ハリツヤ編集部

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ハリツヤ研究所編集部

「乾燥肌には保湿成分が良い」とよく聞きますが、どんな成分が乾燥肌に良いのか、具体的にご存じですか?

乾燥肌の対策に良い成分、そして悪い成分を知ることで、肌の悩みに効果的なスキンケア化粧品を選べるようになりましょう。

また本記事では、乾燥肌の人におすすめのスキンケア化粧品も2選、ご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてくださいね。

肌内部の2つの成分が失われると乾燥する!

肌内部の状態の画像

私たちの皮膚は、肌内部の水分を保持する細胞や天然の保湿成分、肌から水分が蒸発するのを防ぐ皮脂などが積み重なり、潤いを保っています。

この積み重なった細胞たちを「角質層」と呼びますが、角質層が崩れると、肌は潤いを保てなくなり、乾燥します。

角質層の中で、潤いを保つために特に重要な細胞は「天然保湿因子(NMF)」と「細胞間脂質」の2つです。

乾燥肌の人は多くの場合、この天然保湿因子と細胞間脂質が不足していると考えられます。

天然保湿因子(NMF)の役割

天然保湿因子とは、水分を肌内部に吸収し、保持する役目を持った細胞のことです。

この天然保湿因子が正常に働くことで、私たちの肌は水を含んでぷるぷると弾力を持ち、瑞々しい状態を保つことができます。

細胞間脂質の役割

細胞間脂質とは、角質層内の細胞と細胞の隙間を埋めている脂質(油分の一種)です。

細胞間脂質と皮脂がフタの役割をすることで、天然保湿因子が抱えた水分は、肌の外へ蒸発しないで済んでいます。

また、細胞間脂質はそれ自体が天然の保湿成分でもあります。そのため専門家の間では、細胞間脂質は肌内部の潤いを保つ最も重要な機能だと言われています。

鏡を見て微笑む女性の写真

天然保湿因子と細胞間脂質は、普通、ターンオーバーという肌の新陳代謝で生まれます。

しかし、乾燥肌の人はこの肌のターンオーバーが正常に機能していないため、基礎化粧品などで肌内部の水分量を補ってあげる必要があります。

肌のターンオーバーを改善させる方法については、下の記事「乾燥肌さんの美白ケア 2つの基本は『洗顔』と『保湿』」を参考にしてみてくださいね。

乾燥肌さんの美白ケア 2つの基本は「洗顔」と「保湿」

それでは続いて、「乾燥肌の人はどんな成分で潤いを補うべきなのか」についてご説明いたします。

(※)本記事内での「美白」は、「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすの原因を防ぐ」ことです。

肌の保湿成分に似た美容成分で乾燥肌を改善しよう

頬に触れて微笑む女性の写真

細胞間脂質の約50%はセラミド、天然保湿因子の約40%はアミノ酸でできています。

よって乾燥肌を潤す成分としては、細胞間脂質・天然保湿因子の各主成分であるセラミドとアミノ酸が最も良いでしょう。

細胞間脂質と似ている美容成分「セラミド」

セラミドには4つの種類があります。

セラミドの種類

  1. 天然セラミド(動物性セラミド)

    天然セラミドとは、馬などの動物から摂ったセラミドです。動物由来のため人の肌にあるセラミドとよく似ており、高い保湿効果を持っています。

    スキンケア化粧品の成分表示には、よく「ビオセラミド」「セレブロシド」「ウマスフィンゴ脂質」と表記されています。

  2. ヒト型セラミド(バイオセラミド)

    ヒト型セラミドとは、酵母を元にして作られたセラミドです。

    人のセラミドと同じ構造で作られているため、保湿効果が高い上に肌にやさしく、敏感肌でも使いやすいとされています。

    スキンケア化粧品の成分表示では、「セラミド1」「セラミド2」「セラミド3」など、最後に数字が付いた表記名になっていることが多いです。

  3. 植物性セラミド(糖セラミド)

    植物性セラミドとは、米などの植物から摂ったセラミドです。

    植物由来いうと肌に良さそうですが、植物のセラミドと人のセラミドは構造が違うため、天然セラミド・ヒト型セラミドより保湿効果は劣ります。

    スキンケア化粧品の成分表示によく書かれる表記名は、「コメヌカスフィンゴ糖脂類」「植物性セラミド」などです。

  4. 疑似セラミド(合成セラミド)

    疑似セラミドとは、一般的に、石油を原料にして作ったセラミドのことを指します。

    疑似セラミドはコストが安く、大量生産しやすいことで知られています。

    しかし、疑似セラミドは石油が原料のため人の体にあるセラミドとは全く似ておらず、保湿効果も低い傾向にあります。

    スキンケア化粧品の成分表示には「セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド」などと書かれ、「セラミド」と表記されることはありません。

天然セラミド・ヒト型セラミド・植物性セラミド・疑似セラミドの中で、最もおすすめなのは「ヒト型セラミド」です。

天然セラミドも質は高いのですが、動物を使っているためコストが高く、スキンケア化粧品にたっぷり配合するのは困難です。

しかし、天然セラミドより安いヒト型セラミドなら、配合量も増やしやすく、その上高品質なので乾燥肌の人にぴったりです。

乾燥肌の方は、「セラミド1」や「セラミド2」、「セラミド3」などが入っているスキンケア化粧品で、肌を潤すようにしましょう。

天然保湿因子(NMF)と似ている成分「アミノ酸」

アミノ酸は種類が多く、この記事にすべて書き切ることはできませんが、スキンケア化粧品によく入っているのは次の12種類です。

  • セリン
  • プロリン(ヒドロキシプロリン)
  • アルギニン
  • グリシン
  • グルタミン酸
  • サルコシン
  • バリン
  • トレオニン
  • ロイシン
  • ヒスチジン
  • アラニン
  • サルコシン

アミノ酸というと、髪に良い成分というイメージを持っている方が多いでしょう。

しかし、アミノ酸は保湿成分であるコラーゲンを作り出すことができるため、美肌にもすばらしい効果を発揮します。

また、アミノ酸はコラーゲンの約1/3000程度の大きさしかないため、肌への吸収も大変スムーズです。アミノ酸は食べ物から摂ることもできます。

アミノ酸が多く含まれている食べ物として、特に有名なものは卵や牛乳、鶏肉、チーズなど。

アミノ酸は、スキンケア化粧品や食べ物の他にサプリからも摂取することができます。

乾燥肌の人におすすめしたい保湿効果の高い成分

頬に手を当て目を瞑る女性の写真

乾燥肌の人には、アミノ酸やセラミド入りのスキンケア化粧品の他に、ヒアルロン酸とコラーゲンが入ったスキンケア化粧品もおすすめです。

セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンの3つは、合わせて3大保湿成分とも呼ばれています。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、たった1gに約2~6Lの水分保持力があるとされています。乾燥肌の人に特におすすめなのは、次の種類のヒアルロン酸です。

  • 加水分解ヒアルロン酸

    加水分解ヒアルロン酸とは、従来のヒアルロン酸(ヒアルロン酸Na)を小さく分解したもののことです。

    よって、加水分解ヒアルロン酸は従来のヒアルロン酸より分子が小さく、角質層へ成分が浸透しやすくなっています。

  • アセチルヒアルロン酸

    アセチルヒアルロン酸とは、従来のヒアルロン酸に油分を混ぜることで、皮脂となじみやすくした成分です。

    アセチルヒアルロン酸は、従来のヒアルロン酸よりも保湿力が高いため「スーパーヒアルロン酸」と呼ばれることもあります。

    また、ヒアルロン酸は水とよく混ざる性質ですので、化粧水で肌に摂り込むのが最も効率的です。

コラーゲン

化粧品に含まれているコラーゲンは、ほとんどの場合、下の2つのことを指します。

  • 水溶性コラーゲン

    水溶性コラーゲンとは、もともと水に溶けないコラーゲンを水溶性にし、化粧品と混ざりやすくした成分のことを指します。

    水溶性コラーゲンはサラっとした感覚で、皮膚の表面を潤わせます。

  • 加水分解コラーゲン

    加水分解コラーゲンとは、コラーゲンの分子を小さく分解した成分のことを指します。

    分子が小さい加水分解コラーゲンは、水溶性コラーゲンよりも肌に浸透しやすい特徴があります。

乾燥肌と相性の悪い成分にご注意!

鏡を見て不安そうな女性

角質層は肌内部の潤いを保つだけでなく、バリア機能と呼ばれる、外からの刺激を防ぐ役割を持っています。

細胞間脂質と天然保湿因子が不足した乾燥肌は、この角質層の構造が崩れている状態ですので、外からの刺激に敏感である場合がほとんどです。

そのため、肌に強い刺激を与える成分は乾燥肌と相性が良くありません。たとえば次の成分は、特に肌への刺激が強いと言われています。

  • アルコール(エタノール)

  • 保存料、防腐剤(プロピルパラベン、ブチルパラベン、エチルパラベンなど)

  • 合成香料(青色●号、黄色●号など) 他

また、スキンケア化粧品を買うときは、パッケージの裏などにある成分表示の書き方をチェックすることも大切です。

成分表示は、配合量が多い順に成分を記載していますので、最初の方に「エタノール」などと書いている商品は買わない方が良いでしょう。

乾燥肌の人にぴったりのスキンケア化粧品2選

最後に、乾燥肌の人におすすめのブランドと、そのスキンケア化粧品を2選ご紹介いたします。

いずれも乾燥肌に良い根拠がはっきりとしたブランドなので、自信を持っておすすめすることができます。

ビーグレン:乾燥・保湿ケア トライアルセット

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  • ビーグレンが乾燥肌に良い理由は「浸透深度」にある

    「浸透深度」とは、成分の効能・効果を、肌の奥まで浸透させる働きのことです。

    ビーグレンは「QuSome®」という独自の技術で、成分の浸透深度を高めることに成功しました。

    成分の浸透深度が高いと、肌の表面をただ濡らすだけでなく、肌の奥まで美容・保湿効果を届けることができます。

    そのためビーグレンの乾燥・保湿ケア トライアルセットは、乾燥肌の人の渇いた角質層を潤すことが可能です。

    乾燥・保湿ケア トライアルセットに入っているのは、洗顔料・ローション・美容液・クリームの4種公式サイトで購入すれば、365日にわたって商品の返品・返金保証をしてくれますので、安心して試すことができますよ。

    乾燥・保湿ケア トライアルセットの価格は税込み1,944円です(2016年11月現時点)。

アスタリフト:ベーシックトライアルキット

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  • ヒト型セラミドをナノ化したアスタリフト

もっちりと潤った肌を目指すアスタリフトは、独自のナノテクノロジーを持っています。

このナノテクノロジーで、ヒト型セラミドをヒト型ナノセラミドにして配合したのが、アスタリフトのベーシックトライアルキットです。

ナノ化されたことにより、ベーシックトライアルキットのヒト型セラミドは肌の奥へ浸透しやすくなりました。

つまりベーシックトライアルキットを使えば、保湿に効果的なヒト型セラミドの力を存分に感じることができるのです。

ベーシックトライアルキットに入っているのは、美溶液が2種とローション・クリームが各1種。

ベーシックトライアルキットは公式サイトの通販でのみお求めいただける商品で、税込み1,080円です(2016年11月現時点)。

頬を触って微笑む女性の写真2

いかがでしたか?乾燥肌に良い成分を知ることで、自分の肌悩みを改善できるスキンケア化粧品を選べるようになりましょう!

また、商品選びに悩んだ際は、本記事でご紹介している2点の商品をぜひ参考にしてみてくださいね。