリーム。
刺激を感じやすいといわれるハイドロキノンを初めて使う人でも不安が少なく、使いやすいのが特徴です。

ハイドロキノンの効果が肌のすみずみまで届き、肌の中にとどまってじっくりと働きかけるので、日焼けや紫外線による肌トラブルを起こしやすい方にオススメですよ。

QuSomeホワイトクリーム1.9の使用感

クリームながらこってり感は少なく、どちらかというとなめらかでみずみずしい感じ!
伸ばしやすいので顔全体に塗ってもいいですし、悩みのある箇所にピンポイント塗りするのもオススメです。

▼「ビーグレン QuSomeホワイトクリーム1.9」の詳細を見る

2.アンプルール ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110

価 格:10,800円(税込)
内容量:11ml(夜のみ使用で約1.5ヶ月分)

アンプルール ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110の特徴

  • 肌への刺激を減らし、肌のすみずみに届きやすい「新安定型ハイドロキノン」配合
  • スポット的に使う夜用集中美容液
  • 固めのジェルが気になるシミにぴったり密着して夜寝ている間もアプローチ

アンプルール社が独自で開発した「新安定型ハイドロキノン」を、高濃度で配合している美白美容液。
さらに肌の保湿状態を整えたり、キメを整えたりする美容成分も豊富に含まれているんです。

よりシミやくすみの予防効果を実感したい方は、同じくアンプルールの美白ケアラインにある薬用美白美容液「薬用アクティブフォーミュラll」との併用がオススメです。

アンプルール ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110の使用感

コンセントレート HQ110は、テクスチャーが固めのジェルタイプ。ねっとりとしているので、シミにピンポイントで密着して「効きそう!」感があります^^
ただ粘度が高くノリのような質感なので、顔全体に伸ばすのは難しそう。

顔全体のシミの悪化予防をしたい!という方は、上でも少し紹介した、サラッとした乳液タイプの「アンプルール 薬用アクティブフォーミュラll」と併用するのがオススメですよ。

▼「アンプルール ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110」の詳細を見る

3.エピステーム HQレーザークリア

価 格:14,040円(税込)
内容量:12g(夜のみ使用で約1ヶ月半分)

エピステーム HQレーザークリアの特徴

  • 注目の成分・ハイドロキノンを配合した製薬会社開発の美容液
  • 気になる部分にスポット使いでき、密着しやすいバーム状
  • 粘り気があって密着するのに、肌になじむとベタつかない

ロート製薬が開発した「夜専用スポット美容液」。
バームタイプの美容液が体温でとろけるので、シミがあるスポットに置くと柔らかくとろけて密着し、ピンポイントで働きかけます。

保湿成分も配合されているスポット美容液なので、肌のうるおいを保ちながらケアできますよ。

エピステーム HQレーザークリアの使用感

軟膏のような半透明のジェルで、粘り気が強くてびっくり。
ピンポイントで使う美容液とのことで、肌に密着して落ちにくい感じがしますね!

バーム状なので、体温でとろけて肌にするするとなじんでいきますよ^^

▼「エピステーム HQレーザークリア」の詳細を見る

美白化粧品の効果をさらに高める使い方

美白の目的に合わせて、自分にぴったりの美白化粧品が選べましたか?
美白化粧品を選んだら、さっそく使って毎日美白ケア!…といきたいところですが、せっかく美白化粧品を使うなら最も効果を実感できる使い方でケアしたいですよね。
『ハリツヤ式メソッド』では、美白化粧品の効果をさらに引き出すために、以下の2つをあわせて行うことをオススメします!

【ハリツヤ式メソッド】

  1. 美白化粧品はライン使いがおすすめ
  2. 週に一度は角質ケアを

それでは上の2つのポイントについて、詳しく解説していきます。

1.美白化粧品はライン使いがオススメ

実は美白化粧品は、単品で何かひとつ取り入れるのではなく、スキンケアラインを揃えて使う「ライン使い」が最もオススメなんです。

ライン使いがオススメな理由は、美白化粧品をつくっている各メーカーがライン使いしてもらうことを前提に商品を開発しているから。
スキンケアラインを揃えて使うことで、それぞれの商品に含まれている美白成分や美容成分の浸透力があがったり、効果が出やすくなったりして、相乗効果が期待できるんですよ。

とはいえ、現実的にはスキンケアラインを全部揃えるとなると、予算をオーバーしてしまって、使い続けるのが難しかったりしますよね。
もしもライン使いするのが難しい場合は、商品1つあたりの美白成分の量が多い「美白美容液」を選んで使うのが良いですよ。

また、「ひとつひとつのアイテムが高いから、失敗だけはしたくない」という方には、スキンケアラインを数日分試せるトライアルセットから使ってみるのもオススメ。
トライアルセットはどんなメーカーからもだいたい1,000円~2,000円の、気軽に挑戦しやすい値段で販売されています。
まずは自分の肌に合うかどうかを確かめたいという方にぴったりですよ。

2.週に1度は角質ケアを

悩みの中でも特にくすみが気になるという方は、「ピーリング化粧品」や「酵素洗顔料」を使った角質ケアを試すのもオススメです。

くすみが気になる場合には角質ケアを試す

ピーリング化粧品とは

肌の表面に溜まった古い皮膚を、やさしく溶かして取り除くためのスキンケアアイテム。
肌のゴワつきやくすみを除去し、化粧水の浸透力を上げる効果もある。

酵素洗顔料とは
毛穴の黒ずみや詰まりの原因になる、石けんでは落ちない角質(たんぱく質)を落とす効果があるスキンケアアイテム。

肌のくすみは、紫外線や摩擦などの肌への刺激によって、メラニンがたくさん作られることで起きてしまいます。
でも、原因はメラニンだけではありません。
古い角質が肌の表面に溜まっていくことでも肌のくすみは起きてしまうんです…!

ゴワつきやザラつきと同時にくすみを感じたら、ターンオーバーがうまくいかず、古い角質が肌の表面に溜まってきているサイン。
古い角質が溜まってしまっていると、せっかくの美白成分や美容成分が、本来届くべき角質層まで浸透しにくくなってしまうことも…。
だから、ピーリング化粧品や酵素洗顔料を使って、角質を取り除くケアをしてあげるといいんですよ。

毛穴ケアをしている女性

ただしピーリング化粧品や酵素洗顔料は、毎日使えば使うほど良いというものではないんです。
角質ケアをしすぎてしまうと、古い角質だけでなく、いつのまにか新しく健康な角質まではがしてしまうこともあるので注意が必要です。

中には毎日使うことをオススメしているものもありますが、基本的には「週に1度程度のスペシャルケア」と考えて使いましょう。

美白化粧品を使うときの注意点

シミやくすみといったコンプレックスを抱える方たちに希望を与えてくれる美白化粧品。
ですが、美白化粧品は効果が高い反面、使用時に気をつけなければいけない注意点もあるんです。

ここからは、美白化粧品を使うときに特に注意してほしい2つのポイントについて説明していきます。
これから美白化粧品を使って美白に力を入れるぞ!と意気込んでいる方は、必ず確認してくださいね。

刺激を感じたらすぐに使用の中止を

美白化粧品の公式サイトや口コミ情報サイトなどで、「美白化粧品を使ったら肌がピリピリした」という口コミを見かけたことはありませんか?
そんな口コミを見てしまったら、心配になってしまいますよね。

携帯を眺める女性

ですが、これまで説明してきたように、美白化粧品で刺激を感じやすい方がいるのは事実です。
例えば、以下のような方は、美白化粧品を使うと刺激を感じてしまう可能性があるので、注意が必要です。

美白化粧品に刺激を感じやすい人

  • 敏感肌の人
  • アトピー体質の人
  • 肌荒れ中の人

これら3つに当てはまる人の共通点は、肌のバリア機能が低下していることにあります。
肌のバリア機能が低下してしまうと、美白成分が肌への刺激になりやすくなるんです。

どうして美白成分が肌に刺激を与えやすいのかというと、美白成分が持つ肌への作用が関係しています。
美白成分は、メラニンの生成やメラノサイトの活性化を抑える作用がありますよね。
その効果が得られる理由が、「肌が本来果たすべき機能を邪魔する」ように、作用するから。

バリア機能が正常な肌とバリア機能が壊れた肌

美白成分はシミやくすみの原因を作り出さないように肌の中に侵入して戦うため、肌への刺激になりやすいんです。

また、体調が悪いときにも、免疫力が下がって刺激に弱い状態になっているため、美白成分による肌への刺激を感じやすくなっています。
使い始めは特に刺激を感じなくても、体調を崩したときに初めて刺激を感じるということもあるんです。

美白化粧品を使って刺激を感じたときは無理に使用を続けず、体調が良くなってから使うようにしてくださいね。

夜用美白化粧品は必ず「夜のみ」使用

本記事で紹介した美白化粧品の中で、夜にのみ使う夜用美白化粧品がありましたよね。
そんな夜用の美白化粧品は、必ず「夜のみ」使い、朝や日中に使うのは控えましょう。

夜用美白化粧品は必ず「夜のみ」使用 イラスト

夜用として使い方が決められている理由は、配合されている美白成分にあります。

夜のみに使用が制限される美白成分

  • ハイドロキノン
  • ピュアビタミンC

ハイドロキノンとピュアビタミンCは、美白成分の中でも特に紫外線による酸化が起こりやすい成分。
酸化とは、成分が紫外線などを浴びることで酸性に変わることをいい、酸性に傾いた美白成分は肌に刺激を与えてしまうんです。

ハイドロキノンやピュアビタミンCが配合されていて、夜のみ使うことが指定されている美白化粧品は、必ず正しい使い方を守るようにしましょう。

ただ、ハイドロキノンやピュアビタミンCが配合されていても、朝や昼間も使用することができるように成分を調整している美白化粧品もありますよ。
商品のパッケージに書いてある「使用上の注意」をよく読んでから使ってくださいね。

筆者
夜用美白化粧品を朝や昼間使って肌に問題が起きたとしても、基本的には自己責任ということを念頭におき、正しい使い方を守りましょう。

美白に大切なのは日常的なケア

ここまで、美白化粧品の美白効果から、その使い方・注意点まで詳しく解説してきて、美白化粧品への期待が高まったところですが…。
実は、美白化粧品をただ使うだけよりも、このあと紹介するインナーケアや紫外線対策などの日常的な美白ケアをすることで、より美白の効果を実感しやすくなるんです。

それでは最後に、毎日続けるべき日常的な美白ケアについて詳しく紹介しますね!

筆者
実は美白において何よりも大切なのが、これから紹介する日常ケア。
大切な3つのポイントを押さえて、肌の表面だけでなく身体の内側から美白な肌に導きましょう!

毎日の紫外線対策で「できる前」に予防を

美白の悩みを引き起こす一番の敵は、やはり「紫外線」。

美白を目指す全ての方の憎き敵、紫外線。
紫外線を浴びてしまってからではもう遅く、紫外線が肌に届かないように予防・対策をするのが最も大切です。

紫外線は夏だけでなく1年を通して降り注ぐもの。
そのため、日焼け止めを毎日塗るか、UVカット効果のある化粧下地やファンデーションを使うなどして、紫外線対策をしてくださいね。

化粧下地を手にとる画像

ところで、紫外線対策の日焼け止めは、SPF値が40~50程度の数値の高いものや、PAの横にある「+」が多いものを選びたくなりますよね。
ですが、実はSPF値が高いから、PA値の「+」が多いからといって、シミやくすみになるのを防げるわけではないんです。

SPFとPAのそれぞれが持つ機能について簡単にまとめてみました。

SPFとPAの機能

SPF

シミやくすみの原因となるUV-B波を防ぐ「時間」の長さを表す。

PA

真皮層に刺激をもたらし、肌のたるみやシワを引き起こすUV-A波を防ぐ強さを表す。
+の数が多いほど、UV-A波の防御効果が高い。

SPFもPAも実はシミやくすみの原因となるUV-B波を防ぐ力の強さではなく、それぞれ違った働きを持っているんです。
SPF値はシミやくすみの原因となるUV-B波を防ぐ時間を表しますが、日焼け止めは汗や摩擦によって落ちていってしまうもの。
せっかくSPF値の高い日焼け止めを使っていても、汗をかいたり、クセで肌を触ったりして日焼け止めが落ちてしまっては、本来の効果を発揮できません。

日焼け止めを選ぶときには、SPFの値やPAの+の数に惑わされないようにしましょう。
それよりも、こまめに日焼け止めを塗りなおして紫外線から肌を守ることが大切ですよ。

美白に有効な栄養素を食事で取り入れる

朝晩のスキンケアで美白化粧品を使い、日中の紫外線対策もしっかりしているから、美白ケアはバッチリ…

そう思いたいところですが、美白な肌をつくるには、外からのスキンケアだけでなく、身体の内側からインナーケアをすることも大切です。
インナーケアでは食生活を改善し、シミやくすみの予防ができる栄養素を効率的に摂ることをオススメします。

シミやくすみ予防に有効な栄養素は主にビタミン類。
ビタミン類の中でも特に「ビタミンA」「ビタミンB2」「ビタミンB6」「ビタミンC」の4つは意識して摂りいれましょう。

意識的に摂るべき4つのビタミンの種類と作用

  • ビタミンA・・・肌や粘膜を正常に保つ抗酸化作用を持つ
  • ビタミンB2・・・肌の細胞を産生し、肌の新陳代謝をサポートする
  • ビタミンB6・・・肌の健康状態を維持し、肌の新陳代謝をサポートする
  • ビタミンC・・・抗酸化作用があり、メラニンの生成を抑えたり、メラニン色素を薄くしたりしていく

栄養素

多く含まれている食べ物例

ビタミンA

鶏のレバー、あなご、しそ、モロヘイヤ、味付けのり など

ビタミンB2

豚のレバー、うなぎ、納豆、卵、焼きのり など

ビタミンB6

にんにく、まぐろ、鶏ひき肉、唐辛子、ピスタチオ など

ビタミンC

赤ピーマン、黄ピーマン、ゆず、ケール、芽きゃべつ など

ただ、このビタミン類を摂るために毎日食事の内容を気にかけなければいけなくなるのは、面倒だしストレスがたまりそうですよね…。
「食生活を根本から見直すのはちょっと難しいな…」と感じる方は、サプリやビタミン剤を活用しましょう!

サプリやビタミン剤ならば、普段の食事にプラスして飲めば良いので、気軽にはじめることができます。
頑張らずに続けやすいので、面倒くさがりな方でも続けやすいインナーケアですよ。

筆者
サプリやビタミン剤にはさまざまな種類があるので、自分の飲みやすい形や味・服用回数のものを選ぶとより続けやすいですよ!

睡眠時間は4.5時間以上を目安に

美白の悩みを解決するためには、日焼け止めなどの紫外線対策、美白に有効な栄養素の摂取のほかに、もうひとつ重要なポイントがあります。
それは、質の高い睡眠をとること。

毎日忙しく、睡眠時間が人より少ないという方や、何かと不安やストレスを抱えて眠りが浅い方は、睡眠の質が下がっている傾向にあるので注意が必要です。
睡眠の質が下がり、眠りはじめてから3時間で熟睡状態に入れなくなると、就寝中に成長ホルモンが分泌されにくくなってしまいます。
成長ホルモンは、食事やサプリなどで取り入れた栄養素を全身に届ける働きを持つので、最低3時間は熟睡できる時間を確保するのが理想なんです。

寝る女性

セルフケアに行き詰まったら専門医に相談

シミやくすみ・日焼けの悩みは、毎日のスキンケアに美白化粧品を取り入れたり、紫外線対策・生活習慣を改善したりすることで、予防・対策といったセルフケアが可能です。

しかし、美白化粧品を使い続けても、どれだけ日常的な対策をちゃんとしていても、一向に良くならなかった…なんて方もいるのではないでしょうか。
美白ケアを半年以上続けても、なかなか良くならないときは、皮膚科や美容皮膚科・美容外科の専門医に相談することをオススメします。

患者の相談を笑顔できく女医

特に、以下のような方は一度病院へ行き、専門医相談するといいでしょう。

セルフケアを続けるよりも専門医への相談がオススメな方

  • セルフケアを半年~1年以上続けてきたが、特段効果を感じない方
  • 遺伝性のそばかす(雀卵斑)、太田母斑(青や紫・茶・黒などのアザ)に悩む方
  • できたシミが盛り上がってイボのようになる脂漏性角化症に悩む方

皮膚科や美容皮膚科・美容外科で相談すると、肌の状態に合わせて内服薬や外用薬を処方してもらえたり、日常生活のアドバイスをもらえたりしますよ。
また、シミの状態によってはレーザー治療が必要になる場合もあるでしょう。

皮膚科や美容皮膚科での保健医療では、シミやくすみの悩みを改善するため、最善の「治療」を行うので、治療費としてお金はもちろんかかります。
しかし、年間単位で美白化粧品にかける金額を考えると、医療の力に頼ったほうが、結果として高い満足感を得られる…なんてことも。

シミやくすみに悩まされ続けている方は、1人で抱え込んで頑張りすぎず、専門医に相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

多くの方が憧れる「美白」について詳しく説明してきましたが、いかがでしたか?

美白に対する悩みは人それぞれ違うので、まずは自分の悩みがどんな悩みなのか、何が原因で引き起こされているのかを把握することが大切です。
自分が選んだ美白化粧品の効果がなかなか実感できなかったりして、時間を無駄にするのを避けるためにも自分のシミやくすみに向き合ってみましょう。

美白ケアは続けてこそ、初めて効果が出るもの。
ストレスを感じずに使える、自分にぴったりな美白化粧品で、毎日楽しくスキンケアをしていきましょうね!

この記事を読んだ皆さんの美白に対する悩みが、1日でも早く解決できることを祈っています。にほ

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