経験者10人に独自アンケート!保湿しないケアは脂性肌に効果的?

脂性肌 - update2019.02.20
化粧瓶
中山侑花プロフィール

大人ニキビの悩みに特化した美容家

名嘉山 侑花

脂性肌は皮脂分泌が多く、乾燥肌や普通肌などの他の肌質に比べて肌が潤っているように感じるため、「保湿は必要ないのではないか」と考えていませんか?

本記事では、実際に保湿しないケアを試したことがある脂性肌の方10名に、保湿しないケアの効果についてアンケートを行い、その結果から脂性肌は本当に保湿ケアをするべきなのかを検証しました。

脂性肌を改善するために保湿しないケアを試してみたいと考えている方は、本記事を参考に、本当に自分の肌は保湿しないことで改善できるのかを確認してみてください。

独自調査!脂性肌の保湿しないケアの効果は?

質問と回答と虫眼鏡

今回、保湿しないケアをすることで脂性肌は改善できるのかを調べるために、実際に保湿しないケアを試したことがある脂性肌の方10名にWEBでアンケートを取りました。

※アンケート実施期間:2018年9月11日~2018年9月17日

ここでは、アンケートの結果をもとに、保湿しないケアを試した脂性肌の方の実際の声と、保湿しないケアを通した肌の変化を紹介し、なぜ肌が変化したのか、脂性肌を改善するために保湿しないケアは効果的なのかどうかを解説していきます。

10人中5人|保湿しないケアは効果的!

イエスにレ点をチェックした画像

あきこさん
オイリータイプ
保湿しないケアを1か月以上試しました。

試す前の肌は、ニキビができやすく、メイクをしても10分後には顔中がテカテカしていました。

保湿しないケアを試した後は、脂性肌なのは変わりませんが、ニキビがあまりできなくなり、メイク後のテカリも前ほど気にならなくなりました。

どんなに高いスキンケア商品を使っても、ニキビには効果がなかったので、いっそのこと全部やめてみようと思いつき実行したのですが、想像以上に効果があってびっくりしています。

佐々木さん
オイリータイプ
保湿しないケアを1か月以上試しました。

試す前の肌は、洗顔後でさえ顔にテカリがあるような状態で、普段何気に顔を触るとヌルッとした嫌な感触がありました。

保湿しないケアを試した後は、肌にカサつきのある箇所が出てきました。とはいってもやはり薄く脂感はありましたが、カサつき自体が新鮮でした。

既に脂分で肌に潤いがあるので、さらに保湿する意味がなく、それが脂の付着を促しているのではないかと考えて保湿しないケアを試しましたが、結果的には正解だったと思います。

写真を撮ったり、鏡を凝視したりして確認しましたが、テカリがマシになったと感じます。

沙弥さん
混合肌タイプ
保湿しないケアを1週間ほど試しました。

試す前の肌は、全体的には普通肌ですが、頬と鼻の頭、おでこに皮脂が出る状態でした。

保湿しないケアを試した後は、皮脂の分泌が抑えられて、あまりべとつかなくなりました。

過剰にコスメを使用して保湿しなくても、お肌は自分で潤いを保つようになってるんだなと思いました。

※自社アンケートにより調査

保湿しないケアを試した脂性肌10名のうち、5人は保湿しないケアを試すことで脂性肌の改善効果を実感していました。

保湿しないケアで効果を感じられた脂性肌の方に最も多かった意見は「テカりにくくなった」というものです。

脂性肌の方が保湿しないケアでテカりにくくなったと感じた理由は、保湿ケアをやめたことにより、肌が本来持っている保湿機能が活発に働くようになって、肌の油分と水分のバランスが整ったためだと考えられます。

名嘉山
脂性肌の方は皮脂の分泌が多いため、保湿をしなくても肌に水分を感じる状態ならば、肌自らの保湿効果に任せる、保湿しないケアが適しているといえます。

10人中5人|保湿しないケアは効果なし

不正解

典子さん
混合肌タイプ
保湿しないケアを1か月以上試しました。

試す前の肌は、洗顔後に何もつけなくても乾燥せず、むしろ脂っぽい状態です。

洗顔後しばらくしてから肌のベタつきを強く感じ、特にTゾーンはテカってしまうほどで、どんなにさっぱりする化粧水をつけても、すぐに違和感を感じていました。

保湿しないケアを試した後は、部分的に乾燥肌になってしまっただけでなく、肌が弱くなり、肌トラブルを起こしやすくなってしまいました。

おでこや鼻の上のテカリは全く改善されず、毛穴が開いてきたない肌になった感じもします。化粧ノリも悪く、シワが増えてしまって、結果、肌の老化と肌の状態を悪くしてしまったようです。

後悔しても遅いですが、やはり保湿は肌に必要だということがわかりました。

ゆみさん
混合肌タイプ
保湿しないケアを1週間ほど試しました。

試す前の肌は、Tゾーンのテカリがひどく、化粧崩れが多かったです。

保湿しないケアは、洗顔後はちょうどよかったのですが、時間が経つと肌がつっぱった感じになります。

化粧をする女性には合わないと思いました。必ず洗顔で落とさなくてはいけないので、肌が乾燥してしまいます。

あられさん
インナードライタイプ
保湿しないケアを1週間ほど試しました

試す前の肌は、オイリーでメイクが崩れやすい状態でした。

保湿しないケアを試した後は、ニキビや吹き出物が増えてしまい、肌がひりひりしてしまいました。

余計な油分がなくべたつかず、化粧水や乳液を塗る手間が省けて楽だと思っていましたが、1週間続けた結果、肌が荒れてしまったので、化粧水や乳液による保湿はした方が良いと思いました。

※自社アンケートにより調査

保湿しないケアを試した脂性肌10名のうち、5人は保湿しないケアを試すことで脂性肌の改善効果は感じられなかったと回答しました。

保湿しないケアで効果を感じられなかった5名に共通して見られた意見は、「ニキビが増える」「テカリが悪化した」「肌のベタつきが増えた」などの、肌トラブルが悪化したというものです。

脂性肌の方が保湿しないケアで肌状態が悪化してしまった理由は、保湿ケアをやめたことにより、肌の水分が不足して乾燥が進み、肌の水分が蒸発するのを防ぐために皮脂の分泌が過剰になってしまったためだと考えられます。

名嘉山
皮脂が分泌されたとき、肌にカサつきや乾燥を感じる脂性肌の方は、保湿しないケアをすると皮脂の分泌が増えてしまったり、乾燥が進んでしまったりと、肌状態が悪化する可能性があるため、保湿しないケアは避けるようにしましょう。

結果|保湿しないケアの効果は人それぞれ

〇×どちら

調査の結果、保湿しないケアで脂性肌の改善効果を感じた方は10名中5名、保湿しないケアで脂性肌の改善効果を感じられなかった方も10名中5名と、半々でした。

同じ脂性肌でも保湿しないケアで効果を感じられた方と感じられなかった方がいることから、保湿しないケアで脂性肌が改善できるかはその人の肌状態によって異なるのがわかります。

保湿しないケアをすることで、脂性肌が改善できるどころか悪化してしまう場合もあるため、安易に「脂性肌を改善できるかもしれない!」と保湿しないケアをするのではなく、自分の脂性肌に合うスキンケア方法を見極めることが大切です。

保湿しないケアが合う脂性肌とは

保湿しないケアに効果を感じた脂性肌

保湿をしないケアに効果を感じなかった脂性肌

ハリツヤ研究所で独自アンケートを行った結果、保湿しないケアで脂性肌の改善効果を感じられた方の特徴は、元々肌に乾燥がなく潤いを保てていた方、もしくは乾燥が原因の皮脂分泌が多く、スキンケア化粧品による保湿効果があまり感じられていなかった方でした。

反対に、保湿しないケアで効果を感じられなかった方の特徴は、肌全体というよりはTゾーンの皮脂分泌が多く、テカリや皮脂崩れが起こりやすい方や、皮脂分泌は多いものの肌にカサつきを感じる部分もあるという方です。

保湿しないケアについてアンケート調査を行ったところ、脂性肌の種類によって保湿しないケアが合う、合わないがあることがわかりました。

ここからは、脂性肌にはどんな種類があり、どのような脂性肌の方に保湿しないケアが合うのかを解説していきます。

脂性肌の種類

脂性肌の種類

脂性肌には、顔全体に皮脂を分泌するタイプと、Tゾーンにのみ皮脂が分泌されるタイプ、乾燥が原因で皮脂が分泌されているタイプというように、3つのタイプがあります。

ここでは、この3つのタイプを「オイリータイプ」「混合肌タイプ」「インナードライタイプ」として、それぞれの特徴と、保湿しないケアが適しているかどうかを説明します。

オイリータイプの脂性肌

オイリータイプ

オイリータイプの脂性肌は、肌に乾燥する部分がなく、顔全体に皮脂がよく出ることが特徴です。

肌を触ってもカサつきがなく、洗顔後に肌のつっぱりも感じられない脂性肌の場合、保湿ケアをしなくても肌の水分量は十分で、自らの力で潤いを保つことができるため、逆に保湿ケアが肌状態を悪化させてしまっている可能性も考えられます。

肌に乾燥がなく、顔全体に皮脂が分泌されがちな脂性肌の方は、オイリータイプの可能性が高いため、保湿しないケアが適しているといえます。

混合肌タイプの脂性肌

混合肌タイプ

混合肌タイプの脂性肌は、肌の乾燥はあまり感じられず、Tゾーンの皮脂分泌が多いことが特徴です。

皮脂が多く分泌されるTゾーン以外の肌は普通肌に近く、乾燥も気にならないため、皮脂分泌の多い部分が気になってしまいますが、保湿しないケアをすると普通肌部分が乾燥してしまい、Tゾーンがベタつき、Uゾーンがカサつく混合肌のようになります。

肌の乾燥が気にならなくても、皮脂の分泌が顔全体ではなくTゾーンに集中している脂性肌の場合は、混合肌タイプの可能性が高いため、保湿しないケアは避けるようにしましょう。

インナードライタイプの脂性肌

インナードライタイプ

インナードライタイプの脂性肌は、皮脂の分泌は多いものの、皮脂の下の肌が乾燥してカサついていることが特徴です。

肌の水分量が少ないため、肌が乾燥し、カサつきやつっぱる感覚がありますが、肌の水分を守るために皮脂が過剰分泌されるため常にベタつくという肌状態なので、保湿しないケアをすると肌の乾燥が進んで肌状態が悪化することが考えられます。

皮脂の下の肌がカサついていたり、洗顔後に肌がつっぱったりする場合は、インナードライタイプの脂性肌である可能性が高いため、保湿しないケアは避けるようにしましょう。

保湿しないケアはオイリータイプに効果的

満足した女性

脂性肌はオイリータイプ、混合肌タイプ、インナードライタイプの3種類に分けることができますが、保湿しないケアが適しているのはオイリータイプの脂性肌のみであるといえます。

オイリータイプは肌が自ら保湿する力を持っており、保湿化粧品による水分と油分の補給が脂性肌を悪化させる可能性があるので、保湿しないケアを実践すると、ベースメイクのノリや持ちが良くなることが期待できますよ。

保湿しないケアで脂性肌が感じた良い効果

オイリータイプの脂性肌の方は、保湿しないケアを試すことにより、以下のような良い効果が期待できます。

保湿しないケアで脂性肌が感じる良い効果

  • ニキビができにくくなる
  • テカリが気にならなくなる
  • カサつきが気にならなくなる
  • ベタつきがなくなる
  • 毛穴の黒ずみが改善される

肌の油分が多くなりすぎることによって毛穴が詰まってできる思春期ニキビや、毛穴に詰まった皮脂が黒ずんでできる黒ずみ毛穴の改善も期待できるため、オイリータイプの脂性肌の方はまず1週間から、保湿しないケアを試してみることをおすすめします。

混合肌・インナードライタイプは保湿ケアが重要

保湿をする女性

混合肌タイプとインナードライタイプの脂性肌は、肌が乾燥すると肌状態が悪化してしまいますので、保湿しないケアは適していません。

インナードライタイプの中でも、肌の乾燥がひどく、化粧水の水分も受け付けない…という肌状態の方は効果を感じられる場合もありますが、スキンケアで保湿効果を感じられるならば、肌状態を悪化させないためにも、保湿ケアをするようにしましょう。

保湿しないケアで感じる悪い効果

混合肌タイプ・インナードライタイプの脂性肌の方は、保湿しないケアをすることで以下のような悪い効果を感じる可能性があるため、保湿しないケアは避けるようにしましょう。

保湿しないケアで脂性肌が感じる悪い効果

  • ニキビや吹き出物が増えた
  • 肌が乾燥でひりひりした
  • テカリがひどくなった
  • 乾燥でシワが増えた
  • 混合肌になった
  • 化粧ノリが悪くなった
  • 毛穴が開いた

混合肌タイプ、インナードライタイプの方は、保湿しないケアによって、混合肌になってしまうなど、肌質自体が変わり、今以上にスキンケア方法に悩まされる結果を招いてしまう可能性があるため、必ず保湿ケアをするようにしてください。

脂性肌の方にすすめるベタつかない保湿方法

3ポイント

保湿しないケアが適しているオイリータイプ以外の脂性肌の方には保湿ケアがおすすめですが、保湿ケアをするとベタついてしまうから苦手だという脂性肌の方も少なくないのではないでしょうか。

ここでは、脂性肌でもベタつかない保湿をするために試してほしい3つの保湿方法を紹介していきます。

保湿ケアをするとベタついてしまう…という脂性肌の方は、ぜひ参考にしてみてください。

化粧水の後はクリームより乳液がおすすめ

化粧品の成分構成

脂性肌の保湿ケアに使う保湿剤は、保湿クリームではなく、さっぱりタイプの乳液をおすすめします。

一般的に、保湿クリームは油分が多くこってりしたテクスチャーの商品が多いのに対し、乳液は油分が少なくあっさりとしたテクスチャーの商品が大半で、肌に与える水分と油分のバランスを調整しやすいため、脂性肌向きの保湿剤であるといえます。

特に、さっぱりタイプの乳液は、乳液の中でもベタつきにくく、油分の配合量も少なくなっているため、皮脂の分泌が多い脂性肌でもベタつきを気にせず使うことができますよ。

Tゾーンがベタつくなら収れん化粧水でケア

保湿剤や化粧水を手にとるイメージ写真

保湿剤に乳液を使ってもベタついてしまう脂性肌の方は、乳液を使った後に収れん化粧水で肌を引きしめることをおすすめします。

収れん化粧水とは、肌を引きしめたり、肌のキメを整えたりする役割を持った化粧水で、毛穴を目立たなくさせて皮脂を抑える効果が期待できます。

脂性肌は皮脂の分泌が多くベタつきやすい肌なので、保湿した後、ベタつきやすい部分に収れん化粧水を重ねることで、皮脂の分泌によるベタつきを抑えられるのです。

しかし、収れん化粧水はスキンケアの最初に使ってしまうと、その次に使う化粧水に含まれる水分や美容成分を肌に受け入れにくくなってしまうので、必ずスキンケアの最後に使うようにしましょう。

皮脂を抑制する保湿化粧品を使う

美容液と花

保湿化粧品の中には、皮脂を抑制する効果を持った成分を含んでいるものもあります。

脂性肌の方は皮脂の分泌が多いため、皮脂を抑える効果を持つ以下のような成分を含んだ保湿化粧品を選ぶようにすると、ベタつきやテカリを防ぐことができますよ。

皮脂を抑制できる成分例

・ビタミンC誘導体 ・ピリドキシンHCI(ビタミンB6) ・ローズマリー葉エキス 

・チョウジエキス ・オウレン根エキス ・グリチルリチン酸2K など

皮脂を抑制することは、脂性肌の大きな悩みであるニキビを予防するニキビケアにも繋がるため、脂性肌の方は皮脂を抑制できる成分を含んだ保湿化粧品を使うようにしましょう。

まとめ

レーザー治療を受ける女性

本記事では、実際に保湿しないケアを試したことがある脂性肌の方10名にアンケートを取り、脂性肌には保湿しないケアが適しているのかどうかを調査しました。

調査の結果、洗顔後も肌に乾燥する部分がなく、顔全体に皮脂が出やすいオイリータイプの脂性肌は保湿しないケアで改善できる可能性が高く、少しでも乾燥を感じる混合肌タイプ、インナードライタイプの脂性肌の方は保湿しないケアで肌状態が悪化する可能性が高いことがわかりました。

自分の肌がどのタイプの脂性肌なのか判断できないという方は、コスメカウンターやサロンなどで肌診断を受け、自分の肌の水分量と皮脂量を調べてみて、保湿しないケアを試すかどうか判断してみてくださいね。

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