頬に手を添えて悩む女性
熊谷優子プロフィール

オーガニック化粧品のプロフェッショナル

熊谷 優子

肌質は大きく、普通肌・乾燥肌・脂性肌・敏感肌・混合肌に分けられますが、混合肌は乾燥肌と脂性肌が共存していて、肌トラブルが起きやすくスキンケアも難しい肌質です。

混合肌は生まれつきや体質ではなく、元々肌トラブルが起きにくい普通肌の方が、間違ったスキンケアやストレスによって混合肌に変化してしまうこともあります。

本記事では、「肌トラブルが起きやすい混合肌を治したい!」と悩んでいる方に向けて、混合肌になる原因と治し方を徹底解説していきたいと思います。

「生まれつき混合肌だから仕方ない」と諦めず、本記事を参考に正しいスキンケアを行い、生活習慣を整えて、混合肌を改善していきましょう!

混合肌ってどんな肌のこと?

悩む女性
混合肌は、Tゾーンは皮脂でベタベタUゾーンは乾燥でカサカサしている不快な肌質であることが多く、スキンケアも難しいため、色々な肌トラブルを引き起こしてしまいます。

季節の変わり目だけ混合肌になる方もいるなど、多くの女性を悩ませている混合肌の特徴と起きやすい肌トラブルについて理解しておきましょう。

混合肌の特徴

唇の乾燥を気にする女性

混合肌は、皮脂分泌が多くてベタベタした脂性肌と水分量が少なくカサカサとした乾燥肌が共存していて、顔の箇所によって脂性肌か乾燥肌かに分かれている肌質のことです。

混合肌の中でも特に多いのが、おでこから鼻にかけてのTゾーンはベタベタとした脂性肌で、頬とあごをつなぐUゾーンはカサカサした乾燥肌という方で、睡眠不足などによるホルモンバランスの乱れが混合肌の原因のひとつといわれています。

肌にティッシュをあてる女性

メイクの崩れ方が顔の箇所によって異なる方や洗顔後に顔の一部だけつっぱる方は、混合肌の可能性が高いです。

ただ、混合肌と見分けがつきにくいインナードライ肌があるため、自分がどちらか分からないという方はこちらの記事を参照にしてチェックしてみてくださいね。

混合肌に起こる肌トラブル

鏡で額の肌トラブルを確認している女性

混合肌の方は、おでこから鼻にかけてのTゾーンは脂性肌で、皮脂分泌が過剰であるために、皮脂が毛穴に詰まり角質と混ざり合って白いポツポツした角栓になったり、角栓が酸化して「いちご鼻」と呼ばれる黒いポツポツになったりなどの肌トラブルがでてきます。

一方で、混合肌の方の頬からあごにかけてのUゾーンは乾燥肌なので、水分量が少なくバリア機能が低下していて、紫外線などの外部刺激を受けやすく、赤みやかゆみなどの肌トラブルがでやすいです。

なぜ混合肌になってしまうの?混合肌の原因

上を見ている女性

肌質は大きく、普通肌・乾燥肌・脂性肌・敏感肌・混合肌に分けられ、水分量と油分量のバランスが良く肌トラブルが起こりにくいのは普通肌です。

しかし、元々普通肌だった方も生活習慣の乱れや誤ったスキンケアにより、肌トラブルが起きやすい混合肌に変化してしまいます。

混合肌になってしまう原因について、外的要因と内的要因に分けて説明するので、普段の生活を振り返ってみてくださいね。

外的要因:間違ったスキンケアや紫外線からのダメージ

商品選びに悩む女性

間違ったスキンケアや紫外線からのダメージにより、混合肌になってしまうことがあります。

過剰なスキンケアを行うことで肌の水分量油分量のバランスを乱したり、肌に刺激の強い化粧品を使用することで肌が乾燥したりすると、皮脂腺の多いTゾーンは肌を守ろうと皮脂分泌を促し、皮脂腺の少ないUゾーンは乾燥が進み、混合肌になってしまうのです。

ビーチで日焼け止めを塗る女性

また、紫外線を受け続けてダメージが蓄積しても肌は乾燥するので、間違ったスキンケアと同様に、皮脂腺が多いTゾーンは肌を守ろうと皮脂分泌を促し、Uゾーンは紫外線のダメージにより乾燥し、混合肌が作られてしまいます。

混合肌を改善するためには、正しいスキンケアを行い、日々の紫外線対策を怠らないようにすることが大切です。

内的要因:ストレスや食事、睡眠など

頬に手を当てて悩む女性
正しいスキンケアや紫外線対策をしていても、ストレスや偏食、睡眠不足が原因で混合肌になってしまうこともあります。

ストレスや偏食により活性酸素が増えて血流が悪くなり、肌に栄養がいきわたらなくなって乾燥が悪化したり、睡眠不足によりホルモンバランスが乱れて、皮脂量が増えたりすることで、肌の水分量と油分量のバランスが崩れて混合肌が作られてしまうのです。

混合肌を改善するためには、スキンケアや紫外線対策だけではなく、ストレスをためないように生活習慣を整えることも大切ですよ。

混合肌を改善するためのスキンケアのポイント


間違ったスキンケアを行うと混合肌は悪化してしまうため、正しいスキンケアを行う必要がありますが、混合肌にはどのようなスキンケアを行うべきなのでしょうか。

混合肌を改善するためのスキンケアのポイントをまとめました。

スキンケア化粧品は保湿を重視

水のボトル
混合肌の方は、基本的に乾燥肌の箇所に合わせて、高保湿が期待できる乾燥肌用の化粧品を使用することをおすすめします。

混合肌の方のUゾーンの乾燥肌を保湿するのはもちろんのこと、Tゾーンも水分が不足し乾燥が悪化していることが原因で、肌を守ろうと皮脂分泌が過剰になってベタベタしている場合が多いため、セラミドやコラーゲンなどの保湿成分が配合された化粧品で、顔全体をしっかりと保湿しましょう。

Tゾーンのベタベタが不快で保湿に目が向かない方も多いかもしれませんが、混合肌の方はTゾーンもUゾーンもどちらもしっかり保湿を行うことが大切なのです。

クレンジングはジェル・クリームタイプがおすすめ

手にこんもりゲルを乗せる
混合肌の方は、Uゾーンが乾燥しているため、クレンジングの際に皮脂を取りすぎると肌がさらに乾燥して、混合肌を悪化させる原因になります。

そのため、混合肌の方には、肌にやさしいジェルタイプやクリームタイプのクレンジングがおすすめです。

ジェルタイプやクリームタイプのクレンジングは、肌の水分量と湯分量のバランスが崩れてしまった敏感な混合肌にもやさしく、オイルタイプと比べて洗浄力が弱く、皮脂を取りすぎて肌の乾燥を悪化させないので、混合肌には最適といえます。

オイリーな場所には毛穴収れん成分があるものを

クリームを塗る女性
混合肌の方は、ベタベタしているTゾーンの脂性肌の箇所にも乾燥が潜んでいて、肌を乾燥から守るために皮脂分泌が過剰になっているため、乾燥肌のUゾーンの箇所だけでなく、顔全体をしっかり保湿することが大切です。

ただ、Tゾーンのベタベタが特に気になる方は、毛穴をひきしめてTゾーンの過剰な皮脂量をコントロールするビタミンC誘導体や豆乳イソフラボンが配合されている化粧品を使用しましょう。

紫外線対策を徹底し、肌のバリア機能を正常に

日傘をさしている女性の画像

混合肌の方は、肌のバリア機能が低下していて、紫外線など外部の刺激を受けやすいため、UVカット効果のある化粧品を使用して紫外線を防ぎ、肌のバリア機能を整えるようにしましょう。

UVカット効果のある化粧下地や日焼け止めを使うのはもちろんのこと、目からの紫外線吸収を抑えるためのサングラスや、帽子や日傘などの小物も上手く使用してみることをおすすめします。

混合肌を改善するための生活習慣

お風呂でリラックスしている女性

ストレスや偏食、睡眠不足といった内的な原因で混合肌になってしまうこともあるため、普段のスキンケアに加えて生活習慣を整え、混合肌になりにくい肌を作りましょう!

バランスの良い食事を心がける

和食

偏った食生活は肌の乾燥を引き起こし、混合肌を悪化させるため、バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

ジャンクフードはさけ、キウイやピーマン、ブロッコリーなど皮脂をコントロールする役割のあるビタミンCが多く含まれた食事を摂ることをおすすめします。

質の良い睡眠をとる

寝る女性

睡眠不足によるホルモンバランスの乱れは、混合肌を悪化させるため、しっかり睡眠を取り、ホルモンバランスを整えて混合肌を改善させるようにしましょう。

お肌のゴールデンタイムと呼ばれる10時~2時の間には布団に入り、7時間以上の睡眠を取ることをおすすめします。

質の良い睡眠のために、寝る前にスマホやパソコンを見るのはやめ、アロマを焚いたりヨガをしたりリラックスしてから就寝すると良いでしょう。

趣味や運動でストレス解消をする

水分補給
ストレスをためてしまうと、肌が乾燥しやすくなり混合肌悪化の原因となるため、ストレスはなるべくためないように気を付けましょう。

時間を見つけてストレスを解消する趣味や運動を行うことは、健康にもいいですし、混合肌の改善にもつながるのでおすすめですよ。

加湿器で部屋の乾燥対策を行う

蒸気を出している青い加湿器

混合肌になるのは、肌の乾燥がひとつの原因であるため、季節を通して、加湿器で部屋の湿度を調整するようにしましょう。

季節の変わり目や冬など乾燥しやすい時期だけでなく、夏などもエアコンで室内が乾燥しやすいので、いつでも部屋の湿度に気を付けて、部屋を乾燥させないようにすることが大切です。

混合肌はメイクにも気をつけて!メイクのポイント

コンパクトを持ちメイク直しをしている女性
Tゾーンは皮脂でベタベタUゾーンは乾燥でカサカサしている混合肌は、メイクをしてもTゾーンの箇所だけ先に崩れてしまうなど、メイクに関しても悩みが多い肌質ですよね。

メイク化粧品によっては、混合肌の乾燥しているUゾーンの乾燥を悪化させたり、毛穴にメイクが落ちてしまったりして肌トラブルを引き起こしてしまいます。

ここからは、混合肌の方に合ったおすすめメイク方法を紹介します!

化粧下地は使い分けるのがおすすめ

毛穴用化粧品
混合肌の方は、Tゾーンは皮脂でベタベタUゾーンは乾燥でカサカサと、一筋縄ではいかない肌質であるため、化粧下地は、肌質ごとに使い分けるようにするのがおすすめです。

混合肌のTゾーンなど皮脂でベタベタしている個所は皮脂抑制効果のある下地、Uゾーンなど乾燥でカサカサしている個所には保湿力の高い下地を使用し、混合肌のバランスを整えるようにしましょう。

ファンデーションは保湿力の高さで選ぶ

ファンデーションを塗る女性
混合肌の方は、Tゾーンも含めて顔全体が乾燥しているため、ファンデーションは保湿力が高いものを使用するようにしましょう。

混合肌のTゾーンは乾燥から肌を守ろうと皮脂分泌を促しているため、保湿力の高いファンデーションを使用すれば、皮脂分泌によるメイク崩れを抑えられ、Uゾーンの乾燥悪化による粉吹きも防げますよ。

仕上げはテカリやすいTゾーンにフェイスパウダーを

新しいパウダーとパフ、ブラシの写真

混合肌のTゾーンとUゾーンで化粧下地を使い分け、保湿力の高いファンデーションを使用しても、Tゾーンから皮脂がでてしまいテカってしまうこともあるでしょう。

メイクの仕上げにテカリやすいTゾーンをフェイスパウダーで抑えておけば、フェイスパウダーが皮脂を吸収するので、時間が経ってもテカリにくく、崩れなくなりますよ。

まとめ

美しい顔の女性
混合肌になる原因と混合肌の治し方、混合肌の方におすすめのメイク方法について紹介しました。

間違ったスキンケアや睡眠不足が原因で、普通肌の方でも混合肌になってしまうので、正しいスキンケアを行い、日々の生活習慣を整えるようにしましょう。

「生まれつき混合肌だから仕方ない」と諦めず、本記事を参考に、混合肌を少しずつ改善していきましょうね!