鏡を見て頬に手を添える女性
西村陽子プロフィール

エイジングケアとインナービューティーのスペシャリスト

西村 陽子

最近ネットやSNSで目にする「グリセリンフリー化粧水」は、ニキビや毛穴などの肌トラブルの悩みが改善すると話題になっています。

グリセリンは多くのスキンケア化粧品に使われている保湿成分ですが、実はなかには肌に合わない人もいて、肌トラブルの原因になってしまっていることもありえるのです。

本記事では、そんな気になるグリセリンの安全性やグリセリンフリー化粧水について詳しく解説します。

化粧水に配合される「グリセリン」とは?

グリセリンフリーの化粧水が注目されているということは、「グリセリンは危険な成分なのでは?」と心配している方も多いのではないでしょうか。

グリセリンは、化粧水を始め多くのスキンケア化粧品に使われている成分で保湿の役割を果たすために配合されます。

お手持ちのスキンケア化粧品の成分表示をチェックしてみると、「グリセリン」を使ったアイテムの多さに驚かれると思います。

グリセリンは、「保湿成分」ということは知られていますが、他の保湿成分との違いや、安全性などについて詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。

まずは、グリセリンとはどのような成分なのかを解説します。

保湿成分として広く使われている

女性が頬を手で包み込んでいる画像

グリセリンは、無色でやや粘り気のある液体で、人体や植物、海藻、動物などにも存在している成分。

グリセリンは水に溶けやすく、水分を吸着する力が強いため、保湿成分としてスキンケア化粧品に配合されています。

スキンケア化粧品の材料となるグリセリンは、パーム油やヤシ油から作られており、比較的低コストで生産できることも、スキンケア化粧品に広く使われている理由の一つです。

グリセリンは、保湿力の面から見るとセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどに劣りますが、保湿以外にも次のような機能を持っています。

グリセリンが持つ保湿以外の機能

  • スキンケア化粧品にとろみをもたせる
  • 低温時にスキンケア化粧品が固まらないようにする
  • 使用時に温感を与える(グリセリンは水と混ざるときに発熱する)

スキンケア化粧品の使用感を良くするための機能を持ち合わせているグリセリンは、多くのスキンケア化粧品にとって無くてはならない成分だと言えるでしょう。

グリセリンの安全性は?

微妙な顔をする女性

グリセリンは、わたしたちの身体で日々作られている成分。

体内では、脂肪をエネルギーに変えるときにグリセリンが生成されており、肌の上では皮脂が肌にある菌(常在菌)によって脂肪酸とグリセリンに分解されているのです。

私達の身体にある成分ということからも、グリセリンが安全な成分であることがわかりますね。

グリセリンは人体への安全性も高いことから、目薬や下剤、脳梗塞の治療薬などの医薬品としても利用されています。

また、軟化剤や甘味料として食品添加物に利用されることも。

JETOC 日本化学物質安全・情報センターのグリセリンに関する初期評価プロファイルにおいても、「グリセロール(グリセリン)は皮膚に刺激を及ぼす可能性が低い」「皮膚感作物質(アレルゲン)ではないことが示唆される」と表記されています。

成分として高い安全性を持っているグリセリン。

では、なぜ「グリセリンフリーの化粧水」が注目されているのか、その真相に迫っていきましょう。

分析|グリセリンフリー化粧水で肌トラブルが改善するか

研究
ネットやSNSなどで注目を集めているグリセリンフリー化粧水。

口コミではニキビや毛穴などさまざまな肌トラブルが改善した、という声が上がっているようです。

グリセリンフリー化粧水がなぜそのような効果をもたらしたのか、考えられる原因や科学的根拠について、コスメコンシェルジュ&リサーチャーである筆者が、リサーチしてみました。

グリセリンフリーの化粧水を使った方の声

イエスノークッキー
まずは、グリセリンフリー化粧水にどのような効果があるのか、化粧品比較サイトやSNS、ブログなどから口コミを集めてみました。主な口コミは以下のとおりです。

グリセリンフリー化粧水を使っている方の良い口コミ

  • 毛穴の詰まりがきれいになった
  • ニキビが減った
  • Tゾーンのテカリが改善した
  • 毛穴が目立たなくなってきた
  • 夕方に化粧崩れしにくくなった
  • 肌の赤みが良くなってきた
  • 肌のブツブツが治ってきた
グリセリンフリー化粧水を使っている方の悪い口コミ

  • 頬や口もとが乾燥した
  • 頬が皮むけした

口コミをまとめると、グリセリンフリー化粧水によって良い変化があったのが「ニキビ」「毛穴トラブル」「皮脂の過剰分泌」「肌の赤みや湿疹」、逆に悪い変化としては「肌の乾燥」が見られました。

「グリセリンフリー化粧水で肌トラブルが改善した」という口コミは、@cosmeのような大きな美容情報サイトから、個人のブログやサイトまで幅広く見受けられ、その数も決して少なくはありません。

「グリセリンフリー化粧水によって肌が変化した」という方は、一定数いることがわかりました。

グリセリンとニキビの関係


そもそもグリセリンフリー化粧水が注目されるきっかけとなったと思われるのが、「グリセリンがニキビの原因になる」という情報。

その根拠となるのが、株式会社サティス製薬が行ったアクネ菌に関する検査※です。

検査の内容

いろいろな保湿剤をアクネ菌に与えて増殖率を調査したところ、グリセリンを与えたアクネ菌が、最も高い増殖率を示していた。

※参照:サティス製薬【研究調査】化粧品でアクネ菌が増える?

この研究だけで「グリセリンがニキビの原因となる」とは結論づけられませんが、グリセリンの多い環境は、アクネ菌にとっては好環境であることが推測されます。

ニキビや毛穴トラブルについては、アクネ菌だけではなく、皮脂の分泌量や栄養不足、ストレス、肌への刺激などさまざまな要因が絡んでいるので、グリセリンだけが影響しているとは言えません。

ニキビが繰り返しでき、その原因がわかっていない方は、一度グリセリンフリー化粧水を使うなどして、グリセリンの量を減らして、肌の様子を見てみるのも良いでしょう。

グリセリンフリー化粧水はニキビを予防するのか

唇に手を当てている女性
グリセリンフリーであることだけでは、ニキビの原因菌を殺菌したり皮脂を抑制したりするわけではないので、市販されているすべてのグリセリンフリー化粧水がニキビを予防するとは限りません。

グリセリンフリー化粧水でニキビ予防をしたい方は、ニキビ予防に有効な成分が配合されている化粧水を選んで使いましょう。

ニキビを予防する「グリチルリチン酸ジカリウム」や皮脂トラブルを防ぐ「ハトムギエキス」などが配合されていることで、毛穴の炎症や皮脂の過剰分泌といった肌トラブルの悩みの改善が期待できますよ。

グリセリンと皮脂分泌の関係

鼻を気にする女性
グリセリンフリー化粧水を使った方の口コミには「肌のテカリが収まった」「毛穴の開きが改善した」という声が多く見られました。

テカリや毛穴の開きは皮脂の過剰分泌が原因ですが、グリセリンフリー化粧水を使うことで皮脂の分泌が抑えられるとすると、グリセリンが皮脂の分泌に何らかの影響を与えていることになります。

しかし、グリセリンが皮脂の分泌を増やすという科学的な根拠はなく、現時点ではグリセリンの使用で皮脂が増えるとは断言できません。

グリセリンだけを皮脂の過剰分泌の原因として考えるのではなく、一度グリセリンフリー化粧水を使ってみて、それでも皮脂の分泌量に変わりが見えないようなら、グリセリン以外の原因を考えましょう。

グリセリンフリー化粧水は皮脂を抑えるのか

疑問に思う女性

口コミではグリセリンフリー化粧水を使って皮脂の分泌が抑えられたという声があがっていましたが、グリセリンフリーであること自体が皮脂分泌の抑制につながる根拠はありません。

グリセリンフリー化粧水を使って皮脂の分泌量が減ったとこたえた方がいる理由としては、グリセリンフリー化粧水の配合成分にあると考えられます。

グリセリンフリー化粧水には「さっぱりタイプ」と「しっとりタイプ」がありますが、グリセリンフリー化粧水は「さっぱりタイプ」の化粧水である場合がほとんど。

さっぱりタイプの化粧水には、皮脂を落とす「エタノール」や、毛穴を引き締める「ハマメリエキス」といった成分が配合されているものがあり、結果として皮脂の分泌が抑えられたり、毛穴が引き締まったように感じたりする方は多いといえるのです。

グリセリンと肌の炎症の関係


グリセリンフリー化粧水の口コミには「肌の赤みやブツブツが治った」という声もありました。

肌の赤みやブツブツというのは、肌が炎症を起こしている状態。

グリセリン自体は、医薬品に使われるほど安全性の高い成分なので、グリセリンによって炎症が起こるという可能性は極めて低いと考えられますが、中にはグリセリンが肌に合わない方もいるようです。

海外におけるグリセリンによる試験の結果※2 では、数は少ないですがグリセリンが原因で顔面や頭皮などに湿疹が発生した女性がいたことが確認されています。
※2 参照:Cosmetic Ingredient Review 2014
“ Safety Assessment of Glycerin as Used in Cosmetics”より

また、ネットの口コミでも「皮膚科でグリセリンが合わない場合があると言われた」「グリセリンの手作り化粧水で赤いぶつぶつが出た」という声があるように、人によってはグリセリンが合わないという場合もあることがわかりました。

グリセリンと肌の乾燥の関係

グリセリンは、その特性である高い吸湿性によって化粧水に含まれている水分を吸着して肌を保湿していますが、グリセリンの濃度が高い場合や、空気中の湿度が低い場合に、その吸湿力の高さから、肌の水分を吸収して乾燥を引き起こすことがあるのです。

グリセリンは化粧水を始め、さまざまなスキンケア化粧品に広く使われています。

スキンケア化粧品を複数使うと、それだけ肌に残るグリセリンの量も増えていると言えるでしょう。

スキンケア化粧品だけでなく、化粧下地やファンデーションなどのベースメイク化粧品やアイシャドウなどのポイントメイク化粧品にも、保湿成分としてグリセリンが使用されています。

また、グリセリンの濃度が高い「濃グリセリン」という成分を配合したスキンケア化粧品もあり、濃度の高さから肌への影響はグリセリンよりも大きいと考えられます。

その他にもグリセリンを加工した「ジグリセリン」「ジアシルグリセロール」「トレハロース」といった成分も、グリセリンの特性を残しているので、グリセリンの仲間と考えて良いでしょう。

化粧品一つ一つに配合されているグリセリンの量はわずかでも、化粧品に配合されているグリセリンや、濃グリセリン、グリセリンに近い成分などすべてを合計すると、肌に乗っているグリセリンの量は決して少なくはない、ということが十分にありえるのです。

「グリセリンは高濃度になると肌の水分を奪うことがある」ということは、グリセリンにまつわる情報として知っておくとよいでしょう。

グリセリンフリー化粧水のメリット・デメリット

スキンケア化粧品ボトルがならんでいる様子

ニキビや毛穴トラブル、肌の赤みやブツブツなどが気になる場合、グリセリンフリーの化粧水を使うことで改善する可能性があることがわかりました。

ここでは、グリセリンフリー化粧水のメリットとデメリットを挙げてみますので、グリセリンフリー化粧水の特性を理解した上で、試すかどうかを判断してみてくださいね。

グリセリンフリー化粧水を使うメリット

グリセリンフリー化粧水を使うことのメリットは以下の通りです。

1.ニキビや毛穴トラブルが改善する可能性がある

毛穴の黒ずみ
グリセリンの多い環境はニキビの原因となるアクネ菌にとって、好環境であることがわかっています。

また、グリセリンフリー化粧水には、ニキビや毛穴トラブルに有効な成分を配合しているグリセリンフリー化粧水を使うことで、肌トラブルが改善する可能性があります。

2.肌へのグリセリンの量を減らすことができる

グラスに入っているに水を加えるスポイト
グリセリンはスキンケア化粧品を始め、ベースメイク化粧品やメイクアップ化粧品など、ありとあらゆる化粧品に入っていると考えて良いでしょう。

グリセリンの量が多いことが肌に負担になるのでは、と気になっている方は、まずはグリセリンを比較的多く使用している化粧水からグリセリンフリーに変えていくのがおすすめです。

3.肌の状態に敏感になる

保湿する女性
これは間接的なメリットですが、グリセリンフリーの化粧水を使うことで、必然的に肌の変化を気にすることになります。

ニキビや毛穴トラブルが改善していけば、グリセリンが肌に合っていなかった、もしくはグリセリンの配合量が多かったと考えられますし、肌に大きな変化がなければ、ニキビや毛穴の原因が洗顔や生活習慣など他にあることが見えてきます。

スキンケアにおいて、何かを引き算してみるということは、肌が本当に必要なものを見分けるためにとても有効な手段だと言えるでしょう。

グリセリンフリー化粧水を使うデメリット


グリセリンフリー化粧水を使うことは、メリットだけでなくデメリットもあるので、特徴を知った上で使うようにしましょう。

1.化粧水の保湿力が落ちる

肌トラブルに悩む女性
保湿効果が高く、とろみのある成分であるグリセリンを抜くと、総じて「さっぱりとした」使用感の化粧水になってしまいます。

また、市販されているグリセリンフリー化粧水には、いわゆる「高保湿」タイプの化粧水がほとんどありません。

そのため、今まで使っていた化粧水よりは保湿力が下がってしまうと考えておいたほうが良いでしょう。

グリセリンフリーの化粧水に替えたら「かえって乾燥がひどくなった」という声もあり、肌が粉を吹いたり、皮が剥けたりすることもあります。

グリセリンフリー化粧水では保湿力が足りないと感じる場合は、美容液や乳液、クリームによって、保湿成分を補う必要が出てくるでしょう。

2.選択肢が少なく、探すのが面倒

頬に手を当てて悩む女性
グリセリンフリー化粧水を探すときに困るのが、「そもそもグリセリンフリーの化粧水が少ない」ということ。

また、「グリセリンフリー」と表記のある化粧水は少なく、グリセリンフリー化粧水を選ぼうと思うと、わざわざ成分表を調べなければならないのです。

お気に入りのメーカーやブランドがあったとしても、そのシリーズにはグリセリンフリー化粧水がなかった、ということはよくあること。

今後グリセリンフリー化粧水が増える可能性はありますが、現時点では、数少ない選択肢から選ばなくてはならない、ということを知っておいてくださいね。

グリセリンフリーの化粧水5選

保湿剤や化粧水を手にとるイメージ写真
見つけるのが難しいグリセリンフリー化粧水。

これからグリセリンフリー化粧水を試してみようと思っている方のために、コスメコンシェルジュがおすすめの化粧水を5つ選びました。

グリセリンフリー化粧水の選択基準

  • グリセリンが全く含まれていない
  • グリセリン以外の保湿成分が配合されている
  • 販売実績がありメーカーの信頼性が高い
  • 口コミで高評価を得ている

コラージュ 薬用保湿化粧水 しっとり

コラージュ化粧水画像

120mL 2,592円(税込)

コラージュ 薬用保湿化粧水 しっとりの特徴

  • 疑似セラミド「ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)」配合で、グリセリンフリーでもしっとり保湿
  • ニキビや肌荒れを防ぐ「グリチルリチン酸ジカリウム」配合の医薬部外品
  • アミノ酸、コラーゲンなどの保湿成分もバランスよく配合

コラージュは持田製薬が販売する敏感肌のためのスキンケア化粧品ブランド。

ニキビや肌荒れを防ぐ成分を配合した薬用化粧水なので、肌トラブルに悩む方でグリセリンフリーを試したい場合にぴったりです。

疑似セラミドやアミノ酸、コラーゲンなどの保湿成分を配合し、グリセリンフリー化粧水の中では比較的しっとりした仕上がりになっているので、さっぱりタイプが苦手な方にもおすすめ。

アルビオン 薬用 スキンコンディショナー

アルビオン スキンコンディショナー画像

110mL 3,780円(税込)

アルビオン 薬用スキンコンディショナーの特徴

  • 保湿成分「ハトムギエキス」には有機栽培ハトムギを使用
  • ニキビ、肌荒れを防ぐ「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合
  • 超微粒子オイル配合で、しっとりした使用感

薬用スキンコンディショナーは、「スキコン」の愛称で知られる化粧水のロングセラー。ハトムギエキスを配合している化粧水としても有名です。

特にニキビや肌荒れなどに悩む人達には絶大なる信頼を得ていて、@cosmeベストコスメアワード2017@cosme storeベストヒット賞第1位を獲得しています。

さっぱりした使用感ですが、肌はしっとりふっくら仕上がる、実力派グリセリンフリー化粧水です。

日本盛 米ぬか美人 化粧水

日本盛 米ぬか美人 化粧水

120mL 1,620円(税込)

米ぬか美人 化粧水の特徴

  • 「米ぬかエキス」「コメ発酵液」などお米の由来の保湿成分が肌を優しくうるおす
  • 保湿効果が高くベタつかない「スーパーヒアルロン酸(アセチルヒアルロン酸Na) 」を配合
  • 肌荒れを防ぐ「グリチルリチン酸2K」配合

清酒メーカー日本盛がお米を研究して作り出した「米ぬか美人化粧水」は、お米由来の保湿成分がたっぷり配合されているので、グリセリンフリーでもしっかりと保湿。

さっぱりとした使い心地とほんのり香る日本酒の匂いが特徴で、「大人ニキビが激減した」「刺激がなく安心して使える」「化粧水はずっとこれ」と長く使える化粧水として人気を集めています。

ちふれ 化粧水 さっぱりタイプ

ちふれ 化粧水さっぱりタイプ

180ml 540円(税込)

ちふれ 化粧水さっぱりタイプの特徴

  • グリセリンフリーで保湿成分に「ヒアルロン酸」「トレハロース」を配合
  • 無着色、無香料
  • 80mL 540円とプチプラで、詰替え用もあるのでお得

ドラッグストアなどにあるプチプラコスメとして人気の「ちふれ化粧品」。

しっとりタイプの化粧水にはグリセリンが入っていますが、さっぱりタイプはグリセリンフリーです。

さらっとしたさわやかな使い心地で、エタノールが使用されているために、皮脂のベタつきも抑えてくれます。

松山油脂 アミノ酸浸透水 

松山油脂 アミノ酸浸透水

180mL 972円(税込)

松山油脂 アミノ酸浸透水の特徴

  • 天然保湿因子(NMF)の成分であるアミノ酸「プロリン」「グリシン」と「PCAナトリウム」を配合
  • エタノール、パラベン、香料、着色料不使用で、敏感肌も安心して使える
  • 180mL 972円とコストパフォーマンスがよい

無添加のこだわり石鹸メーカーとして知られる松山油脂は、シンプルな成分で肌に優しいスキンケア化粧品も定評が。

「アミノ酸浸透水」はグリセリンフリーの化粧水で、その名の通りアミノ酸を保湿成分として配合しています。

「鼻の毛穴が目立たなくなった」「サラサラしているが、重ね付けするとしっとり」と口コミでも高い評価を得ています。

グリセリンフリー化粧水の使い方と注意点

ポイントを伝える女性
グリセリンフリーの化粧水を5点紹介しましたが、最後にグリセリンフリー化粧水の効果的な使い方と注意点について紹介します。

1.使い方は普通の化粧水と同じ

女性が化粧品を手に持っている
グリセリンフリー化粧水は、「保湿成分にグリセリンが含まれていない化粧水」というだけで、使用法は他の化粧水と同じです。

グリセリンフリー化粧水は、グリセリンによるとろみがないために、テクスチャーがさらっとしているので、一度にたくさん手に出すとこぼれてしまいます。

2~3回に分けて手のひらで付けるといいでしょう。

2.保湿力が足りない場合は美容液を足す

美容液からスポイトで液体を取る画像

グリセリンフリーの化粧水は、総じて配合成分がシンプルなものが多いので、保湿成分も少なめ。

保湿力が足りないと感じる方は、乳液やクリームで蓋をする前に、美容液で保湿成分を足すという方法があります。

美容液もグリセリンフリーのものを選び、「セラミド」「アミノ酸」「PCA-Na」「リピジュア」などが配合されていると肌のうるおいを保つ働きをサポートするのでおすすめです。

3.乳液やクリーム、オイルで蓋をする

美容クリームのイメージ写真

グリセリンフリー化粧水に限らず、どの化粧水でも「化粧水だけ」では完全な保湿はできません。

化粧水は油性成分がほとんど入っていないので、肌に与えた水分の蒸発を防ぐために、油性成分で蓋をする必要があります。

乳液やクリームもグリセリンフリーのものを探すのが基本ですが、化粧水と比較しても販売されているアイテム数が少ないのが現状。

もしも、自分にあった乳液やクリームが見つからないという場合は、美容オイルを仕上げに使うという方法があります。

オイルを使うメリットは、乳液やクリームなどによく使用される界面活性剤や乳化剤などが配合されておらず、添加物が少ないこと。

成分がシンプルなので、グリセリンフリーの効果を判断しやすい点が挙げられます。

オイルは、皮脂に近い成分を含むスクワランオイルやホホバオイルを使うと、刺激も少なく肌なじみが良く、べたつきません。

オイルは、化粧水の後に薄く伸ばすようにして付けるか、化粧水に混ぜて使うとよいでしょう。

4.他のアイテムもグリセリンフリーを選ぶ

化粧品
グリセリンフリーの効果を確認したいのなら、化粧水だけでなく、乳液やクリームもグリセリンフリーすることをおすすめします。

実際には、洗顔料やクレンジング、ファンデーションやメイクアップ化粧品などにもグリセリンが含まれていますが、配合量が多いのと、素肌に直接付けることを考えると、まずはスキンケア化粧品からグリセリンフリーを始めるといいでしょう。

グリセリンフリーは試してみる価値あり

「グリセリンは、肌にとって安全な成分」ということは間違いありませんが、人によっては、グリセリンによってさまざまな肌トラブルを発生させている可能性があることがわかりました。

ニキビや毛穴トラブル、皮脂の分泌などが気になる方は、使用しているスキンケア化粧品の成分をチェックして、グリセリンが入ったアイテムがどれくらいあるかを調べてみましょう。

肌トラブルが続いているときは、グリセリンに限らず、使っているスキンケア化粧品の成分を見直してみるというのはとても大切なこと。

自分に合わない成分が何かを突き止めるためには、グリセリンフリーのように「何かを抜いてみる」という方法はとても有効です。

自分の肌を健康に保つためにも、ふだんから使っている化粧品の成分には関心を持つことが大切。グリセリンフリーに関しては、今後もさらに研究が進む可能性があるので、新しい情報も随時チェックしてみてくださいね。