【ニベア好きのみなさんへ】「ニベアの青缶で日焼けする」の噂の真相

UVケア
ニベア青缶
吉田ゆき

UVケアの専門家

吉田 ゆき

100年以上の間、世界中の幅広い世代に愛され続けているニベアクリーム。

とくに青い缶に入ったニベアクリームは「ニベアの青缶」と親しまれ、数年前には高級美容クリーム「ドゥ・ラ・メール」と配合成分が似ていると一躍ブームになりました。

今でもインターネットやSNS上ではニベアの青缶の話題が尽きることはありません。

そして、話題に事欠かないからこそ、ニベアの青缶にまつわる色んな噂が飛び交っています。

肌悩みの改善のために思わず試したくなるようないい噂がある一方で、ニベアファンにとっては思わず目を疑いたくなるような悪い噂もあったりします。

たとえば、ネガティブな噂としてはこれ。

「ニベアの青缶を使うと日焼けするらしい」。

化粧品を使用するにあたり、疑問やモヤモヤが残ったままだと不安ですよね。

この記事では「ニベアの青缶を使うと日焼けする」という噂は本当なのか?

また、どうしてこの噂は出回っているのか?を丁寧に分析していきます。

ニベアファンの方やこれからニベアの青缶を使おうとしている方がこの記事を読み終えたときに、心から納得してニベアを使えるように。

もっと言うと、この記事がニベアを使うみなさんの安心材料になれるようにという想いを込めてすすめていきたいと思います。

「ニベアの青缶で日焼けする」は本当?

虫メガネを持った女性

インターネットやSNS上には「ニベアを使うと日焼けする」「ニベアがサンオイルの代わりになる」など、ニベアの青缶にまつわる日焼けの情報がたくさん見受けられます。

ところで、この噂の信ぴょう性はどの程度なのでしょうか?

また、この噂が出回る理由は何なのでしょうか?

「ニベアの青缶を使うと日焼けする」という噂は、SNSやインターネット上の声を集めた結果、以下のパターンから発生していることがわかりました。

「ニベアの青缶を使うと日焼けする」という噂になるパターン1

ニベアの青缶に日焼け止め機能があると信じていて、日焼け止めの代わりにニベアの青缶を使っているAさん

Aさん
あれ?
ニベアの青缶を塗っているのに日焼けしてる…。
なんでだろう?

「ニベアの青缶を使うと日焼けする」という噂になるパターン2

ニベアの青缶を保湿に使っているBさん

Bさん
あれ、もしかしてニベアの青缶使うといつもより日焼けする?

結論からいうと、ニベアの青缶を使うと日焼けをします。

しかし、日焼けをする理由はシンプルであり、ニベア青缶の性質を考えてみると日焼けするのは当たり前なんです。

「ニベアの青缶を使うと日焼けする」が当たり前な理由
1. ニベアの青缶は日焼け止めではない
2. ニベアの青缶はクリームであり、クリームには肌に塗ると日焼けしやすくなるという性質がある

下記でひとつずつ説明していきます。

ニベアの青缶は日焼け止めではない

ニベアの青缶は日焼け止めではありません。

通常日焼け止めには、紫外線を防御するための「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」が入っています。

ところが、ニベアの青缶には日焼け止めに入っているような紫外線を防御するための成分は入っていないんです。

なかには「クリームが白くて日焼け対策によさそうだから」「ニベアは万能って聞いたから」などの理由で、ニベアの青缶を日焼け止めの代わりに使用している方もいるかもしれません。

しかし、ニベアには紫外線防御のための成分は配合されておらず、日焼け止めの機能はないため、日焼け止めとしての使用には向きません。

クリームを塗った肌は紫外線を通しやすいから

クリーム

ニベアの青缶で日焼けするもうひとつの理由として、ニベアの青缶にかかわらずクリームを塗ると肌の透明度が上がるため、紫外線を通しやすくなることが挙げられます。

肌は保湿をすることによってうるおい、表面がなめらかになります。クリームで保湿をすると、肌の角質層がうるおい、肌の表面がなめらかになりキメが整うことで、結果的に透明度が上がるのです。

Yahoo!知恵袋のなかで、「花王公式サポート」のスキンケア担当さんによる下記のような書き込みを見つけました。

ニベアクリームやスキンミルクに限らず、一般的に紫外線防止剤が配合されていないクリームを肌に塗ると、何も塗らない時よりも紫外線の影響を受けやすくなります。

それは、濡れたスリガラスが透明になるのと同じで、クリームを塗布することによって、角層(肌の一番外側にある表皮の最表面)の透明度が増加し、紫外線が透過しやすくなるためです。

ニベアクリームやスキンミルクには紫外線防止剤は配合されていませんので、やはり日焼けが気になられるのなら、外に出る時には紫外線防止効果のあるクリームを重ねてお使いになることをおすすめいたします。

※引用:Yahoo!知恵袋「花王公式サポート」の回答より

「花王公式サポート」の回答として、ニベアの青缶を塗ると紫外線が肌を透過しやすくなるため、何も塗らない時よりも紫外線の影響を受けやすいということが明記されています。

また、「肌に塗ると紫外線の影響を受けやすくなる」は、ニベアの青缶にかかわらず、すべてのクリームに関していえるということもわかります。

「ニベアの青缶を使うと日焼けする」というのは、クリームの性質ゆえのことなんですね。

ニベアの青缶で日焼けするのは自然なこと

「ニベアの青缶を塗ると日焼けする」というのは本当ですが自然なこと。

下記の前提をそろえてみると、ニベアの青缶が特別に日焼けしやすいわけではないことがわかります。

・ニベアの青缶は日焼け止めではない

・クリームを塗るとクリームを塗っていない肌より日焼けしやすい

前提がそろうと、「ニベアの青缶を使うと日焼けする」という噂は本当か嘘か?として捉えるよりも、「ニベアの青缶を使うと日焼けする」というのはニベアの青缶そもそもの性質として捉えたほうが下記のように違和感なく考えられますね。

〇 :ニベアの青缶は日焼けする

× :クリームを肌に塗ると日焼けしやすい。
    ニベアの青缶はクリームなので日焼けしやすい

「ニベアの青缶によって油焼けする」は間違い!

なかには「ニベアの青缶を使うと日焼けする」理由として、油焼けを心配している方もいるかもしれませんが、ニベアの青缶で日焼けするのは油焼けが原因ではありません。

油焼けとは?

油焼けとは、化粧品に使用される鉱物油の中に混じっている不純物が肌に刺激を与えてしまい、色素沈着などの肌トラブルを起こすこと。

鉱物油には、代表的な成分としてワセリン、ミネラルオイルなどがあります。

戦後~1970年代には、化粧品による油焼けが問題視されていた時代がありました。

しかし、現代は油の精製技術が進んでおり、化粧品に使用される鉱物油は純度が高いものになっています。

ニベアを扱っている「花王」や大手化粧品メーカーの「資生堂」なども公式サイト上で、純度が高い油分を使ってつくられた化粧品によって油焼けは起こらないと明言しています。

現在化粧品に使われているワセリンやミネラルオイルなどの鉱物油は安全性が高いものになるので、「鉱物油が配合されている化粧品は怖い」などの心配はいりません。

油焼けの心配をすることなく使用することができますよ。

ニベアの青缶は日焼け後のケアに使える

鏡でスキンケアをしている女性

ニベアの青缶に日焼け止めとしての機能はありません。

しかし、保湿力の高さやコスパが魅力のニベアの青缶は日焼けをした後のアフターケアに向いています。

ただし、日焼けをした後の肌はとてもデリケート。

まずは炎症をおさえることが最優先なので、ゴシゴシこすったりせず、ニベアの青缶は赤みやヒリヒリなどの症状がおさまってから使用するようにしましょう。

また、水ぶくれができていたり症状が重かったりする場合にはニベアの青缶ではケアせず、早めに病院へ行くようにしてください。

ニベアの青缶が活躍するのは、日焼け後の赤みやヒリヒリなどの症状が落ち着いた肌です。

ニベアの青缶が日焼け後のケアに使える理由は下記。

ニベアの青缶が日焼け後のケアに使える理由
・保湿力が高いから
・肌のターンオーバーを促すから
・惜しみなくたっぷり使えるから

以下でひとつずつ補足します。

保湿で肌の乾燥を落ち着かせる

乾いている地面

日焼けをすると肌の表面だけではなく肌内部の水分も奪われ乾燥してしまうので、日焼けした肌に保湿は欠かせません。

ニベアの青缶は肌のうるおいを保ってくれるスクワランやホホバオイルなどを配合した高保湿クリームで保湿力に長けているので、日焼け後の水分量が少なくなった肌にぴったりのアイテムです。

以下の方法でしっかりと日焼け後の肌をケアしましょう。

ニベアを使った日焼け後のスキンケア

1. 日焼けした箇所に化粧水をたっぷりつける

2. 化粧水の上からニベアをやさしくたっぷり塗る

化粧水をたっぷり使用した後に保湿力が高いニベアの青缶でフタをしてあげることで、肌にうるおいをしっかり閉じ込め、さらなる乾燥から肌を守ってくれますよ。

肌のターンオーバーを促す

頬が気になる女性

ニベアの青缶には美白成分は含まれていないので、直接的な美白効果は期待できません。

しかし、ニベアの青缶によって肌がしっかりうるおうことで、肌が新しく生まれ変わる肌のターンオーバー機能の促進につながります。

結果として、日焼け後の肌の生まれ変わりを助け、より早く本来の肌の色に戻ることが期待できます。

惜しみなくたっぷり使える

日焼け後の肌は普段より肌が乾燥しているので、スキンケア商品の量を惜しまずたっぷり適切な量を使用することが大切です。

また、日焼け箇所が顔だけでなく身体などの広範囲におよぶ場合、おのずと使用する化粧品の量も増えることになります。

ニベアの青缶は大缶だと169gで600円前後(※オープン価格)。

吉田
ニベアの青缶は@cosmeのフェイスクリーム部門のクチコミランキングで1位に輝いています。

たとえば、同じランキングで2位の花王の「キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム」は40gで2,300円前後(※オープン価格)。

3位のアンブリオリスの「アンブリオリス モイスチャークリーム」は105mlで2,800円(税込)。

これらと比較してもニベアの青缶がいかにリーズナブルなのかがわかると思います。

※@cosmeランキングは2018年12月17日時点

ニベアの青缶はコスパがいい分、「使いすぎかな?」などを気にする必要がありません。

一度にたっぷり保湿剤をつける必要がある日焼け後の肌のケアにはもってこいのアイテムなんです。

ニベアの青缶は保湿クリームとして使おう

ニベアクリームをとろうとする手

インターネットやSNS上で「ニベアの青缶は万能!」と話題になっていますが、ニベアの青缶はあくまで肌を保湿するためのクリームです。

保湿力が優れていたり、年齢問わず家族全員で使えたり、そういった意味では「万能」ですが、肌にまつわるすべての用途を兼ね備えているわけではありません。

ニベアの青缶は日焼け止めクリームではないので、日焼けを防止したい場合は日焼け止めを、また、美白を期待するのであれば、美白用の化粧品を使うようにしましょう。

スキンケア商品にはそれぞれに役割があり、ニベアの青缶の場合は保湿です。

ニベアの青缶はあくまで保湿という用途の範囲で使用し、保湿クリームとしてとらえておきましょう。

青缶とセットで使いたいニベアの日焼け止め

UVケアで紫外線をブロックしている女性

ニベアの青缶はあくまで保湿クリームなので、日焼けを気にする場合、さらにニベアの青缶の上から日焼け止めを塗る必要があります。

ニベアの青缶は固さがあるこっくりしたクリーム状なので、肌につけると肌がテカったりベタついたりして気になってしまうことも。

なので、ニベアの青缶の上から塗る日焼け止めは、つけているかつけていないかわからないくらいのさらっとした付け心地のものをおすすめします。

今回は日焼け止めでも人気のニベアブランドのサンケア商品のなかから、さらっとした使用感のものにしぼって紹介します。

ニベアサン ウォータージェル SPF35 [ボトル]

ニベアサン ウォータージェル SPF35

内容量:80ml 価格:オープン価格(※楽天参考価格:689円)
SPF35/PA+++

「ニベアサン ウォータージェル SPF35」の特徴

  • みずみずしい化粧水感覚の使い心地
  • 肌にふれるとジェルがローションに変わる「クイックブレイク処方」
  • 塗った後の触り心地が気持ちいい「すべすべパウダー」配合

「ニベアサン ウォータージェル SPF35」は、軽いつけ心地で、肌負担やストレスなくスーッと肌にのばすことができる日焼け止めジェル。

浸透型ヒアルロン酸を配合しており、肌になじんだ後もうるおいを保ちながら紫外線から肌を守ってくれます。

石けんや普段の洗顔料で洗い落とすことができるのもポイントです。

ニベアサン ウォータージェル SPF50 [ボトル]

ニベアサン ウォータージェル SPF50

内容量:80g 価格:オープン価格(※楽天参考価格:770円)
SPF50/PA+++

「ニベアサン ウォータージェル SPF50」の特徴

  • SPF50/PA+++の紫外線防御力とつけ心地を兼ね備えた日焼け止め
  • 化粧水のようにサラッとのびて、肌になじむ
  • ベタベタせず、白残りしない

「ニベアサン ウォータージェル SPF50」は肌に塗ってもベタベタせず、白残りしない日焼け止め。

浸透型ヒアルロン酸などのうるおい成分を配合しており、SPF50/PA+++と紫外線防御力が高いので、レジャーシーンやアウトドアにおすすめです。

石けんや普段の洗顔料で洗い落とせます。

ニベアサン プロテクトウォータージェル SPF50 エクストラクール

ニベアサン プロテクトウォータージェル SPF50 エクストラクール

内容量:80g 価格:オープン価格(※楽天参考価格:842円)
SPF50+/PA+++

「ニベアサン プロテクトウォータージェル SPF50 エクストラクール」の特徴

  • スプレーするとジェルに変化して、肌にのばしやすい
  • -5℃のひんやりジェルで暑い時期に気持ちがいい
  • 肌になじみやすく、白残りしない透明ジェルタイプ

「ニベアサン プロテクトウォータージェル SPF50 エクストラクール」は-5℃の冷気が爽快なスプレータイプの日焼け止め。

スプレーがさらさらした透明のジェルに変化するので、ムラなくスーッと肌に伸ばすことができます。

石けんや普段の洗顔料で洗い落とせます。

まとめ

「ニベアの青缶を使うと日焼けする」という噂は本当です。

日焼けしてしまう理由でありニベアの青缶の前提は下記で、ニベアの青缶が保湿クリームであることを考えるといたって自然です。

・ニベアの青缶は日焼け止めではないから

・ニベアの青缶はクリームであり、クリームには肌に塗ると日焼けしやすくなるという性質があるから

また、ニベアの青缶は保湿力に長けていたりコスパがよかったりすることから、日焼け後の肌のケアにぴったりです。

本記事で考証した「ニベアの青缶を使うと日焼けする」という噂以外にもニベアの青缶にまつわる噂はたくさん存在しますが、ニベアの青缶がいくら万能とはいっても保湿の域は超えていないはずです。

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ニベアファンのみなさんが、ニベアの青缶の噂に惑わされることなく、より納得感のあるニベアライフを送れることを願っています。

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