顎のニキビに悩む女性
熊谷優子プロフィール

オーガニック化粧品のプロフェッショナル

熊谷 優子

脂性肌の方は、皮脂分泌が過剰で毛穴が詰まりやすく、ニキビができやすい肌質であるため、他の肌質の方より、ニキビに悩まされがちです。

ニキビを治すためにいろいろ試してみてもなかなか治らず「ニキビを治すには何をすればいいの?」とフラストレーションがたまっている方も多いでしょう。

本記事では、脂性肌のニキビを治す方法について解説し、ニキビに効くおすすめスキンケア化粧品やニキビ肌をカバーするメイク方法を紹介します。

「顔にニキビがあると自信が持てない・・・」という方も、本記事を参考に、ニキビのない健やかな肌を目指していきましょう!

脂性肌にニキビができやすい理由

毛先の痛みに悩む女性

脂性肌の方は、他の肌タイプの人よりも皮脂分泌量が多いために、ニキビができやすい肌質といえます。

通常、人の肌タイプは、普通肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌の4つに大別されますが、脂性肌の方は、肌の水分量と油分量が多く、肌表面に皮脂が過剰に分泌して顔がテカテカしてしまうのが特徴です。

肌表面に分泌される皮脂は、肌を乾燥や外部刺激から守る大切な役割を果たしていますが、過剰に皮脂が分泌されると、毛穴が広がって皮脂が詰まり、ニキビができてしまいます。(下図参照)

ニキビは、どの肌タイプの方も持っている常在菌のアクネ菌が増殖することででき、アクネ菌は湿気のある場所で皮脂を栄養として増殖するために、皮脂分泌量が多く毛穴に皮脂が詰まりやすい脂性肌の方は、特にニキビが発生しやすいのです。

脂性肌のニキビを治す4つの方法

肌の毛穴に皮脂が詰まりアクネ菌が増殖して、白く盛り上がっている白ニキビから始まり、炎症を起こすと赤ニキビへ、さらに炎症が激しくなって膿が溜まると膿ニキビへと悪化していくので、早めに対処することが大切です。

脂性肌のニキビを治す4つの方法について説明します。

洗顔や保湿などスキンケアを見直す

スキンケアをしている女性

脂性肌でニキビに悩んでいる方は、1日に何度も洗顔をして皮脂を取り過ぎてしまったり、保湿を怠ったりして、余計に皮脂分泌を促し、ニキビができやすい肌状態を作ってしまっていませんか?

洗顔方法や保湿方法を見直すだけでも、脂性肌のニキビを改善させられる可能性はあるので、脂性肌のニキビを悪化させないスキンケア方法について押さえておきましょう。

洗顔は1日2回までで優しく洗う

洗顔をする女性 イラスト

水分量と油分量が多く、皮脂でテカテカした脂性肌の方は、顔をさっぱりさせるために洗顔を何回も行ったり、ゴシゴシと強く洗ったりしてしまいがちですが、これらの行為は脂性肌のニキビを悪化させる原因になります。

洗顔を何度も行ったり強くゴシゴシ洗ったりすると、肌に必要な皮脂まで取り除いてしまい、肌を保護しようと余計に皮脂分泌が過剰になるため、ニキビができやすい肌状態を作ってしまうのです。

肌に必要のない余分な皮脂は落としながらも、肌に必要な皮脂は残してくれて、洗顔後も肌に潤いがとどまるクレイ洗顔などの洗顔料を使用し、洗顔は1日2回まで、ゴシゴシ洗わず優しく肌を洗うようにしましょう。

洗顔の手順
  1. 洗顔フォームをよく泡立てる
  2. 手が肌に直接当たらないよう泡で洗う
  3. 30度前後のぬるま湯で汚れをしっかり洗い流す
  4. 清潔なタオルでやさしく水をふき取る

化粧水はニキビ有効成分配合のもの

オーガニックコスメ

脂性肌のニキビの方におすすめなのは、ニキビに効果的なグリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)やグリチルレチン酸ステアリルなどの有効成分配合の化粧水です。

グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)とグリチルレチン酸ステアリルには、抗炎症作用があるため、赤ニキビの炎症やかゆみをしずめて、ニキビで荒れた肌を整えてくれます。

脂性肌は、皮脂分泌が過剰で顔がテカテカしているので、化粧水をあまり塗らないという方もいるかもしれませんが、肌が乾燥すると肌を潤そうと皮脂分泌が盛んになるため、しっかりと化粧水で保湿することが大切です。

油分の多い乳液・クリームは控えめに

脂性肌でニキビに悩んでいて、肌がテカテカしているために乳液やクリームを塗らない方もいるかもしれませんが、肌の保湿を怠り肌が乾燥すると、肌を守るために皮脂分泌が過剰になり、ニキビの悪化に繋がってしまいます。

そのため、脂性肌でニキビに悩んでいる人も、なるべく乳液やクリームを使用するべきですが、油分が少なく、炎症を抑えるグリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)などの有効成分配合のものを、少量塗布するようにしましょう。

水分量と油分量の多い脂性肌の方は、油分の多い乳液やクリームをたっぷり塗ると、皮脂バランスを崩し、ニキビを悪化させるので、保湿のしすぎには注意してくださいね。

市販の軟膏を使ってニキビを治す

薬を塗ろうとする女性の手の画像

スキンケアの見直しだけではニキビがなかなか治らないという方は、市販の軟膏をニキビに塗って、ニキビを治していきましょう。

ドラッグストアや薬局で購入できて、ニキビを治すのにおすすめの軟膏を紹介します。

ペアアクネクリームW

参考価格:14g・950円(税込) / 24g・1,450円(税込)

有効成分のイブプロフェンピコノールがアクネ菌によるニキビ生成を抑え、赤ニキビに対しては炎症をしずめ、有効成分のイソプロピルメチルフェノールがニキビの原因となるアクネ菌を殺菌してくれるので、ニキビの生成・悪化を予防してくれます。

テラ・コートリル

6g・参考価格:1,080円(税込)

抗炎症作用を示すヒドロコルチゾン(副腎皮質ステロイド)、抗菌力作用を示すオキシテトラサイクリン塩酸塩を配合し、炎症や膿が溜まったニキビの腫れやかゆみをしずめてくれます。

ニキビに効く栄養素を食事に取り入れる

野菜類

ジャンクフードや揚げ物、肉類やお菓子など脂っこい食べ物を食べ過ぎてしまうと、皮脂の栄養を供給していることになり、肌の皮脂分泌をどんどんと促し、ニキビ悪化の原因になるため、バランスのよい食事を摂ることが大切です。

意識して取り入れたいのは、ビタミンC・B2・B6

ニキビに効果的な栄養素として、意識して取り入れたいのが、ビタミンC・ビタミンB2・ビタミンB6の3つです。

キウイやピーマン、ブロッコリーなどに多く含まれるビタミンCには、皮脂量をコントロールする役割があるので、皮脂分泌が過剰であることが原因でニキビを作ってしまう脂性肌の方は、ビタミンCを食事の中で積極的に取り入れるようにしましょう。

また、ビタミンB2とビタミンB6についても、皮脂量をコントロールし、肌を健やかに保ってくれるため、積極的に食事の中で取り入れるようにしてくださいね。

ビタミンB2が多く含まれる食材は、うなぎ・納豆・卵・海藻・レバー、ビタミンB6が多く含まれる食材は、かつお・まぐろなどの魚類、レバー・大豆などですが、食事で取り入れるのが難しければ、サプリメントを上手く活用するのもおすすめです。

ニキビの炎症がひどい場合は皮膚科を受診

医者たち

ニキビの炎症が悪化してしまいかゆみや赤みなどの不快な症状をともない、市販薬や生活習慣改善だけでは治すことが難しいようであれば、皮膚科を受診してください。

ニキビは正式には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という名前の皮膚疾患なので、皮膚科で保険による治療を受けることが可能です。

ニキビの状況に合わせて、内服薬や外用薬の処方や生活習慣のアドバイスなどをもらうことで、ニキビが早く治るケースが多いので、ニキビが悪化してニキビ跡になってしまう前に、皮膚科に相談してみましょう!

脂性肌のニキビにおすすめのスキンケア化粧品3選

脂性肌の方は、皮脂分泌量が多く毛穴に皮脂が詰まりやすいのでニキビになりやすいですが、ニキビに効果のある有効成分配合の化粧品を使用し、正しくスキンケアを行うことでニキビができにくい肌を目指すことができます。

ここでは脂性肌のニキビに効くグリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)などの有効成分が配合されていて、@コスメで口コミ評価の高かった、脂性肌のニキビにおすすめのスキンケア化粧品を紹介します!

ビーグレン ニキビケアセット

トライアル価格:1,846円(税込)

ビーグレン ニキビケアセットの特徴

  • 洗顔料クレイウォッシュに配合されているモンモリロナイトが肌の余分な皮脂をしっかり吸着するため、ニキビ予防に効果的
  • 美容液CセラムのピュアビタミンCが過剰に分泌される皮脂を抑制する
  • 化粧水クレイローションに配合されている有効成分グリチルリチン酸ジカリウムが、ニキビの炎症をおさえて、肌荒れを防ぐ

ビーグレン ニキビケアセットは、洗顔からクリームまでが揃ったニキビケアのためのスキンケアセットです。

クレイウォッシュが余分な皮脂をしっかり吸着し、CセラムとQuSomeモイスチャーゲルクリームが水分保持力を高めて、ニキビができにくい肌に仕上げてくれます。

また、グリチルリチン酸ジカリウム配合のクレイローションがニキビの炎症を抑え、ニキビで荒れた肌を整えてくれるため、脂性肌のニキビに効果的なトライアルセットです。

NOV ACアクティブシリーズ

ノブアクティブAC トライアルセット

トライアル価格:1,620円(税込)

NOV ACアクティブシリーズの特徴

  • ウォッシングフォームとスポッツクリームに配合されている、有効成分グリチルリチン酸2Kが、ニキビの炎症をしずめるため、脂性肌のニキビに効果的
  • フェイスローションに配合されている有効成分BHAの抗菌作用と、有効成分のアラントインの肌荒れ予防作用が、脂性肌のニキビを予防する
  • ウォッシングフォームのマイルドピーリング作用が古い角質と過剰な皮脂を取り除き、なめらかでニキビのできにくい肌を作る
  • クレンジングリキッドとモイスチュアミルクに配合されている、有効成分グリチルリチン酸ステアリルが、脂性肌のニキビで荒れた肌を整える

NOV ACアクティブシリーズは、洗顔からクリーム、ニキビに部分的に塗布するスポッツクリームまでが揃っていて、ニキビのケアと予防に効果を発揮してくれます。

ニキビの炎症をしずめる有効成分グリチルリチン酸2Kや、肌荒れを予防する有効成分グリチルリチン酸ステアリルが、脂性肌のニキビを積極的にケアし、抗菌作用のある有効成分BHAがニキビ予防をしてくれるのです。

ルナメアAC

ルナメアACトライアルセット

トライアル価格:1,080円(税込)

ルナメアACの特徴

  • ファイバーフォームの植物繊維が肌に刺激を与えず、ニキビの原因となる毛穴の詰まりを吸着するので、脂性肌のニキビ予防に効果的
  • スキンコンディショナーに配合されている、潤い成分と有効成分グリチルレチン酸ステアリル、トコフェロール酢酸エステルが毛穴の油分になじみ、ニキビを予防

ルナメアACは、クレンジングからジェルクリームまでが揃っていて、脂性肌でニキビに悩む方のために作られたスキンケア化粧品です。

特に洗顔料であるファイバーフォームの植物繊維が、脂性肌の皮脂の詰まりを吸着し、ニキビ予防に効果を発揮してくれます。

また、スキンコンディショナーとジェルクリームに配合された、有効成分グリチルレチン酸ステアリルをナノ化した独自成分アクネシューターが、脂性肌のニキビを予防してくれるのです。

脂性肌のニキビをカバーするメイク方法

スポンジを持ってメイクをしている女性

顔にニキビができてしまうと「メイクをすることでニキビが悪化してしまうのでは?」とメイクをしない方もいるかもしれません。

しかし、正しい方法でメイクを行えば、肌に負担をかけすぎず、ニキビを自然に隠すことができますよ。

ここからは、脂性肌でニキビに悩んでいる方の化粧品の選び方ポイントとメイク方法を紹介します!

脂性肌のニキビに悩む方のメイクアップ化粧品の選び方
  • ニキビの赤みを隠すグリーン系の下地やコンシーラーを選ぶ
  • ニキビができにくい処方の「ノンコメドジェニックテスト済み」のものを選ぶ
  • 皮脂の分泌が多く、顔がテカテカしているのが気になる人は「オイルフリー」のものを選ぶ
脂性肌のニキビに悩む方におすすめのメイク手順
  1. 化粧下地でニキビの凹凸と赤みを隠す
  2. ニキビが目立つ箇所にコンシーラーを軽く塗る
  3. 皮脂を吸着するパウダーファンデーションを薄く塗って整える

化粧下地は、ニキビの赤みを抑えてくれるグリーン系のものを選び、薄く塗ってニキビの凹凸と赤みを隠し、化粧下地で隠せないニキビがあれば、ニキビ部分にのみコンシーラーを軽くポンポンと塗り、よくなじませましょう。

最後に、皮脂を吸着してくれるパウダーファンデーションで、毛穴などを隠し、透明感のある肌に仕上げるのが基本の工程ですが、メイクを軽めに仕上げたい時には、パウダーファンデーションの代わりにフェイスパウダーを全体的にふんわり乗せるのもおすすめです。

また、メイクをしっかり落とさないと、顔に残ったメイクが酸化して肌に刺激を与え、ニキビ悪化の原因となるため、メイク後にはクレンジング料でしっかりメイクを落としてくださいね。

まとめ

笑顔の女性

本記事では、脂性肌のニキビを治す方法について解説し、ニキビに効くおすすめスキンケア化粧品やニキビ肌をカバーするメイク方法を紹介しました。

顔にニキビがあるとかゆみや赤みが不快なだけでなく、鏡を見てもため息をつきたくなって、なかなか気分があがらないですよね。

本記事を参考に、生活習慣やスキンケアを見直すことで、ニキビ肌を解消し、綺麗な肌を作って、ニキビが気にならない毎日を送りましょう!