
おでこは顔の中でもテカリが生じやすい場所。
おでこにテカリがあると、メイクが崩れたり、見た目が気になったりと憂鬱ですよね。
おでこのテカリを防止するには、テカリの原因である「皮脂」の特性を知って正しく対処することが必須。
本記事ではスキンケアや食生活、メイク法など多方面から効果的な皮脂対策を紹介します!
おでこのテカリに悩んでいませんか?
「夕方になるとおでこにテカリが出る」
「頬は乾燥しているのに、おでこはテカる」
といったように、おでこのテカリが気になる人は多いのではないでしょうか。
おでこのテカリは、もともと皮脂の分泌が多い脂性肌(オイリー肌)の人はもちろん、混合肌と呼ばれるTゾーンにテカリが出やすい肌質の人にも発生します。
また、乾燥肌の人でもおでこにテカリが出る場合もあります。
おでこのテカリは見た目がギラギラして目立つだけでなく、「メイクが崩れやすい」「ニキビができやすい」など二次的なトラブルも発生させてしまいます。
おでこのテカリの正体は、過剰に分泌した皮脂。
つまり、おでこのテカリを何とかするためには、「皮脂の分泌をどうやってコントロールするか」がカギとなってくるのです。
おでこのテカリの3大原因
おでこのテカリの原因となる皮脂は、肌の水分の蒸発を防ぐために分泌される「肌の保湿因子」の1つ。
つまり、皮脂自体は本来肌にとって必要な成分なのです。
おでこの皮脂分泌が増えてしまう原因は、大きく分けて3つ。
- ホルモンバランスの乱れ
- 生活習慣の乱れ
- 肌の乾燥
これら3つの原因について、くわしく解説していきますね。
ホルモンバランスの乱れ
皮脂は、毛穴の奥にある「皮脂腺」と呼ばれる器官から分泌されています。
皮脂の分泌に大きく関わっているのが、体内で作られているさまざまなホルモンです。
皮脂に関わるホルモンはたくさんありますが、中でも皮脂を増やす働きが強いのが、男性ホルモンの「アンドロゲン」と女性ホルモンの「プロゲステロン」です。
男性ホルモンの増加が原因のテカリ
中学生や高校生で「おでこのテカリやニキビが気になる」という人は多いですよね。
思春期に皮脂の分泌が増えるのは、第二次性徴にともなって、男性ホルモン(テストストロン)が増加するから。
テストストロンは「男性ホルモン」という名前がついていますが、男性だけに分泌するのではなく、女性でも分泌しています。
思春期は、男女問わずおでこのテカリに悩まされる年代だといえるでしょう。
また、男性は皮脂を増やすアンドロゲン(主にテストストロン)の分泌が女性よりも多く、皮脂の分泌量は約2~3倍もあるので、おでこもテカリやすいのです。
女性の場合加齢によって皮脂の分泌は減少しますが、男性は年齢を重ねても皮脂の分泌はあまり減らないので、幅広い年代におでこのテカリが気になる人が見られます。
女性ホルモンの乱れもテカリの原因に
一方、20代以降の女性でおでこのテカリが気になるという場合は、女性ホルモンの「プロゲステロン」が影響している可能性が高いでしょう。
女性の体内では、排卵を促す「エストロゲン」と、子宮内膜を厚くして妊娠を可能にする「プロゲステロン」が分泌されていて、2つのホルモンが増減を繰り返しながら、排卵→生理という周期を作っています。
体内でのエストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れ、プロゲステロンの影響が大きくなると、皮脂の分泌が増え、おでこにテカリが出ることがあるのです。
特に、「黄体期」と呼ばれる生理前2週間くらいの間は、プロゲステロンの分泌が増えるので、おでこがテカリやすいと感じる人も多いのではないでしょうか。
生活習慣の乱れ
おでこのテカリに影響を与えるのが、睡眠や食生活などの生活習慣です。
睡眠不足は、自律神経のうち「交感神経」が優位な状態を作ります。
交感神経は、男性ホルモンを活性化させる働きがあるので、睡眠不足が続くと皮脂の分泌が増えることがあるのです。
睡眠不足以外でも、不規則な生活やストレスが多い生活をしていると、交感神経が優位になり、皮脂の分泌が増えることがあります。
また、食生活の乱れも皮脂の分泌に影響を与えます。
肉や乳製品など、動物性脂肪の摂りすぎは皮脂の材料となる「中性脂肪」を増やすので、皮脂の分泌が増えておでこにテカリが出やすくなるのです。
さらに、炭水化物などの糖質をたくさん取ると、血液中の血糖値が上がり、血糖値を下げるために体内でインスリンというホルモンが作られます。
インスリンは、皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を促す作用があるので、おでこのテカリが発生しやすくなるのです。
肌の乾燥
テカリと聞くと脂性肌(オイリー肌)の人に発生するという印象がありますが、脂性肌以外の人でもおでこがテカることがありますよね。
実は、「肌の乾燥」も皮脂の分泌を増やし、おでこのテカリを招く原因となります。
肌が乾燥した状態が続くと、肌は自らの乾燥を防ぐために皮脂の分泌を増やすことがあるのです。
肌質は乾燥肌であるのに、時間が経つとおでこなどに皮脂が分泌してくるという人は「インナードライ肌」の可能性も……。
インナードライ肌は、一見脂性肌と見分けがつきにくいですが、以下のような特徴があります。
- 洗顔後何も付けないと肌がつっぱる
- 時間が立つとTゾーンに皮脂が分泌してくる
- 肌にごわつきがある
- メイクのノリが悪い
インナードライ肌になる最大の原因は、間違ったスキンケアです。
乾燥肌の人が、乾燥肌対策を適切に行なっていないと、乾燥肌が進行して皮脂の分泌が増えてしまうのです。
皮脂の分泌が増えたときに、乾燥肌対策よりも、皮脂を取り除くケアを優先していると、さらに乾燥が進み、インナードライ肌がひどくなってしまう、という人も多くいます。
インナードライ肌の人のおでこのテカリは、肌の乾燥が原因なので、皮脂ケアよりも保湿ケアを優先する必要があります。
おでこのテカリを防ぐスキンケアと化粧品
おでこのテカリの原因は大きく分けて3つありますが、テカリを防ぐには身体の外から行うスキンケアと、身体の内側から皮脂の分泌を減らすケアの両方が必要になります。
まずは、おでこのテカリを防ぐ毎日のスキンケアについて解説していきましょう。
おでこのテカリを抑える洗顔
おでこのテカリが気になる人は、洗顔時に皮脂をしっかり落とそうと「さっぱりタイプ」の洗顔料を使ったり、おでこをゴシゴシと洗ったりしていませんか?
おでこに溜まった皮脂は、「できるだけ落としたい」という気持ちになりますよね。
しかし、本来皮脂は「天然のクリーム」と呼ばれるように、肌に必要な成分。
洗顔は皮脂を落としすぎず、適度に残すことで肌を健康に保つことができるのです。

- 洗顔料は合成界面活性剤(洗浄成分)が配合されていない肌に優しいものを選ぶ
- 洗顔料をしっかり泡だて、テカリの気になるTゾーンから洗顔料を乗せていく
- 洗顔時は、肌に摩擦や刺激を与えないように、優しく洗う
- すすぐときは34度のぬるま湯を使って、しっかりとすすぐ
ビーグレン クレイウォッシュ
- 天然クレイ「モンモリロナイト」が皮脂を吸着してやさしく落とす
- ゲルのようななめらかなテクスチャーで肌に摩擦をかけずに汚れをオフ
- 保湿成分「スクワラン」「ヒアルロン酸」「カモミラエキス」配合で洗い上がりしっとり
ビーグレンのクレイウォッシュは、配合されている天然クレイ(泥)の「モンモリロナイト」が皮脂などの汚れを吸着して落とします。
泡立たないタイプの洗顔料ですが、ジェル状のテクスチャーが肌の上をするすると広がるので、肌に摩擦を与えくい使い心地。
洗い上がりもつっぱらず、乾燥肌の人も使いやすい洗顔料です。
BULK HOMME(バルクオム) THE FACE WASH
内容量 100g/価格 2,160円(税込)※Amazon参考価格
- 余分な皮脂を吸着する「クレイミネラルズ」「ベントナイト」配合
- 「りんご果実培養細胞エキス」「チャ葉エキス」「ゆず果実エキス」など植物由来の保湿成分を配合
- きめ細かく濃厚な泡で肌に負担をかけず洗える
男性向け化粧品として、SNSなどでも人気の高い「BULK HOMME(バルクオム)」シリーズ。
フェイスウォッシュは濃厚な泡立ちが特徴で、皮脂などの汚れをしっかりと落としながら、洗い上がりはしっとり潤う洗顔料です。
おでこのテカリを防ぐ保湿のコツ
テカリの原因の1つである肌の乾燥は、スキンケアの際にしっかり保湿をすることでの対策が十分可能です。
特に、インナードライ肌に当てはまる人は、肌の保湿を行うことが重要なので、正しい保湿方法をマスターしてくださいね。
1. 保湿成分をしっかり補給
肌の保湿というと、「水分を与える」というイメージがあるかもしれません。
ですが、保湿で最も重要なのは、肌の上で水分を保持する働きのある「保湿成分」をしっかりと補給すること。
というのも、肌は保湿成分が無いと、水分を保持することができず、水分が蒸発して肌がかえって乾燥してしまうのです。
以下に保湿におすすめな4つの成分を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
おすすめの保湿成分セラミド | ヒト型セラミド(セラミド2、セラミド3など)がおすすめ |
ヒアルロン酸 | スーパヒアルロン酸と呼ばれる「アセチルヒアルロン酸ナトリウム」がおすすめ |
コラーゲン | 加水分解コラーゲン、ナノコラーゲンなど分子の小さいコラーゲンが保湿力が高い |
アミノ酸 | 肌への刺激が少ないので敏感肌の人におすすめ |
2. テカリが気になる部分は油分控えめに
保湿を完了するには、水分や保湿成分を与えるだけでなく、肌の水分の蒸発を防ぐ油性成分を肌に補給することが必要です。
油性成分は、本来皮脂が果たしている役割を補う目的で与えるので、おでこなどテカリが気になる部分は保湿の際の油分は控えめにしましょう。
- クリームより油性成分の少ない乳液を選ぶ
- ジェルタイプのクリームなど、サラッとした質感のクリームを使う
- テカリが気になるおでこや鼻などは乳液をつけ、頬や目元口元にだけクリームを付ける
皮脂をコントロールする成分を補給
おでこのテカリを防ぐためには、スキンケアの際に皮脂を抑える成分や、皮脂の分泌をコントロールする成分を配合した化粧品を選ぶと良いでしょう。
- ビタミンC
- ライスパワーNo.6
特に注目なのが「ライスパワーNo.6」という発酵したお米から作られた成分。
化粧品の成分として「皮脂の分泌を抑える」効果が認められているので、テカリが気になっている方にぴったりです。
テカリが気になる人におすすめの化粧品
ONE BY KOSE バランシング チューナー(医薬部外品)- 日本で唯一認められた皮脂の分泌を抑える成分「ライスパワーNo.6」を配合
- ノンコメドジェニックテスト済み、オイルフリー処方でテカリやニキビが気になる人も安心
「テカリを元から防ぐ化粧水」として注目度No.1の、ONE BY KOSE バランシング チューナー。
日本で初めて皮脂を抑える効果が認められた「ライスパワーNo.6」を配合した医薬部外品の化粧品です。
今までのスキンケアで、皮脂のベタつきやテカリの悩みがなかなか解消しなかったという人にもおすすめの化粧水です。
キュレル 皮脂トラブルケア ミニセット- キュレル 皮脂トラブルケア 化粧水 30ml
- キュレル 皮脂トラブルケア 保湿ジェル 30ml
- おでこのテカリの原因となる過剰に出た皮脂のベタつきを抑える成分を配合
- 「セラミド機能成分」が肌にうるおいを与え保つ
- 乳液・クリームではなくオイルフリーのジェルタイプなのでベタつきにくい
乾燥性敏感肌用の化粧品として人気のキュレル。
皮脂トラブルケアシリーズは、皮脂の過剰分泌による肌トラブルが気になる人に最適なスキンケアラインです。
保湿効果が高いので、インナードライ肌や乾燥肌など、肌の乾燥が原因でテカリが生じている人におすすめ。
弱酸性、無香料、無着色、アルコールフリー、アレルギーテスト済みで、肌が敏感な人でも刺激を感じにくい化粧品です。
おでこのテカリを改善する生活習慣&食生活
おでこのテカリを防ぐには、スキンケアだけが重要なわけではありません。
生活習慣や食生活の見直しを行って、身体の中からも皮脂トラブルの対策をしていきましょう。
質の良い睡眠をとる
睡眠不足はおでこのテカリの原因の1つ。
睡眠不足はテカリだけでなく、ニキビや肌荒れなどさまざまな肌トラブルを招く美肌の大敵です。
質の良い睡眠は最高の美容液。
ぜひ、質の良い睡眠をとるように心がけてくださいね。
- 朝起きたときに太陽の光を浴びる
- 夕食は就寝時間の3時間以上前に摂る
- 寝る前1時間はスマホやパソコンの画面を見ない
- 寝る2時間くらい前に入浴をする(湯船にゆっくり浸かる)
- 昼間に適度な運動をする
食生活を見直す
おでこのテカリを防ぐ食生活のポイントは3つあります。
1. 皮脂を増やす食べ物を控える
おでこのテカリが気になる人は、皮脂を増やす働きのある食べ物を摂りすぎている可能性があります。
食生活を見直して思い当たる人は、皮脂を増やす食品は控えるようにしてくださいね。
- 動物性脂肪(霜降り肉、バター、生クリームなど)
- 炭水化物(パスタ、うどん、パン、白米、イモ類など)
- 糖分(砂糖、果糖など)
2. 皮脂をコントロールする食べ物を摂る
おでこのテカリを抑えるには、皮脂の分泌をコントロールしてくれる栄養素を摂ることも効果的です。
- ビタミンC(柑橘類、ブロッコリー、ピーマン、キウイ、キャベツなど)
- ビタミンB2(レバー類、うなぎ、卵、牛乳など)
- ビタミンB6(マグロ、かつお、いわし、バナナなど)
3. 水分を摂る
インナードライ肌など、乾燥肌タイプの人で、おでこのテカリが気になるという人は、身体の中から水分を補給することも忘れずに。
- 成人の場合1日に1.5Lを目安に飲む
- 一気に摂らず、こまめに摂る(1回150~200CCを6~8回に分けて)
- 朝起きたときと寝る前は必ず水分を摂る(睡眠中に汗をかくので)
- 運動後、入浴後は水分補給をする
おでこのテカリを防ぐメイクのコツ
おでこにテカリがあると、メイクが崩れてきて困ることがよくありますよね。
ですが、おでこにテカリが出やすい人は、メイクに一工夫することで、テカリや化粧崩れを防ぐことが可能です。
おでこのテカリを防ぐメイクのコツを紹介します。
メイク前の保湿をしっかり
思春期に見られるおでこのテカリを除くと、ほとんどの場合、肌の乾燥がおでこのテカリに影響を及ぼしています。
肌の乾燥によるおでこのテカリを防止するためには、メイク前にしっかりと保湿をしておくことが重要。
この記事の中で紹介したスキンケア化粧品などを使って、肌にうるおいが満ちた状態で、メイクを始めましょう。
保湿が終わった状態で、おでこにベタつきなどが気になる場合は、ティッシュを優しくおでこに当てて、皮脂をティッシュオフしてからベースメイクに移ると、テカリが気になりにくくなりますよ。
皮脂を抑える化粧下地を使用する
おでこのテカリや化粧崩れを防ぐには、皮脂を抑える成分や、皮脂を吸着する成分を配合した化粧下地を利用しましょう。
化粧下地を使用するのとしないのとでは、メイクの持ちが全然違います。
- 化粧下地は、スキンケア化粧品での保湿の後、ファンデーションを付ける前に使用する
- スキンケア後、乳液やクリームが肌にしっとりとなじんでから、下地を付ける
- 【脂性肌の人】皮脂を抑える化粧下地を顔全体に付ける
【脂性肌以外の人】おでこなどTゾーンにだけ皮脂を抑える下地を使い、他の部分は保湿効果の高い下地を使う
テカリ防止におすすめの化粧下地
プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止化粧下地内容量 25ml/価格 3,024円(税込)※Amazon参考価格
- 皮脂を抱え込む「オイルブロック処方」でおでこのテカリを防止
- 保湿成分「ヒアルロン酸」「カミツレ花エキス」を配合
- SPF20 PA++で紫外線もブロック
皮脂に強い下地の中でも、実力人気ともにNo.1のプリマヴィスタ 皮脂くずれ防止下地。
「@cosmeベストコスメアワード2013」殿堂入りを始め、「MAQUIA 2018みんなのベストコスメ」下半期殿堂入りコスメ、「美的読者が選ぶ2018ベストコスメベースメイク部門下地編」第1位など、数々のベストコスメ賞を受賞しています。
肌に塗り伸ばしている最中からサラッとした感覚を体感できる、皮脂やテカリに悩む人にぴったりの化粧下地です。
セザンヌ 皮脂テカリ防止下地- 皮脂を吸収する「ロングラスティング成分」配合でおでこのテカリを防止
- 水や汗に崩れにくいウォータープルーフ処方
- 顔色を自然に整える「ピンク」「ブルー」の2色のカラーが選べる
ドラッグストアなどで人気のプチプラブランド「セザンヌ化粧品」。
そのセザンヌ化粧品から発売されている「皮脂テカリ防止下地」は、テカリ防止機能が長時間続き、夕方までくずれにくく朝のイメージを保ちます。
ピンクとブルーの2種類あり、コントロールカラーとしても機能する、マルチな化粧下地です。
ファンデーションは薄付きに
おでこにテカリが出てくると、皮脂でファンデーションが崩れてきたという経験がある人もいますよね。
テカリが出やすい人におすすめなファンデーションは、「パウダーファンデーション」。
パウダーファンデーションは余分な皮脂を吸着してくれるので、ファンデーションの中では、テカリが気になりにくいでしょう。
テカリを隠すように厚塗りするのではなく、ささっと薄くパウダーファンデーションを伸ばすのが鉄則です。
パウダーファンデーションだと「乾燥が気になる」という人もいるかもしれませんが、最近ではパウダータイプでも保湿効果が高く、しっとりと仕上がるファンデーションがたくさんあります。
ニキビ跡やシミなどが気になる場合は、コーンシーラーを部分的に使うようにして、基本は薄づきにしましょう。
仕上げにパウダーを
リキッドタイプやクリームタイプ、クッションタイプのファンデーションを使う場合は、仕上げにフェイスパウダーを使うのがおすすめ。
パウダータイプに比べて油分が多いので、乾燥は防げますがテカリが出やすい部分にも使ってしまうと、テカリやベタつきがでやすくなってしまうんです。
テカリ・ベタつきを防ぎたい方は、ファンデーションを使った後に、フェイスパウダーを薄くかぶせるようにして使いましょう。
パウダーが余分な油分を吸収して、テカリやベタつきを抑えてくれますよ。
メイク直しでは皮脂をオフ
色々とテカリ防止対策をしていても、時間が経つとおでこにテカリが出てくる場合もありますよね。
昼ごろを過ぎておでこにテカリが見られたら、なるべく早くメイク直しを行うようにしましょう。
メイク直しの際におでこの皮脂をオフするには、「あぶらとり紙」を使う方法があります。
あぶらとり紙は、メイクは吸着せず皮脂だけをすばやく吸収することができる便利なアイテム。
ただし、あぶらとり紙は使い方によっては、あぶらを取りすぎてかえって皮脂の分泌量を増やしたり、肌に刺激を与えたりするので、正しい使い方を守ってくださいね。
- あぶらとり紙は動かさず、優しく肌を押さえるようにして使う
- あぶらとり紙の使用は1日2回程度にする
- テカリが気になる部分だけに使う
あぶらとり紙がない場合は、ティッシュを使って皮脂をオフします。
ティッシュは2枚1組になっているのを剥がして1枚にして使うと、皮脂を取りすぎず、肌にも優しいのでおすすめです。
おでこのテカリはセルフケアで防げる!
ここまで紹介したように、おでこのテカリはメイクを工夫するだけでもかなり防ぐことができます。
でも、根本的におでこのテカリを改善したいのなら、やはりスキンケアと生活習慣、食生活など多方面からの皮脂対策を行うのが効果的です。
おでこのテカリは十分対策が可能な肌悩みの1つです。
あきらめずに、1つ1つできることを重ねて、今度こそサラサラのおでこを手に入れてくださいね。
また、一緒に使いたい「皮脂をやさしく・適度に落とす洗顔料」もピックアップしてみました。