
メイク直しをしようと自分の顔を鏡で見た時、「あれ?何か違う」と感じたことはありませんか。
30代に入ると多くの女性が悩まされる頬のたるみやほうれい線。
朝メイクをした時は気にならなかったのに、お昼過ぎや夕方になるとほうれい線やシワが目立って見えることってありますよね。
ほうれい線が目立つと実年齢より老けて見えるので、鏡を見るたびに悲しい気持ちになり、ほうれい線を消してしまいたいと思っているのではないでしょうか。
ほうれい線の悩みを解決したいと思っても情報が多すぎて、どれを選んでいいのか迷ってしまいますよね。
エステやマッサージに通ってプロの施術に頼る方法もあれば、自宅でのエクササイズや専用の器具、グッズを使ってほうれい線が目立ちにくい印象に導く方法もあるからです。
本記事では、ほうれい線解決のためのトレーニンググッズや美容器具を紹介していきます。
美容サイトや楽天市場、Amazonなどのネットの売れ筋商品から、ハリツヤ研究所のおすすめまで、どのグッズや器具がほうれい線のケアに向いているのかを検証していきます。
ほうれい線ケアのための器具やグッズ選びに迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
ほうれい線にアプローチするグッズとは
ほうれい線にアプローチするトレーニンググッズや美容器具というと、どんなモノを思い浮かべますか。
すぐに「あれだ」とイメージできる人は少ないのではないでしょうか。
楽天市場やAmazonなどのECサイトを見ると、ほうれい線ケアのためのトレーニンググッズや美容器具がたくさん並んでいて、使い方や形状も様々。
どれを選んだらいいのか、さっぱりわからないですよね。
まずは、ほうれい線ケアのための商品にはどんなものがあるのか、一緒に見ていきましょう。
ほうれい線の悩みはグッズや器具で解消する?
次の写真を見てください。
これらは全て、ほうれい線にアプローチするためのトレーニンググッズや美容器具です。
形状や使用方法が異なり、「表情筋トレーニング」「表情筋エクササイズ」「フェイスストレッチ」など、名称や商品カテゴリーはさまざまですが、どれも顔の筋肉を鍛えてほうれい線にアプローチするという目的は同じです。
これだけたくさんの種類があっても、ほうれい線にアプローチするグッズや器具のほとんどは、次の2つのタイプに分けられます。
- 顔の筋肉を顔の外側からアプローチして鍛える
- 顔の筋肉を口の中からアプローチして鍛える
顔の筋肉を外側からアプローチして鍛えるタイプには、「小顔矯正ベルト(リフトアップベルト)」「美顔器」「フェイスマスク」「美容ローラー(フェイスローラー)」「テープ」などがあります。
顔の筋肉を口の中からアプローチして鍛えるタイプには「マウスピース」「パタカラ」「フェイシャルリフト」「PAO」などの商品があります。
では、どうして顔の筋肉を鍛えるとほうれい線が引き上がるのでしょうか。
筋肉を鍛えるとほうれい線が引き上がる理由
ほうれい線にアプローチするトレーニンググッズや美容器具の多くは、顔の筋肉「表情筋」を鍛えて頬のたるみを解消することを目的に作られています。
器具やグッズを使って表情筋を鍛えると、頬のたるみが解消され、ほうれい線を薄く目立たなくする効果が期待できるからです。
表情筋とは表情を作る筋肉のこと。
顔には、40種類以上の表情筋が集まっていて、さまざまな表情を作っています。
ところが、日常的に使っている表情筋は全体の20~30%程度。
身体の筋肉と同じように使わない表情筋はどんどん衰えていきます。
30代を過ぎると、加齢による肌のハリや弾力不足が起こるため、ますます頬がたるみ、頬の重みを支えることができなくなって下がり、ほうれい線が刻まれていくのです。
ほうれい線に関係する表情筋は次のとおりです。
口周りには、「大頬骨筋(だいきょうこつきん)」、「小頬骨筋(しょうきょうこつきん)」、「口輪筋(こうりんきん)」という表情筋があります。
ほうれい線は、この口周りの筋肉が衰えて頬のたるみとなり、重力によって引き下げられてできる口と頬の境目の溝のことです。
この口周りの表情筋を支えているのが、表情筋の深部にある「深層筋」です。
顔の筋肉には「表情筋」と「深層筋」があり、顔の表面で皮膚と繋がっている筋肉が表情筋。
表情筋を支える筋肉で深層部にあるのが深層筋。
深層筋はインナーマッスルとも呼ばれています。
表情筋が数多くあるのに対して、顔の深層筋は2つ。
「側頭筋(そくとうきん)」と「咬筋(こうきん)」のみです。
ほうれい線にアプローチする器具やグッズは、主に皮膚と繋がっている「表情筋」にアプローチしていきますが、深層筋を同時に鍛えられるとより効果が期待できます。
ほうれい線ケアグッズや器具の選び方
ほうれい線にアプローチするトレーニンググッズや美容器具を選ぶ時は、次のポイントで選ぶのがおすすめです。
- 顔の外から表情筋にアプローチするグッズ・器具を選ぶ
- 口の中から表情筋にアプローチするグッズ・器具を選ぶ
それぞれ詳しく説明していきますね。
顔の外から表情筋にアプローチするグッズ・器具
顔の外から表情筋にアプローチする方法は、頬や二重顎などのたるみを引きしめ、ほうれい線をリフトアップする効果が期待できます。
小顔ベルトのように発汗をうながす商品は、表情筋のたるみを引きしめるので、フェイスラインをスッキリと見せてくれますよ。
その一方で、顔に直接触れる形でアプローチしていくので、肌への刺激は避けられません。
敏感肌や接触によるかぶれが出やすい人は注意してくださいね。
口の中から表情筋にアプローチするグッズ・器具
口の中から表情筋にアプローチする方法は、外からでは鍛えにくい表情筋にアプローチできるので、表情筋を支えるインナーマッスルまで鍛える効果が期待できます。
口の中に入れて使用するため、歯科医が監修している商品なども多いのが特徴です。
歯に装着するマウスピースや、唇に負荷をかけるスプリング入りのものが多く、普段動かさない表情筋を強制的に動かして、頬のたるみやほうれい線にアプローチします。
表情筋を効率よく鍛えられますが、歯に矯正器具を装着している人や顎関節症の人など、おすすめできない場合もあるので、歯科医や口腔外科など専門医に相談してから使用するようにしましょう。
また、肌が乾燥している状態で無理に表情筋を動かすと肌トラブルの原因となるので、スキンケアをしっかりとしてから使用するようにしましょう。
ほうれい線の悩みを解消するおすすめグッズ7選
ここからは、ハリツヤ研究員おすすめのほうれい線トレーニンググッズや美容器具を紹介していきます。
Amazonや楽天市場の口コミ数や売れ筋商品の中から、ハリツヤ研究員が実際に試してみたことのある商品を厳選してみました。
効果に個人差はありますが、「良い筋トレ・マッサージのサポートになりそう」と思ったものばかりなので、気になった方は試してみてくださいね。
スリムマウスピース
価格:918円(税込) ※メーカー希望販売価格
レギュラー/ストロング/スーパーストロング/ウルトラストロング
- 口の中から表情筋にアプローチして、頬のたるみをケア
- 口周りの表情筋をバランスよく鍛える
- 1日2~3分の強制トレーニングでほうれい線の気にならないフェイスラインへ
スリムマウスピースは、口元用の表情筋トレーニンググッズ。
バネ入りの器具を口の中に入れて伸ばしたり縮めたりすることで、キュッと口角の上がった美しい印象の口元へ。
1日2~3分の使用で左右のバランスを整えながら、顔の印象を支える表情筋にアプローチします。
PLEASING SAN「小顔矯正ベルト」
価格:893円(税込) ※Amazon参考価格
- 2重ベルトが頬や顎下、顔全体のたるみにアプローチ
- 3ステップの簡単装着でマッサージが可能
- 発汗作用を促すサウナマスクでスッキリした印象へ
「PLEASING SAN 小顔矯正ベルト」は、つけているときに頬のたるみやほうれい線を引き上がった状態で固定してくれる2重構造のベルト。
発汗作用があるので、使い続けることでスッキリとした印象のフェイスラインへと導いてくれますよ。
Amazonの売れ筋商品で、レビュー数が200件を超える人気のフェイスベルトです。
パタカラ
価格(本体):8,640円(税込)
価格(本体+フイップル プレミアムセット):10,692円(税込)
- 口輪筋・頬筋に負荷をかけて顔全体の表情筋を鍛える
- 口の内に装着することで口輪筋にアプローチ
- 皮膚を固定して反対側に引っ張る独自のエクササイズで効果的に鍛える
パタカラは、表情筋のリハビリを必要とする人のための医療器具をヒントにして開発された美容器具。
唇と歯ぐきの間に装着して、口の内側から表情筋にアプローチ。
器具の形状と材質の復元力で口輪筋と頬筋に強制的に負荷をかけて表情筋を鍛えます。
口もとの筋肉を引き締めると、口の乾きやいびき、睡眠時に起こるトラブルにも効果が期待できますよ。
ダイソーの店舗の場所は、こちらから確認できますよ。