頬に手をあてる女性のアップ画像
西村陽子プロフィール

エイジングケアとインナービューティーのスペシャリスト

西村 陽子

ほうれい線は、一気に顔の印象を老けてさせてしまうので、「何とかしたい!」と思っている人も多いですよね。

ほうれい線を改善するには、原因を知って正しく対処することが大切。

今日からできるセルフケアから、ほうれい線を目立たなくするメイク法、皮膚科での治療法など効果的な対処法を一挙に紹介します。

ほうれい線に悩んでいる方は、本記事を読んで自分にあった対処法を実践してみてくださいね。

そもそもほうれい線とは?

疑問に思う女性
老けた印象を与えて女性を悩ませるほうれい線。

ほうれい線ケアを始める前に、そもそもほうれい線とは何なのか、正しい定義を確認しておきましょう。

ほうれい線は、医学的には「鼻唇溝(びしんこう)」と呼ばれるシワのことで、左右の小鼻の横を出発点に唇の両端に向かってできる線(シワ)を指します。

鼻唇溝は筋肉の境目に当たるので、誰でも笑顔を作るときにうっすらと線が入ります。

頬に手を当てる女性

通常、笑顔のときにできた線(シワ)は、笑顔からもとの表情に戻ると消えますが、できた線が消えずに肌に残るようになったものが「ほうれい線」と呼ばれています。

ほうれい線のシワの深さは、うっすらと肌に残る浅いものから、深い溝になって影ができるものまで様々です。

本記事では浅いほうれい線から深いほうれい線まで、幅広く予防、改善する方法を紹介します。

ほうれい線は漢字で書くと、「法令線」と表記されます。

「法令線」という漢字は、中国の面相学(人相学)において、鼻の横にできる大きなシワを「法令」と呼ぶことが語源と考えられています。

ほうれい線ができるメカニズムと原因

白衣を着ている女性
若い頃は気にならなかったのに、気がつくと肌にいつもあるほうれい線。

ほうれい線が肌に残ってしまうメカニズムや原因について詳しく見てみましょう。

浅いほうれい線の原因は「肌の乾燥」

驚く女性
ほうれい線は、でき始めは比較的浅いシワである場合がほとんどで、肌にうっすら残るほうれい線は、シワの深さが表皮内に収まっている状態です。

浅いほうれい線の原因は、「肌の乾燥」です。

肌がうるおっている状態だと、表皮はキメが整い、適度なハリを保っていられるので、笑顔を作ったときなどにほうれい線ができても、すぐに元に戻ります。

ほうれい線が肌にうっすらと残ってしまうのは、肌が乾燥し、肌のキメやハリが失われてしまうから。肌が乾燥する原因は、肌に本来備わっている肌の保湿因子が何らかの原因で減少することです。

肌の保湿因子とは

  • 細胞間脂質…表皮の角質細胞の間を埋める脂質で肌の水分の80%を保つ。
  • NMF(天然保湿因子)…表皮の角質細胞内にある保湿成分。
  • 皮脂膜…表皮の表面を覆って水分の蒸発を防ぐ。

表皮を作っている「角質細胞」やその間を埋めている「細胞間脂質」は肌のターンオーバー(肌の新陳代謝)によって新しく作られていますが、加齢や紫外線、ストレスなどが原因で肌のターンオーバーが乱れると、表皮内の保湿因子が十分に作られず、肌が乾燥してしまいます。

また、洗顔やスキンケアの際に、表皮を傷つけてしまうと、洗顔時に肌の保湿因子が流れ出し、肌が乾燥しやすくなり、肌のキメやハリが失われてしまいます。

ほうれい線のある頬や口元は、顔の中でも角質層が薄く乾燥しやすい場所。

乾燥した肌はハリやキメが失われ、笑顔を作った際にできるほうれい線が元に戻らずそのまま肌に残るようになってしまうのです。

深いほうれい線は肌の弾力の低下が原因


深いほうれい線の最も大きな原因は、肌のハリや弾力が低下して頬にたるみが起こることです。

肌のハリや弾力を作っているのが、肌の「真皮」と呼ばれる組織です。

肌は外側から表皮→真皮→皮下組織という構造になっていますが、一番外側にある厚さわずか0.2mmの表皮の下にあるのが真皮です。

真皮内は、繊維組織「コラーゲン繊維」が網目状に張り巡らされ、網目のつなぎ目を「エラスチン繊維」がしっかりと束ねています。

そして、網目の隙間をヒアルロン酸やタンパク質、ビタミンなどが含まれるゼリー状の物質が埋めることで、真皮はクッションのような弾力を保っています(下図参照)。シワやたるみを引き起こすイラスト
コラーゲン繊維やエラスチン繊維、ヒアルロン酸などを作り出しているのは、真皮内にある「繊維芽細胞」と呼ばれる細胞ですが、年齢を重ねることで、繊維目細胞の生産力は落ちていきます。

真皮内のコラーゲン繊維やエラスチン繊維などの量が減ると、網目状の構造をしっかりと保つことができなくなり、真皮の弾力が失われてしまいます。

真皮の弾力が低下すると、上に乗っている表皮をしっかりと支えることができなくなり、肌が重力に引っ張られるように変形して「たるみ」が発生します。

頬がたるむと、筋肉を使ったときに入るほうれい線がそのまま肌に残ってしまいます。

繊維芽細胞の働きが落ちる原因

指を指している女性
コラーゲン繊維やエラスチン繊維が減少する最も大きな原因は繊維芽細胞の働きの衰えですが、繊維芽細胞の働きが落ちる原因は主に4つあります。

1.加齢

鏡を見つめる女性
コラーゲンやエラスチンなどの生産量は20代をピークに減り続け、40代から50代になると、ピーク時の半分ほどに減ってしまいます。

これは、誰にでも起こる生理的な減少で、 「加齢」はほうれい線を作る最も大きな原因だと言えるでしょう。

2.肌の乾燥

乾燥した肌に虫眼鏡を当てている女性

加齢以外で繊維芽細胞の働きを弱めさせる原因となるのが、「肌の乾燥」です。

肌の乾燥は繊維芽細胞の活動を鈍らせ、コラーゲンやエラスチンの生産量を減少させることがわかっています。

3.紫外線

紫外線には波長の長いUV-Aと波長の短いUV-Bがありますが、UV-Aは肌の表皮を突き抜け、真皮にまで届きます。

UV-Aは真皮内の繊維芽細胞にダメージを与えるので、コラーゲン繊維やエラスチン繊維の生産が減ってしまいます。

4.活性酸素

唇に手を当てている女性

肌内部から、繊維芽細胞の働きを弱めるのが「活性酸素」です。

私達は呼吸によって外から酸素を取り入れていますが、筋肉や細胞で使われなかった酸素の一部は、不安定で他の物質を酸化させやすい「活性酸素」に変化してしまいます。

活性酸素は繊維芽細胞にダメージを与え、繊維芽細胞の働きを弱めます。

その結果コラーゲン繊維やエラスチン繊維の生産量が減って、肌のハリや弾力が失われ、ほうれい線が肌に残ってしまうのです。

表情筋の衰えもほうれい線の原因に

携帯を眺める女性
表皮の乾燥や、真皮の弾力の低下がほうれい線の大きな原因であることが分かりましたが、表皮や真皮の下にある筋肉の衰えも、ほうれい線の原因になります。

顔には目や口を動かしたり、表情を作ったりする「表情筋」が複雑に張り巡らされていますが、加齢などによって筋肉が衰えると、筋肉のボリュームが減って、肌のたるみやほうれい線が発生します。

表情筋が衰える原因は、加齢だけでなく、首や肩のコリによる顔への血流不足、食事をしっかり噛まないといった表情筋の運動不足などがあります。

他にもある!ほうれい線のできる原因

手を口に当てて驚く女性
ほうれい線が発生する原因は他にもまだまだあります。

意外な原因もあるので、当てはまるものがないかどうかチェックしてみましょう。

ほうれい線のできる原因①喫煙

たばこ
喫煙は肌に様々な悪影響を与えます。

タバコを長期間吸っている人は、吸わない人に比べてシミやシワ、たるみが多く発生する「スモーカーズフェイス」になることがあり、ほうれい線が目立つ人も多いのです。

「スモーカーズフェイス」になる大きな原因は、タバコに含まれるニコチンです。

ニコチンには血管を収縮させる作用があるため、肌への血行不足が起こります。

肌に十分な血液が送られないと、肌を健康に保つための栄養素が不足し、たるみやシワなどが発生しやすくなります。

また、タバコは繊維芽細胞にダメージを与える「活性酸素」を大量に発生させるので、繊維芽細胞がコラーゲンやエラスチンを十分に作ることができなくなります。

ほうれい線のできる原因②睡眠不足

安眠できない女性
肌のターンオーバーが最も活発に行われているのは睡眠中です。

睡眠不足が続くと、肌のターンオーバーが乱れ、肌が乾燥しがちになります。

また、睡眠不足が続くと体内に活性酸素が溜まりやすくなり、活性酸素が繊維芽細胞にダメージを与えてしまいます。

ほうれい線のできる原因③食生活の乱れ

乾杯している画像
外食の多い人や、一人暮らしをしている人などはどうしても食生活が偏りがちになります。

食生活が偏ると肌のターンオーバーや繊維芽細胞の活動に必要な栄養素が不足し、肌の乾燥や肌のハリや弾力の低下が起こり、ほうれい線が発生しやすくなります。

ほうれい線のできる原因④スマホやパソコンの使いすぎ

スマートフォンを操作している女性
スマホやパソコンを使用しているときは、まばたきが少ないなど無表情になりやすく、表情筋の運動不足になりがちです。

また、画面から発生している「ブルーライト」と呼ばれる光線は、紫外線と同じく肌にダメージを与える可能性があるので、長時間使用している人は注意が必要です。

ほうれい線を改善する5つのセルフケア

頬に両手をつけて微笑む女性の画像
ほうれい線が発生する原因は1つではなく、複数るため、ほうれい線が発生する仕組みがわかれば、原因に合わせてセルフケアをすることができます。

ここでは、今日からできる、「ほうれい線を改善するためのセフルケア」を5つ紹介します。

対処法①保湿を徹底して行う

鏡でスキンケアをしている女性
ほうれい線がまだ浅い人や、ほうれい線を予防したい人は、日々のスキンケアでしっかり「保湿」を行うことが大切です。

保湿は、表皮にある保湿因子を守り、補うような形で行うと、表皮を健康に保つことができます。

そのためには、「保湿因子を守る洗顔」と「保湿因子を補うスキンケア化粧品」が必要になります。

保湿因子を守る洗顔

スキンケアをしている女性
洗顔によって肌の保湿因子が流出してしまう原因の1つは、洗浄力の強い洗顔料を使っていることです。

洗顔料は保湿成分を豊富に配合した洗顔石鹸か、アミノ酸系の洗浄成分を使用した洗顔料を選ぶと良いでしょう。

また、洗顔の際に肌をゴシゴシとこすると、肌の保湿因子が流出してしまいます。

洗顔時は、泡をクッションのようにして、摩擦や刺激を与えないように洗いましょう。

肌に優しい洗顔の仕方

1. 洗顔料をしっかり泡立てる。
2. Tゾーンから泡を乗せ、頬→口元→目元の順に泡を広げて優しく洗う。
3. 32~34度位のぬるま湯でしっかりすすぐ。

▼肌に優しい洗顔について詳しく知りたい方はこちら

保湿因子を補うスキンケア化粧品を選ぶ

成分表示を気にする女性
ほうれい線を改善するスキンケア化粧品を選ぶ際は、肌の保湿因子に近い成分を配合した化粧品を選ぶと、肌への刺激が少なく高い保湿効果が望めます。

肌の保湿因子に近い成分

  • セラミド(ヒト型セラミド) 細胞間脂質の主成分
  • アミノ酸 NMF(天然保湿因子)の主成分
  • PCA-Na NMF(天然保湿因子)の主成分
  • スクワラン 皮脂に近い油脂

対処法②ほうれい線を改善するエクササイズ

舌回しエクササイズをする女性
ほうれい線の原因の中でもセルフケアで改善しやすいのが、「表情筋の衰え」です。

表情筋は体の他の筋肉と同様に、しっかり動かして鍛えることで、衰えを防ぐことができますよ。

ほうれい線を改善する「舌回し」

ほうれいせん実験6

舌回し方法

1. 口を閉じ、舌先を左のほうれい線の先端の内側に当てる。
2. ほうれい線の裏をなぞるようにして、左下から左の小鼻まで下を動かす。
3. 舌をそのまま鼻の下の裏まで持っていき、右の小鼻の裏まで動かす。
4. 舌先を右の小鼻の裏からほうれい線をなぞるようにして、右のほうれい線の先端まで動かす。
5. 左→右、右→左を一セットとして、1日10セット行う。

表情筋をほぐすエクササイズ

ほうれい線実験2

エクササイズ方法

1. 口先を閉じ、尖らせる用にして前に出す。
2. そのまま口先を思い切り左に寄せる。
3. 5秒間キープする。
4. 今度は口先を思いっきり右に寄せる。
5. 右、左を一セットとして一日10回行う。

対処法③ほうれい線を改善するマッサージとツボ押し

実験する女性
ほうれい線を改善するには、マッサージやツボ押しを行って、肌の血行を促進することも有効です。

ただし、強くマッサージを行うと、肌に摩擦を与えて肌が傷つけることがあるので、刺激を与えないように優しく行うように注意してください。

ほうれい線をほぐすマッサージ

ほうれい線実験12

マッサージ方法

1. マッサージクリームを指先に付ける。
2. 左右の口角の下に指先を当てる。
3. 内側から外側、下から上に円を描くようにしてマッサージをする。
4. 口角の下→口角の横→ほうれい線の下→小鼻の横と少しずつ位置をずらして下から上に円を描くようにしてマッサージする。

強くマッサージを行うと、肌に摩擦を与えて肌が傷つけることがあるので、刺激を与えないように優しく行うことが大切です。

ほうれい線に効く!ツボ3つ

三本の指をたてる女性

ほうれい線を改善するには、ツボを刺激するのも有効です。

肌への血行を促進し、表情筋をほぐすツボを3つ紹介します。

寝る前や空いた時間に実践して、ほうれい線を目立たせなくしましょう!

【迎香(げいこう)】

ほうれい線の出発点にあるツボです。

位置は小鼻のすぐ脇で、すこしくぼみになっているところがツボです。

指の腹を使ってゆっくり押すようにして刺激します。

【巨りょう(こりょう)】

ほうれい線の原因となる表情筋をほぐすツボです。

位置は黒目からまっすぐ下がった線と、小鼻の先端をそのまま左右にずらした線の交わる点です。

指の腹を使って優しく押すようにして刺激します。

筋肉が凝っていると最初は痛みを感じることがあるので、強く押しすぎないように注意してください。

【地倉(ちそう)】

ほうれい線の終点にあるツボです。

左右の口角のすぐ横を優しく押すようにして刺激します。

皮膚の薄い部分にあるツボなので、爪などが当たらないように気をつけましょう。

対処法④生活習慣を見直す

朝日を浴びながらのびをする女性
ほうれい線には普段の生活習慣も影響しています。

とくに睡眠不足は肌の健康に大きな影響を与えるので、速やかに改善することが大切です。

長時間スマホやパソコンを使用している人はこまめに休憩をとりましょう。

休憩時間に紹介したエクササイズやツボ押しを行うと、表情筋が衰えるのを防ぐことができるのでおすすめです。

また、タバコもほうれい線を作る原因となります。

美肌のためには可能な限り喫煙を控えることが大切です。

対処法⑤食生活を見直す

女性がサラダを食べている画像
食生活が偏っている人は、肌を健康に保つ栄養素が不足している可能性があります。

肌に必要な栄養素と多く含む食品を紹介するので、普段から栄養が不足しないように心がけるようにしましょう。

肌を健康に保つ栄養素と多く含む食品

  • タンパク質(アミノ酸) 新しい細胞を作る 肉類、魚類、大豆製品など
  • ビタミンC コラーゲンやエラスチンの生成を促進する パプリカ、ブロッコリ―、柑橘類など
  • ビタミンB2 肌や粘膜を健康に保つ レバー、卵、乳製品など
  • ビタミンB6 タンパク質の代謝を促進して、新しい細胞を作る働きを
  • サポートする カツオ、まぐろ、バナナなど

また、ほうれい線の原因となる繊維芽細胞の衰えをサポートするには、繊維芽細胞にダメージを与える活性酸素を取り除いてくれる「抗酸化物質」を摂取することも有効です。

抗酸化物質と多く含む食品

  • ビタミンA レバー、うなぎ、緑黄色野菜など
  • ビタミンE 植物油、アーモンド、アボガドなど
  • ビタミンC パプリカ、ブロッコリ―、柑橘類など
  • ポリフェノール カカオ、赤ワイン、ブルーベリー、そば、緑茶など

ほうれい線を目立たなくするメイク法

化粧品をブラシで頬にのせる女性
ほうれい線への様々な対処法を紹介しましたが、一度できてしまったほうれい線は消すことは難しく、セルフケアで改善するにはそれなりの時間が掛かります。

「今あるほうれい線を何とかしたい」という場合、ある程度ならメイクでカバーすることは可能です。

ほうれい線を目立たなくするメイク法を紹介します。

浅いほうれい線は「保湿」がカギ

コットンを頬にあてる女性

ほうれい線が浅い場合は、メイクで隠さなくても、メイク前にしっかりと保湿をすることで、かなり目立たなくすることができます。

スキンケアでしっかり保湿成分を補った後、ファンデーションを塗る前に、保湿効果の高い化粧下地を使用すると、保湿効果が持続してほうれい線が目立ちにくくなります。

化粧下地を選ぶ際は、保湿成分が豊富に配合されている「乾燥肌向け」の化粧下地がおすすめ。

化粧下地には、シリコンや光を反射する粉対など肌の凸凹を目立たなくする成分が配合されているものもあるので、浅いほうれい線ならカバーすることも可能です。

▼乾燥肌向け化粧下地について詳しく知りたい方はこちら

深いほうれい線を目立たなくするメイク法

コンシーラーを塗っている女性
深いほうれい線をメイクで消そうとして、ファンデーションを濃く塗ったり、コーンシーラーでほうれい線をカバーしようとすると、ほうれい線の溝にメイクが溜まってかえって目立ってしまうことになります。

深いほうれい線を目立たなくするメイクは、「顔に立体感を出す」ことと、「ほうれい線の影の部分を目立たなくする」ことがポイントです。

顔に立体感を出すメイク法

口紅を塗る女性

頬や鼻筋の部分を明るく仕上げて顔に立体感を出すと、視線がほうれい線から外れてほうれい線が目立ちにくくなります。

肌に立体感を出すには、ファンデーションの2色使いが有効です。

ファンデーションは2色をなじませやすい、リキッドファンデーションやクリームファンデーションがおすすめです。

ファンデーションを2色使いして立体感を出す方法

様々な色のリキッドファンデーション

ファンデーションの2色使いで立体感を出す方法

1. 最初に明るい色のファンデーションを、鼻筋と頬骨の高い位置を中心に伸ばす。
2. 明るい色のファンデと暗い色のファンデを混ぜて自然な色にして、顔の中心から外側に向かって薄く伸ばしていく。
3. 黒目の中心の線より外側に暗めのファンデーションを薄く伸ばす。

ほうれい線の影を目立たなくする方法

様々な色のリキッドファンデーションを試している女性

ほうれい線の影は、ほうれい線のすぐ上の頬がたるんだ部分にできます。

影を目立たなくするには、肌色よりすこし明るい色のコーンシーラーを使います。

ファンデーションを塗ったあと、ほうれい線の上の頬のたるみの部分に少量のコーンシーラーを乗せます。

コーンシーラーは上に向かってぼかしていくようにしてなじませます。

コーンシーラーをほうれい線の上の直接乗せると、ほうれい線の溝にコーンシーラーが溜まってしまうので、頬のたるみの下側に乗せるのがポイントです。

ほうれい線の皮膚科での治療法とは?

診察をする医師と女性
ほうれい線はセルフケアやメイクで目立たなくすることは可能ですが、深く刻まれたほうれい線は完全に消すことはできません。

「できてしまったほうれい線を消したい!」という場合には、美容皮膚科での治療を受けることも可能です。

皮膚科で受けられる治療法を4つ紹介します。

ヒアルロン酸の注射

プラセンタ 瓶 イメージ
ヒアルロン酸注射は、「切らない」シワやたるみの治療として広く行われている治療法です。

ヒアルロン酸はもともと肌にある成分なので、肌への刺激が少なく安全性は高い治療です。

ヒアルロン酸注射は、ヒアルロン酸をほうれい線の溝の部分に注入することで、くぼんだ部分を膨らませてほうれい線を消す方法ですが、注入したヒアルロン酸は半年から8ヶ月ほどで体に吸収されてしまうので、効果が長続きしません。

効果を持続させるには、定期的にヒアルロン酸を注入する必要があるので、根本的な治療法とは言えません。

高周波治療

フェイスマッサージ中の女性
高周波治療とは、高周波の熱によって真皮内のコラーゲン繊維を焼くことで、繊維芽細胞の働きを活性化させる治療法です。

即効性はありませんが、施術後1ヶ月から数ヶ月をかけてコラーゲンの生成が促進されていきます。

徐々に肌の弾力やハリが復活して行くので、ほうれい線が目立たなくなってきます。

スレッドリフト


スレッドリフトとは、「スレッド」と呼ばれる、体内で吸収される糸を使ったリフトアップ法です。

皮膚に小さな穴を空け、そこから糸を挿入し、皮膚を内側から持ち上げます。

物理的に引き上げる効果と、糸の刺激によるコラーゲン生成促進効果が期待できます。

しばらくは糸が皮膚内に入っている違和感が生じますが、切開の必要がないので、当日から洗顔やメイクが可能です。

糸が徐々に体内で吸収されてしまうので、効果が持続するのは2年ほどになります。

フェイスリフト

女性が微笑む口元の写真
フェイスリフトはメスを使う美容整形手術で、ほうれい線の場合は耳の前あたりを切開して筋膜を引っ張り上げて頬全体を引き上げます。

フェイスラインが上がることで、ほうれい線が消えたり目立たなくなったりすると言った効果が期待できます。

手術は通常2時間から3時間、抜糸まで約一週間が必要ですが、効果は10年近く持続します。

ほうれい線は原因を知って早めの対処を!

微笑み指で頬を触れる女性
ほうれい線は、シワが浅いうちはスキンケアやエクササイズなどのセルフケアで改善しやすいですが、深いシワになってしまうと消すことはできなくなってしまいます。

ほうれい線ができる原因はたくさんあり、あなたが気づいていない原因もあったのではないでしょうか?

思い当たるものがあった人は、紹介したセルフケアを今日からさっそくはじめましょう。

セルフケアの効果はすぐには目に見えないかもしれませんが、数週間から数ヶ月、コツコツと続けていると必ず効果が出てきます。

あきらめないで今日からほうれい線ケアを始めてくださいね。

この記事を書いた専門家

西村陽子プロフィール

エイジングケアとインナービューティーのスペシャリスト

西村 陽子

日本化粧品検定1級、コスメコンシェルジュ、美肌食マイスター初級取得の美容ライター兼リサーチャー。
得意分野は美しく年齢を重ねるためのエイジングケアと栄養学・薬膳などのインナービューティー。
徹底したリサーチに基づく信頼できる美容情報を発信中。