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西村陽子プロフィール

エイジングケアとインナービューティーのスペシャリスト

西村 陽子

ほうれい線にできるニキビに困っていませんか?実は、ほうれい線はニキビがとてもできやすい場所なのです。

繰り返すニキビとサヨナラするには、原因を知って正しい対策をすることが必要。

スキンケア方法から生活習慣まで幅広く対処法を紹介します。

目次

ほうれい線にニキビができる原因

ポイント

頬にくっきりと刻まれたほうれい線に悩んでいる人は多いですよね。

ただでさえ目立つほうれい線ですが、気がつくとほうれい線にニキビができていることがありませんか?

実は、ほうれい線は顔の中でもニキビができやすい場所なのです。

ほうれい線にニキビができる原因を解説します。

そもそもほうれい線とは?

スキンケアをする女性

ほうれい線とは、小鼻の横から唇の端に向かって伸びる線のことで、左右対称に現れます。

ほうれい線は顔の筋肉の境目にあり、どんな人でも笑顔になると、鼻から口にかけて線が入るのが普通ですが、無表情の状態でも、シワが残るようになったものを「ほうれい線」と呼んでいます。

ほうれい線は30代を過ぎた頃から目立ち始め、年齢を重ねることで、線が深くはっきりとしてくるのが特徴です。

ほうれい線が肌に残るのは、筋肉の境目の線が肌の表面だけでなく、肌の奥深いところまで変形していることが原因です。

肌は一番外側から「表皮⇒真皮⇒皮下組織」という構造になっていますが、肌にくっきりと残るほうれい線は、肌の変形が表皮だけでなく真皮層にまで及んでいます。

真皮内には、肌の弾力を作るコラーゲンやエラスチンという組織がありますが、加齢によって生産量が減ったり、紫外線によって変性したりすることで、変形やすくなっていきます。

ほうれい線できるのは、表情筋の動きによって、毎回同じところがくぼむことで、肌の変形が固定することが原因です。(下図参照)

(出典:http://www.seleb.co.jp/beauty_column/2017/01/724/

一度真皮が変形してしまうと、元に戻ることは難しく、ほうれい線は肌に残ったままになってしまいます。

また、真皮の下にある、顔の筋肉も加齢とともに衰え、筋繊維が細くなって肌をしっかり支えることができなくなってきます。

顔の筋肉の衰えもほうれい線を作る原因の1つです。

メイクや古くなった皮脂が溜まってニキビができる

ファンデーションと花びらの画像

真皮の部分から変形したほうれい線は、拡大すると肌に溝ができたような状態になり、溝になった部分には、ファンデーションなどのメイクや、皮脂や汗などが溜まりやすく、クレンジングや洗顔が不十分だと、肌に残ったままになってしまいます。

ほうれい線に残った皮脂やメイク汚れは、ほうれい線にある毛穴に溜まると、毛穴周りの角質と混ざって、毛穴を塞いでしまいます。

毛穴が塞がると、毛穴の奥にある皮脂腺から分泌した皮脂が毛穴に溜まり、ニキビの原因菌である「アクネ菌」が増殖し、ニキビが発生してしまうのです。

(出典:http://nikipedia.jp/acne-pore-5163

肌の乾燥もほうれい線のニキビの原因

ほうれい線が目立つようになるのが30代以降であることからも、ほうれい線にできるニキビは、いわゆる思春期ニキビではなく、「大人ニキビ」と呼ばれるタイプのニキビです。

思春期ニキビの原因がホルモンバランスの乱れによる皮脂の過剰分泌であるのに対し、大人ニキビの大きな原因は「肌の乾燥」です。

ほうれい線ができる口元の皮膚は、顔の他の部位に比べて角質層が薄く、とても乾燥やすい部位。

肌が乾燥した状態が続くと、肌は乾燥を改善しようと皮脂の分泌が増やします。

ほうれい線にある毛穴は、小さい毛穴が多いので、少し皮脂の分泌が増えただけでもすぐに詰まってしまいます。

また、肌の乾燥が続くと、肌の角質層のターンオーバー(生まれ変わり)がスムーズに行われず、肌表面に古くなった角質が溜まります。

古くなった角質と皮脂が混ざることで、毛穴の入り口が詰まり、毛穴に皮脂が溜まってしまいます。溜まった皮脂の中でアクネ菌が増えるとニキビができてしまうのです。

ホルモンバランスの乱れもニキビの原因に

化粧下地を顔に塗る女性

ほうれい線にできるニキビのもう一つの原因は、「ホルモンバランスの乱れ」です。

女性ホルモンは「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の二種類が増減を繰り返しながら分泌されていますが、30代を過ぎた頃から、女性ホルモンのバランスが乱れ始めることがあります。

特に、生理前はホルモンバランスが崩れやすく、エストロゲンの分泌が少なすぎたり、プロゲステロンが増え過ぎたりした場合に、プロゲステロンの作用が強く出過ぎで、皮脂の分泌が一時的に増える場合があります。

ほうれい線のある口元の毛穴は小さいので、少しでも皮脂の分泌が増えるとすぐに詰まってしまい、ニキビができやすくなるのです。

ほうれい線のニキビ対策【スキンケア編】

コットンを頬にあてる女性

ニキビは毛穴の入り口が詰まって毛穴に皮脂が溜まることが出発点ですが、そのまま放置していると、毛穴の入り口が黒ずんできたり、毛穴の中で炎症が起こったりと、徐々に進行していきます。

ニキビの名称

(下に行くほど進行した状態)

ニキビの状態

白ニキビ

毛穴が詰まって皮脂が溜まり、毛穴がポツポツと膨らんだもの

黒ニキビ

白ニキビが進行して、毛穴の入り口に詰まっている角栓が黒ずんできたもの

赤ニキビ

毛穴に溜まった皮脂の中でアクネ菌が増殖して、炎症をおこしたもの

触ると痛みがある

黄ニキビ

毛穴の炎症が進み、毛穴に膿が溜まったもの

さわると痛みがある

紫ニキビ

ニキビの炎症が進み、ニキビ周辺の肌の毛細血管の血流が増えたもの

痛みや熱を持つこともある

ニキビはでき始めの段階で早めに対処することが必要です。

ニキビの初期段階である「白ニキビ」や「黒ニキビ」であれば、スキンケアで十分改善が可能。ほうれい線にできたニキビを改善するスキンケア方法を解説します。

ほうれい線にメイクを残さないクレンジング

鏡をみつめる女性

ほうれい線の原因である肌に残ったメイクや古くなった皮脂などの汚れ。

メイクや皮脂を落とすにはクレンジングが大切ですが、「ほうれい線に残らないように」とゴシゴシと強くこすることや、洗浄力が強いクレンジングを使うのは厳禁です。

「メイクを残さないように」とクレンジング時に、肌に強い摩擦や刺激を与えると、肌の表面にある角質層を傷つけてしまいます。

角質層は、肌の水分を保つ場所なので、角質層が傷つくと、肌が乾燥して大人ニキビができやすい状態に。

ほうれい線のニキビを改善するには、肌の潤いは保ちつつ、メイクをきちんと落とすというクレンジングが必要になってきます。

クレンジング料は、保湿成分を豊富に配合したクレンジングクリームか、クレンジングジェルが肌に負担が少ないのでおすすめです。

クレンジング料を肌に乗せるときは、できるだけ肌に摩擦を与えないように、優しく肌になじませます。

ほうれい線の部分もゴシゴシとこすらないように、指先で丁寧にクレンジング料をなじませていきましょう。

肌の潤いを保つ洗顔

ほうれい線にニキビができる原因の1つは肌の乾燥なので、洗顔は肌の潤いを保つよう心がけます。

肌の潤いを保つ洗顔とは、本来肌に備わっている「肌の保湿因子」をできるだけ損なわない洗顔を指します。

【肌の保湿因子】

  • 皮脂膜…肌表面を多い、肌の水分が蒸発するのを防ぐ
  • 細胞間脂質…角質層にある角質細胞同士を接着する成分で、肌の水分の80%を保っている
  • NMF(天然保湿因子…角質細胞内にある肌の水分を保つ成分

【肌の保湿因子を保つ洗顔方法】

洗顔料は保湿成分を豊富に配合した洗顔石鹸がおすすめです。

  1. 手や泡立てネットを使って洗顔料を泡立てる
  2. Tゾーンなど皮脂の分泌が多いところに泡を乗せ、指先でくるくる小さな円を描くようにしてなじませる
  3. 次にフェイスライン⇒口元⇒目元の順に泡を広げ、優しく撫でるように洗う
  4. 34度くらいのぬるま湯で15回しっかりすすぐ

ポイントは「指先でゴシゴシとこすらない」「目元、口元は泡で優しく撫でるようにする」ということ。

できるだけ肌に摩擦や刺激を与えないことが大切です。

ほうれい線にニキビがある場合でも、特にほうれい線だけをゴシゴシとこする必要はありません。

スキンケア化粧品で保湿効果を補う

化粧水とお花のイメージ画像

ほうれい線のニキビの大きな原因は肌の乾燥なので、肌に優しい洗顔が終わったら、なるべくすみやかに保湿を行います。

保湿の際は、肌にもともとある保湿因子に近い成分など、肌に刺激が少なく保湿効果の高い成分を肌に補給します。

【おすすめの保湿成分】

1.肌のバリア機能を高める「セラミド」

ほうれい線のニキビ改善に最もおすすめの成分は、肌の保湿因子「細胞間脂質」の主成分である「セラミド」です。

セラミドにはいくつか種類がありますが、保湿効果が高いのは「ヒト型セラミド」と呼ばれるタイプ。

化粧品の成分表示としては「セラミド2」「セラミド3」のように「セラミド+数字」で表記されるか、「セラミドNP」「セラミドAP」のように「セラミド+アルファベット」の形で表記されています。

2.NMF(天然保湿因子)の主成分「アミノ酸」

NMF(天然保湿因子)の主成分である「アミノ酸」も、肌への刺激が少なく高い保湿効果が期待できます。

アミノ酸は「アルギニン」「ロイシン」「グリシン」「セリン」といった成分名で表示されています。

3.油分は皮脂に近い成分を

乳液やクリームには油性成分が含まれていて、皮脂と同じように肌の表面を覆うことで水分の蒸発を防ぐ役割を果たしていますが、クレンジングや洗顔で皮脂の多くは洗い流されてしまいます。

ほうれい線のニキビの原因である肌の乾燥を改善するには皮脂脂に近い成分をスキンケアの最後に補給することが必要です。

  • スクワラン…皮脂に含まれるスクワレンに水素を添加して安定させた成分。肌なじみがよく肌への刺激も少ない。
  • ホホバ油皮脂に含まれるワックスエステルが主成分。肌なじみがよく肌への刺激も少ない。

4.その他のおすすめの保湿成分

その他にも肌への刺激が少なく高い保湿効果のある成分があります。

  • ヒアルロン酸…高い保水力がある。
  • コラーゲン…高い保湿効果がある。
  • リピジュア…涙の成分から作った保湿成分で肌への刺激が少なく高い保湿効果がある。

ほうれい線の予防や改善にはエイジングケア成分も

クリームを塗る女性

ほうれい線のニキビを改善するためには、ほうれい線がそれ以上深くならないようにエイジングケアも必要です。

エイジングケア効果のある成分は以下のとおりです。

  • レチノール…肌のターンオーバーを促進する。コラーゲンの生成をサポートする。
  • アスタキサンチン…コラーゲンのダメージを軽減する
  • ヒルベリー葉エキス…コラーゲンを生成する繊維芽細胞をサポートする
  • ライスパワー11…セラミドの生成をサポートする

ほうれい線のニキビにおすすめのスキンケア化粧品

【薬学博士開発のニキビケア化粧品】ビーグレン ニキビケアプログラム

ビーグレン ニキビケア トライアルセット

ビーグレン ニキビケアトライアルセット 1,944円(税込)

〈ビーグレン ニキビケアトライアルセットの内容〉

  • クレイウォッシュ 15g
  • クレイローション  [医薬部外品]  20mL
  • Cセラム(美容液)5mL
  • QuSomeモイスチャーゲルクリーム 7g

ビーグレン ニキビケアトライアルセットの特徴

  • クレイウォッシュに配合した天然泥「モンモリロナイト」がほうれい線に溜まった汚れを優しく吸着
  • クレイローションには保湿成分「カミツレエキス」「ヒアルロン酸」とニキビの炎症を防ぐ「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合
  • Cセラムの「ピュアビタミンC」が皮脂の分泌を抑えてニキビを予防

薬学博士が開発した化粧品「ビーグレン」は、独自のナノカプセル技術QuSomeによって成分が肌奥深くまで浸透し、長時間作用することが可能に。

モイスチャーゲルは「アクアタイド」や「コラーゲン」「ヒアルロン酸」といった潤い成分をQuSomeカプセルに複合成分として配合。

高い保湿効果で、乾燥が原因のほうれい線のニキビを予防します。

【敏感肌でも使えるほうれい線のニキビ化粧品】ノブACトライアルセット

NOV AC トライアルセット

ノブACトライアルセット 1,620円(税込)

〈ノブACトライアルセットの内容〉

  • ノブ AC クレンジングジェル 15g
  • ノブ AC ウォッシングフォーム 15g
  • ノブ AC フェイスローション 20mL
  • ノブ AC モイスチュアジェル 6g
  • ノブ AC モイスチュアクリーム 4g

ノブACトライアルセットの特徴

  • ほうれい線に入り込んだメイクを優しく落とすクレンジングジェル
  • フェイスローション、モイスチュアクリームには保湿成分リピジュア®を配合
  • すべてのアイテムにニキビの炎症を予防する成分を配合した医薬部外品

ノブACはほうれい線のニキビができやすい乾燥肌・敏感肌向けに作られた大人ニキビ用化粧品。

無香料、無着色、オイルフリー処方、パッチテスト、アレルギーテスト、ノンコメドジェニックテスト済み(※1)なので、ニキビ(※2)ができているときにも安心して使えます。

(※1)ノンコメドジェニックテスト済みとは、ニキビの初期状態を指すコメドが発生しにくい処方であるとテスト済みであるということ

(※2)白ニキビや黒ニキビなどの初期ニキビ

【セラミドを作り出すライスパワーNo.11配合】米肌 潤い体感セット

米肌 潤い体感セット

米肌 潤い体感セット (14日分) 初回限定 1,500円(税込)

〈米肌 潤い体感セットの内容〉

  • 肌潤石鹸 15g
  • 肌潤化粧水 30ml
  • 肌潤改善エッセンス(美容液) 12mL
  • 肌潤クリーム 10g
  • [特典非売品]肌潤化粧水マスク

米肌の特徴

  • セラミドを生産し、水分保持能を改善する保湿成分「ライスパワー11」がほうれい線を予防
  • NMF(天然保湿因子)をサポートする「ビフィズス菌発酵エキス」がニキビの原因である肌の乾燥を改善
  • 保湿成分「ダイズ発酵エキス」がほうれい線のある口元をしっかり保湿

コーセーが独自開発した「ライスパワーNo.11」はセラミド生産をサポートする成分として注目を集めています。

泡立ちの良い石鹸が優しくほうれい線の汚れを落とし、「ダイズ発酵エキス」や「ビフィズス菌発酵エキス」などがほうれい線をしっかり保湿してニキビを防ぎます。

@コスメでの口コミでは「肌がもっちりしてきた」「ハリが戻ってきた」など高い保湿効果を実感している人が多いようです。

その他のほうれい線のニキビ対策

ほうれい線のニキビを改善するには、日々のスキンケアを見直すことが最も大切ですが、その他にもほうれい線のニキビを改善する方法があります。

1.食生活を見直す

鮭の西京漬け焼き定食おいしそう

ほうれい線にニキビができる原因のうち「肌の乾燥」と「ホルモンバランスの乱れ」については、食生活を見直すことも有効です。

「外食が続く」「野菜をあまり食べない」など食生活が乱れると、肌を作るための栄養素が不足して、肌のターンオーバーがスムーズに行われず、肌が乾燥しがちになることがあります。

乾燥肌を整える栄養素(食べ物)には次のようなものがあります。

  • セラミド…こんにゃく、小麦胚芽、米ぬかなど
  • タンパク質…肉類、魚類、大豆製品など
  • ビタミンA…鶏レバー、うなぎ、卵など
  • ビタミンB2…豚レバー、納豆、舞茸など
  • ビタミンB6…まぐろ、にんにく、抹茶など
  • ビタミンC…柑橘類、ブロッコリー、ピーマンなど

乾燥肌を改善する食べ物について詳しく知りたい方はこちら

また、ホルモンバランスの乱れも、食生活を整えることである程度の改善が期待できます。

ホルモンバランスを整える栄養素(食べ物)は以下の通りです。

  • イソフラボン…大豆製品
  • ビタミンB6…まぐろ、にんにく、抹茶など
  • ビタミンE…アーモンド、くるみ、ひまわり油など

日頃から食生活の偏りが気になる人は、乾燥肌を改善する食べ物を積極的に摂るよう心がけましょう。

2.質の良い睡眠を取る

ベッドで眠る女性

ほうれい線にニキビを改善するために、とても大切なのが睡眠を十分に取ることです。

夜更かしが続いた後、ほうれい線や口元にニキビができていた、という経験がある人も多いのではないでしょうか?

睡眠は肌を健康に保つためとても重要な働きをしています。

特に眠りについて最初の数時間は「肌のゴールデンタイム」と呼ばれていて、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を促進する成長ホルモンが最も多く分泌される時間帯です。

肌のターンオーバーがスムーズに行われると、肌の乾燥や、ニキビなど様々な肌トラブルが解消されます。

成長ホルモンをしっかり分泌させるには、眠りについてすぐに深い睡眠に入ることが必須です。

質の良い眠りを促すための方法を挙げてみます。

  • 朝起きたら、朝日を浴びる
  • 寝る前3時間前までに夕食を済ませておく
  • 寝る前1時間はスマートフォンやパソコンの画面を見ない
  • 寝る前1時間前にお風呂に入って湯船に浸かっておく
  • 夕方以降はカフェインの入った飲料は避ける

また、質の良い睡眠はホルモンバランスを整える効果も期待できます。

ほうれい線のニキビの原因である「肌の乾燥」「ホルモンバランスの乱れ」を解消するために、ぜひ睡眠を見直してみてはどうでしょうか?

3.顔の筋肉のエクササイズでほうれい線を予防

ほうれい線ができる原因の1つに、顔の筋肉の衰えがあります。

顔に限らず、すべての筋肉は、年齢を重ねることで少しずつ筋繊維が細くなり、筋力が衰えて筋肉自体のボリュームも落ちてきます。

ほうれい線のニキビを防ぐには、ほうれい線が深くなっていくのを防ぐことも大切です。

顔の筋肉は、他の筋肉と同じようにエクササイズを行うと鍛えることができます。

また、顔の筋肉のエクササイズをすると、肌の血行も促進され、肌に必要な栄養素が行き渡るので、肌のターンオーバーを整える効果も期待できます。

【風船エクササイズ】

ほうれい線に刻まれた溝をしっかり伸ばすエクササイズです。

できるだけたくさん空気を入れて、頬をしっかり膨らますのがコツです。

  1. 口をすぼめて尖らせる。
  2. 口の中に空気を溜めて、頬をぷっくりと膨らます。
  3. その状態で10秒キープする。
  4. 息を吐いて、顔の筋肉を緩める。
  5. 1回10セットを一日2回行う。

【ベロ回しエクササイズ】

頬を内側から刺激することで、ほうれい線の下にある筋肉の血行を促進します。

  1. 口を閉じて、舌の先を左の頬の内側に当てる。
  2. そのままほうれい線の内側をなぞるようにして、舌の先を鼻の下まで動かす。
  3. 中央まできたら、右のほうれい線の内側をなぞるようにして、右の頬まで舌を動かす。
  4. 今度は右側から同じことを行う。
  5. 往復1セットとし、10セットを、一日2回行う。

【あいうべ体操】

「あいうべ体操」は歯科医師が推奨する舌や顔周りの筋肉を鍛えるエクササイズで、口の周りの筋肉をしっかり伸ばすことで、ほうれい線付近の筋肉への血行を促します。

  1. 口を大きく開いて「あー」と発音する
  2. そのまま2秒キープ
  3. 次に口角を左右にしっかりひっぱって「いー」と発音する。
  4. そのまま2秒キープ
  5. 今度は口を尖らせて、口先をできるだけ前に突き出すようにして「うー」と発音する。
  6. そのまま2秒キープ
  7. 次に舌を前方向に出しながら「べー」と発音する
  8. そのまま2秒キープ
  9. 「あ」「い」「う」「べ」を一回として一日30回行う

ニキビの炎症がひどいときは薬で治療を

カラフルな薬

今まで紹介したほうれい線のニキビ対策は、ニキビの初期段階である「白ニキビ」「黒ニキビ」を改善する方法でしたが、ニキビが炎症を起こした「赤ニキビ」やニキビが化膿した「黄ニキビ」になると、スキンケアや生活習慣の見直しだけでは改善が難しくなります。

ニキビは、進行すると治りが遅いだけでなく、ニキビが治った後に「ニキビ跡」を残すことがあります。

ニキビ跡を防ぐためには、ニキビに炎症が起こる「赤ニキビ」になった段階で速やかに薬を使用し、ニキビの炎症を鎮めることが必要です。

ニキビの炎症を鎮める薬は、ドラッグストアや薬局で入手が可能なので、以下ではほうれい線のニキビにおすすめの市販薬を二つ紹介します。

【透明で顔に使いやすい】LION ペアアクネクリーム[第2類医薬品]

ペネアクネクリーム

ペアアクネクリーム 24g 742円(税込)Amazon参考価格

ペアアクネクリームの特徴

  • ほうれい線のニキビの炎症を鎮める「イブプロフェンピコノール」配合
  • 「イソプロピルメチルフェノール」がアクネ菌を殺菌してニキビを予防
  • 肌に付けると透明になるクリームで顔にも塗っても目立ちにくい

ドラッグストアやAmazonなどでの人気ランキング1位に入るペアアクネクリームは「大人ニキビにも」と謳っていることから、ほうれい線のニキビに高い効果が期待できます。

肌に塗ると透明になり目立たない軟膏なので、メイクの前などにも使用できます。

非ステロイド系の抗炎症成分を使用。「ステロイドが入っていない薬がいい」という人におすすめです。

【炎症がひどい場合におすすめ】JOHNNSON&JOHNSON テラ・コートリル軟膏a [第2類医薬品]

テラ・コートリル

テラ・コートリル軟膏a  6g 1,080円(税込)

テラ・コートリル軟膏aの特徴

  • 抗炎症成分「ヒドロコルチゾン(副腎皮質ステロイド)」がほうれい線のニキビの炎症を鎮める
  • 殺菌成分「オキシテトラサイクリン塩酸塩」がアクネ菌を殺菌
  • ニキビだけでなく、虫刺され、じんましん、化膿性皮膚疾患など幅広い症状に対応できる

テラ・コートリル軟膏aは、ステロイド配合のニキビ治療薬です。

ほうれい線のニキビの炎症がひどくなってきた場合に、速やかに炎症を鎮める効果が期待できます。

比較的穏やかな効き目のステロイドなので、短期間の使用だと副作用の心配もほとんどありません。

市販薬を使用するときの注意点

市販薬は基本的に短期間の使用を前提に販売されています。

薬を5~6日間使用してもほうれい線のニキビが改善しない場合は、ニキビの炎症が進行しているか、ニキビとは別の疾患である可能性があります。

すみやかに市販薬の使用を中止して、皮膚科を受診するようにしましょう。

また、ニキビが進行して「ズキズキと痛む」「患部が熱を持っている」といった状態になった場合も、速やかに皮膚科を受診することをおすすめします。

ほうれい線のニキビは多方面からのアプローチで改善!

保湿する女性

ほうれい線にニキビができると、ほうれい線がさらに目立ってしまって憂鬱ですよね。

ほうれい線のニキビの原因はいくつかあるので、スキンケア、生活習慣、薬など多方面からニキビケアをして行きましょう。

今回紹介した対策は、ほうれい線のニキビを「予防する」ための対策でもあります。ニキビが改善してからも、引き続きスキンケアと生活習慣の見直しを続けるようにしてくださいね。

この記事を書いた専門家

西村陽子プロフィール

エイジングケアとインナービューティーのスペシャリスト

西村 陽子

日本化粧品検定1級、コスメコンシェルジュ、美肌食マイスター初級取得の美容ライター兼リサーチャー。
得意分野は美しく年齢を重ねるためのエイジングケアと栄養学・薬膳などのインナービューティー。
徹底したリサーチに基づく信頼できる美容情報を発信中。