人気のオイル美容・ホホバオイルと化粧水を使った正しい保湿方法を紹介

保湿 スキンケア
オイルとタオルが並んでいる画像
熊谷優子プロフィール

オーガニック化粧品のプロフェッショナル

熊谷 優子

最近、ヘアケアやバスオイル、マッサージやスキンケアといった様々なシーンで使えるオイル美容が人気ですよね。

「スキンケアにオイルを使ってみたい」
「でもオイルってどうやって使えばいいの?保湿にどれくらい効果があるの?」

と、毎日のスキンケアにオイル美容を取り入れてみたいけど、オイルの保湿力や使い方に疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

オイル美容の中でもホホバオイルは比較的安価で手に入れやすいので、オイル美容がはじめての方も使いやすく、おすすめですよ!

本記事では、ホホバオイルの特徴や効果、ホホバオイルと化粧水を一緒に使う際のメリットデメリットについて紹介します。

さらに、ホホバオイルと化粧水を使った正しい保湿方法についても紹介するので、本記事を読めばホホバオイルを使いこなせるようになりますよ。

本記事の筆者である私も、肌の乾燥を感じるときには化粧水の後に数滴ホホバオイルを使用することで、肌をしっとりと保てているように感じます。

肌の乾燥に悩んでいる方は、コスパがよく手軽に手にはいるホホバオイルを正しい方法でスキンケアに加えるだけで、肌の悩みが解消するかもしれませんよ。

ホホバオイルと化粧水のコンビは相性抜群

ホホバ

ホホバオイルは、様々なオイルの中でも代表的なオイルなので「名前は聞いたことがある」という方も多いと思います。

でも「ホホバオイルって他のオイルとどう違うの?」や「スキンケアに使うとなんで肌にいいの?」という点については、知らない方もいますよね。

ここからは、ホホバオイルの特徴や効果について詳しく解説していきます!

ホホバオイルの特徴や効果についてよく知った上で、納得して毎日のスキンケアに取り入れてみてくださいね。

ホホバオイルには保湿の相乗効果あり!

「お手軽にスキンケアの保湿力をアップできないかな」
「高級クリームを買い足さずに、乾燥肌をケアできるコスパのいいアイテムはないかな」

と考えている方には、普段のスキンケアにホホバオイルを追加することをおすすめします。

高級クリームを購入しなくても、普段の化粧水や乳液といったスキンケアにホホバオイルを組み合わせるだけで、肌への保湿効果がアップしますよ。

ホホバオイルは、ホホバという樹齢200年にもなる木から抽出されていて、ホホバは水の少ない環境下でも生息できる暑さと乾燥に強い木です。

そのため、乾燥に強いホホバから抽出されたホホバオイルは、保湿力が期待できるといわれています。

また、ホホバオイルには、ビタミンAやアミノ酸といった保湿力の高い成分が含まれているので、化粧水や乳液と一緒に使うことで保湿効果アップが期待できるのです。

さらに、ホホバオイルには、ホホバオイルの90%が「ワックスエステル」という成分で構成されているという大きな特徴があります。

「ワックスエステル」は人の皮脂膜にも20〜30%含まれている成分で、肌を乾燥などの外部刺激から守り、バリア機能を整えてくれる効果があるのです。

オイル美容には、アルガンオイル・オリーブオイル・ココナッツオイルといった様々なオイルがありますが、ホホバオイルは他のオイルと比べても「ワックスエステル」成分が多く含まれています。

そのため、「ワックスエステル」成分が多く含まれているホホバオイルは、他のオイルと比べても保湿力が高く肌になじみやすく、化粧水と一緒に使いやすいオイルといえるのです。

ホホバオイルには精製タイプと無精製タイプがある

オイルを垂らす画像

ホホバオイルと一口にいっても、実はホホバオイルには「精製タイプ」と「無精製タイプ」の2種類のタイプがあります。

店舗や通販で購入する際に、自分の肌に合った商品を選べるようになるために、それぞれの違いを知っておきましょう。

ホホバオイルの「精製タイプ」と「無精製タイプ」について、違いを一覧表にまとめました。

精製タイプと無精製タイプの違い

種類

特徴

精製タイプ

  • 無色透明
  • 匂いなし
  • ベタつきがある
  • 比較的安価
  • 保湿効果ありだが、ビタミンEやミネラルなどの美容成分は精製過程で除去される
  • 抗菌作用、抗炎症作用も失われている
  • 添加物が加えられているものもある

無精製タイプ

  • ゴールド・黄色
  • 植物由来の匂いあり
  • ベタつきが少ない
  • ビタミンEやミネラルなどの美容成分が豊富に含まれている
  • 抗菌作用、抗炎症作用あり
  • 敏感肌の方や肌荒れを起こしている方は刺激を感じることもある

「無精製タイプ」のホホバオイルは、「精製タイプ」のホホバオイルには含まれていないビタミンEやミネラルといった美容成分が豊富に含まれています。

しかしビタミンEやミネラルは肌に刺激をもたらしてしまうことがあるので、敏感肌の方や肌荒れを起こしている方が使用する際は、事前にパッチテストを行いましょう。

ビタミンEやミネラルが刺激に感じる方は、比較的安価で購入でき、ビタミンEやミネラルを含まない「精製タイプ」のホホバオイルが合っているといえるでしょう。

ただ、「無精製タイプ」のホホバオイルは、「精製タイプ」のホホバオイルより多くの美容成分を含んでいるので、抗酸化作用や血行促進作用が合って肌への美容効果が高いです。

筆者・熊谷
「無精製タイプ」のホホバオイルも「精製タイプ」のホホバオイルのどちらも一長一短なので、自分に合った方を選ぶことが大切ですよ。
「精製タイプ」のホホバオイルが合っている方
  • ビタミンEやミネラルが含まれている「無精製タイプ」のホホバオイルが肌の刺激になる方
  • 価格が安く手に入りやすい「精製タイプ」ホホバオイルの方が継続して使いやすいと感じる方
「無精製タイプ」のホホバオイルが合っている方
  • ビタミンEやミネラルが肌への刺激にならない方
  • 少し価格が高くても肌への美容効果を重視する方
  • ビタミンEやミネラルの抗酸化作用や血流促進効果をスキンケアで取り入れたい方

ホホバオイルは導入剤効果もある

ホホバオイルには高い保湿効果があるだけでなく、化粧水前に使う「導入剤」の役割も果たします。

導入剤とは

洗顔後すぐ・化粧水や乳液などの保湿化粧品の前に使用するスキンケア化粧品のこと。
古い角質を除去したり、乾燥してこわばった肌に油分を与えて柔らかく整えたりして、導入液の後に使う保湿化粧品の肌なじみを良くする効果がある。

ホホバオイルを化粧水の前に使用すれば、肌の油分量が整い、肌が柔らかくなって化粧水がなじみやすい肌に整えることができます。

洗顔後の肌は、メイクや汚れと一緒に皮脂も流れて乾燥して固くなり、干からびた土に水分が浸透しにくいのと同様、化粧水がなじみにくい状態にありますよね。

ホホバオイルには、人の皮脂にも存在する「ワックスエステル」成分が豊富に含まれているので、洗顔で失った油分量を整えて肌を柔らかくし、化粧水がなじみやすい肌に整えてくれるのです。

ホホバオイルを化粧水の前に使用することで、化粧水の成分が肌に行き渡り、潤いのある肌に仕上げることができますよ。

ホホバオイルは使用手順で効果が変わる!

ホホバオイルは、人の皮脂膜にも存在する「ワックスエステル」成分が多く含まれているので、化粧水との相性がよく保湿力も抜群です。

ただ、「化粧水の前に使えばいいの?それとも、化粧水の後に使えばいいの?」とホホバオイルの使い方に戸惑う方もいますよね。

ここからは、ホホバオイルと化粧水の前後に使った場合の効果の違いや注意点について紹介していきます!

ホホバオイルを化粧水前に使ったときの効果

化粧水を手にのせている図

化粧水の前にホホバオイルを使用すれば、導入剤効果が発揮されて、化粧水が肌になじみやすくなります。

ホホバオイルは、人の皮脂膜にも存在する「ワックスエステル」成分が多く含まれているので肌になじみやすく、肌の油分量を整えて、肌を柔らかくしてくれる効果が期待できます。

そのため、洗顔後の肌にホホバオイルを塗布すれば肌がふっくらとして、化粧水がなじみやすくなり、化粧水の美容成分をしっかり取り込めるようになるのです。

ホホバオイルを化粧水前に使うときの注意点

ただし、注意点として、化粧水の前のホホバオイルの使用はあくまでも「導入剤効果」をもたらすのみで、肌の水分の蒸発を抑える効果はないことを覚えておきましょう。

「化粧水の前にオイル塗ったから乳液やクリームは塗らなくて大丈夫!」と化粧水後のケアを怠ってしまうと、化粧水が蒸発して肌が乾燥しやすくなってしまいます。

化粧水の前にホホバオイルを塗っても、化粧水の後には乳液やクリームでしっかりフタをして、化粧水の蒸発を防ぐ必要があるのです。

ホホバオイルを化粧水後に使ったときの効果

笑顔で手鏡を見る女性の画像

化粧水の後にホホバオイルを使用すれば、化粧水が肌になじむのを助け、肌に油分を与えて水分が蒸発しにくいしっとりした肌に整えてくれます。

化粧水で水分を与えた後にホホバオイルを使うと、ホホバオイルの成分がスッと肌になじみ肌を柔らかくしてくれるので、化粧水の角質層への浸透を助けてくれるのです。

また、ホホバオイルは人の皮脂膜にも存在する「ワックスエステル」成分が豊富なので、化粧水後に塗布することで、肌のバリア機能を整えて乾燥しにくい肌に整えてくれます。

ホホバオイルを化粧水後に使うときの注意点

ただ、ホホバオイルは乳液やクリームのように、ヒアルロン酸やセラミドといった肌に必要な保湿成分や美容成分を含まないため、保湿効果としては劣る面があります。

化粧水の後にホホバオイルのみの保湿では、特に乾燥しやすい肌の方にとっては十分な保湿ができず、適切なケアとはいえないでしょう。

ホホバオイルを化粧水と混ぜて使ったときの効果

化粧水を手の上に乗せている

ホホバオイルは化粧水の前や後に使えるだけでなく、化粧水と混ぜて使うこともできます。

化粧水にホホバオイルを1・2滴混ぜて使用すれば、ホホバオイルが肌になじんで皮脂膜を整えて、肌を柔らかくし、化粧水をなじみやすくしてくれますよ。

ホホバオイルは、人の皮脂膜にも存在する「ワックスエステル」成分が多く含まれているので、肌表面の皮脂膜にスッとなじんで皮脂膜の状態を整え、化粧水が肌に行き渡るのを助けてくれるのです。

ホホバオイルを化粧水と混ぜて使ったときの注意点

ただ、ホホバオイルは肌になじみやすいことから、肌表面に留まって水分蒸発を防いでくれる効果は、乳液やクリームと比べると低いです。

ホホバオイルを化粧水に混ぜて使えば、保湿力はアップしますが、それだけでは肌内部の水分蒸発を防ぎきれず、最適な保湿方法とはいえません。

乳液やクリームは肌表面に油分が留まり、肌表面にフタをして、化粧水で与えた水分蒸発を防いでくれる効果があります。

そのため、長時間肌の潤いをキープするためには、乳液やクリームを使用してくださいね。

ホホバオイル+化粧水の正しい使い方

ホホバオイルは、化粧水をなじみやすくしたり肌内部の水分を蒸発しにくくしたりして、化粧水前・化粧水後どちらに使用しても保湿効果を高めることができます。

さらにホホバオイルの美容効果を実感するため、さらに安心してホホバオイルを使うために、このあと紹介する3つのポイントを守って使ってくださいね。

ホホバオイル使用前にはパッチテストを

パッチテスト

ホホバオイルは人の皮脂膜に存在する成分が多く含まれていて、肌トラブルになりにくいオイルではありますが、念のためパッチテストをしてから使用を開始するようにしましょう。

アトピー肌の方や敏感肌の方、ストレスなどが原因で免疫力が低下している方は、かぶれやかゆみが出やすい状態にあるので、まれにホホバオイルが肌トラブルにつながることがあります。

肌への負担が少ないといわれるホホバオイルですが、「きっと大丈夫」なんて思わずに、必ず一度パッチテストをしてくださいね。

正しいパッチテストの方法は以下の5ステップで簡単にできるので、参考にしてみてくださいね。

パッチテストの方法

  1. 二の腕の内側などの目立ちにくいところに、10円玉大のホホバオイルを塗布する
  2. ホホバオイルを塗ったところを擦らないよう気をつけながら30分~1時間程度過ごす
  3. 30分~1時間後、ホホバオイルを塗った二の腕の様子を見る
  4. 二の腕で問題なかったら、フェイスラインの一部にホホバオイルを塗る
  5. そのまま24時間過ごして肌に赤み・かゆみなどの刺激がなければテストクリア!

ホホバオイルは1・2滴、化粧水は適量以上を

美容液と花

ホホバオイルをは、「化粧水前」「化粧水後」「化粧水と混ぜて」と、3パターンの使い方がありますが、どの使い方をするにしても、オイルの量は1・2滴にするようにしましょう。

ホホバオイルは保湿力を高めてくれるので、たくさん使えば使うほど保湿力がアップする気がしてしまいますが、使いすぎると逆効果になります。

ホホバオイルは100%油分であるため、使いすぎると肌に油分を与えすぎてしまい、油分が毛穴に詰まってニキビの原因になってしまうこともあるのです。

たっぷり使用するのは肌に水分を与える化粧水のみにして、ホホバオイルは1・2滴程度を目安に使ってくださいね!

ホホバオイル+化粧水後には乳液・クリームを

目元にクリームを塗っている女性

ホホバオイルは肌になじみやすいため、肌表面にとどまる油分が少なく、肌内部の水分蒸発を防ぐ効果は乳液やクリームと比べると劣る面があります。

また、ホホバオイルは乳液やクリームのように、ヒアルロン酸やセラミドといった肌の潤いを保つための保湿成分や美容成分を含まないので、保湿力が十分とはいえないでしょう。

そのため、ホホバオイルと化粧水で水分を肌に行き渡らせた後は、保湿成分や美容成分を含む乳液やクリームで肌に潤いを与え、化粧水の水分蒸発を防ぐために肌表面にフタをすることを忘れないようにしてくださいね。

オイルを塗ると肌がしっとりした感じがするので、「オイルを塗ったから乳液やクリームはいいや!」と思ってしまいがちです。

しかし、ホホバオイルと化粧水を肌に与えた後に何もしないと、肌内部の水分が蒸発しやすくなり、肌が乾燥しやすくなってしまうので、乳液やクリームを必ず使用するようにしましょう。

まとめ

本記事では、ホホバオイルの特徴や効果、ホホバオイルと化粧水を一緒に使う際のメリットデメリット、ホホバオイルと化粧水を使った正しい保湿方法紹介しました。

ホホバオイルは、髪の毛や全身に使えて、スキンケアの質もアップさせる注目の美容法です。

スキンケアに加える場合には「化粧水前」「化粧水後」「化粧水と混ぜて」など色々な使い方ができ、化粧水をなじみやすくしたり肌の油分量を整えたり、普段のスキンケアの保湿力を高めてくれる効果があります。

本記事を参考にホホバオイルを正しく使用することで、普段のスキンケアの質がグッとアップし、肌が乾燥する季節にもしっとりモチモチ肌をキープできるようになるでしょう!

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