保湿だけじゃない!乾燥による肌荒れの悩みを解消する7つの方法

肌荒れ
カサカサ粉ふきやかゆみに悩む人、必見!乾燥による肌荒れをケアする方法7選
中川未菜プロフィール

肌荒れと大人ニキビを解決する専門家

中川 未菜

「高保湿タイプの化粧水やクリームで保湿しているのに、乾燥して肌がカサカサかゆい…」

「乾燥でヒリヒリして、ろくに化粧もできない><」

乾燥によって引き起こされるかゆみやヒリヒリ感などの肌荒れって、どうしても気になっちゃいますよね。

「乾燥肌の人におすすめ」と雑誌やネットで紹介されている保湿化粧品を使っても、肌の乾燥がなかなか良くならない…なんて方もいるのではないでしょうか。

中川
でも肌の乾燥は、保湿化粧品を使うだけでは良くならないこともあるんです…。

保湿化粧品が肌に合わなかったり、毎日過ごしている環境によってはせっかく肌に与えたうるおいが逃げやすくなっていたり…

毎日の小さな積み重ねが、肌の乾燥を引き起こすこともあるので、ただ保湿化粧品を使っていれば肌の乾燥が良くなるわけではありません。

保湿化粧品に保湿成分が入っていることはもちろん大切。

ですが、乾燥しにくい肌づくりのためには、肌を乾燥させない環境を整えることも大切です。

この記事では乾燥によって引き起こされる肌荒れのケアにおすすめな保湿化粧品の選び方や、今日からできる日常対策を7つ紹介していきます。

見落としがちなポイントもあるので、乾燥によるかゆみやヒリヒリ感がなかなか治まらない方は参考にしてみてくださいね。

乾燥による肌荒れの特徴

「あの子はこの保湿化粧品を使って乾燥しなくなったよ、といってたのに私の肌荒れが良くならないのはなんでだろう…」

と頭を悩ませてしまうことはありませんか?

目元を指差す女性

乾燥に効いたという口コミを見てすぐに飛びついても、自分の肌では効果を感じられないのは、「肌荒れ」と一言でいっても、その種類や状態が人それぞれ違うから。

また、肌荒れの状態だけでなく、引き起こされる原因も人によって違うんです。

ここからは乾燥による肌荒れの原因と、なぜ肌荒れの状態が良くなる人・良くならない人が分かれるのか解説していきますね。

乾燥による肌荒れが起こる原因

肌が乾燥してしまう理由は、毎日の生活の中にたくさん転がっています。

肌の乾燥の主な原因は、下に挙げる5つです。

乾燥が引き起こされる5つの原因

  • 加齢
  • 間違ったスキンケア
  • 空気の乾燥
  • 生活習慣の乱れ
  • ストレス

乾燥は、上の5つの原因によって、肌の表面を守っているバリア機能が壊れてしまうことから始まります。

バリア機能とは、健康な肌にある紫外線や花粉などの刺激から肌を守ってくれる、薄いベールのような膜のこと。

バリア機能の膜は刺激から肌を守るだけでなく、肌の内側にある水分やうるおい成分を逃がさない役割もあるので、肌を乾燥させにくくしてくれます。

しかし上に挙げた5つの原因が肌に負担をかけると、どんどんバリア機能が低下していくので、肌のうるおいが保てなくなり、しまいには肌が乾燥してしまうんです。

健康な肌と乾燥した肌のイラスト

肌のバリア機能は、肌の水分や油分のバランスが整ったうるおった肌の状態が保たれることで、正常に働きます。

そのため、一度低下した肌のバリア機能を元に戻すには、保湿に有効な成分が配合されたスキンケア化粧品を使って毎日ケアしていくことが大切なんですよ。

「なんだか最近乾燥するなあ」という軽い悩みでも、正しい保湿ケアを行わないでそのままにしていると、肌のバリア機能がどんどん低下していってしまうのです…。

肌のバリア機能が低下した状態が続くと、紫外線を浴びたり肌をこすったりする刺激を敏感に感じやすくなってしまいます。

すると、いつもは気にならない少しの刺激でも、肌にピリピリとした痛みを感じたり、赤みやかゆみが出やすくなったりして肌荒れを起こしやすくなってしまうんです。

中川
たかが乾燥、されど乾燥ですね…。

ヒリヒリかゆくなってきてしまうと、もはや乾燥だけでなく肌荒れも起こしてしまっている状態なので、スキンケアの見直しをしましょう!

でも、実は乾燥による肌荒れには4つのパターンがあって、スキンケアでは元に戻すことが難しい場合もあるんです。

乾燥による肌荒れの4パターンをこのあと紹介していきますね。

正しい保湿ケアをせずに肌の乾燥が続くと、肌のバリア機能がどんどん低下して、肌荒れしやすい肌になってしまいます。

しかも肌荒れの種類によっては、スキンケアではもうどうにも解決できない、なんてことも…。

どのパターンならスキンケアで落ち着かせることができ、どのパターンではスキンケアでは悩みを解決できないのか、詳しく見ていきましょう。

乾燥によって起こる4パターンの肌荒れ

  • 肌のヒリヒリ感
  • カサカサとした粉吹き
  • ニキビ
  • 乾燥性皮膚炎

上に挙げた乾燥によって起こる4つのパターンの肌荒れは、それぞれ見た目や症状が違いますが、どれも肌が乾燥することで起きやすい肌荒れなんです…。

中でも肌のヒリヒリ感やカサカサの粉吹き、ニキビの3つが乾燥によって起こるのには、以下の理由が考えられます。

乾燥による肌荒れが起こる原因
  1. 肌のバリア機能が低下し、紫外線や摩擦などの刺激を感じやすくなる
  2. 肌のバリア機能が低下し、肌表面の水分の量が減る
  3. 肌のターンオーバーが乱れ、肌の表面に古い垢が溜まりやすくなる

肌のヒリヒリ感、カサカサとした粉吹き、ニキビの3つの肌荒れは、悪化する前に乾燥をケアできる保湿化粧品やスキンケア方法で肌のうるおいを取り戻しましょう。

乾燥による肌荒れにおすすめなスキンケア化粧品の選び方 を先に見る
中川
ただ、4つ目に挙げた乾燥性皮膚炎は要注意…。とはいっても乾燥性皮膚炎ってなかなか聞きなじみがないですよね^^;

乾燥性皮膚炎については、このあと少しだけ詳しく説明しますね。

乾燥性皮膚炎とは

特徴

  • 肌の下にある角質層の水分や油分が減って肌が固くなって、ひび割れや皮むけが起こっている状態
  • 乾燥した肌の状態が悪化すると、強いかゆみや赤みに加えて、水ぶくれのような湿疹も出る
  • 「乾皮症」「皮脂欠乏性」とも呼ばれる

主な原因

  • 加齢
  • 肌への強い摩擦

乾燥性皮膚炎は、ただ乾燥してカサカサした状態になるだけでなく、肌がひび割れて見えたり湿疹も出たりする、れっきとした皮膚病です。

乾燥性皮膚炎という病名がついているくらいなので、肌の乾燥とともに上で挙げたような症状が肌にでている方は、かかりつけの皮膚科で相談してみてくださいね。

乾燥性皮膚炎を市販の保湿化粧水や保湿クリームで治すことは、まずできません。

皮膚科の専門医に肌の状態を見てもらい、自分に合った正しい保湿化粧品や保湿の方法を教えてもらってケアしていくことが大切ですよ。

乾燥による肌荒れにおすすめなスキンケア化粧品の選び方

乾燥によって引き起こされる4つの肌荒れのうち、「乾燥性皮膚炎」はドラッグストアなどで売られているスキンケア化粧品ではケアすることができません。

ですが、「肌のヒリヒリ感」「カサカサとした粉吹き」「ニキビ」といった乾燥が原因の肌荒れは、スキンケア化粧品の選び方次第で予防できるんです!

女性が化粧品を手に持っている

乾燥による肌荒れを予防するために使うべきスキンケア化粧品の選び方は、大きく分けて全部で3つ。

スキンケア化粧品の選び方ポイント

  • やさしい洗浄成分の洗顔・クレンジング
  • 保湿力が高く肌にやさしい成分の保湿化粧品
  • アルコール・エタノール不使用の保湿化粧品

ここからは、乾燥による肌荒れを予防するために使うべきスキンケア化粧品の選び方を、3つのポイントに分けて紹介していきますね。

肌に負担をかけない洗浄成分の洗顔・クレンジングを選ぶ

乾燥によって肌荒れを起こしてしまっているときには、高保湿タイプの保湿化粧品を選ぶのがまず一番に思い浮かびますよね。

ですが、実はその前に使う顔にも乾燥を引き起こす原因が潜んでいるので、洗顔料やクレンジング料の選び方も大切なんです。毛穴ケアをしている女性

乾燥している肌に使う洗顔料やクレンジング料は、これ以上肌のうるおいを逃さないようにするものを選ぶのが大事ですよ。

肌のうるおいを逃がしにくい洗顔料やクレンジング料の条件は、洗浄成分として配合されている「界面活性剤」に注目しましょう。

界面活性剤とは
  • 水と油を交わらせる作用がある
  • 原料は天然由来の界面活性剤と石油系界面活性剤の2種に分かれる
  • 肌に負担が少ないのは「天然由来の界面活性剤」
  • 肌に負担をかけやすいのは「石油系界面活性剤」

ほとんどの洗顔料やクレンジング料には、水では落ちない汚れを落とすために界面活性剤が入っています。

界面活性剤にはたくさんの種類がありますが、以下の4つの界面活性剤が含まれた洗顔料やクレンジング料を選ぶのがおすすめ。

▼肌に刺激を与えにくい界面活性剤

天然の界面活性剤

  • 天然素材を使っているので、肌に負担がかかりにくい
  • 天然由来の成分でつくられているので、合成の界面活性剤より洗浄力は落ちる
  • 成分例→サポニン・レシチン・ペプチド・リン脂質 など

アミノ酸系
界面活性剤

  • 肌と同じ弱酸性でつくられていて、肌に負担がかかりにくい
  • 他の界面活性剤よりも洗浄力が低く、値段が高い
  • 成分例→ラウロイルグルタミン酸Na・ココイルメチルアラニン酸Na など

両性界面活性剤

  • 肌に負担をかけにくいマイルドな洗浄力
  • 洗浄力がそこまで高くないので、濃いメイクは落ちにくい
  • 低刺激をうたうクレンジング料や洗顔料に配合されていることが多い
  • 成分例→コカミドプロピルベタイン・ココアンホ酢酸Na など

非イオン系
界面活性剤

  • 数ある界面活性剤の中でも最も肌に負担がかかりにくい
  • 洗浄力がそこまで高くないので、濃いメイクは落ちにくい
  • 低刺激をうたうクレンジング料や洗顔料に配合されていることが多い
  • 成分例→ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル・PEG-60水添ヒマシ油 など

上に挙げた4つの界面活性剤は、どれも肌に刺激を与えにくいので、洗顔する時の肌への負担を減らし、うるおいを守って洗い上げてくれますよ。

そのほかにも、界面活性剤の代わりとして、天然油脂のオリーブ油やマカデミアナッツ油、米ぬか油などが、洗顔料やクレンジング料によく含まれます。

人間の皮脂とよく似ている構造で肌への負担も少なく、水分が蒸発するのを防ぎながら洗えるので、油脂配合の洗顔料・クレンジング料もおすすめです。

中川
ここまで肌に負担が少ない界面活性剤を紹介しましたが、上で挙げた成分を覚えておくのって正直難しいですよね。

そこで、肌に負担をかけにくい洗顔料・クレンジング料の簡単な見分ける方法をまとめてみたので、選ぶときの参考になると嬉しいです!

肌を乾燥させにくい洗顔料・クレンジング料の簡単な見分け方

  • 「石油系界面活性剤不使用」と記載がある
  • 「弱酸性」や「低刺激性」と記載がある

ここまでで紹介した内容を踏まえて、実際にハリツヤ研究所内で試したことがある63商品の洗顔料・クレンジング料の中から、おすすめを2商品紹介しますね。

【洗顔料】ココラルム マイルドソープ

ココラルム マイルドソープ85g 3,064円(税込)|通常購入
※定期コース初回のみ50%オフ・2回目以降は20%オフ

ココラルム マイルドソープは、天然由来の植物油であるVCO(ヴァージンココナッツオイル)が洗浄成分として配合されている、石油系界面活性剤不使用の洗顔石鹸。

VCOは、皮脂とほぼ同じ構成の洗浄成分なので、肌に負担をかけにくくいんです。

また肌のうるおいを逃しにくいので、乾燥による肌荒れを起こしているときの洗顔にぴったりですよ。

【クレンジング料】フルリ クリアゲルクレンズ

フルリ クリアゲルクレンズ150g 3,780円(税込)
※定期購入で17%オフ

フルリ クリアゲルクレンズは、肌への負担が少ない非イオン系界面活性剤を主にしたクレンジング料。

もっちりとした弾力のあるゲルタイプなので、肌への摩擦による刺激を抑えながら洗うことができますよ。

保湿力が高い保湿化粧品を選ぶ

乾燥による肌荒れの悪化を防ぐために大切な保湿化粧品。

化粧水だけでなく、乳液やクリーム・美容液なども取り入れて、肌を保湿しているという方も多くいるかと思います。

しかし本当に大切なのは、保湿化粧品を使う量ではなく、配合されている保湿成分が本当に保湿効果が高いものなのかどうか。

化粧水を手に取る女性

効果的に保湿するには、本当に保湿効果の高い成分を見極めて保湿化粧品を選ぶことがポイントになってきます。

中川
そこで高い保湿効果が期待できる成分を、厳選してみました。

特におすすめしたい順に紹介していくので、商品を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

特に高い保湿効果を期待できる保湿成分
  1. セラミド
     特に「ヒト型セラミド」がおすすめ。中でもセラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド6が保湿に効果的。
  2. ライスパワーNo.11
     肌のバリア機能を高めて、「皮膚の水分保持機能を改善する」有効成分。
  3. ヘパリン類似物質
     皮膚科でも乾燥した肌に治療薬として処方されることが多い成分。
  4. コラーゲン
  5. ヒアルロン酸

セラミド・ライスパワーNo.11・ヘパリン類似物質の3つは保湿効果が高いだけではなく、肌へのなじみも良いので特におすすめの保湿成分。

乾燥によってこわばった肌にたっぷりとうるおいを与えて、乾燥が原因になって起こる肌荒れを防いでくれますよ。

名前
このあと、特に高い保湿効果が期待できる成分として紹介した「セラミド」「ライスパワーNo.11」が入っている保湿化粧品を2商品紹介しますね。

もしも商品選びに悩んでいたら、トライアルセットもあるので一度試してみてくださいね^^

ディセンシア アヤナス

トライアルセット(10日分) 1,480円(税込)
(内容→10日分の化粧水・美容液・クリーム、アイクリーム1包)

敏感肌用ブランドのディセンシアのなかでも、特に高い保湿力の成分が豊富に配合されている「アヤナス」。

高保湿成分のセラミドを、肌のすみずみまで届けやすくするために加工したセラミドナノスフィアが肌にしっとりとしたうるおいを与えてくれます。

また、敏感肌の方でも安心して使えるようにつくられているので、乾燥による肌荒れ中も肌に負担少なく使えますよ。

米肌 潤い体感セット【医薬部外品】

米肌 潤い体感セットトライアルセット(14日分) 1,500円(税込)
(内容→14日分の洗顔石鹸・化粧水・美容液・クリーム、フェイスマスク1枚)

米肌の潤い体感セットは、化粧水・美容液・クリームの3つの保湿化粧品に、高保湿成分の「ライスパワーNo.11」を配合しています。

ライスパワーNo.11には、肌の水分を保つ機能を改善する効果があるので、乾燥による肌荒れを起こしている肌にうるおいを与えてくれますよ。

その他にも天然由来の保湿成分をたっぷり配合し、肌と同じ弱酸性で作られているので、肌荒れ中でも刺激を感じにくいスキンケアラインです。

肌に刺激を与えやすい成分不使用のものを選ぶ

乾燥している肌は、バリア機能が低下していて、刺激に敏感になっています。

そのため、洗顔料やクレンジング料、保湿化粧品が刺激を起こしにくい成分でつくられているかどうか見極めるのも大切なポイントです。

鏡を見ながらメイクする女性

肌に刺激を起こしやすい成分として名前があがる、石油系界面活性剤やパラベン、着色料などといった「添加物」は、特に要注意。

またアルコール(エタノール)は、肌にピリピリとした刺激を与えるだけでなく、水分を蒸発させやすいので、乾燥による肌荒れに悩む方の大敵です。

肌に刺激を与えやすい成分を下にまとめてみたので、参考にしてみてくださいね。

肌に刺激を与えやすい主な成分例

  • 石油系界面活性剤
  • 着色料
  • 香料
  • シリコン剤
  • アルコール(エタノール)
  • 中和剤
    ジエタノールアミン(DEA)、トリエタノールアミン(TEA)
  • 防腐剤
    プロピルパラベン・ブチルパラベン・フェノキシエタノール
中川
乾燥による肌荒れ中に使う洗顔料・クレンジング料、保湿化粧品は、これらの成分が配合されていないものを選びましょう。
ハリツヤ研究所
https://haritsuya-labo.jp/pharmacist-cosmeticconcierge-creams/

乾燥による肌荒れをケアする7つの方法

乾燥による肌荒れをケアするには、このあと紹介する7つの方法を実践していきましょう。

乾燥による肌荒れをケアする7つの方法
  1. スキンケア方法を見直す
  2. 正しい紫外線対策をする
  3. 部屋を40%~60%に加湿する
  4. ベースメイクを高保湿タイプにする
  5. うるおいを保つ食事・サプリの活用
  6. 睡眠の質の改善
  7. 適度な運動

上に挙げた7つの方法は、どれも本当に簡単なので思わず拍子抜けしてしまうかもしれません(笑)

それくらいに意外なポイントだったりするので要チェックですよ!

1、スキンケア方法を見直す

乾燥による肌荒れをケアするために見直すポイントの1つめは、「スキンケア方法の見直し」。

スキンケアをしている女性

高保湿タイプの保湿化粧品を使っているのに、どうしても肌の乾燥や乾燥による肌荒れが良くならなかったりする方は、スキンケアの方法が間違っている可能性が高いんです…。

下に乾燥による肌荒れを引き起こしやすいスキンケア方法をまとめているので、自分のスキンケア方法が間違っていないかどうか確認してみてくださいね。

乾燥による肌荒れを引き起こしやすいスキンケア方法
  • 毛穴の汚れが気になって、ゴシゴシと肌をこするように洗顔している
  • メイクや皮脂がちゃんと落ちているか不安で、1分以上洗顔している
  • すすぎは洗面器に溜めたお湯だけでしている
  • 泡立てやすすぎに使う水は、40度くらいのお湯または10度くらいの冷たい水だ
  • 洗顔後はすぐに保湿せずに、髪の毛を乾かすなど他の作業をしている
  • 化粧水や乳液を使う時は、コットンを使って肌がヒリヒリするまで保湿している
  • 保湿化粧品をパチパチと手で叩くようにパッティングしてつけている
  • 冷蔵庫に入れて冷やした保湿化粧品を使っている
中川
当てはまるものはありましたか…?当てはまった方はいますぐスキンケア方法を見直して、正しいスキンケアをしていきましょう!

それではここから正しいスキンケアの方法を紹介していきますね。

洗顔・クレンジングの正しいやり方

乾燥による肌荒れを、これ以上悪化させないための正しい洗顔・クレンジング方法は以下のとおりです。

乾燥による肌荒れを悪化させない洗顔・クレンジング方法
  • 洗顔・クレンジングは肌をこすらず、撫でるように行う
  • 洗顔・クレンジングは時間をかけずに1分以内で行う
  • すすぎは常に新鮮で綺麗な流水を使う
  • 泡立てやすすぎに使う流水は、32~34℃の人肌より少しぬるいお湯を使う

洗顔料は32~34のぬるま湯を使って、ツノが立つくらいまでしっかりと泡立てて使うのがポイント。

洗顔・クレンジングの正しいやり方

濃密でへたらない泡で洗顔すれば、肌と指がこすれあって摩擦になるのを防ぐので、肌荒れ中のデリケートな肌に負担をかけにくくなりますよ。

洗顔料のように泡が立たないクレンジング料でも同様で、肌の上をすべらすようにして、力を入れずにメイクを落としてくださいね。

中川
洗顔やクレンジングは、時間をかけてやれば汚れが良く落ちるわけではありません。

肌に長い時間のせていると、洗浄成分が肌に負担をもたらすことがあるので、1分以内に顔全体を洗いあげるのが理想です!

また顔を洗っている最中だけでなく、すすぎも重要。

洗面器に溜めたぬるま湯を使って洗顔料やクレンジング料をすすぐよりも、流水を使ったほうが常に清潔なぬるま湯ですすぎができるのでおすすめですよ。

保湿の正しいやり方

乾燥による肌荒れをケアするために守ってほしいポイントは、たったの3つ。

乾燥による肌荒れをケアする正しい保湿方法
  • 洗顔後は3分以内に保湿する
  • コットンではなく手のひらで肌に押し込むようになじませる
  • 手のひらで人肌にあたためてから保湿する

乾燥による肌荒れをケアするために大切なのは、とにかく肌に負担をかけずにうるおいを与えること。

洗顔後の肌は、普段肌の表面にあってうるおいを逃しにくくしている皮脂が、界面活性剤によってなくなっている状態です。

そのため、すぐに肌を保湿しなければ、肌の内側にある水分がどんどん蒸発して乾燥がさらに進んでしまうんです…。

コットンパックをしている女性

洗顔・クレンジングをしたら3分以内に保湿ができるように、洗面所に保湿化粧品を置いておくなど工夫してみてくださいね。

また、保湿化粧品はコットンではなく手のひらでつけるのが、保湿においての最重要ポイント。

コットンは、繊維が肌にチクチクと刺激を与えることがあるので、手のひらでつけた方が摩擦を起こさずに保湿できますよ。

中川
冷蔵庫で保管した化粧水で保湿しているという方も、中にはいますよね。

ですが、冷たい化粧水は、乾燥による肌荒れ中のバリア機能が低下した肌には刺激を与えることがあるので、常温での保管がおすすめです。

常温で保管した化粧水を、手のひらで温めてから肌につけると、刺激を与えにくく肌なじみも良くなりますよ!

シートパックを使う時は長時間使用に注意!

上のチェックリストには挙げませんでしたが、保湿のスペシャルケアとしてシートタイプのパックを使っているという方もいるのではないでしょうか。

女性がシートマスクを付けてベッドで本を読んでいる画像

シートパックは肌に長い時間乗せておけば、保湿効果が高まるものではありません。

むしろ、長時間つけていると、シートパックの表面にある水分が肌の水分と結びついて一緒に蒸発し、肌をより乾燥させてしまうこともあるんです…。

シートパックを使うときは、商品のパッケージに記載されている目安の時間を守って使ってくださいね。

2、正しい紫外線対策をする

徐々に暖かくなる春や日射しの強い暑い夏は、シミやそばかすの原因になる紫外線が気になりますよね…。

ですが実はその紫外線は、乾燥による肌荒れを起こしてしまう原因の「肌のバリア機能の低下」にも深く関係してきます。

紫外線を浴びた肌は、バリア機能が低下している状態なので、肌の水分が外に逃げ出しやすくなり乾燥を招く原因に。

皮膚断面図 水分と肌荒れ

さらに、バリア機能が低下した肌は、スキンケア化粧品に含まれる成分やスキンケア時の肌の摩擦など、さまざまな刺激に弱くなり、乾燥による肌荒れを引き起こしてしまうんです…。

中川
しかも紫外線は、春や夏だけでなく、日射しの強さがやわらぐ秋や寒い冬、曇りの日でも降り注ぎます。

室内や車の中でも窓を通り抜けて紫外線が入ってきていることを、ハリツヤ研究所でも実証済み(※実証記事はこちら)なので、いつでも気を抜かず紫外線対策が必要なんです><

乾燥による肌荒れを防ぐために大切なのが、毎日の正しい紫外線対策。

紫外線を防ぐためには、日焼け止めが必要になりますよね。

UVカットしている女性

毎日使うからには、なるべく肌に負担をかけずに紫外線をカットできる「紫外線散乱剤」を使った日焼け止めを選んで使いましょう。

紫外線散乱剤として配合されている主な成分は、「酸化チタン」と「酸化亜鉛」の2つ。

これら2つが配合された日焼け止めなら肌への負担少なく、紫外線を防げますよ。

もうひとつの紫外線をカットする成分の「紫外線吸収剤」は、肌に負担を与えやすい成分なのでおすすめできない成分です。

乾燥による肌荒れの悪化を防ぐために紫外線散乱剤を使うべき理由はなんなのか、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の違いから、簡単に説明しますね。

紫外線散乱剤
  • 肌の上に乗った散乱剤の成分が、紫外線を反射させるので、紫外線が肌に侵入しにくくなる
  • 紫外線散乱剤そのものが紫外線を防ぐので、肌にかかる負担は散乱剤の成分のみ
紫外線吸収剤
  • 肌の上に乗せた吸収剤の成分が、紫外線を吸収して熱に変えることで、紫外線が肌に侵入しにくくなる
  • 吸収剤そのものが紫外線を防ぐわけではなく、紫外線を吸い込んで熱にした時のエネルギーによって紫外線をカットするため、肌にかかる負担は吸収剤の成分と熱の2つ

上の表で説明した、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の違いからわかるように、紫外線散乱剤は肌に乗っているだけで紫外線を防いでいるのに比べると、熱が肌の上で発生する紫外線吸収剤の方が肌に負担がかかりやすいんです。

乾燥による肌荒れを防ぐためにも、乾燥による肌荒れをしている状態で日焼け止めを使うときにも、「紫外線散乱剤」が配合された日焼け止めを使うのがおすすめですよ。

名前
最近では低刺激な日焼け止めを求める方が多くなっていることからか、パッケージに「紫外線吸収剤不使用」と書いてある日焼け止めもあるんです^^

紫外線吸収剤不使用不可 日焼け止め

成分表示を見る前に、パッケージを確認したほうが早いこともあるので、よく見てみてくださいね。

3、部屋を40%~60%に加湿する

乾燥による肌荒れを防ぐためには、保湿効果の高いスキンケア化粧品を使って肌にうるおいを与えることが大切。

ですが、肌に直接触れ続ける空気が乾燥していることによって、せっかく肌に与えたうるおいが逃げていっているとしたら…

なんだかもったいなくて、保湿化粧品にかけたお金を損しているような気分になってしまいますよね^^;

頬に手を当てて悩む女性

乾燥した空気で肌も乾燥し、肌荒れの原因をつくってしまうのを防ぐためには、部屋の湿度を40%~60%に保ちましょう。

(※参考文献:Panasonic|加湿機「快適な湿度とは?」

肌の乾燥を防いで快適に過ごせる湿度は、40%~60%とされています。

湿度が60%以上を超えると、湿度が高すぎて菌が繁殖したり、40%を下回ると肌の乾燥を引き起こす原因になったりするので、40%~60%を保つように心がけてくださいね。

中川
1日の半分程度の時間を過ごす自宅はもちろんのこと、働いている方は職場の乾燥対策もしてくださいね!

特に乾燥が気になる季節は秋~冬にかけてですが、1年中エアコンを使って室内の温度を管理している方は、エアコンによって特に乾燥しやすい状態なんです…!

ブルーのライトの加湿器から水蒸気が出ている画像

自分が1日のうちに過ごす部屋が湿度40%になっていない場合は、加湿機を使ったり、入浴後の浴室を開けっ放しにしたりして湿度をあげましょう。

そのほかにも簡単にできる湿度をあげる方法を以下に紹介するので、乾燥による肌荒れを防ぐためにも湿度の管理をしていきましょうね。

加湿機以外の簡単に湿度をあげる方法

  • 入浴後の浴室のドアを開けっ放しにしておく
  • コップや洗面器にお湯を張って室内に置いておく
  • 洗濯しおわった洋服を室内で干す
  • 濡らしたタオルを室内に干しておく
中川
加湿機を買うとなるとお金がかかりますが、これなら身近にあるもので加湿できるので良いですね。皆さんもぜひ試してみてくださいね!

4、ベースメイクを高保湿タイプにする

「保湿したばかりの肌はうるおっているように感じるのに、昼間の肌が乾燥してパリパリかゆい…><」という方もいるのではないでしょうか。

そんな方は、メイク前の保湿を丁寧にたっぷり行うことに加えて、化粧下地やファンデーションを高い保湿効果が期待できるものに変えるのをおすすめします。

保湿化粧品を使っていても、昼間の肌が乾燥によってかゆみや化粧くずれを起こしているときは、肌のうるおいが蒸発して足りていない状態。

ベースメイクのアイテムである化粧下地やファンデーションを高保湿タイプにすることで、日中の肌の乾燥を防いでくれますよ。

中川
特にいまパウダーファンデーションを使っているという方は、パウダーによって肌のうるおいが奪われている可能性もあるんです…。

日中の肌が乾燥するなあという方は、保湿成分を豊富に含んだリキッドファンデーションやクリームファンデーションに切り替えるのがおすすめ。

化粧下地やコントロールカラーを使っている方も、コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿効果の高い成分を含んだものを選んで使ってみてくださいね。

中川
部分的に粉が吹くようなカサカサ乾燥が気になるという方には、保湿スティックを使ってみましょう。

メイク直しをする前に、乾燥が気になる所にひと塗りしてなじませると、肌にうるおいが与えられて、乾燥による化粧崩れを防いでくれますよ^^

おすすめの保湿スティックは、下の記事で紹介しているので気になる方はチェックしてみてくださいね。

5、うるおいを保つ食事・サプリの活用

ここまで肌に直接触れるものを見直すことでできる、乾燥による肌荒れ対策を紹介してきました。

ですが、乾燥による肌荒れを起こさなくするには、肌に直接うるおいを与えるだけでなく、肌のうるおいを保つために体内環境を整えることも大切なんです。

乾燥による肌荒れを身体の中からケアするなら、肌のうるおいを作ったり保ったりするためのお手伝いをする栄養素を取り入れた食事やサプリの活用がおすすめ。

サプリメントのイメージ画像

肌のうるおいを作ったり保ったりする栄養素として意識して取り入れたい3つを、その栄養素の特徴と多く含む食べ物と一緒に紹介しますね。

ビタミンA

  • うるおいを保つための皮膚や粘膜を守る栄養素
  •  鶏のレバー、うなぎ、バター、乳製品などに多く含まれる

ビタミンC

  • 肌にハリやうるおいを与えるコラーゲンをつくる栄養素
  • レモン、赤パプリカ、ブロッコリー、じゃがいもなどに多く含まれる

ビタミンE

  • 肌の乾燥を引き起こす活性酸素の働きを抑える栄養素
  • ビタミンA・ビタミンCと一緒にとると、皮膚を作り出すひとつひとつの細胞を守る
  • 植物性油、ナッツ、小麦胚芽などに多く含まれる
中川
ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEの3つは、普段の食事の中に取り入れやすい食べ物に含まれていることが多いので、食生活の見直しによって肌を乾燥から守ってくれますよ。

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE以外では、ビタミンB2とビタミンB6が、乾燥によって乱れたターンオーバーを正常に戻すお手伝いをするので、こちらの2つも一緒に取り入れたいところ。

そこで便利なのが、サプリやビタミン剤。ビタミン類をまとめて摂取するなら「マルチビタミン」タイプを選ぶと、一度でビタミン類を摂れるので楽チンですよ^^

6、睡眠の質の改善

肌が乾燥してカサカサと粉吹いたり、ヒリヒリとした痛みを感じる肌荒れを起こしてしまうのは、肌のバリア機能が低下していることが原因。

肌のバリア機能を正しく働かせるためには、睡眠時間や睡眠の質を見直しましょう。

睡眠時間が1日につき4時間以内などの極端に短い方や、夜中に目が覚めたり、疲れが取れにくかったりする睡眠の質が低い方は、熟睡中の成長ホルモンの分泌量が少なくなってしまいます。

安眠できない女性

成長ホルモンの分泌量が少なくなると、血行不良の原因に。

また血行不良になると、食事やサプリで摂り入れた栄養素が全身の肌のすみずみまで行き渡りにくくなり、乾燥による肌荒れを引き起こしやすくなってしまうんです…。

でも、忙しくて睡眠時間がこれ以上伸ばせない!という方もいますよね…。

睡眠を見直して乾燥による肌荒れを起こしにくくするには、睡眠の質を上げて最低3時間は熟睡できる環境を整えてあげることが大切ですよ。

ここからは、睡眠の質を上げるために毎日意識したいポイントを4つ紹介しますね。

睡眠の質を上げるための4つのポイント
  1. 蛍光灯などの明るい照明は消して、小さな豆電球や間接照明をつけるか、真っ暗な状態で眠る
  2. 眠りにつく直前にブルーライト(スマートフォン・PC)を浴びるのを避ける
  3. 眠る前にカフェイン入りの飲み物(コーヒー・紅茶・緑茶など)を飲まない
  4. アロマオイルやヒーリング音楽を使ってリラックス状態をつくる

上で挙げた4つのポイントなら、さっそく今日からでもできそうですよね^^

毎日ちょっとしたことに気をつけるだけで、睡眠の質を上げて、乾燥による肌荒れに負けない肌をつくることができますよ。

7、適度な運動

乾燥による肌荒れを防ぐには、実は定期的に適度な運動をすることも大切なんです!

…といわれても正直あまりピンとこないという方も多いのですよね^^;

運動をすると全身がポカポカ温まり、汗をかきます。

身体が温まって汗をかくということは、血流が良くなっている状態。

血流がよくなると食事によって摂り入れた栄養素が全身に運ばれやすくなるので、肌のうるおいを保つための栄養素が行き渡って乾燥しにくい肌に導いてくれるんです。

また、定期的に運動することをおすすめする理由は、運動にはストレス解消の効果があるから。

人間関係や仕事などの日常的に感じやすいストレスは、身体の中で活性酸素という毒素を生み出します。

その毒素は肌の細胞ひとつひとつをサビつかせてしまうので、肌が本来持っているうるおいを保つ機能やターンオーバーを行う働きを止めてしまい、肌が乾燥し肌荒れを起こしてしまうんです…。

そんなストレスを解消してくれるデトックス効果をもたらすのが運動です。

運動をして汗をかくと、ストレスによって生み出された毒素を汗と一緒に身体の外に出してくれますよ。

中川
運動の中でも特におすすめなのが、呼吸を止めずにできる「ウォーキング」や「ランニング」などの有酸素運動。1日20分行うだけで、1日の目安運動量になるので手軽ですね^^

身体のすみずみの新陳代謝を活発にしてくれる効果がありますよ。

まとめ

乾燥による肌荒れをケアするスキンケア化粧品と7つの方法を紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事での重要なポイントをまとめてみたので、もう一度おさらいしてみましょう^^

乾燥による肌荒れをケアするためのスキンケア化粧品の選び方
  • 洗顔・クレンジングは肌にやさしく、うるおいを守って洗えるものを使う
  • 保湿化粧品は、セラミド・ライスパワーNo.11、ヘパリン類似物質配合のものがおすすめ
  • 刺激をもたらす添加物や乾燥に導くアルコールは不使用のものを選ぶ
乾燥による肌荒れをケアする保湿以外の7つの方法
  • スキンケア方法を見直す
  • 正しい紫外線対策をする
  • 部屋を40%~60%に加湿する
  • ベースメイクを保湿タイプにする
  • 食生活の見直し、サプリ・ビタミン剤を活用する
  • 睡眠の質の改善する
  • 適度な運動を定期的に行う

いま使っている保湿化粧品と、日頃からやっていることを少し見直してみるだけで、乾燥による肌荒れが気にならない肌になるかもしれないなんて…

いままで私がしてきた努力は一体なんだったの…と思うかもしれませんが、たくさんの保湿化粧品や美容法を試してきたことは無駄にはなりません。

頑張っていろんな方法を試したことで、自分に合うもの・合わないものがよくわかったと思います。

その努力の積み重ねに、この記事で紹介してきた7つの方法をプラスして、乾燥や乾燥による肌荒れに悩む皆さんが、少しでも早く悩みから解放されることを願っています。

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