ファンデーションをつけたまま眠る女性の写真
小林なつきプロフィール

脂性肌の研究者

小林 なつき

「つけたまま眠ることができるファンデーション」として様々な美容雑誌や美容情報サイトで紹介されているベースメイク化粧品、ミネラルファンデーション。

刺激が少なく肌にやさしい成分でつくられており、油分を含まないことが多いミネラルファンデーションは、普通のファンデーションでは皮脂くずれやテカリが出てしまう脂性肌の方におすすめです。

本記事では、ミネラルファンデーションが脂性肌の方におすすめである理由と、脂性肌の方におすすめしたいミネラルファンデーションをご紹介していきます。

ミネラルファンデなら脂性肌に負担のないメイクが可能

ミネラルファンデーションは「つけたまま眠ることができる」といわれるほど肌にやさしく、クレンジング剤を使わなくてもメイク落としをすることができる商品もあるのが特徴。

皮脂の分泌が多い脂性肌で悩んでいる方は多くいますが、皮脂が多く分泌されてしまう理由の1つに、洗浄力の強いクレンジング剤や洗顔料で顔を洗ってしまったせいで、乾燥や外部刺激から肌を守る「肌のバリア機能」が失われていることがあげられます。

洗浄力の強いクレンジング剤を使って肌のバリア機能が失われ、皮脂の分泌が活発になるのだとすれば、クレンジング不要のミネラルファンデーションは脂性肌の方にぴったりのファンデーションだといえますよね。

普通のファンデーションとミネラルファンデーションを石鹸で落とそうとしている写真
石鹸で洗い流す写真
ファンデーションが落ちているか確認している写真
ファンデーションを石鹸で洗った写真

上の写真は実際にミネラルファンデーションを洗顔石鹸のみで落としてみたときの実験結果です。

この実験は、ミネラルファンデーションをつけた肌に、皮脂とほとんど同じ成分でつくられているホホバオイルを皮脂と見立ててなじませ、洗顔石鹸で洗った後、本当に落とせているかが目で見ただけではわからないのでクレンジングシートで確認したものです。

洗顔石鹸での洗浄後に使ったクレンジングシートの色が白いことからも、洗顔石鹸だけで十分にミネラルファンデーションが落とせていることがわかりますね。

本記事でご紹介するミネラルファンデーションは、上の実験のように洗顔石鹸だけで洗い流せて、極力肌に負担をかけないものを揃えているので、脂性肌でミネラルファンデーションの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ミネラルファンデーションとは

ミネラルファンデーションとは、ファンデーションをつくる際に使う成分の中でも必要最低限、シミなどの肌トラブルを隠す色を出したり、紫外線予防のために働いたりするミネラル成分だけを使ってつくられた、アメリカ生まれのファンデーションのことをいいます。

ミネラルファンデーションをつくったアメリカのDIANE RANGERは、以下の5つの成分が入っていないファンデーションをミネラルファンデーションと定義しています。

ミネラルファンデーションに含まれない5つの成分

  • 合成着色料
  • 合成香料
  • 鉱物油
  • タルク
     └発がん性物質の「アスベスト」が混入したことがあり、一時期化粧品への使用を避けられていた成分
  • 賦形剤(ふけいざい)
     └薬の取り扱いを便利にするために使われる、水やでんぷん、乳糖などの成分

ミネラルファンデーションに使われている成分は天然の鉱物が原料であり、合成着色料や合成香料といった、人によっては肌荒れを引き起こす可能性のある成分が含まれないため、皮膚科や形成外科で手術跡ややけど跡を隠すために処方されることもある化粧品です。

手術跡ややけど跡などのある、肌が敏感な場所にはできるだけ負担をかけずにメイクをしてあげる必要がありますが、ミネラルファンデーションは純粋な鉱物のみでつくられたファンデーションで添加物が含まれないため、化粧下地を使う必要がありません。

ミネラルファンデーションが1つあれば化粧下地、ファンデーション、UVカットなどさまざまな役割を果たしてくれるので、ミネラルファンデーションはコスメ好きの方や時短メイクをしたい方から人気を集めています。

日本のミネラルファンデーションには注意が必要

注意事項

ミネラルファンデーションの製作者がつくった定義などを交えて、ミネラルファンデーションの魅力を簡単にお伝えしましたが、実は、日本のミネラルファンデーションは「ミネラル成分のみでつくられている」という項目には当てはまらないものも存在しています。

日本のミネラルファンデーションにミネラル成分のみでつくられていないものが含まれる理由は、日本ではミネラルファンデーションの定義があいまいで、ほんの少しでもミネラル成分を含んでいればミネラルファンデーションであると位置づけることができるから。

肌にやさしい成分でつくられているミネラルファンデーションを購入したつもりが、普通のファンデーションと変わらない成分のものを選んでいたら悲しいですよね。

本記事では先にご紹介した、必要最低限、肌色の調整やUVカットをする成分だけでつくられたものをミネラルファンデーションとして、脂性肌の方にミネラルファンデーションをおすすめしたい理由や、選ぶときのポイント、おすすめの商品などをご紹介していきます。

脂性肌がミネラルファンデーションを使うメリット

ミネラルファンデーションは天然のミネラル成分を中心としてつくられているファンデーションですが、脂性肌が使う場合にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

ここでは、脂性肌の方がミネラルファンデーションを使うメリットを2つご紹介します。

クレンジング不要なので、肌に負担をかけにくい

スキンケアをしている女性

洗浄力の強いクレンジング剤を使った後、洗顔料を使って行うW洗顔は、肌のバリア機能をも洗い流し、皮脂の分泌を促進する可能性がありますが、ミネラルファンデーションはクレンジングが不要なファンデーションなので、肌に負担がかからないのが魅力です。

ミネラルファンデーションには、クレンジングを含む洗顔料ではで落としきれず汚れとして残ってしまいがちで、肌への密着力が高い化粧品に多く含まれている「油分」が含まれていません。

油分を含んだ濃いメイクをしている場合は油性成分を落とせる、洗浄力の高いクレンジング剤を使ってメイクを落とす必要がありますが、洗浄力の高いクレンジング剤が肌に与える刺激は強く、肌に負担をかけてしまう可能性があります。

皮脂の分泌を抑えるためには肌への負担を減らし、肌のバリア機能を守ることが重要なので、油分が含まれずクレンジングが不要なミネラルファンデーションでのメイクは、皮脂分泌の多い脂性肌に適しているといえます。

毛穴に詰まらず、皮脂で浮きにくい

シミを気にする女性

脂性肌の方がメイクをするとき、皮脂でメイクが浮いて崩れてしまったり、メイクの汚れが毛穴に詰まって角栓となったりするのを気にしてしまう人は多いかと思いますが、ミネラルファンデーションではこの2つの問題を避けることができます。

メイクをした際、皮脂で浮いて崩れやすくなったり、毛穴に詰まって角栓になったりするのは、ファンデーションに含まれている油性成分の働きです。

油性成分が含まれたファンデーションは、油性成分の含まれていないファンデーションに比べて肌によく密着して落ちにくく、カバー力が高いという特徴があります。

しかし、落ちにくいということは、裏を返せば落としにくいファンデーションであると言い換えることができますし、クレンジングで落としきれなかったファンデーションは汚れとなって肌に残ってしまいます。

また、皮脂は肌の油分なので、ファンデーションに油性成分が含まれていた場合はその油と混じり合い、ファンデーションを浮かせる原因となってしまいます。

毛穴詰まりの原因は分泌された皮脂や肌に残ったメイク汚れで、メイクが皮脂で浮いてしまう原因は皮脂とファンデーションの油分が混じり合うことなので、油分を含まないミネラルファンデーションならば脂性肌でも毛穴に詰まらず、浮きにくいメイクができますよ。

脂性肌に合うミネラルファンデーションを選ぶポイント

実験する女性

ミネラルファンデーションと一口に言っても、配合されている成分が違ったり、パウダータイプやリキッドタイプ、クリームタイプなどのテクスチャーが違ったりと、さまざまな種類のミネラルファンデーションが販売されています。

ここでは、脂性肌の方がミネラルファンデーションを選ぶときに気を付けてほしいポイントをお伝えしていきます。

その1|パウダータイプであること

脂性肌の方がミネラルファンデーションを選ぶ場合は、必ずパウダータイプのファンデーションを選ぶようにしてください。

肌のテカリやメイク崩れの原因は汗をかいたり皮脂が分泌されたりすることですが、パウダータイプのミネラルファンデーションには水分も油分も含まれていないため、汗や皮脂で崩れにくい性質を持っています。

また、パウダータイプのミネラルファンデーションは汗や皮脂で崩れにくいだけではなく、配合されている酸化チタンや酸化亜鉛が皮脂を吸着しやすい成分なので、分泌された皮脂を吸着し、肌がテカる前に抑えてくれる効果も期待できるのです。

その2|ミネラル成分が多く、洗顔石鹸で落ちること

脂性肌の方は、100%天然ミネラルでつくられている、もしくは洗顔石鹸で落ちる成分でつくられたミネラルファンデーションを選ぶようにしましょう。

リキッドファンデーションやクリームファンデーションのように油性成分が含まれているファンデーションは、分泌された皮脂で崩れやすくなり、クレンジング剤を使わなければならなくなってしまうので、油性成分の含まれていないものを選ぶのがポイント。

実はミネラルファンデーションとうたっているファンデーションの中にもミネラル成分がほんの少ししか入っておらず、クレンジング剤を使わなければ落とすことができないファンデーションが紛れていることがあるため、購入前には成分の確認が必須です。

ファンデーションに含まれている成分を確認して、天然のミネラル成分だけでつくられているファンデーションならば確実に油性成分は含まれていないため、脂性肌でも崩れにくいファンデーションであると判断することができます。

ミネラルファンデーションを購入するときは、そのファンデーションにミネラルがどの程度含まれているのか、洗顔石鹸で落ちるタイプのミネラルファンデーションなのかを調べてから購入してください。

脂性肌におすすめ!クレンジング不要のミネラルファンデーション

ミネラルファンデーションと一口に言っても、日本で購入できるミネラルファンデーションにはたくさんの種類があるため、選び方がわからず、悩んでしまう方も多いかと思います。

ここでは、パウダータイプであり、ミネラル100%、もしくは洗顔石鹸で落とすことができるタイプのミネラルファンデーションから、脂性肌の方におすすめできるものを選び、ご紹介しています。

ここで紹介するミネラルファンデーションは洗顔石鹸で落とせるとうたわれているもので、実際に実験した結果、本当に洗顔石鹸で落とすことができたものを選びましたので、ミネラルファンデーションを選ぶ際にはこちらもあわせて参考にしてみてくださいね。

エトヴォス|マットスムースミネラルファンデーション


全5色 内容量:4g 価格:3,000円(税抜)

エトヴォス マットスムースミネラルファンデーションの特徴

  • キメの細かい粒子が毛穴の凸凹を埋め、毛穴の目立たない肌をつくる
  • 美容皮膚科やサロンで採用されており、ニキビ肌やレーザー治療中、ピーリング中でも使用可能
  • 精製度の高い鉱物を使っているため、皮脂を含んでも変色しない
エトヴォス マットスムースミネラルファンデーションの全成分

マイカ、酸化亜鉛、シリカ、ラウロイルリシン、(+/-) 酸化チタン、酸化鉄、水酸化Al、糖脂質

エトヴォスのマットスムースミネラルファンデーションは、美容皮膚科やサロンでも採用されており、レーザー治療やピーリング治療を受けている方でも使うことができる、安心安全なファンデーションです。

ファンデーションを作る際に使われる「マイカ」という鉱物は、皮脂を含むと変色し、時間が経つとくすんでしまう傾向があるのですが、マットスムースミネラルファンデーションに含まれているマイカは精製度が高いため、皮脂を含んでも変色しません。

脂性肌の方は皮脂の分泌が多いため、皮脂を含んでも顔色がくすんでしまわないのはありがたいですよね。

オンリーミネラル|ミネラルファンデーション

全18色 内容量:2.5g 価格:2,500円 (税抜)
内容量:7g 価格:3,800円

オンリーミネラル ファンデーションの特徴

  • 4種類のミネラル成分(マイカ、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛)のみでつくられたファンデーション
  • カラーバリエーションが18色あり、自分の肌に合った色を選ぶことができる
オンリーミネラル ファンデーションの全成分

マイカ、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛

オンリーミネラルのファンデーションは、今回ご紹介する3商品の中で唯一、成分の100%が天然ミネラル成分でつくられたミネラルファンデーションです。

ミネラルファンデーションは成分が限られているため、カラーバリエーションをつくるのは難しいのですが、オンリーミネラルでは酸化鉄と酸化亜鉛の量を調整して18色のカラーバリエーションをつくっているので、自分の肌に合った色を選ぶことができます。

また、オンリーミネラルのミネラルファンデーションはパウダーの粒子がとても細かいので、分泌された皮脂と混じり合って毛穴をカバーしてくれる効果が高く、皮脂分泌の多い脂性肌の方でも自然な肌をつくることができますよ。

ヴァントルテ|ミネラルシルクファンデーション


全5色 内容量:6g 価格:ケース付 3,300円(税別) 詰替 2,300円(税別)

ヴァントルテ ミネラルシルクファンデーションの特徴

  • 保湿力の高いピュアシルクが肌に密着するため、化粧下地不要
  • 100%天然成分でつくられている
  • 『MORE』や『MAQUIA』など、有名雑誌で多数紹介されている実力派
ヴァントルテ ミネラルシルクファンデーションの全成分

マイカ、酸化亜鉛、酸化チタン、シリカ、シルク、水酸化Al、酸化鉄

ヴァントルテのミネラルシルクファンデーションは、天然ミネラル成分だけでつくられているわけではありませんが、配合されている成分はすべて天然由来のものが原料となってつくられている、肌にやさしいミネラルファンデーションです。

ミネラルシルクファンデーションには保湿力の高いピュアシルクが含まれており、パウダータイプでありながら肌を保湿して、乾燥による皮脂の分泌を抑えてくれる効果があります。

また、ヴァントルテのパウダーファンデーションは専用のパフを使ってファンデーションを乗せるのですが、ふわふわの柔らかいパフは肌への刺激を抑えてくれるので、脂性肌でも刺激を感じず、ふんわりとしたナチュラルな肌をつくることができますよ。

上記3社のミネラルファンデは洗顔石鹸で落ちる!

ミネラルファンデーションは洗顔石鹸で落とすことができる肌にやさしいファンデーションである、とご紹介してきましたが、実際にミネラルファンデーションが洗顔石鹸で落とせるのか疑問に思っている方もいるかと思います。

そこで、今回はここまでにご紹介したミネラルファンデーションが本当に洗顔石鹸のみで落とすことができるファンデーションなのかを、以下の方法で調査しました。

ミネラルファンデーションが洗顔石鹸のみで落とせるかの調査方法

  1. ミネラルファンデーションを腕に塗る
  2. 皮脂の分泌を想定し、人間の皮脂とほぼ同じ成分であるホホバオイルをなじませる
  3. 洗顔石鹸を泡立ててミネラルファンデーションを塗った腕を洗う
  4. クレンジングシートを使ってミネラルファンデーションが本当に落ちたかを確認する

上の手順でミネラルファンデーションの落ちを検証した結果が、以下の通りです。

石鹸でファンデーションを洗ったあとの写真

ミネラルファンデーションが薄付きなため、肌の見た目的には変化がわかりにくいのですが、洗顔石鹸での洗浄後にクレンジングシートを使って汚れを拭き落としてみると、クレンジングシートの色に変化がないのを見て取ることができます。

この結果から、今回ご紹介したエトヴォス、オンリーミネラル、ヴァントルテのミネラルファンデーションは皮脂となじんでも肌に残らず、洗顔石鹸で落とすことのできるファンデーションであることがわかりました。

また、皮脂とほぼ同じ成分であるホホバオイルとなじませてもテカリが現れないことから、ミネラルファンデーションがテカリを予防してくれる効果があることもみてとれます。

皮脂の分泌が多い脂性肌にとって、クレンジング剤を使わなくても肌に残らず、皮脂を含んでもテカらないミネラルファンデーションは、理想的ともいえるファンデーションです。

ミネラルファンデを使ったベースメイクのポイント

ミネラルファンデーションは化粧下地が不要なファンデーションですが、これまで化粧下地やファンデーションなどを重ねるメイクをしていた方は、どのようにミネラルファンデーションを使って良いのか悩むことも少なくありません。

ここでは、ミネラルファンデーションを使ってベースメイクをするときのポイントを確認していきましょう。

本記事で紹介するポイントはあくまでも一般的な例であり、今回紹介したエトヴォス、オンリーミネラル、ヴァントルテをはじめとしたミネラルファンデーションにはそれぞれ適した使い方があるので、公式の使い方を確認してからメイクを始めるようにしてくださいね。

その1|保湿をきちんとする

ミネラルファンデーションを付ける前には必ず洗顔で皮脂を落としてから清潔なタオルで水分をぬぐい、十分に保湿することを心がけてください。

脂性肌の方は自分の肌は皮脂で潤っているから保湿の必要がない、と思ってしまいがちなのですが、皮脂が角質層の中で水分を保持する働きの役割の割合は2~3%で、水分を保持する力はあまりありません。

皮脂だけでは肌の水分を保持できず、肌の潤いを守ることができないため、皮脂に頼って保湿を怠ってしまうと、皮脂の下の肌は乾燥している・・・という状態になってしまう可能性があります。

肌を乾燥させてしまうと皮脂の分泌は一層多くなり、ミネラルファンデーションでは肌のテカリやメイクの皮脂崩れを防げなくなってしまうので、必ず洗顔後には保湿のできるスキンケアを行ってからメイクに取り掛かるようにしましょう。

保湿ケアの手順

  1. 洗顔後、清潔なタオルで水気をふき取ってすぐに化粧水をつける
  2. 化粧水が肌になじんだら乳液や保湿ゲル・クリームなどの保湿剤で潤いを閉じ込める

その2|化粧下地は不要

パウダータイプのミネラルファンデーションでメイクをする場合、「化粧下地が必要」と書かれているもの以外は化粧下地を使う必要がないので、ミネラルファンデーションは直接肌に乗せて使います。

どうしても肌に直接パウダーを乗せることに抵抗がある、という方は同じ会社が販売していたり、そのほかの会社から売り出されたりしている、洗顔石鹸で落ちるタイプの化粧下地を使うようにしてください。

その3|ブラシで擦らないようにつける

パウダータイプのミネラルファンデーションにはブラシを使うタイプとパフを使うタイプの両方がありますが、どちらかというとブラシを使って乗せるタイプのものの方が多く販売されていますので、ここではブラシでつける場合の方法を簡単にご紹介します。

パウダータイプのミネラルファンデーションをブラシで使う方法

  1. 耳かき一杯程度のファンデーションをフタに取る
  2. ブラシに均一になじませるように、フタの上でくるくるとブラシを回し、ふたに出したファンデーションを含ませる
  3. フタのふちでブラシをトントンと叩き、ブラシについたファンデーションの量を調節する
  4. 頬の中心から円を描きながら、ブラシの毛を強すぎない程度に肌に押し付けつつ、輪郭側に向かってブラシを移動させる
  5. 薄付きなので、カバー力が欲しい場合は1~4を繰り返す。
    ※輪郭や皮脂の分泌が多いTゾーンは薄目、クマなどの肌トラブルが気になる目の下などは重ね付けしてカバーすると仕上がりがきれいになる
  6. ファンデーションを乗せ終えたら手のひらで顔全体を軽く押さえ、肌になじませる

ブラシでファンデーションを肌に乗せるとき、力加減を誤ってしまうとブラシの毛が肌に摩擦を与えて刺激になってしまうので、あくまでもやさしく、ブラシを動かすと肌も一緒に少しだけ動いてしまう、程度の力加減でつけるのがポイントです。

カバー力が足りていないと思った場合は、ごしごしと擦ったりするのではなく、何度か重ね付けをしてカバーするようにしてください。

ミネラルファンデーションは洗顔石鹸で丁寧に落とす

ミネラルファンデーションには油分が含まれていないため、クレンジング剤を使わずに洗顔料だけで落とすことができますが、特におすすめの洗顔料は弱アルカリ性の洗顔石鹸です。

テレビCMなどで「肌は弱酸性だから弱酸性の洗顔石鹸で洗った方が刺激も少なく、肌にやさしい」という様な宣伝をよく聞きますが、弱酸性の洗顔石鹸は洗浄力がマイルドな分、汚れの落ちも悪い傾向があります。

もともと、私たちの肌から分泌されている皮脂や垢などの汚れは酸性タイプの汚れで、弱アルカリ性の洗顔石鹸を使って個性を中和して弱め、洗い流しやすい性質にしなければ流しにくいものです。

皮脂を吸着しているミネラルファンデーションも酸性に近い成分になってしまっているので、弱アルカリ性の洗顔石鹸を使って個性を中和すると洗い流しやすくなります。

肌にメイクの汚れを残さないためにも、酸性の汚れに対する洗浄力が強い、弱アルカリ性の洗顔石鹸を使って丁寧に洗顔するようにしましょう。

脂性肌のニキビやニキビ跡にはコンシーラーを併用して

パウダータイプのミネラルファンデーションは、ごく限られた成分だけでつくられており、どうしても薄づきになってしまうので、赤みのあるニキビやニキビ跡はカバーしきれません。

パウダータイプのミネラルファンデーションを使うときに肌に隠したいトラブルがあった場合は、コンシーラーを併用するようにしてください。

今回ご紹介したエトヴォス、オンリーミネラル、ヴァントルテの3社でもクレンジング不要のコンシーラーを販売しているので、おすすめはやはりミネラルファンデーションとライン使いができ、洗顔石鹸で落とせるミネラルコンシーラーです。

もしも洗顔石鹸で落とせない、クレンジングが必要なコンシーラーを使った場合には、その部分だけクレンジング剤を使ってメイクを落とすようにしてください。

また、コンシーラーだけでなく、アイメイクやチークなどでクレンジングが必要なポイントメイクアイテムを使った場合も、同様にその部分だけクレンジング剤で落としてから洗顔、石鹸での洗顔に移ってくださいね。

まとめ

まとめを述べる女性

脂性肌にとって、過剰な皮脂の分泌によるメイク崩れや肌のテカリは大きな悩みであるといえます。

本記事でご紹介したパウダータイプのミネラルファンデーションは、使用中に皮脂を吸着してくれるだけでなく、皮脂分泌の原因となるクレンジング剤での肌刺激を排除してくれるため、脂性肌におすすめできるファンデーションです。

ミネラルファンデーションをつくっているメーカーによっても使い方は異なりますが、本記事でご紹介した基本的な使い方や洗顔方法などを参考にして、本記事を読んだあなたが脂性肌に悩まされず理想に近いメイクができることを願っています。