中川未菜プロフィール

肌荒れと大人ニキビを解決する専門家

中川 未菜

化粧水や保湿クリームでどんなに保湿してもうるおいが足りない時や、特別な日の前日に保湿のスペシャルケアとして取り入れたい「パック」。

ドラッグストアや雑貨店などで取り扱われているパックの種類はさまざまで、「どのパックを選べば効果的に保湿できるのかわからない」という人も少なくないのではないでしょうか。

本記事では、パックをすることによるメリットから、保湿に効果的なパックを5商品紹介し、より保湿効果を高める使い方まで紹介していきます。

パックをすることのメリットとは

頬に手を当てる女性

毎日の保湿スキンケアで、肌のうるおいが足りず化粧ノリが悪かったり、肌荒れしてしまったりということはありませんか?

普段の保湿スキンケアに使用する化粧水や乳液などの化粧品と一緒に使うことによって、肌に水分を与えてくれるのが「パック」の役割です。

パックは、ビニール製の開閉チャックがついたパウチ型の袋に、保湿に有効な成分が配合された化粧液がたっぷり浸されたシートマスクが個包装されているタイプのものが主流。

保湿成分を豊富に含んだシートを直接肌に貼り付けることで、化粧水を手でつけるよりも肌への密着性が高まり、効果的に保湿できるのです。

保湿効果を求めるなら「シート」「クリーム・ジェル」パックを

指をさす女性

ドラッグストアなどで売られているパックはシートマスクタイプが主流ではありますが、シートマスクだけでなく様々な種類のパックがあります。

パックの種類やそれぞれが持つ効果から、本当に保湿効果の高いパックはどれなのか説明していきます。

パックの種類

頬にクリームを塗り横を向いた女性

パックの種類は、シートマスク以外に「クリーム・ジェルパック」と「手作りパック」があり、どちらもシートマスクとは違った使い方や効果を持っています。

シートマスク

顔の形がかたどられたシートを、保湿成分や有効成分が配合された化粧液をひたひたにしたマスク。

顔に貼り付けてそのまま数分待つだけで保湿できるので、時間がない人や手が離しにくい小さな子どもを持つ女性にも人気です。

ドラッグストアやスーパーなどの量販店で手軽に購入でき、シートマスク1枚の値段が100円程度のものからあるので、気になった時に挑戦しやすいのも魅力。

クリーム・ジェルパック

保湿成分が配合され、顔の上にたっぷりと白塗りするように塗って肌になじむのを待つパックが、クリーム・ジェルタイプのパック。

手やスパチュラでクリーム・ジェルをとって顔に乗せていくので、シートマスクのようにゴミが少なく、いつものスキンケアで保湿クリームを塗るような感覚でケアすることができます。

夜就寝前に顔にたっぷりと塗って、寝ている間に保湿成分を肌に行き渡らせるクリーム・ジェル状の「スリーピングパック」も最近では人気で、寝ている間に保湿できるので時間をとることなく保湿ケアができますよ。

手作りパック

手作りパックは自宅にあるコットンに化粧水を浸して顔に貼り付ける「コットンパック」や、果物やヨーグルト・はちみつなどを顔に塗っていく手作りフェイスパックが手軽で人気です。

自宅にあるもので保湿できるので、その材料がすでに用意されている場合は、コストをかけずにパックをすることができますよ。

効果的な保湿にはシート、ジェル・クリームパックがおすすめ

効果的に保湿を行うためにパックを使うのであれば、保湿成分がたっぷりと配合された化粧水で浸されているシートマスクタイプや、スリーピングパックタイプがおすすめ。

自宅にあるもので手軽にできる手作りパックは、手持ちの化粧水をコットンに浸して数分顔に貼り付けて待つだけなので、普段の化粧水の保湿効果とほぼ変わりません。

また、食べ物を使ってのパックにおいては、食べ物は肌に塗って保湿をすることを目的としてつくられていないので、そもそも保湿効果を得るために使うことを推奨できないのです。

保湿効果の高いシートパックやクリーム・ジェルパックを肌荒れがない時に使用することを守れば、乾燥している肌状態を改善できますよ。

うるおい満タン!おすすめ高保湿パック5選

保湿効果を高めるために取り入れたいパックですが、さまざまな種類があって選ぶのも一苦労ですよね。

今回は高保湿成分が配合されている保湿に最適なパックを、シートパックタイプとクリーム・ジェルタイプのパックの2種類にわけて全部で5商品紹介していきます。

SK-Ⅱ フェイシャルトリートメントマスク

1枚入り 1,836円(税込)

SK-Ⅱ フェイシャルトリートメントマスク

フェイシャルトリートメントマスクのおすすめポイント

  • SK-Ⅱの独自成分「ピテラ」配合でうるおいを集中的に補充
  • 顔のすみずみまで保湿成分が届くようにシートが12箇所も立体的に裁断

フェイシャルトリートメントマスクは、酵母が発酵するときに生まれる菌が持つ作用に着目して作られたSK-Ⅱ独自の成分である「ピテラ」を配合し、肌が元々持っている本来の保湿作用をよみがえらせるシートタイプのパック。
乾燥した肌をトリートメント(修復)するようにいたわりながら保湿ができ、乾燥によって荒れがちな肌を整えてくれますよ。

フェイシャルトリートメントマスクの口コミまとめ

  • パックをしたあと洗い流すので、本当に保湿できるの?と心配だったが、翌朝のしっとりもちもち・すべすべ感が今まで感じたことがないような質感
  • セットについていたので使ってみたが、今まで使ったどんなシートマスクよりも効果を感じた
  • たっぷりの保湿効果で、毛穴のたるみや目の下のシワをカバーしてくれてエイジングケアとしても効果的に感じる

ミノン アミノモイスト ぷるぷるしっとり肌マスク

4枚入り 1,200円(税抜)

ミノン ぷるぷるしっとり肌マスク

ぷるぷるしっとり肌マスクのおすすめポイント

  • ぷるぷるのジェルが肌に密着してなじみやすい
  • シートそのものが柔らかく、肌を包み込むように保湿

敏感肌でも安心して使える化粧品を開発しているブランド「ミノン」から発売されている「ぷるぷるしっとり肌マスク」は、やわらかいシートが特徴のシートタイプのパックです。
乾燥によって衰えがちな肌のバリア機能の働きを助けるアミノ酸系の保湿成分を配合しているので、シートパックをはがした後の肌を、しっとりと落ち着いた肌に導きます。

ぷるぷるしっとり肌マスクの口コミまとめ

  • 口コミの良さから買ってみたが、一回使っただけでも保湿効果を実感できるくらい良かった
  • 名前のとおり、肌がしっとりぷるぷるになっていつまでも触っていたくなる肌になる
  • 敏感肌でも肌荒れすることなく使うことができた

ルルルン プレシャス高保湿マスク

32枚入り 1,600円(税抜)/7枚入り 450円(税抜)

ルルルン プレシャス高保湿パック

プレシャス高保湿マスクのおすすめポイント

  • 3層構造の厚みのあるシートが美容成分をたっぷり含み、肌のすみずみまでうるおいを届ける
  • 乾燥によってゴワつく肌を柔らかく整えるコメヌカ油配合

ドラッグストアでも変えるシートパックを販売しているルルルンの中でも、最も保湿力が高いシリーズが「ルルルンプレシャス 高保湿マスク」です。
乾燥してカサつきやゴワつきが出てしまった肌をふっくらと整えるコメヌカ油などの米由来の天然保湿成分が豊富に配合されているので、毎日使い続ければ乾燥に負けない潤った肌に導いてくれますよ。

プレシャス高保湿マスクの口コミまとめ

  • シートと肌の密着性が高く、目元などの細かいところまで保湿ができる
  • 値段の割にしっかりと保湿されて良い。
  • 10分後にシートパックを剥がし終えた後もシートに残った化粧水で顔全体を撫でてなじませるとより肌になじむように感じる。

エリクシール シュペリエル スリーピングジェルパック

3,024円(税込)

エリクシールスリーピングジェルパック

スリーピングジェルパックのおすすめポイント

  • 塗って寝るだけで寝ている間に美容成分や保湿成分が肌をケアする便利なパック
  • ぷるぷるのジェルタイプなのでベタつきが少なく、どんな肌質の人でも使いやすい

資生堂のエリクシール シュペリエルスリーピングジェルパックは、夜洗顔後の保湿スキンケアの最後に取り入れ、肌に塗って眠るだけの簡単・時短な保湿ケアアイテム。
保湿に適したコラーゲンや独自成分で、肌をしっとりうるおしてハリやツヤのある肌に導きます。

スリーピングジェルパックの口コミまとめ

  • つけてそのまま寝るので枕や髪につかないように注意するのが大変だが、翌朝の肌の調子がよく、潤っている
  • ぷるぷるのジェルを肌に伸ばすと密着し、ずっと肌の上に残るのかと思っていたら数分後には肌になじんできていて保湿成分が肌に入ってきているのを実感する

クリニーク モイスチャーサージ オーバーナイトマスク

5,400円(税込)

クリニーク オーバーナイトサージ

オーバーナイトマスクのおすすめポイント

  • 寝ている間に失われていくうるおいを、なめらかなクリームで補給
  • 肌のゴワつきを解消して、なめらかなしっとり肌に

クリニークのモイスチャーサージ オーバーナイトマスクは、夜寝る前にクリームを顔全体につける夜用マスク。
乾燥によって起こりがちな肌荒れを防ぐために濃厚な保湿を肌のすみずみまで届けるので、翌朝の肌はしっとりもちもちとした生まれ変わった肌に仕上がります。

オーバーナイトマスクの口コミまとめ

  • ベタつきを感じるが、乾燥肌で普段からこっくりとした保湿クリームを使っている人にぴったりな濃厚保湿マスク
  • 翌朝のしっとり感が日中も続き、メイクノリが良くなり朝の綺麗な状態が持続するようになった

高保湿パックの効果を最大限得られる使い方

女性がシートマスクを付けてベッドで本を読んでいる画像

高保湿なパックを使って最大限の保湿効果を得るために、3つのポイントを押さえましょう。

道具もいらず、すぐに実行できるポイントなので、パックを使うときに是非試してみてくださいね。

洗顔後、化粧水で肌をととのえる

頬に手を当てる女性のスキンケアイメージ

パックを使って保湿ケアをする前には、必ず洗顔をして肌を清潔な状態にすることが最も大切。

メイクの汚れや皮脂汚れが肌の上に溜まったままでは、せっかくパックで取り入れられるはずの美容成分や保湿成分が肌のすみずみまで届きにくくなってしまいます。

メイクをした日はクレンジング料を使ってメイクを落とし、メイクをしなかった日も肌にやさしい無添加の洗顔石鹸を使って、皮脂やほこりなどの汚れを落としてあげましょう。

肌の汚れを落としてまっさらな状態になったら、パックの前に化粧水を肌になじませてあげると、パックの美容成分や保湿成分が肌になじみやすくなります。

化粧水には水分を肌に与えるだけではなく、肌の表面のキメを整えたり肌を柔らかくする効果があるので、化粧水をつけた後にパックをした方がパックの保湿効果が引き出されやすくなるのです。

使用する化粧水は手持ちのもので構いませんので、パックの前に化粧水を軽くなじませてあげるようにしましょう。

パックを温めてから使う

丸い温度計

パックを使って保湿する際は、パックを袋にいれたまま湯船やぬるま湯にいれて、人肌程度に温めてあげることがおすすめ。

袋に入ったパックは、通常は常温からちょっとひんやりと感じる温度になっており、そのひんやり感が毛穴や肌を引き締めて保湿成分や美容成分がなじみにくくなってしまいます。

パック自体を人肌程度の温度に温めてから顔に乗せると、毛穴が閉じることなく肌にぴったりと密着し、保湿成分や美容成分を肌に届けながら温熱効果による血流上昇・リラックス効果も生み出してくれますよ。

個別包装タイプではないシートマスクの温め方

大容量タイプでシートマスクが個別包装されず、複数枚重なって箱や大きめのパウチに入っている商品は、使用するシートマスクを1枚とったらサランラップでくるみます。

次にシートマスクをくるんだサランラップを、用意しておいた蒸しタオルで10秒ほど包めば、程よく温かくなったシートマスクのできあがり。

クリーム・ジェルタイプのパックの温め方

クリーム・ジェルタイプのパックは、蒸しタオルやあたたかいお湯で手のひらを温めてから適量を取りましょう。

適量のクリーム・ジェルタイプのパックを取ったら、両手でやさしく包むようにあたためてあげると、肌なじみが良いパックのできあがりです。

使用後には乳液・クリームでフタを

クリーム

パックを使って保湿をした後は、乳液や保湿クリームで油分の蓋をしてあげましょう。

パックは化粧水や美容液の効果を持つ水分ベースの保湿剤なので、乾燥に悩む人は与えた水分が逃げないように、油分が配合された乳液や保湿クリームを塗って、肌の水分を守ってあげることが大切です。

一歩間違えるとさらに乾燥!パック使用時の注意点

パックを使用する際には、使用上の注意を把握して使わないと、さらに乾燥を引き起こす恐れがあります。

以下の2つの使用上の注意点を守って、パックの保湿効果を最大限に引き出してあげてくださいね。

シートマスクタイプは使用時間を守る

シートマスクを使用して保湿をする時は、各商品それぞれのパッケージに記載されている使用時間の目安を必ず守って使いましょう。

美容成分や保湿成分配合の化粧液がたっぷりと含まれたシートマスクは、つけている時間が長ければ長いほど保湿効果が高まると思われがち。

しかし実際は、肌に密着したシートマスクから肌になじむ量の化粧液の水分が行き渡ったら、それ以上肌に化粧液の水分がなじんでいくことはありません。

さらには、長時間肌の上に置いておいたシートマスクに残った化粧液の水分が、自分の体温や外気温で蒸発し、水分を吸収しやすいシートマスクが肌に与えた化粧液の水分まで一緒に奪って蒸発してしまい乾燥を引き起こすのです。

シートマスクのつけ過ぎによる乾燥を防ぐには、商品のパッケージに記載されている「使用目安時間」を守って使うことが大切。

シートマスクを顔から剥がした後は、油分の膜で与えた水分を逃がさないために乳液や保湿クリームを塗って、肌にうるおいを蓄えてあげてくださいね。

肌荒れ時には使用のおやすみを

シートパック、クリーム・ジェルパック、手作りパックの全てのタイプのパックにもいえることですが、ニキビなどの肌荒れを起こしている時や傷ができてしまった時は、使用を控えましょう。

ニキビや傷にパックの水分が染みて刺激をもたらし、配合されている合成成分によっては、肌荒れしている箇所の炎症をさらに悪化させてしまう恐れがあります。

肌荒れしている時は保湿よりもまず炎症を抑えることが先決なので、炎症が引いてからパックを使ってくださいね。