シミに悩む女性
中川未菜プロフィール

肌荒れと大人ニキビを解決する専門家

中川 未菜

毎日紫外線対策やスキンケアをしているはずなのに、気づいたらいつのまにかシミが現れてしまっていた・・・なんて人も少なくないのでは。

本記事では、シミができてしまって困っているあなたに、シミの種類別の適切な対策を紹介していきます。

シミ対策は、シミの種類にあった対策を

ポイントを伝える女性

シミの特徴から自分のシミの種類を知ろう

シミを思い浮かべると、茶色で輪郭のはっきりとした肌に点在するものを想像しますが、実はシミには大きく分けて6つの種類があり、シミの種類によって対策方法が変わってきます。

まずは自分のシミがどの種類に当てはまるのかを確認して、シミの種類に合った対策をしていきましょう。

シミの種類を調べるチャート

シミができる原因と対策方法を種類別に紹介

①老人性色素斑・花弁状色素斑ができる原因と対策方法

シミの種類診断チャートの結果、老人性色素斑、または花弁状色素斑タイプだった人は、主に紫外線が原因となってシミができてしまっているので、紫外線の対策とメラニンを抑制する対策が必要です。

老人性色素斑や花弁状色素斑タイプのシミは紫外線が原因で発生しますが、シミが濃くなっていってしまうのも、同様に紫外線が原因となって引き起こされます。

できてしまったシミが濃くなったり、さらにシミが増えてしまったりするのを防ぐために、毎日日焼け止めや日傘を使用して、紫外線が肌に直接届かないように紫外線対策を行いましょう。

また、できてしまったシミの黒色のもととなるメラニンの色素を還元してシミを目立たなく見せる成分配合の美白化粧品を使用することも大切です。

■シミに効果的な美白化粧品の選び方とおすすめ美白化粧品を詳しく見たい人はこちら

②炎症後色素沈着ができる原因と対策方法

炎症後色素沈着は、シミの原因であるメラニンを排出するメラノサイトに、ニキビや傷の炎症によって刺激が与えられることで、メラニンが生成されて褐色に色素が沈着してしまって跡が残るタイプのシミ。

そのため、ニキビができがちな人は、まずはシミの対策をする前にニキビの対策をすることが大切なので、ニキビケア用のスキンケア化粧品を使用して、炎症後色素沈着を引き起こす原因となるニキビを防ぎましょう。

■ニキビに効果的なスキンケア化粧品の選び方とおすすめスキンケア化粧品を詳しく見たい人はこちら↓↓↓

ニキビや傷の炎症が治まった後には、肌のターンオーバー(新陳代謝の周期)を正常に整えて新しい皮膚への生まれ変わりを活性化させるのも、炎症後色素沈着によるシミを防ぐために大切な対策。

肌のターンオーバーは、肌の保湿力を高めたり、新陳代謝を活性化させる栄養素を摂取したりすることで正常の約28日周期に整います。
肌の生まれ変わりであるターンオーバーのサイクルを活性化させるためにも、高保湿タイプの美白化粧品やビタミンB群などの栄養素を摂れる食生活を心がけてくださいね。

そばかす(雀卵斑)ができる原因と対策方法

 

そばかす(雀卵斑)は遺伝性のシミで、生まれつき肌にメラニンが存在している状態のため、美白化粧品を使用しても薄くすることは難しく、紫外線を浴びることでさらに濃くなってしまうシミです。
そばかす(雀卵斑)に似た細かく点在するシミが、日焼けをした後の肩や腕にできた場合は「花弁状色素斑」である可能性が高いといえます。

遺伝性のそばかす(雀卵斑)は、レーザー治療で薄くなったり消えたりといった効果が実証されているので、そばかす(雀卵斑)に悩む人は美容皮膚科や皮膚科でレーザー治療の相談をしてみることをおすすめします。

そばかすに有効なレーザー治療

  • YAGレーザー
  • Qスイッチルビーレーザー
  • フォトフェイシャル

④肝斑ができる原因と対策方法

肝斑の女性

肝斑は、老人性色素斑や炎症後色素沈着と違い、紫外線や炎症による肌への刺激で生まれるシミではなく、女性特有のホルモンバランスの乱れによって引き起こされます。

肝斑はホルモンバランスの乱れによってできるシミですが、紫外線を浴びることによってメラニンの生成が活発化され、徐々に肝斑の色が濃くなってしまうので、紫外線対策も忘れずに心がけてくださいね。

肝斑に有効な成分は「トラネキサム酸」のみで、皮膚科や美容皮膚科での内服薬・塗り薬の処方やレーザー治療、市販で購入できるサプリ・スキンケア化粧品での対策を行いましょう。

⑤太田母斑ができる原因

太田母斑は、シミと間違えられることが多くありますが、額から頬にかけて青や褐色に色づいた色素が広がってしまうあざの一種で、メラニンの色素が異常に生成されて肌の表面に現れます。

先天性・後天性のどちらも見受けられ、皮膚科や美容皮膚科でのレーザー治療による対策が有効です。

美白化粧品を使ったり、肌のターンオーバーを促進させるために生活習慣を改善したりしても、太田母斑が改善することはありません。

太田母斑に当てはまった人は、まずは一人で悩み続けずに皮膚科や美容皮膚科の専門医に相談してみてくださいね。

太田母斑に効果のあるレーザー治療

  • YAGレーザー
  • Qスイッチルビーレーザー
  • QスイッチYAGレーザー

⑥脂漏性角化症ができる原因

脂漏性角化症は、肌を触ると凹凸を感じるほどに盛り上がった茶色や黒のシミの一種ですが、年齢を重ねることで肌のターンオーバーが滞って古い角質が蓄積することで盛り上がっていく良性の腫瘍とも呼ばれます。

蓄積された古い角質を取り除こうと、角質を除去する作用を持つピーリングなどでセルフケアをしようとする人も多くいますが、脂漏性角化症は皮膚科で処方される内服薬やレーザー治療でのみ改善が期待できます。

脂漏性角化症に効果のある治療方法

  • 液体窒素での凍結療法
  • 炭酸ガスレーザー

また、脂漏性角化症を増やさないためには、紫外線を防いだり肌のターンオーバーを整えたりする事前の対策が重要なので、紫外線が原因になって年齢を重ねるにつれて引き起こされやすい老人性色素斑のシミと同様に、日頃から紫外線の予防・対策を心がけましょう。

シミの対策は体の内外から! 5つの対策方法とは

 

UVケアで紫外線をブロックしている女性

それぞれのシミの種類別に必要な対策が変わってきますが、肌の上に様々な種類のシミが点在しているという人も少なくありません。

できてしまったシミは濃く・大きくなる前に、より美白効果の高い成分が配合されている美白化粧品を使用してスキンケアをしたり、体の内側からシミの原因に働きかけたりする改善対策をすることが大切です。

ここからは、できてしまったシミの改善に有効な5つの対策を詳しく紹介していきます。

メラニン還元作用のある美白化粧品を

「メラニン還元作用のある美白化粧品の使用」で対策できるシミの種類

  • 老人性色素斑
  • 花弁状色素斑
  • 炎症後色素沈着
  • 肝斑

シミが黒く見える原因は、紫外線を浴びることによって生成されるメラニンが肌の内部にある角質層に定着してしまうことからはじまります。
角質層に定着したメラニンは紫外線を浴び続けたり、ストレスによって体内で活性酸素が発生したりして、徐々にシミが濃く・大きくなる原因になってしまいます。

できてしまったシミの対策には、シミが黒く見えるメラニンがさらに濃くなるのを防いだり、メラニンを無色にしたりする作用を持つ美白成分が配合されたスキンケア化粧品を使用するのがおすすめです。

メラニンの黒色化の防止・メラニンの還元作用のある成分

  • ハイドロキノン
  • ビタミンC誘導体
  • トラネキサム酸(肝斑に有効)

ハリツヤ編集部おすすめの美白化粧品

メラニンの色素が黒くなっていくのを防いだり、メラニンを無色に戻したりする作用を持つ成分が配合された、ハリツヤ編集部おすすめの美白化粧品を2つ紹介します。

Qusomeホワイトクリーム1.9/ビバリーグレンラボラトリーズ 15g 6,480円(税込)

ビーグレン Qusomeホワイトクリーム1.9の特徴

  • 肌色をブライトアップさせるハイドロキノン配合
  • βホワイト、TGP2、ヘキシル3-グリセリルアスコルビン酸配合で肌に透明感を与える
  • 浸透テクノロジーQusomeがシミの原因にまで有効成分を届ける

ビーグレン Quomeホワイトクリーム1.9は、メラニンが黒くなるのを無色に戻す作用を持つハイドロキノンを、角質層のすみずみまで届けやすくするためにQuSome化させ、よりハイドロキノンの効果を引き出しやすくした美白クリーム。

またハイドロキノンだけでなく、βホワイト、TGP2、ヘキシル3-グリセリルアスコルビン酸が配合されているので、年齢を重ねるにつれてくすみがちな肌のトーンアップが期待できますよ。

アンプルール ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110 11ml 10,800円(税込)

コンセントレートHQ110の特徴

  • 気になるシミの部分に塗布して使うスポットタイプの美容液
  • アンプルール独自の新安定型ハイドロキノン配合
  • 夜専用美容液で寝ている間もじっくりアプローチする

アンプルール ラグジュアリーホワイトシリーズのスポット集中美容液である「コンセントレートHQ110」には、アンプルール独自の新安定型ハイドロキノンが配合されており、できてしまったシミにアプローチします。

さらに高濃度のハイドロキノンが寝ている間も長く働きかけるように、新安定型ハイドロキノンをマイクロカプセルに配合しているので、メラニンの沈着した角質層に届き集中攻撃してくれますよ。

美白と同時に保湿もしっかり

ミルク背景をバックに女性が頬に手をあてている

「保湿効果の高い美白化粧品の使用」で対策できるシミの種類

  • 老人性色素斑・花弁状色素斑
  • 炎症後色素沈着
  • 脂漏性角化症

できてしまったシミへの対策は、美白化粧品を使用してシミの原因であるメラニンを抑制するだけではなく、保湿を行って肌のターンオーバーを正常に作用させることも大切です。

肌のターンオーバーとは、約28日の周期で新しい肌に生まれ変わらせる周期のことをいいシミの原因となるメラニンの排出を促す効果を持ちますが、ストレスや肌が乾燥してしまうとサイクルが乱れてしまいがち。

保湿をすると、乾燥して肌のターンオーバーサイクルが乱れるのを防ぐことができるので、美白化粧品は、美白効果を求めると同時に保湿効果も期待できるものを選んで使いましょう。

保湿効果の高い成分例

  • セラミド(ヒト型セラミド、セラミド1、セラミド2、セラミド3)
  • 大豆レシチン 
  • リピジュア
  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
  • ヘパリン類似物質

■保湿成分についてさらにくわしく知りたい人はこちら↓↓↓

生活習慣の改善でターンオーバーを促進

「ターンオーバーの促進」で対策できるシミの種類

  • 老人性色素斑
  • 花弁状色素斑
  • 炎症後色素沈着
  • 脂漏性角化症

シミの原因であるメラニンを排出させるためには、保湿に加えて生活習慣を整えて肌のターンオーバーを正常なサイクルで働かせることが大切。

肌のターンオーバーを正常化するには、ビタミンを効率的に摂れる食生活に改善したり、睡眠の質を高めて睡眠不足を解消したりするのが近道です。

ビタミンを効率的に採れる食生活を目指す

 

ビタミンは肌のターンオーバーを整えるのに重要な役割を果たす栄養素。

しかし、忙しい人やコンビニなどで購入した軽食で食事を済ませがちな人は、ビタミンが足りていない傾向にあるため、ビタミンの含有量が多い食材を選んで食事をとるように心がけましょう。

肌のターンオーバーを整えるビタミン群と食材例
ビタミンA古い角質の排出をサポートする
ビタミンAを多く配合する食材豚肉・魚類・緑黄色野菜 など
ビタミンB2新しい皮膚の生成を活性化させる
ビタミンB2を多く配合する食材レバー・うなぎ・卵 など
ビタミンB6新陳代謝を促し、新しい皮膚の生成を活性化させる
ビタミンCコラーゲンの生成をサポートし、肌のターンオーバーを活性化させる
ビタミンCを多く配合する食材アセロラ・ケール・パセリ・レモン など

■肌のターンオーバーを整える栄養素を詳しく知りたい人はこちら↓↓↓

睡眠不足を解消して3時間の熟眠時間をつくる

寝起きの女性

質の良い睡眠には、眠り初めから3~4時間の深い眠りの最中に新陳代謝を活性化させて成長ホルモンの分泌を促し、肌のターンオーバーを整える効果があります。

肌のターンオーバーの正常化には、毎日の睡眠時間が3時間程度など、極端に短い場合などを除き、「どれだけ長く眠ったか」よりも「眠り始めの3~4時間をどれだけ熟睡できたか」が重要。

睡眠の2~3時間前にパソコンやスマートフォンを使用していると、画面から出るブルーライトが深い眠りの妨げになるため、睡眠前の使用は控えましょう。

また、深い眠りに誘うトリプトファンという成分が多く含まれたホットミルクを飲んだり、入眠前に人肌程度のお湯に浸かって血行を促進させたりと、体の内外から質の高い睡眠に働きかけることが大切です。

サプリで体の内側からケア

「サプリの服用」で対策できるシミの種類

  • 老人性色素斑
  • 花弁状色素斑
  • 炎症後色素沈着
  • 肝斑
  • 脂漏性角化症
  • そばかす(雀卵斑)

肌のターンオーバーを整えるために美白有効成分や高保湿成分が配合されたスキンケア化粧品を使用したり、生活習慣を改めたりすることが大切ですが、栄養バランスの整った食生活にプラスしてサプリメントを服用するのもおすすめです。

シミの原因であるメラニンの生成を抑える成分や、メラニンが活性化してシミが濃くなっていくのを防ぐ成分が配合されている、シミ対策サプリを選んでくださいね。

ハリツヤ編集部おすすめのサプリメント2選

ロスミンローヤル/アインズファーマシー【第3類医薬品】 1箱30日分(270錠) 初回限定:1,900円(税抜)/通常価格:7,600円(税抜)

ロスミンローヤルは、国内で唯一シミや小じわに効果があると認定された第3類医薬品。
血行を良くする生薬が配合されているので、新陳代謝を活性化し、肌のターンオーバーを整える作用を持っています。
シミの原因となるメラニンの生成を抑えるアスコルビン酸やL-システインも配合されているので、新たにシミが増えるのを防いでくれますよ。

トランシーノ ホワイトCクリア/第一三共ヘルスケア【第3類医薬品】 60錠 1,600円(税抜)/120錠 2,600円(税抜)

トランシーノ ホワイトCクリアは、シミのもとであるメラニンの生成を抑えて、できてしまったメラニンを無色にしてシミを目立たなくし、肌のターンオーバーを整えてメラニンの排出を促進させる、シミへの3つの対策が可能なサプリ。

シミに有効な美白成分のL-システイン・ビタミンCや、肌のターンオーバーを活性化させるビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンEに加えて、新しい細胞をつくりだすニコチン酸アミドが配合されているので、シミができにくい肌に導くことができますよ。

美容皮膚科でのレーザー治療も

レーザー治療

「美容皮膚科でのレーザー治療」で対策できるシミの種類

  • 老人性色素斑
  • そばかす(雀卵斑)
  • 炎症後色素沈着
  • 肝斑
  • 太田母斑(遅発性両側性太田母斑)
  • 脂漏性角化症
  • 花弁状色素斑

できてしまったシミには、継続的なスキンケアや生活習慣の改善などの対策が必要ですが、少しでも早くシミを改善するには美容皮膚科や皮膚科などでレーザー治療を取り入れることも対策の一つであるといえます。

シミ対策に使われるレーザー治療は数種類あり、シミの種類によってレーザーの種類も変わってくるので、美容皮膚科や皮膚科でどのレーザー治療が効果的なのかを相談しましょう。

下の表に、シミの治療に使われる主なレーザー治療法5つと、それぞれのレーザー治療法で有効なシミの種類を例として挙げてみたので、だいたいどれくらいの費用がかかるのか参考にしてみてくださいね。

YAGレーザー

効果のあるシミの種類

・老人性色素斑

・雀卵斑(そばかす)

・太田母斑

費用3万円前後
(1cm四方のシミ)

Qスイッチルビーレーザー

効果のあるシミの種類

・老人性色素斑

・炎症後色素沈着

・雀卵斑(そばかす)

・脂漏性角化症

・太田母斑

・花弁状色素斑

費用1万~1.5万円前後
(1cm四方のシミ)

QスイッチYAGレーザー

効果のあるシミの種類

・肝斑

・老人性色素斑

・炎症後色素沈着

・太田母斑

費用1万円前後
(1cm四方のシミ)

レーザートーニング

効果のあるシミの種類

・肝斑

・炎症後色素沈着

費用2万円~3万円前後
(大きさ関係なく1回照射あたり)

フォトフェイシャル

効果のあるシミの種類

・炎症後色素沈着

・雀卵斑(そばかす)

費用1.5万~3万円前後
(大きさ関係なく1回照射あたり)

レーザー治療は1回あたり1万円を超える、高額な投資が必要なシミ対策ですが、スキンケアや生活習慣の改善で継続的に働きかけるよりも、シミの根本に直接レーザー照射を行う「治療」なので、シミへの即効性が期待できます。

しかし、レーザー治療後はダウンタイムと呼ばれる、レーザーを照射した箇所の痛みや赤み・腫れが引くまでの安静期間があり、ダウンタイムの期間中に紫外線を浴びたり、患部に強い摩擦をかけたりすることができません。

ダウンタイムの期間はレーザー治療の種類によって異なりますが、1週間から2週間程度、患部に刺激が加わらないようにガーゼや保護テープで守る必要があるため、化粧やスキンケアはその上から行いましょう。

シミはできる前に毎日の対策が重要!

できてしまったシミは、種類に合わせてそれぞれに最も適した対策をすることが大切ですが、できてしまったシミはなかなか消えないので、シミができないように事前に対策をするように心がけましょう。

シミができる前の事前対策として重要なのは、シミの原因であるメラニンをつくりださないようにすることが大切。

メラニンは、紫外線に当たることや肌への摩擦、ニキビや傷跡などの炎症で刺激が加わることで、表皮細胞の1種であるメラノサイトから生成されるので、紫外線対策や自分の肌にあったスキンケアを行ってシミができるのを予防してくださいね。

■シミができる前に!事前の対策記事はこちらから↓↓↓