ホホバオイルで日焼けする?|日焼け後のケアに有効な理由も解説

UVケア - update2019.04.12
日焼け後のケアにいい理由も紹介 ホホバオイルと日焼けの関係を解説!
熊谷優子プロフィール

オーガニック化粧品のプロフェッショナル

熊谷 優子

「ホホバオイルは日焼け止めの代わりになる?」
「ホホバオイルは日焼けを促進させる?」
「ホホバオイルが油焼けの原因になるって本当?」

といったホホバオイルについてのさまざまな噂がインターネットやSNS上に飛び交っています。

ホホバオイルは、多くの効能がありスキンケアやヘアケアに美容効果を発揮する人気のオイルです。

そのため、ホホバオイルに関してさまざまな噂があるのも当然かもしれません。

しかし、ホホバオイルについての噂が本当か嘘か分からないままでは、安心してスキンケアやヘアケアに取り入れられませんよね。

本記事では、ホホバオイルの日焼けや油焼けに関する噂や、クレンジング剤の代わりになるといった噂について、徹底的に検証していきます。

さらに、「日焼け後」のスキンケアやヘアケアにホホバオイルが効果的である理由についても、ホホバオイルの効能に触れながら説明しています。

本記事を読んで、ホホバオイルの正しい知識を身につけ、不安や疑問をなくした上で、日々の美容ケアに取り入れてみてくださいね。

ホホバオイル×日焼けにまつわる世間の疑問

ホホバの中でも樹齢10年以上の木の種子から抽出されるホホバオイル。

ホホバは樹齢200年に達することもあり、水の少ない環境下でも生息できるたくましい木です。

ホホバオイルは多くの効能を持ち、肌になじみやすい特徴を持っているため、スキンケアやヘアケア、さらには妊娠線の予防といったさまざまな用途に使われています。

芸能人にも愛用者が多く、ホホバオイルの高い保湿力や殺菌作用に着目したスキンケア化粧品が多く市場に出回っています。

スポイトと美容液

ただ、インターネットやSNS上で

「ホホバオイルは日焼け止めの代わりになるらしい」
「ホホバオイルを使ったら油焼けする」

といった本当か嘘かわからない噂も飛び交っています。

ホホバオイルは効能が多く、人気のオイルであるがゆえにいろいろな噂をされてしまうのは仕方ないかもしれません。

しかし、本当か嘘か分からない噂を耳にすると、ホホバオイルを安心して使えるのか疑問に思ってしまいますよね。

インターネットやSNS上の声を集めた結果、ホホバオイルと日焼けの関係性の噂については、下記の2パターンあるということが分かりました。

ホホバオイルと日焼けの関係についての噂
パターン1:ホホバオイルは日焼け止めの代わりに使えるオイル

パターン2:ホホバオイルを使うと日焼けを促進させる

この2つのパターンは、一方は「ホホバオイルは日焼け予防に効果がある」という噂で、一方は「ホホバオイルが日焼けの原因になる」という噂。

真逆の噂が流れているのですね。

また、ホホバオイルと日焼けの関係性の噂以外には下記の2パターンの噂が多く見受けられました。

ホホバオイルの噂
パターン1:ホホバオイルを使うと油焼けして肌の色素沈着につながる

パターン2:ホホバオイルはクレンジング剤の代わりに使えるオイル

ホホバオイルはいろいろな効能があり、いろいろな用途に使えます。

しかし、なんでもできる万能オイルというわけではないため、ホホバオイルの特性を知った上で正しい使い方をすることが大切です。

ホホバオオイルを安心して日々の美容ケアに使うため、これらの噂が真実であるのかひとつひとつ検証していきましょう!

ホホバオイルは日焼け止めになる?

「ホホバオイルは日焼け止めの代わりなる」という噂については、結論からいうと、ホホバオイルは日焼け止めにはなりません。

ホホバオイルは、人の皮脂膜にも20〜30%含まれている「ワックスエステル」という成分で構成されています。

人の皮脂膜に存在する「ワックスエステル」は、肌のバリア機能を整えて、肌の潤いをキープするのに重要な役割を持つ成分といわれています。

そのため、ホホバオイルを使うことで肌のバリア機能を整える効果が期待できるのです。

ホホバオイルを使うと、外的刺激から肌を守る肌のバリア機能を整えてくれるため、確かに紫外線から肌を守ってくれる効果は多少は期待できます。

しかし、市販の日焼け止めほど紫外線を防ぐ効果はないため、ホホバオイルを日焼け止めの代わりに利用することはおすすめできません。

熊谷
ホホバオイルを販売しているメーカーのホームページでも「日焼け予防の効果は少ないため、日焼け止めとともに使ってください」と明記してあるのをたびたび見かけます。

ホホバオイルと日焼けの関係についての噂

パターン1:ホホバオイルは日焼け止めの代わりに使えるオイル
答え:日焼け止めの代わりには使えない

ホホバオイルは朝のスキンケアに使える?

「ホホバオイルを使うと日焼けを促進させるのでは」という噂については、結論からいうと、ホホバオイルは日焼けを促進させることはありません。

オイルというだけで「サンオイルのように日焼けを促進させるのでは?」といった心配から出回った噂でしょう。

「ホホバオイルは日焼けを促進させるから朝のスキンケアに使えない」と不安に感じる必要はありません。

ホホバオイルは日焼け止めの代わりにまでならなくとも、肌のバリア機能を整えて紫外線から肌を守る効果が期待できます。

そのため、ホホバオイルが日焼けを促進することは考えられません。

朝のスキンケアで化粧水をつける際にホホバオイルを1、2滴一緒に使って、肌になじませると、保湿効果がアップして肌のバリア機能を整えてくれます。

ぜひ朝のスキンケアにホホバオイルを取り入れてみてくださいね!

ホホバオイルと日焼けの関係についての噂

パターン1:ホホバオイルを使うと日焼けを促進させるのでは
答え:日焼けを促進させる効果はない

ホホバオイルで油やけする?

「ホホバオイルを使うと油焼けして肌の色素沈着につながるのでは」という噂については、結論からいうと、ホホバオイルを使っても油焼けはすることはほぼ考えられません。

「油焼け」とは、肌につけたオイルが紫外線を浴びることによって酸化し、色素沈着などの肌トラブルを引き起こしてしまうこと。

肌につけたオイルが酸化すると、肌のシミやくすみ、色素沈着を引き起こしてしまうことがあるのです。

「油焼け」は、石油の精製技術が未熟だった戦後の時代にはよくあった現象で、オイルに含まれる「不純物」が大きな原因でした。

精製技術が格段に発達した現在は、オイルの「不純物」は取り除かれていることがほとんどであるため、「油焼け」を必要以上に心配することはないでしょう。

ただ、純度の高くない「不純物」が含まれたホホバオイルを継続して使用していると、酸化が原因で徐々に「油焼け」してしまう可能性もあります。そのため、純度の高いホホバオイルを選ぶようにしましょう。

美容オイルの種類の中では、グレープシードオイルやローズヒップオイルのように酸化しやすく油焼けにつながりやすいオイルもあります。

しかし、ホホバオイルはさまざまな種類の美容オイルの中でも「酸化しにくい」オイルであるため、油焼けしにくいオイルといえるのです。

ホホバオイルの噂

パターン1:ホホバオイルを使うと油焼けして肌の色素沈着につながるのでは
答え:油焼けをすることはほぼない。心配であれば純度の高いオイルを選ぼう。

ホホバオイルで日焼け止めが落とせる?

「ホホバオイルはクレンジング剤の代わりになる」という噂については、結論からいうと、ホホバオイルはクレンジング剤の代わりにはなりません。

ホホバオイルは油分からできているため、メイクや皮脂のような油分とよくなじみます。

そのため、クレンジング剤を使った時のようにオイルに肌の汚れが浮いてくるので、ホホバオイルにクレンジン効果がないわけではありません。

しかし、ホホバオイルはクレンジング剤として作られているわけではないので、通常のクレンジング剤と比べて汚れを浮かせる力が弱いといえます。

また、水分と油分をなじませる役割のある界面活性剤を含まないため、オイルを水で洗い流しきれず、汚れが肌に残ってしまう可能性があるのです。

ホホバオイルにはクレンジング効果が多少はあります。

しかし、クレンジング剤の代わりに利用することは、肌の汚れが落としきれない可能性があるため、おすすめできません。

ホホバオイルの噂

パターン2:ホホバオイルはクレンジング剤の代わりに使えるオイル
答え:肌の汚れが落としきれない可能性があるため、クレンジング剤の代わりには使えない

ホホバオイルは日焼け止めと併用を

ホホバオイルは「日焼け止めの代わりになる」といった噂があります。

しかし、実際は、ホホバオイルの日焼け予防効果は少ないため、日焼け止めと併用して使うようにしましょう。

腕に日焼け止めを塗っている女性

ホホバオイルを販売しているメーカーのホームページにも、「日焼け予防の効果は少ないため、日焼け止めと共に使ってください」と明記してあります。

日焼け止めを使うと肌が乾燥してしまうという方はいませんか?

ホホバオイルと日焼け止めを併用すれば、日焼け止めが原因の肌の乾燥を和らげる効果が期待できます。

日焼け止めを使って肌が乾燥してしまうのは、多くの日焼け止めに含まれている「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」が原因です。

「紫外線吸収剤」は紫外線を肌表面で吸収して別の物質に変えるため、その物質が肌に刺激を与えて肌の乾燥につながることがあります。

「紫外線散乱剤」は肌表面の皮脂や汗を吸収しやすいために、肌内部の水分が蒸発しやすくなり、肌の乾燥につながることがあるのです。

ホホバオイルを日焼け止めと一緒に使うと、肌のバリア機能を整えて日焼け止めの「紫外線吸収剤」がもたらす肌への刺激を緩和します。

そして、肌にホホバオイルがなじんで、肌内部の水分が蒸発しにくい状態に肌を整えることができるのです。

ホホバオイルには日焼け止めの代わりになる効果は期待できません。

しかし、日焼け止めとホホバオイルを一緒に使うことで、日焼け止めの成分がもたらす肌の乾燥を予防することができるのです。

ホホバオイルは日焼け止めの前に塗る

ホホバオイルと日焼け止めを一緒に使うことで、日焼け止めの成分がもたらす肌の乾燥を予防することができます。

ホホバオイルと日焼け止めの順番ですが、「ホホバオイル→日焼け止め」の順番でつけるようにしましょう。

日焼け止めの後にホホバオイルをつけると、日焼け止めの油分がホホバオイルが肌になじむのを邪魔して、肌への効果が半減してしまいます。

そのため、日焼け止めの前にホホバオイルをつけて、肌のバリア機能を整えて保湿をしてから、日焼け止めをつけるようにしてくださいね。

ホホバオイルは日焼け後のケアにぴったり

ホホバオイルは日焼け止めの代わりになるほど、日焼け予防効果はありません。

しかし、ホホバオイルは、日焼け後のスキンケアにぴったりな効能を持っているのです。

顔に光が当たっている女性

人の皮脂膜にも含まれる「ワックスエステル」で構成されているホホバオイルは、紫外線によりダメージを受けた肌にやさしくなじみ、紫外線ダメージを和らげてくれる効果が期待できます。

ホホバオイルが日焼け後のケアに向いている理由について、ホホバオイルの効能に触れながら紹介していきますね。

日焼け後の乾燥した肌を保湿

ホホバオイルを日焼け後の乾燥した肌につけると、肌のバリア機能を整えて、肌内部に潤いを閉じ込めて肌を保湿してくれます。

紫外線は肌表面の細胞にダメージを与えて、肌のバリア機能を低下させます。

そのため、紫外線を浴びた日焼け後の肌は、肌のバリア機能が低下し、肌内部の水分が蒸発しやすい状態にあるのです。

日焼け後の肌をそのまま放っておくと、肌内部の水分がどんどんなくなり、カサカサした砂漠のような肌になってしまうでしょう。

ホホバオイルは、人の皮脂膜にも20〜30%含まれている「ワックスエステル」という成分で構成されています。

「ワックスエステル」は肌のバリア機能を整える成分といわれているため、ホホバオイルを使うことで肌のバリア機能を整える効果が期待できるのです。

日焼け後の肌にホホバオイルをつけることで、日焼け後の肌の乾燥を予防し、潤い十分な肌に保ってくれる効果が期待できます。

日焼け後の皮膚の炎症を抑える 

ホホバオイルを日焼け後の炎症した肌につけると、肌の炎症を抑えて、肌のかゆみや痛みを予防してくれる効果が期待できます。

ヘアバンドをして手で顔を包む女性の画像

日焼け後の肌はやけどと同じように、炎症を起こしたりかゆみが出たりしてしまうことがあります。

肌の炎症をまねく紫外線の「UV-B」を浴びることで、肌表面に炎症を起こさせてしまうからです。

ホホバオイルには、炎症を抑えてかゆみを緩和させる「抗炎症作用」があります。

そのため、ホホバオイルを日焼け後の炎症した肌につけると、肌の炎症を抑えてかゆみや痛みをしずめてくれる効果が期待できるのです。

ターンオーバーを促してシミ、そばかすを予防 

ホホバオイルには、肌の新陳代謝であるターンオーバーを整えてくれる効果があります。

そのため、日焼け後に肌内部に発生したメラニンの排出をサポートし、シミやそばかすを予防する効果が期待できます。

日焼けをすると肌が小麦色になったりシミやそばかすができやすくなったりしてしまいますよね。

これは、肌が紫外線を受けると、肌を紫外線から守るためにメラニンをつくる細胞(メラノサイト)が活発になるからなのです。

紫外線を浴びて肌内部に作られたメラニンも、肌の新陳代謝によって排出されればシミやそばかすにはなりません。

しかし、メラニンが肌からうまく排出されないと、色素沈着を起こしてシミやそばかすになってしまいます。

ホホバオイルには、肌の新陳代謝を活発化させる効果が期待できます。

ホホバオイルに含まれるビタミンEが、肌の新陳代謝を促進して、肌のターンオーバー整えてくれるのです。

ホホバオイルを日焼け後のケアに使うと、紫外線により発生したメラニンの排出をサポートして、シミやそばかす予防に役立つのです

肌の酸化を予防して肌の老化を予防

ホホバオイルは、日焼けした後に肌が酸化するのを抑えて、肌の老化を予防する効果が期待できます。

紫外線を浴びると、体内で活性酸素が増えやすくなり、肌を酸化させます。

活性酸素は、外部からの異物を攻撃して身体を守ってくれる役割のある、白血球が作り出す物質です。

しかし活性酸素が増えすぎると、細胞や血管にまで攻撃が及び、体内の酸化が進んで老化につながるといわれています。

紫外線を受けて肌が酸化すると、たるみやシワといった肌の老化を引き起こしてしまうのです。

ホホバオイルには、抗酸化作用があるため肌の酸化を抑えることができます。

日焼け後にホホバオイルを肌につけることで、肌が酸化するのを抑えて、たるみやシワといった肌の老化を予防できるのです。

番外編|ホホバオイルは頭皮や髪の日焼けにも効果的

ホホバオイルは日焼け後の肌ケアだけでなく、日焼け後の頭皮や髪の毛のヘアケアにも効果的です。

乾燥してぱさついた髪の毛

「日焼け」というとどうしても肌ばかりに意識が向いてしまいますよね。

実は、頭皮や髪も日焼けによってダメージを受けているのです。

頭皮が紫外線を浴びると、頭皮を守ろうと皮脂分泌が過剰になり、頭皮が皮脂でベタつきやすくなります。

悪化すると、頭皮の皮脂に雑菌が繁殖したりフケが溜まりやすくなったりして、頭皮のかゆみや抜け毛を引き起こしてしまうこともあるのです。

また、髪の毛に紫外線のダメージが加わると、髪の毛内部の水分が蒸発しやすくなり、切れやすくパサパサした髪の毛になってしまうこともあります。

ホホバオイルには、皮脂バランス調整作用と抗菌作用、殺菌作用があります。

そのため、日焼け後の皮脂が過剰になった頭皮の皮脂バランスを整えて、頭皮の雑菌繁殖を予防してくれる効果が期待できるのです。

また、ホホバオイルを髪の毛につけると、日焼け後のパサパサとして乾燥しやすくなっている髪の毛に油分を与えて保護し、さらなる乾燥を防いでくれます。

頭皮や髪の毛が日焼けのダメージを受け、コンディションが悪いと感じるときには、ホホバオイルでヘアケアをしてあげましょう。

ホホバオイルを頭皮クレンジングやヘアオイルとして使うことで、日焼け後の頭皮や髪の毛の悩み解消をサポートしてくれますよ。

健康的でツヤのある髪の毛を保ちたい方は、ぜひホホバオイルを使ってみてくださいね。

まとめ

本記事では、ホホバオイルの「日焼け」や「油焼け」に関する噂、「クレンジング剤の代わりになる」といった噂について、徹底的に検証しました。

ホホバオイルは多くの効能がある人気オイルゆえに、いろいろな噂が出回ってしまっています。

しかし、万能オイルというわけではないため、ホホバオイルの特性を十分に理解した上で使用してくださいね。

ホホバオイルの噂に振り回されていると、ホホバオイルの使い方を誤り、せっかくのホホバオイルの効能を無駄にしてしまうかもしれません。

ホホバオイルは、日焼け後のスキンケアやヘアケアにも効果的です。

ホホバオイルの特性をよく理解し、スキンケアにヘアケアにぜひ利用してみてくださいね。

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