【効果・肌悩み別】スキンケアにおすすめの成分一覧

肌荒れ
きれいな新鮮な肌を持つ美しい若い女性
松谷プロフィール

超敏感肌出身 スキンケアの申し子

松谷 薫

スキンケア化粧品を肌悩みに合わせて選ぶ方は多いと思いますが、SNSやインターネットでの口コミや、「保湿成分たっぷり!」「美白に効果的!」といった、化粧品会社のキャッチコピーを見て選んでいませんか?

肌悩みを解決するスキンケア化粧品を探していても、判断基準がキャッチコピーや口コミしかないと感じている方も多いと思います。

ですが、肌悩みを本当に解決したいと思うなら、スキンケア化粧品に含まれている成分に注目して選ぶのが正解です。

本記事では、スキンケア化粧品によくみる成分の中から、肌悩み別におすすめしたい有効成分と避けてほしい成分を紹介しています。

化粧品の成分表の見方も合わせて解説しているので、ぜひ参考にして本当に効果的なスキンケア化粧品を選んでくださいね。

スキンケア化粧品の効能は成分で決まる

スキンケア化粧品を肌悩みに合わせて選ぶことはあっても、成分表にまで注目している方は少ないと思います。

スキンケア化粧品によって得られる効果は含まれる成分に大きく関係しているため、スキンケア化粧品を選ぶときは成分表を見て、自分の肌悩みに効果的な成分が配合されているか確認することがポイントです。

また、成分ベースでスキンケア化粧品を選ぶようにすることで様々なメリットを得ることができます。

成分ベースで化粧品を選ぶメリット

2つの商品で迷う女性

成分に注目してスキンケア化粧品を選ぶメリットは、以下の通りです。

  • 本当に肌悩みに有効な化粧品か見分けることができる
  • 選んだスキンケア化粧品のもつ効果を正しく知ることができる
  • 自分に合う成分を知ることができる
  • 肌に合わない成分も知ることができる

このように、成分の効果がわかり、見分けることができるようになると、自分の肌悩みに合ったスキンケア化粧品選びができるようになり、化粧品会社のうたう効果が本当に自分に合っているのか見極められるようになります。

また、他にはどんな効果を持つアイテムなのか知ることができるため、スキンケア化粧品にさまざまな効果を求めた時にどこまで満たしてくれるものなのかも判断できるようになりますよ。

肌に合わない成分で肌荒れを起こすことも

鏡を見る女性

スキンケア化粧品の成分というと、効果の期待できる成分にばかり注目されがちですが、含まれる成分の中に肌に合わないものがあると肌荒れを起こしてしまう危険性があります。

また、肌荒れが悪化してしまうと特定の成分にアレルギーを発症してしまう場合もあり大変危険です。

効果のある成分の入ったスキンケア化粧品を探すことも大切ですが、刺激になる成分や肌に合わない成分が含まれていないかにも注目してくださいね。

成分ベースで選ぶスキンケアのポイント

スキンケア化粧品を選ぶときは成分に注目することが大切ですが、選び方にはいくつかポイントがあります。

ここでは成分ベースでスキンケア化粧品を選ぶときのポイントを紹介するので、買い物をするときに思い出してみてくださいね。

1.肌悩みに効果のある成分を選ぶ

頬に手を当てて微笑む女性

成分ベースで化粧品を選ぶときは、自分の肌悩みに効果を発揮してくれる成分を含んだ化粧品にすることが大切です。

肌悩みにはたくさんの種類がありますが、悩みごとに有効な成分は変わってきます。

そのため、自分の肌悩みにはどんな成分が効果的なのかを確認して、効果の期待できる成分を含んだスキンケア化粧品を選ぶようにしてくださいね。

2.肌に合わない成分を知って避ける

指でバツを作る女性の画像

スキンケア化粧品を選ぶときには、効果のある成分だけでなく刺激になったりアレルギーを起こしたりする可能性のある成分にも注目し、危険な成分を避けたり合わなかった成分の入っていない化粧品を選ぶことが大切です。

効果のある成分ばかりに注目して合わない成分が含まれたスキンケア化粧品を選んでしまうと、かえって肌の状態が悪くなってしまうこともあります。

そのため、スキンケア化粧品の成分を見るときには、本記事で紹介している要注意成分を避け、以前使って合わなかった化粧品に共通して含まれている成分(※)も避けるようにするのがおすすめですよ。

(※)化粧品には、多くの場合共通して含まれている成分(水、グリセリンなど)が存在しますが、それらの成分を避けると化粧品を選べなくなってしまいます。

自分に合わない成分を見極めるときには、合わない化粧品には含まれている一方で、合う化粧品には含まれていない成分に注目するようにしてくださいね。

3.化粧品のキャッチコピーに注意

スキンケア化粧品を含む多くの化粧品は、その化粧品を使うことでどんな効果が期待できるのかを大きく宣伝しています。

魅力的な宣伝を見るとつい手に取ってしまいそうになりますが、キャッチコピーとしてうたわれている効果や成分には注意が必要です。

なぜなら、一滴でも成分を配合してしまえば効果を期待できる成分としてパッケージに記載することができるため、本当に効果が出る濃度の成分は入っていないケースがあるからです。

キャッチコピーとしてうたわれている成分であっても、実際は配合量が少なくほとんど効果がないような化粧品も存在するため、化粧品はキャッチコピーではなく成分をしっかり確認して選びましょう。

4.化粧品の成分表の見方

成分表示を確認する女性

スキンケア化粧品を選ぶときには成分を見ることが大切ですが、化粧品の成分表は細かい文字ばかりで見方がわからないという方も多いと思います。

化粧品の成分表には一定のルールがあり、配合成分はすべて表記され、配合量の多い成分から順に並んでいます。

そのため、成分表のどの位置に書いてあるかでおおよその配合量を知ることができるのです。

化粧品への配合量が全体の1%以下の成分は順不同で並べられていますが、化粧品への配合量が1%以下であったとしても美容成分の多くは十分な効果を発揮してくれます。

成分表のうしろのほうに並んでいるからと言って全く効果がなくなるわけではないので安心してくださいね。

効果別|スキンケアに効果的な成分一覧

スキンケア化粧品の成分に注目すればどんな肌悩みに効果の期待できる化粧品なのか、またどんな肌質向いている化粧品なのかを知ることができます。

ここでは、スキンケア化粧品に含まれている成分や肌悩みに本当に効果のある成分を紹介していますので、自分の肌悩みに合うのはどの成分なのかを確認してみてください。

【保湿】ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na

青い背景と水滴

成分表での記載

  • ヒアルロン酸
  • ヒアルロン酸Na など

ヒアルロン酸は保湿成分としてよく紹介されている有名な成分で、そのとおり高い保湿力を期待することができます。

ヒアルロン酸はもともと人間の体内にある成分のため、化粧品として補うことで肌を保湿しシワやたるみの予防にも活躍してくれるうえに、安全性も保障されています。

またヒアルロン酸は成分としての力で肌を保湿するだけではなく、セラミドなどの肌内部の成分と協力して肌自体の保湿機能やバリア機能を助ける役割も果たしてくれるのです。

乾燥肌の方や敏感肌の方、シワやたるみのケアをしたい方にヒアルロン酸はおすすめの成分ですよ。

【保湿】ミネラルオイル、石油由来

オーガニックオイル

成分表での記載

  • ミネラルオイル
  • 流動パラフィン
  • ワセリン
  • セレシン など

ミネラルオイルや石油由来という言葉を聞くと、なんとなく肌に悪そうなイメージを抱いてしまいますが、実はミネラルオイルや石油由来の成分のほとんどは危険なものばかりではありません。

ミネラルオイルや石油由来の成分は、人の皮脂と全くちがった構造のため皮膚にはあまり浸透せず、ほかのオイルに含まれるビタミンのような有効成分も期待することはできません。

しかしミネラルオイルや石油由来の成分は、余計な成分が入っていないため肌への危険性は限りなく低いのです。

化粧品を作る技術が向上した結果、現在では安全性が保障された成分の一つなので、保湿成分をしっかり閉じ込めたい方は安心して使用してみてくださいね。

敏感肌の方は精製度の高いミネラルオイルを

ミネラルオイルや石油由来の成分は安全性が高くなっていますが、敏感肌の方が精製度の低いミネラルオイル・石油由来成分を使用すると、精製しきれなかった不純物に反応し肌荒れを起こす可能性があります。そのため、敏感肌の方がミネラルオイル・石油由来成分を含む化粧品を選ぶときには、敏感肌用の精製度の高い化粧品を選ぶようにしてください。

【保湿】グリセリン

成分表での記載

  • グリセリン

グリセリンは吸湿性が高く、スキンケア化粧品に配合することですべりをよくしたり延びやすくしたりと使用感をよくしてくれ、肌にのせるとうるおいを与えてくれます。

グリセリンは水と混ざると発熱する性質も持っているため、温感を売りにしている化粧品などにも多く配合されているのです。

化粧水などの保湿を目的としたスキンケア化粧品にはほとんど配合されているため、多くの方の肌にあう成分ともいえるでしょう。

また、グリセリン単体では空気中の乾燥によって逆に肌の水分を奪ってしまう危険性もあるため、グリセリンが配合されている化粧品を使用する際には、保湿成分であるヒアルロン酸やヒアルロン酸ナトリウムが一緒に配合されているものを使用してください。

【保湿】水添レシチン

大豆

成分表での記載

  • 水添レシチン
  • 水素添加大豆リン脂質
  • 水素添加卵黄レシチン など

水添レシチンは、マメ科の植物である大豆または卵黄から抽出したリン酸という成分に水素を加え、熱や酸化に対して安全性を高めた成分です。

角質に馴染みやすく、角質の保湿やバリア機能を助けているセラミドに似たはたらきをしてくれるため、保湿効果や肌の保護効果を期待することができます。

毒性やアレルギー性はほとんどないため、肌の敏感な方も安心して使用することができますよ。

【美白】ビタミンC、ビタミンC誘導体

沢山のフルーツ

成分表での記載

  • リン酸アスコルビルナトリウム
  • リン酸アスコルビルマグネシウム
  • テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
  • APPS など

ビタミンCは美白成分として有名ですが、単体では肌に浸透しにくく不安定なため、肌への安定性が高くなるように開発された「ビタミンC誘導体」として化粧品に配合されています。

ビタミンC誘導体はビタミンCよりも角質層へ浸透しやすく、皮脂の分泌抑制、抗酸化効果、コラーゲンの生成促進、メラニンの還元から来る美白効果が期待できます。

しかしビタミンCやビタミンC誘導体は、肌を乾燥させてしまったり敏感な肌には刺激になったりしてしまう可能性があります。

乾燥肌の方や敏感肌の方はビタミンC誘導体入りの化粧品を避けるか、使用料に注意するようにしてくださいね。

【保湿・抗炎症】ダイズエキス

大人ニキビをケアする豆乳の画像

成分表での記載

  • ダイズエキス など

ダイズエキスはその名の通り大豆から抽出された成分で、皮膚のコラーゲンのサポート効果や保湿効果、肌に透明感を与える効果を期待することができます。

また、イソフラボン、サポニン、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど豊富な成分を含んでいて、保湿・皮脂コントロール効果に加え女性ホルモンに似たはたらきをして肌の状態を高めてくれます。

さらにダイズエキスは殺菌効果も高く、ニキビなどの細菌が原因で起こる肌荒れを改善してくれる効果もあります。

大豆は食品としても人気であり、ダイズエキスは非常に安全性の高い成分です。

しかし、豆類にアレルギーのある方はアレルギー反応を起こしてしまう危険性があるため、ダイズエキスの含まれている化粧品は絶対に使用しないでください。

【抗炎症】グリチルリチン酸ジカリウム

成分表での記載

  • グリチルリチン酸ジカリウム
  • グリチルリチン酸ニカリウム(2K)
  • グリチルリチン酸ステリアル
  • 甘草エキス
  • カンゾウ根エキス など

グリチルリチン酸ジカリウムは、漢方の原料としても知られる甘草の根から抽出した成分で、ニキビや肌荒れなどの炎症抑制効果や保湿効果、また美白効果を期待することができます。

また、ステロイドのような免疫抑制効果も認められているため非常に効果的な成分ではありますが、高濃度のグリチルリチン酸を長く使用すると、使用をやめたときに肌に赤みや発疹といったリバウンドが出てしまう危険性があります。

そのため、グリチルリチン酸ジカリウムをニキビなどの肌の炎症に使用するときは、スキンケア化粧品に記載されている使用量や使用方法を守り、肌荒れが治るまでの期間のみの使用にとどめるようにしてくださいね。

スキンケア化粧品で気を付けたい成分2つ

注意事項

スキンケア化粧品の効果は成分によって大きく影響を受けますが、それは危険な成分についても同じです。

ここでは、スキンケア化粧品を選ぶときに注意したい成分を2つ紹介します。

【要注意】界面活性剤

たくさんの泡をもつ手

成分表での記載

  • 加水分解コムギタンパク
  • カリ石けん素地
  • コカミドDEA
  • ココイルグルタミン酸Na
  • PEG-20
  • ポリソルベート20 など

界面活性剤とは、化粧品の水分と油分をきれいに混ぜ合わせる“乳化“のために必要な成分で、ほとんどのスキンケア化粧品に配合されています。

界面活性剤には合成界面活性剤と天然界面活性剤がありますが、これらはその名の通り、科学的に合成した界面活性剤と、天然成分から直接抽出した界面活性剤です。

界面活性剤そのものは食品や化粧品など身近な製品に多く配合されている成分であり、ほとんどの化粧品のように配合量が全体の10%以下であればとくに危険な成分ではありませんが、一定の使用量を超えると刺激になりやすい成分のため注意が必要です。

とくにシャンプーやボディーソープ、クレンジングなどの洗浄を目的とした化粧品では、界面活性剤は洗剤としての役割で配合されるため、配合量が20~30%と高く敏感肌の方には刺激になってしまう可能性が高くなりますので注意してください。

【要注意】香料

成分表での記載

  • 香料

香料は化粧品に香りをつけ、使用感を良くしたり原料のにおいを隠したりするために配合されおり、ハーブやラベンダーなどの植物オイルで香りづけをすることで、その香りの持つリラックス効果やエッセンシャルオイルとしての効果も期待できます。

しかし、香料は成分表に記載する際に「香料」として記載することが可能なため、スキンケア化粧品の成分表を見ただけではどんな成分で作られた香料が配合されているのかわからず、肌に合わない成分を避けることが難しくなってしまいます。

とくに敏感肌の方は、使用されている香料によっては香料自体の成分やその香りの抽出過程で使用した薬品の成分によって肌荒れを起こしてしまうこともありますので、スキンケア化粧品を選ぶときには石油などから生成された合成香料の使用されていない化粧品か、成分表に何の香料なのかが具体的に載っている化粧品(オレンジ精油、ラベンダー精油など)を選ぶようにしてくださいね。

悩み別|スキンケアでおすすめの成分一覧

女性が化粧品を手に持っている

スキンケア化粧品の効果は成分で決まりますが、自分の肌悩みに効果のある成分が何かわからないと化粧品を選ぶことができないですよね。

ここでは、肌悩み別にハリツヤ編集部おすすめの成分を紹介します。

自分の肌悩みに合った成分を確認して、スキンケア化粧品選びに役立ててくださいね。

シミ・美白|美白系スキンケアの注目成分

笑顔の女性

美白をうたうスキンケア化粧品に配合されている成分はたくさんありますが、ハリツヤ編集部では以下の成分をおすすめします。

美白系スキンケアの注目成分

  • ビタミンC誘導体
    →抗酸化効果とコラーゲン精製の促進効果をあわせ持ち、シミの元となるメラニンの生成抑制・排泄・還元の効果が期待できる
  • アルブチン
    →メラニン生成にかかわるチロシナーゼに作用し、シミをできにくくする
  • カモミラET
    →メラニンを生成する細胞の増殖や活性化を抑える、厚生労働省認可の医薬部外品有効成分

乾燥|保湿系スキンケアの注目成分

ミルク背景をバックに女性が頬に手をあてている

スキンケア化粧品に保湿効果を求める方は多いと思いますが、どんな成分が本当に保湿に有効なのか迷ってしまいますよね。

ハリツヤ編集部は、以下の保湿成分をおすすめします。

保湿系スキンケアの注目成分

  • ヒアルロン酸・ヒアルロン酸Na
    →非常に保湿力が高く、セラミドに似たはたらきで肌内部の水分保持をサポートする効果もある
  • セラミド
    →肌の角質層にある成分で、抜群の保湿力とバリア機能を期待できる
  • コラーゲン
    →肌なじみが非常によく、角質層まで浸透して肌の水分を保つ

抗炎症|ニキビ用スキンケアの注目成分

頬にシミ

ニキビに有効なスキンケア化粧品を選ぼうと思っても、どの成分がニキビにアプローチしてくれるのかがわからないと化粧品選びが難しくなってしまいます。

ハリツヤ編集部は、以下の成分をニキビケアにおすすめします。

ニキビ用スキンケアの注目成分

  • グリチルリチン酸ジカリウム
    →抗炎症効果を持ち、皮脂量のコントロールも期待できる
  • レチノール
    →肌を柔軟にし、水分量を増やすことで肌のバリア機能を整える
  • ダイズエキス
    →保湿効果と皮脂コントロール効果をあわせもち、ニキビの原因を防ぐ

低刺激|敏感肌用スキンケアの注目成分

肌トラブルに悩む女性

敏感肌の方はその名の通り肌が敏感で化粧品の成分で肌荒れを起こしやすいため、少しでも肌にやさしい成分を選びたいですよね。

ハリツヤ編集部おすすめの、敏感肌向けスキンケア化粧品の成分は以下になります。

敏感肌用スキンケアの注目成分

  • ヘパリン類似物質
    →乾燥肌向けに皮膚科で処方される成分で、安全性と高い保湿力を期待することができる
  • セラミド
    →肌にもともとある安全な成分で、保湿することによりバリア機能を高める
  • ミネラルオイル(精製度の高いもの)
    →不純物が少なく、肌の水分に膜をはって保湿力を高める効果が期待できる

スキンケアは成分で選ぶのが正解!【まとめ】

いかがでしたか?

つい口コミや化粧品会社のキャッチコピーにばかり注目してしまいますが、本当に効果のあるスキンケア化粧品を選ぶには成分表を確認することが大切です。

本記事で紹介した成分を含んだ化粧品を使うことで、効果的な化粧品を見分けることができ、肌悩みが解決されることを祈っています。

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