メイク崩れを起こさない!朝の洗顔やスキンケアの基本

洗顔方法 - update2019.07.10
朝の洗顔やスキンケアの基本
ハリツヤ編集部

30代からの肌悩みを解決するプロ集団

ハリツヤ研究所編集部

忙しい朝は、夜よりもスキンケアを“テキトー”にしてしまいがちですよね。

しかし、紫外線や乾燥・皮脂の過剰な分泌から肌を守り、メイク崩れを防ぐためにも、朝のスキンケアは大切です。

メイクが崩れやすくて悩んでいる人や、肌の乾燥や大人ニキビが気になる人は、朝のスキンケアに問題があるのかもしれません。

朝はスキンケアに十分な時間がとれない人も、時短テクニックで美肌を維持することができるんですよ。

そこで、本記事では朝の洗顔方法や化粧水やクリームのつけ方など、朝のスキンケア方法の基本を解説していきます。

夜だけじゃない!朝のスキンケアが大切な理由

スキンケアは夜念入りに行えば、朝は簡単で大丈夫と思ってはいませんか?

しかし、寝ている間にも、肌から水分が蒸発して乾燥しますし、ホコリなどで肌は汚れていきます。

スキンケアをしている女性

朝のスキンケアでは水分を補い、夜の間に分泌された皮脂の状態に合わせて、皮脂量をコントロールすることが大切です。

夜のスキンケアを入念に行っていても、肌の乾燥などの肌トラブルや化粧ノリが気になる人は、朝のスキンケアの方法に問題があるのかもしれません。

朝のスキンケアで保湿が不十分な場合には、肌表面を守るために皮脂が過剰に分泌され、肌のベタつきやメイク崩れを招く要因となります。

朝の洗顔では皮脂を適度に残して、水分を補う保湿ケアを行うことで、メイクが崩れにくい状態で、肌を夜まで保ちやすくなるんです。

つまり、化粧ノリ」は朝のスキンケアにかかっているのです。

朝のスキンケアに最適な洗顔方法とは

朝のスキンケアでは、洗顔料は使うべきなのでしょうか。

朝の洗顔の考え方や肌タイプ別の洗顔方法についてみていきましょう。

朝の洗顔の考え方

朝のスキンケアでの洗顔のポイントは、「必要な皮脂」を落とさないことにあります。

肌タイプに応じて、朝の皮脂の分泌量に合わせた洗顔を行いましょう。

ぬるま湯での洗顔を基本として、肌質ごとにあった洗顔方法とすることが大切です。

朝の洗顔は、美容の専門家の間でも洗顔料を使うべきかどうか、意見が分かれるところ。
皮脂や汗、古い角質やほこりを落とすために、洗顔料は使った方がよいとする考え方もあります。

スキンケアをしている女性

朝、肌を洗いすぎることで、肌が乾燥して肌を守るために皮脂が過剰に分泌されるため、隠れ乾燥肌の原因となることも。

朝の肌は、夜のようにメイクをした状態ではなく、日中ほど皮脂汚れも付着していません。

隠れ乾燥肌は、大人ニキビや肌のゴワつきなどの肌トラブルを招くこともあるので、自分の肌状態や肌質に合わせて“ちょうどいい”洗顔方法を見つけましょう。

 肌タイプ別の朝の洗顔方法

ここからは、「乾燥肌&普通肌」、「混合肌&脂性肌」と大きく2つに分けた肌タイプ別の、朝の洗顔方法を紹介していきます。

乾燥肌タイプ・普通肌タイプの人

乾燥肌タイプの人は皮脂の分泌が少ないため、朝は洗顔料を使わずにぬるま湯での洗顔をするのがおすすめです。

熱いお湯や洗顔料を使っての洗顔は、皮脂が流されすぎてしまい、乾燥を引き起こしやすくなってしまいます。
また、反対に冷たい水で洗顔すると、毛穴を引き締めてしまうことから、化粧水などが浸透しにくくなってしまうんです。

普通肌タイプの人も、朝起きぬけの肌のベタつきが気にならないようであれば、乾燥肌の人と同様にぬるま湯での洗顔が適切です。

混合肌タイプ・脂性肌タイプの人

脂性肌タイプの人は、朝起きたときに皮脂によるテカリやベタつきをオフするために、洗顔料を使った朝の洗顔が基本です。

Tゾーンには多く洗顔料の泡をのせて、頬などのUゾーンには泡を軽くのせるといったように調整し、同様に泡を転がすように洗っていきます。

混合肌タイプの人も、ベタつきが気になる部分には洗顔料を使用して、朝の洗顔をするのがおすすめです。

筆者
ただし、肌質にこだわりすぎず、朝の肌状態に応じた洗顔を行いましょう。

また、タオルで顔を拭くときには、ゴシゴシ拭くとタオルの摩擦で肌を傷めてしまうので、顔をこすらずにトントンと肌を軽く叩くように水分をとっていくようにしてくださいね。

朝のお手入れは化粧水+αがスキンケアの基本

朝のお手入れは、洗顔後に化粧水を浸透させた後、乳液かクリーム・保湿ジェルをつけていくのが、スキンケアの基本です。

化粧水はしっかりと肌になじませよう

洗顔の後のスキンケアは、まずは化粧水で保湿をします。

このとき、コットンを使う人もいますが、コットンは強く肌をこするようにして使うと肌を傷める場合もあるので、手を使ってなじませる方法がおすすめです。

頬に手を当てる女性のスキンケアイメージ

手で化粧水をつけるときには、化粧水を手のひらで温めた後、顔を包み込んで押さえるようにしてつけていくと、化粧水がなじみやすくなる効果が期待できます。

ただし、雑菌が顔につかないように、洗顔後のきれいな手の状態で化粧水をつけるようにしましょう。

 脂性肌の人も化粧水後の保湿剤は必須

化粧水が肌にしっかりなじんだら、次はクリームや乳液・保湿ジェルをつけていきます。

脂性肌の人や、肌のベタつき・テカリが気になる人の中には、化粧水だけでスキンケアを終わらせてしまう人もいますよね。

ですが、化粧水のみでは肌の内側から水分が蒸発して、乾燥を引き起こしかねないので、化粧水の後につける保湿剤は必須なんです。

クリームをつける量は、おでこや鼻などのTゾーンは少なめに、頬などのUゾーンは多めにするのが基本。

肌の皮脂量に合わせてクリームや乳液を塗った後、しばらく時間をおいて肌になじむのを待ってから、ベースメイクをしていくと、メイクが崩れにくくなりますよ。

朝のスキンケアの時短テクニック

朝は忙しく時間に追われ、化粧水をつけて時間をおいてクリームをつけるといったような時間の余裕が持てない人もいるかもしれません。

そんな人は、シートマスクをしながら、身支度や朝食の準備をすると、化粧水や乳液を浸透させる時間を省けるので、スキンケアにかける時間が短縮できます。

また、「オールインワン」タイプのスキンケア化粧品もおすすめ

オールインワン化粧品は、化粧水と美容液、保湿剤などの役割を1つで果たすので、時間のない朝にはぴったり。

さらに、メイクもBBクリームを使えば、下地からファンデーションまでが一つで済むので、時短が図れます。

BBクリームは、もともとは美容施術後の肌を保護する目的でつくられ、美容クリームや化粧下地、日焼け止め、ファンデーションの役割を持っています。

朝は時間がなくてもスキンケアを行うとともに、化粧下地やBBクリーム、ファンデーションなどUV効果のあるアイテムを使って紫外線対策を行うことが大切です。

まとめ

朝のスキンケアは肌の水分量と皮脂量を整えて、1日のスタートを切るために大切なものです。

肌タイプをもとに、朝の肌状態にあった洗顔方法でスキンケアを行いましょう。

朝はスキンケアにかける時間がとりにくいですが、化粧水や乳液を肌になじませる時間を確保し、時間をおいてからメイクをすることで、メイク崩れを防ぐことができます。

時間がないからと、「何もしない」状態が一番よくないですので、時短テクニックも駆使して、朝のスキンケアをしてくださいね。

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