肌を触る男性
ハリツヤ編集部

30代からの肌悩みを解決するプロ集団

ハリツヤ研究所編集部

女性だけではなく、男性の肌にあっても顔を老けた印象にしてしまうシミですが、ファンデーションを使う人が少ない男性は「隠す」というシミ対策ができないため、シミを作りにくくする入念なスキンケア対策が必要ですよね。

本記事では、男性にシミができる原因を「日焼け」と「老化」という側面から解説し、これ以上シミを増やさないためにおすすめしたいメンズ向けの日焼け止めや保湿アイテムを紹介します。

また、できてしまったメンズのシミに効果的な4つのポイントについても説明していくので、ぜひ参考にしてください。

男性にできるシミの種類

鏡をみて悩む男性

多くの男性がもつ肌悩みを考えたとき、脂性肌(オイリー肌)や顔のテカリがぱっと浮かぶという人は多いのではないでしょうか。

製薬会社の「小林製薬」が2015年に実施した、男性1000人に向けてのスキンケア意識調査によると、男性がもつ肌悩みの第1位は、確かに全体の28.5%が回答した「皮脂・テカリ」。

しかし、次いで第2位の悩みは、全体の25.1%が回答した「シミ」であり、皮脂・テカリと比べてもたった3.4%の差しかないことがわかりました。

参考:アンチエイジングとしてのシミ対策に関する男女の意識・実態調査(小林製薬)

化粧下地やファンデーションを使ってシミを隠すことができる女性と比べて、普段からメイクをする男性はまだまだ少なく、男性がおこなうシミ対策には、シミができる原因にアプローチできる丁寧なスキンケアが欠かせません。

そこで、まずは男性にできる5つのシミの種類とその原因について知り、どのようなスキンケアが必要なのかを理解しましょう。

①老人性色素班

老人性色素斑は、加齢とともにだんだんと現れるシミのことで、境界線がはっきりとしていて境目が濃く、大きさも比較的に大きいのが特徴です。

年齢を重ねるにつれ、肌が浴び続けた紫外線の量によって老人性色素斑がつくられるため、日焼け止めなどを使って紫外線対策をしない限り、シミの色はだんだんと濃くなっていきます。

②脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)

「老人性いぼ」とも呼ばれる脂漏性角化症は、加齢と共にあらわれる盛り上がったシミのことで、老人性色素班がイボ状になったシミを指します。

老人性色素斑と同様に、肌が長期間にわたって紫外線を浴び続けたことが主な原因で、年齢を重ねるにつれシミの色が濃くなり、大きく盛り上がっていきます。

③ソバカス(雀卵斑)

ソバカス(雀卵斑)は小さな茶褐色のシミで、紫外線などによってできる老人性色素斑や脂漏性角化症と異なり、遺伝による先天的な原因でできるのが大きな特徴です。

④肝斑

肝斑は女性ホルモンのバランスによって、頬の高い場所など左右対称にできるシミのことをいいます。

妊娠や育児、生理不順といった女性ホルモンが大きく変化しやすい30代~40代によく見られるのが肝斑の特徴。

ただ、女性に限らず男性も肝斑ができることがあり、原因として加齢やストレス等が考えられます。

⑤炎症後色素沈着

炎症後色素沈着は、その名の通りで肌が炎症をうけた箇所にシミの元となるメラニン色素が集まって、色素沈着を作ることが原因でできるシミです。

主に、ニキビややけど、切り傷などが原因で引き起こされ、同じ箇所に炎症を繰り返し続けるうちに炎症後色素沈着もできやすく、色も濃くなっていきます。

男性にできるシミの原因は紫外線による肌ダメージ

空の下で広がるカラフルなパラソル

つくられる原因によっていくつかの種類に分かれているシミですが、男性にできるシミの多くは、これまで浴び続けた紫外線の量が原因の老人性色素斑や脂漏性角化症です。

10代や20代の頃と比較して、急にシミが気になりだしたという30代以降の男性の多くは老人性色素斑、もしくは脂漏性角化症の場合がほとんど。

男性は女性と比べて紫外線対策をしていないという人が多いため、肌が紫外線によるダメージを蓄積しており、30代以降のシミに繋がると考えられます。

シミの中でも、老人性色素斑や脂漏性角化症に悩んでいる男性は、これ以上紫外線のダメージを受けないためにも日々の紫外線対策と、シミができにくい肌をつくる保湿スキンケアが重要ですよ。

ソバカスや肝斑といったシミは、直接的な原因が紫外線ではないため、紫外線対策や保湿スキンケアよりも皮膚科医による治療の方が効果的であるといえます。

ただし、これ以上シミを増やさないためには、シミにアプローチする保湿スキンケアや、シミを作り出す紫外線から肌を守ることは大切です。

ソバカスや肝斑などのシミに悩む男性でも、シミを作りにくい肌をつくって今後シミを増やさないために、紫外線対策と保湿スキンケアを欠かさないようにしてください。

男のシミを薄くする4つの方法

指をさす女性

シミに悩む男性の中には、「シミに効果的な美白ケアを試してみたけど、全然シミが消えなかった」という人もいるのではないでしょうか。

一般的に言われるシミ対策は、今あるシミに対するアプローチが期待できる方法と、これ以上シミをつくらないように「予防」する方法の2種類に分かれます。

2種類のシミ対策のうち、市販されているシミ対策化粧品の多くはシミを予防する効果しかなく、今あるシミを消したり、薄くしたりすることはできないのです。

できてしまったシミを薄くするスキンケアをしたい人は、「シミ予防」ではなく「シミに働きかける」スキンケア化粧品やスキンケア方法を正しく選ぶのが重要。

できてしまった男性のシミにアプローチするスキンケア化粧品やスキンケア方法を紹介していきます。

できたシミに働きかける美白化粧品でスキンケア

化粧水を手に出す

今あるシミの悩みをどうにかしたい男性は、できたシミに働きかける美白化粧品を選んで日々のスキンケアに取り入れましょう。

美白化粧品に含まれる美白有効成分には、シミの原因になる「メラニン色素」の排出や還元を促して、今あるシミにアプローチする美白成分と、シミの原因である「メラニン色素」を作る「メラノサイト」の働きを妨げて、シミをつくりにくい肌にする美白成分の2種類があります。

できてしまったシミに悩んでいる男性は、市販されている美白化粧品のうち、メラニン色素の排出や還元を助ける美白成分が配合された商品を選んでくださいね。

メラニン色素の排出や還元を促す美白有効成分の例

  • ビタミンC誘導体
  • ハイドロキノン
  • リノール酸

男性にできてしまったシミ対策におすすめしたい美白化粧品を、全部で2商品紹介していきます。

シミに悩んでいる男性は、これから紹介する美白化粧品をぜひ日々のスキンケアに取り入れてみてください。

小林製薬 メンズケシミンクリーム

メンズ ケシミンクリーム

1,296円(税込) 20g

小林製薬 メンズケシミンクリームの特徴

  • 美白成分であるビタミンC誘導体がシミの原因となるメラニンの生成をおさえる
  • 気になる部分にピンポイントで使えるので肌がベタベタするのが苦手な男性も安心
  • 化粧水の後で使用できるので保湿もしながらシミの対策ができる

小林製薬から発売されている、シミケア化粧品「ケシミン」の男性用シリーズであるメンズケシミン。

化粧水を使用した後の肌に、ピンポイントでシミの気になる部分に乗せてスキンケアをしていきます。

日焼けやシミの原因となるメラニンの生成をおさえるビタミンC誘導体が配合されているのでシミの原因に効果的にアプローチできますね。

ビーグレン QuSomeホワイトクリーム1.9

ビーグレンのQsomeホワイトクリーム

6,480円(税込) 

ビーグレン QuSomeホワイトクリーム1.9の特徴

  • 美白効果のあるハイドロキノンの働きによって今あるシミにアプローチ
  • 細長いノズルの先からクリームが出てくるので狙った場所をピンポイントで美白ケアできる
  • さらりとした使用感なのでべたべたするのが苦手な人や寝る前の使用でも安心

ビーグレンから発売されているQuSomeホワイトクリーム1.9は、メラニンの生成を抑えてシミを作りにくくさせるだけでなく、できてしまったシミのメラニン色素を薄くして、シミを目立たなくする作用のあるハイドロキノンを配合した美白クリームです。

細長いノズルの先から少しずつクリームを絞り出すタイプで、シミが気になる部分だけに塗ることができるのでコストパフォーマンスが良いですよ。

また、ベタベタしないテクスチャーのため、使用しやすい美白有効成分配合の保湿クリームです。

内服薬やビタミン剤を飲む

薬

できてしまったシミを薄くするには、ビタミンBやビタミンCといった肌の再生に必要な栄養素を摂取して、肌本来が持っている生まれ変わりの力を高めてあげることが大切です。

ビタミンBは肌や粘膜が持っている再生力・抵抗力を高めて肌の生まれ変わりを正常なサイクルに戻してくれる重要な栄養素なので、シミを薄くしたい男性はビタミンBのサプリメントを摂取しましょう。

また、ビタミンCは肌の代謝を高めてシミの原因となるメラニンを排出しやすくする栄養素なので、ビタミンBと合わせて摂取するのがおすすめですよ。

ビタミン剤はドラッグストアやネット通販を使えば簡単に入手できますが、皮膚科医の指導の元、シミの種類を見極めながら、自分の肌や健康状態に合うビタミン剤を選んでもらうのも安心ですよ。

ピーリングアイテムを使う

できてしまったシミとは別に、肌に古い角質が蓄積してしまいシミのように見えることがあります。

肌にシミができた、もしくはシミが以前よりも黒くなってきた、と悩んでいる男性の中には、肌表面の古い角質や毛穴汚れが原因で「シミに見えるだけ」という人がいるかもしれません。

古い角質が肌表面に溜まることによってシミのように見えている可能性がある男性におすすめしたいスキンケア化粧品は、肌表面の角質をやさしく取り除く効果がある「ピーリング化粧品」です。

ピーリング化粧品を使って、肌を黒ずんでみせる古い角質をやさしく取り除くことによって、今あるシミが元の濃さに戻る効果が期待できますよ。

セラ MDピーリングキット II

セラ MDローション ピリングセット

セラ MDピーリングキット IIの特徴

  • 皮膚科が開発したピーリング化粧品なので低刺激かつ効果的に古い角質を除去
  • 肌にのせて洗い流すだけなので肌をこする摩擦のダメージが少ない
  • 肌表面の古い角質を洗い流せるので保湿スキンケア化粧品の肌なじみが良くなる

ニキビに特化したスキンケアブランド「セラ」が発売しているピーリングキットⅡは、顔に塗って洗い流すだけの手軽なピーリング化粧品。

肌を直接こすらずにピーリングができるので、摩擦によって肌へダメージを与えることなく、肌をいたわりながらスキンケアができますよ。

週に1回、肌表面の古い角質を洗い流すことで、肌のターンオーバーが整うので、新しい皮膚が育ちやすい健康な肌に導きます。

皮膚科によるレーザー治療

レーザー治療

とにかく一刻も早くシミを薄くしたいという男性には、皮膚科医によるレーザー治療が最もおすすめです。

ピンポイントで消したいシミに使われるレーザー治療法はQスイッチルビーレーザーというメラニン色素を焼き払ってしまうもので、老人性色素班や脂漏性角質化もQスイッチルビーレーザーで治療します。

Qスイッチルビーレーザーはシミのある場所だけにレーザーを当てるので肌の他の部分にダメージを生じさせず、肌に優しい方法です。

そばかすや、薄いシミが広範囲に広がっているタイプの人には、顔全体に複数の光を同時に当てる方法であるフォトフェイシャルがおすすめです。

Qスイッチルビーレーザーとは対照的に、フォトフェイシャルは顔全体に光を当てるので一気に沢山のシミにアプローチできるため、「よくみるとあちこちに薄いシミがある」という方にはぴったりですよね。

フォトフェイシャルは、美容皮膚科によって機械にどれほどの強さで光を出させるかを決める出力設定の値によって効果感が左右されますが、5回以上施術を受けると効果を実感できます。

できるだけ早くシミを消したい人はレーザー治療を行っている皮膚科でカウンセリングを予約し、自分のシミに合った治療法を選びましょう。

男のシミを増やさないためにできる2つの対策

日を眩しがる男性

できたシミをなんとかして消せないのかと悩んでいる男性は、できたシミのスキンケアだけでなく、これ以上新しくシミをつくらないようにするスキンケアにも力をいれましょう。

たとえ今あるシミがきれいさっぱりなくなったとしても、新たにシミができてしまっては、いつまでたっても悩みがなくならずに困ってしまいますよね。

これ以上男性のシミを作らせないためにできる、2つのスキンケアを紹介していきます。

男性のシミを予防する美白化粧品でスキンケア

これ以上シミを増やしたくないという男性は、日々のスキンケアで「シミ予防」の効果をもった美白有効成分を配合した美白化粧品を取り入れてみてください。

市販されている美白化粧品の中には、「今あるシミにアプローチする」商品と、「シミを予防する」商品に分けられますが、シミを増やさないことが目的なら「シミを予防する」商品を継続して使用しましょう。

これ以上シミを増やしたくない男性が選ぶべき「シミを予防する」商品を見分けるには、商品パッケージにかかれた成分表示を見極めることが重要です。

これからできるシミを予防する美白有効成分の例

  • アルブチン
  • プラセンタエキス
  • リノール酸

美白化粧品は、可愛さや華やかさを重視した女性向けのパッケージが多いのが現状ですが、シンプルなデザインで男性の部屋にも合いやすい、無印良品の美白化粧品を紹介していきます。

無印良品 敏感肌用薬用美白化粧水

無印良品 敏感肌用薬用美白化粧水

1,400円(税込) 200ml

無印良品 敏感肌用薬用美白化粧水の特徴

  • シンプルなボトルデザインで男性の部屋にも違和感なくなじむ
  • 敏感肌用につくられているのでひげ剃り後でもしみる心配が少ない
  • スプレーヘッドに付け替え可能なので手でパッティングするのが面倒な男性にもおすすめ

シンプルで機能性の高い生活雑貨ブランドである無印良品が展開している敏感肌用の美白化粧水は、スキンケアアイテムをこれから買いそろえたい男性にぴったりのアイテム。

シンプルなデザインで男性の部屋にも違和感なくマッチするうえ、アルコールやパラベンなど、ひげ剃り跡にヒリヒリ染みる原因となる刺激の強い成分を配合していないため、敏感肌の人でも安心して使うことができます。

また、日焼けによるシミやそばかすを防ぐはたらきをする「ビタミンC誘導体」が配合されているため、シミ予防をしたい男性におすすめの美白化粧品といえます。

毎日美白化粧水を使うのが面倒に感じる男性は、敏感肌用薬用美白化粧水のキャップを同じく無印良品から発売されているスプレー式のヘッドに取りかえるのがおすすめ。

敏感肌用薬用美白化粧水のヘッドをスプレー式に替えることで、霧吹きをするように簡単に保湿ができますよ。 

男性用日焼け止めを使う

シミを作らせないためには、シミにアプローチするスキンケアと同時に紫外線対策が必要ですが、男性の紫外線対策には、皮脂量の多い男性の肌を考えてつくられた男性用日焼け止めを使うのがおすすめです。

ギャッツビー パーフェクトUVスプレー

ギャッズビー パーフェクトUVスプレー

ギャッツビー パーフェクトUVスプレーの特徴

  • 高いUVカット効果と汗でも流れにくい処方でスポーツやビーチレジャーが好きな男性にぴったり
  • ひんやりした使用感なので夏でも気持ち良く使用できる
  • スプレータイプなので面倒くさがり屋の男性でも手軽に広範囲に塗布してシミを予防できる

男性用整髪料で有名なブランドであるギャッツビーから発売されているパーフェクトUVスプレーは、紫外線によるシミを予防したい男性にぴったりの商品です。

SPF50+・PA++++と、表示できる紫外線カット効果の最高レベルでUVカットを行ってくれるのが心強いですね。

また、汗や水でも流れ落ちにくい処方なので塗り直しの頻度が少なく済み、人前でUVケアしているところを見られたくないという男性にも安心です。

スプレーした箇所がひんやりと感じるクール仕様なので、熱い季節に肌がベタベタするのが嫌いだという男性でも気軽にシミを予防できますよ。