スキンケア中の女性
ハリツヤ編集部

30代からの肌悩みを解決するプロ集団

ハリツヤ研究所編集部

スキンケア化粧品を肌になじませたときに、ヒリヒリとしみて痛みや赤みを感じやすい敏感肌の人は、自分の肌でもしみずに使える乳液を選ぶのが難しく、困っている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、敏感肌の人でも安心できる低刺激の乳液を選ぶ手順や、敏感肌の人におすすめしたい8つの乳液を紹介していきます。

敏感肌でも安心して使える乳液の選び方

白いクリーム

乳液を使って保湿スキンケアをしてみたものの、肌にヒリヒリとした痛みや赤み、かゆみを感じてしまったという敏感肌の人もいるのではないでしょうか。

ドラッグストアやスーパーで購入できる市販の乳液の中には、肌に刺激を与えやすい成分や添加物が含まれている商品があるため、敏感肌の人が使うと肌が炎症してしまう可能性があります。

敏感肌の人が乳液を選ぶときには、刺激を与えやすい成分を配合している乳液を避けて、敏感肌でも使用することができる低刺激の敏感肌を見つけることが重要なのです。

外からの刺激にデリケートな敏感肌に合った乳液を選ぶ方法を紹介していくので、ぜひ乳液を選ぶときの参考にしてくださいね。

敏感肌用の乳液を選ぶ

化粧品

敏感肌の人でも肌がヒリヒリとしみにくい乳液を選びたいなら、敏感肌用として販売された乳液を選ぶようにしましょう。

敏感肌用の乳液には、敏感肌が刺激に感じやすい成分を避けてつくられている、肌に刺激を感じにくいかどうか、一般的な保湿スキンケア化粧品よりも高い水準でテストが行われている、といった2つの大きな特徴があります。

敏感肌が刺激に感じやすい成分を避けてつくられている

敏感肌の人は、肌に透明感をもたらす美白有効成分や、使用感を良くするために配合されている香料・アルコールなど、健康な肌なら刺激を感じないさまざまな成分で肌が刺激を感じ、ヒリつきやかゆみといった症状が現れます。

だからといって敏感肌が刺激に感じやすい成分を避けて乳液を選ぼうと成分表示を見ても、覚えられないような長い成分名が並んでいるばかりで、肌が刺激に感じやすい成分を自分自身で見極めるのは難しいですよね。

はじめから敏感肌の人が使用することを想定してつくられている敏感肌用の乳液なら、肌に刺激を与える可能性がある成分があらかじめ配合されていないことが多いため、敏感肌の人でも安心して使いやすいといえるでしょう。

ただ敏感肌用の乳液と販売されていても、肌が刺激に感じやすい成分がまったく入っていないわけではないので、一般的な乳液よりは肌にやさしい商品を見極められる、と考えるようにしてください。

肌への刺激性について高い水準でテストが行われている

試験管

敏感肌用と販売されている乳液は、肌に使用しても本当に刺激を感じないかどうか、商品を開発している段階で多くのテストを行っています。

また、ただテストの回数が多いだけではなく、製品のテストをおこなう被験者を敏感肌の人や、肌荒れを感じやすい人に絞っている化粧品メーカーも多く、敏感肌の人が安心して使えるように努めています。

敏感肌用とうたう乳液が行っている主なテストの例

  • アレルギーテスト
    化粧品メーカーがヒト被験者に対して、繰り返しパッチテストを行って、肌に何らかのアレルギー反応がでないかどうか確認したりするテスト。
  • スティンギングテスト
    乳液の使用前後にかゆみやヒリヒリといった刺激がでないかどうか確認するテスト。

アレルギーテストやスティンギングテストなど、多くのテストを重ねて販売している敏感肌用の乳液は、敏感肌の人でも安心して使いやすいものの、すべての人が安心して使用できるという保証ではありません。

自分の肌に合うかどうかは使ってみないと分からないため、実際に敏感肌用の乳液を使用するときにはパッチテストを行って、肌に炎症がみられないかどうか事前に確認してくださいね。

敏感肌にとって刺激の強い成分を避けて選ぶ

女性が化粧品を手に持っている

敏感肌の人が乳液を選ぶときには、肌に刺激を与えやすい成分がなるべく配合されていない商品を選ぶことが大切です。

とはいっても肌に刺激を与えやすい成分の名前を1つずつ覚えて成分表示を確認するのは大変なので、商品パッケージに表示されている○○フリーや○○不使用など、無添加の表記を確認するのがおすすめです。

表記の例

意味

アルコールフリー

エタノールフリー

アルコール(エタノール)が配合されていないということ。

アルコールは肌表面の雑菌を殺して清潔に保つために有効だが、肌表面を乾燥させる作用もあり、敏感肌の人は刺激を感じやすい。

パラベンフリー

防腐剤フリー

乳液の品質を保つ防腐剤の役割を果たすものの、敏感肌には赤みやかゆみを引き起こす可能性がある。

無着色

無香料

無鉱物油

使い心地をよりよくするために配合される添加物だが、敏感肌になじませるとアレルギー反応を引き起こすことがある。

敏感肌用とかかれた乳液のパッケージを確認してみると、どれも敏感肌用ではあるものの、無添加の表記にはばらつきがあることが分かりますね。

敏感肌用の乳液を使用してみても肌に炎症がみられた場合には、より多くの無添加表記がされている乳液を使い、肌に合うかどうか確認してみるといいでしょう。

長く使い続けられる金額の乳液を選ぶ

敏感肌の人が乳液を選ぶときには、1回きりの購入ではなく2本、3本と使い続けても無理のない価格かどうかも重要なポイントになります。

敏感肌の人が感じる刺激は乳液に含まれる成分によるものだけではなく、いつもと違った乳液を使うこと自体も肌が刺激に感じやすいポイントのひとつ。

どんなに高い乳液を使っても、使い続けられなければ敏感肌に負担をかけてしまうので、使い切ったときにも無理なく購入できる乳液を選ぶのがおすすめですよ。

化粧水や美容液と同じスキンケアラインで選ぶ

スキンケア化粧品ボトルがならんでいる様子

敏感肌の人が自分自身の肌に合った乳液を見つけたら、化粧水や美容液、保湿クリームについても同じスキンケアラインで揃えるのがおすすめ。

化粧品メーカーが保湿スキンケア化粧品をつくるときには、乳液のみを使ったときだけではなく、同じスキンケアラインの化粧品を一式使ったときに、特に肌への効果が感じられるようにつくられています。

もし自分の肌にあった乳液を見つけたのなら、思い切って化粧水や美容液も同じスキンケアラインに買い換えてみてください。

保湿力にも期待できる乳液を選ぶ

保湿剤や化粧水を手にとるイメージ写真

敏感肌は肌内部に存在している保湿成分が失われて「肌のバリア機能」の働きが低下した状態なので、正常な働きを取り戻すためにも失われた保湿成分を取り戻すことが重要。

そこで、敏感肌の人が乳液を選ぶときには肌のバリア機能を正常に働かせるために必要な「天然保湿因子(NMF)」や「細胞間脂質」、「皮脂膜」を補うことができる保湿成分が配合されているかどうかに注目しましょう。

敏感肌に合った乳液選びにおすすめの保湿成分

  • ヒト型セラミド

肌内部の細胞間脂質を構成する成分の1つで保湿力が高い。成分表示にはセラミド1、セラミド2など「セラミド+数字」で表記される。

  • ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン

肌表面で水分を閉じ込める働きをもつ保湿成分。

 

敏感肌におすすめの乳液8選

自分の肌に合った乳液が見つからない敏感肌の方のために、肌への刺激が少なく、保湿にも効果的な敏感肌用の乳液を8商品紹介していきます。

キュレル 乳液

花王 Curel キュレル 乳液1,944円(税込) 120ml

キュレル 乳液の特徴

  • 乾燥性敏感肌の人によるパッチテスト済みなので刺激の低い乳液を探している人には安心(※全ての人にアレルギーが起きないということではありません)
  • 弱酸性・無香料・無着色・アルコールフリーと低刺激のシンプルな処方
  • 肌にうるおいを与えるセラミド機能成分やユーカリエキス配合で低刺激ながら水分補給がしっかりできる

乾燥性敏感肌の人々が安心して使える化粧品を作るというコンセプトのもと、花王が開発した独自ブランド「キュレル」の乳液。

キュレルの乳液は、商品の開発段階で「乾燥性敏感肌」の人によるアレルギーテストをおこなっており、敏感肌でも安心して使える保湿スキンケア化粧品を作ろうというブランドの姿勢を感じますよね。

敏感肌にこだわっているキュレルだけあって、弱酸性・無香料・無着色・アルコールフリーと、徹底して刺激を与えにくい処方になっています。

香りがついていないのでシチュエーションを問わず使えるうえ、刺激が少なく、肌にうるおいを与える成分もしっかり配合されているので、肌をいたわりつつ保湿したい敏感肌の人に試してほしい乳液です。

ミノン アミノモイスト モイストチャージミルク

ミノン「アミノモイストモイストチャージミルク」の商品画像
2,160円(税込) 100g

ミノン アミノモイスト モイストチャージミルクの特徴

  • 濃厚なミルクなのにべたつかないので、顔のべたつきが苦手な敏感肌の人でも使える
  • 弱酸性・無香料・無着色・アルコールフリー・パラベンフリー・紫外線吸収剤フリーと肌に刺激を与える成分を配合していないので敏感肌でも安心
  • 乾燥によってごわごわした肌にも浸透しやすい乳液なので肌がガサガサの人でも効果的に保湿できる

敏感肌や乾燥肌といったトラブルの多い肌質に特化した人気スキンケアブランド「ミノン」が販売する「アミノモイスト モイストチャージミルク」は、こっくりとした重ためのテクスチャーなのに、肌になじむとさらっとするのが特徴の乳液。

肌に刺激を与える成分を配合していない無添加処方なので、肌への刺激を抑えながらもうるおいをチャージすることができますよ。

保湿効果が十分感じられる乳液で保湿したいけれど、肌になじませたあとにしっとりべたつかず、さらっとしたテクスチャーの乳液を好む敏感肌の方には、ミノンのアミノモイスト モイストチャージミルクがおすすめです。

ザーネ スキンミルク

ザーネスキンミルクのイメージ図1,134円(税込) 140g

ザーネ スキンミルクの特徴

  • 顔だけではなく全身につかえる乳液なので体を保湿したい敏感肌の人に適している
  • さらっとした塗り心地なので乳液で保湿をした直後に服を着ても大丈夫
  • 肌の調子を整える天然型ビタミンEや炎症を抑えるグリチルリチン酸ニカリウム配合で、荒れがちな肌をやさしくうるおす

肌荒れに効く医薬品「チョコラBB」で有名なエーザイが販売している乳液「スキンミルク」は、乳液にしては珍しく顔と身体の両方に使用できるのが大きな特徴。

スキンケアはなるべく少ないステップで済ませたいという方や、顔だけでなく身体も敏感肌で、ボディケアアイテム選びにも迷っている敏感肌の人にはおすすめですよ。

肌の調子を整える天然型ビタミンEや、炎症を抑えてくれるグリチルリチン酸ニカリウムが配合されているので、乾燥による全身のかゆみに悩んでいる人は、お風呂上がりにザーネ スキンミルクを塗る習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。

無印良品 乳液・敏感肌用・高保湿タイプ

無印良品の敏感肌用の乳液・高保湿タイプ

780円(税込) 200ml

無印良品 乳液・敏感肌用・高保湿タイプの特徴

  • 敏感肌の人でも使いやすい無香料・無着色・無鉱物油など5つの無添加
  • アレルギーテスト済みなので敏感肌の人でも安心
  • 2つの天然植物成分が肌にうるおいを与えて乾燥から守る

無印良品が販売している「乳液・敏感肌用・高保湿タイプ」は、岩手県釜石市の天然水を使ってつくられた敏感肌用の乳液。

天然由来の保湿成分や美容成分が多く使われているので、刺激の強い成分が肌に合わないことの多い敏感肌の人でも使いやすい乳液だといえるでしょう。

また、無香料・無着色で容器もシンプルなことから、女性だけではなく男性も使いやすいのも嬉しい特徴ですね。

ノブⅢ ミルキィローション

ノブIII ミルキィローション4,320円(税込) 80ml

ノブⅢミルキィローションの特徴

  • 敏感肌の人に効果的にうるおいをあたえるセラミドⅢを配合
  • 無香料・無着色・低刺激性なので刺激の強い成分で肌が赤くなる人でも安心して使える
  • さらっとした使用感で肌がべたつかず使用しやすい

皮膚の専門家の協力のもと、敏感肌の悩みでも安心して使える保湿スキンケア化粧品を販売しているNOV(ノブ)の乳液「ノブⅢミルキィローション」。

ノブⅢミルキィローションには、敏感肌には不足している肌内部の保湿成分であるセラミドⅢを配合しているため、敏感肌が使いやすいだけではなく、高い保湿効果が期待できるのが特徴です。

またポンプ式のボトルなので使いやすく、肌につけた直後はしっとり感じるものの、なじむとさらっとするため、使用感に優れているのもノブⅢミルキィローションが持つ嬉しいポイントといえますね。

dプログラム モイストケア エマルジョン

dプログラム モイストケア エマルジョン4,104円(税抜) 100ml

dプログラム モイストケア エマルジョンの特徴

  • パラベンフリー・紫外線吸収剤フリー・エタノールフリーと低刺激な処方
  • 炎症を抑えるヨモギエキス配合でナチュラルに肌荒れをいたわる
  • トラネキサム酸配合で、肌をいたわりながらシミの部位特有の炎症にアプローチできる

化粧品の大手メーカーである資生堂が販売しているdプログラム モイストケアラインシリーズの「モイストケア エマルジョン」はパラベンやアルコールなど、敏感肌にとって刺激となる添加物を避けた無添加処方の乳液です。

モイストケア エマルジョンを販売するにあたって、敏感肌の人によるパッチテストも行われているため、肌に合う乳液がなかなか見つからない敏感肌の方にもぜひ試してもらいたい乳液といえます。

またシミの悩みに働きかける「トラネキサム酸」という美白有効成分も配合しているため、敏感肌だけでなくシミにも悩んでいる人が使う乳液にはぴったりですよ。

コラージュ薬用保湿乳液

コラージュ 薬用保湿乳液 80mL2,916円(税込) 80ml

コラージュ薬用保湿乳液の特徴

  • 敏感肌に効果的なうるおいを与える2種類のセラミドを配合
  • 無香料・無着色・エタノールフリーで成分から刺激を受けやすい敏感肌でも安心して使用できる
  • ノンコメドジェニックテスト済みなのでニキビができやすく保湿をためらっていた人には特におすすめ

1970年代から皮膚科学の視点から敏感肌の悩みを研究しているコラージュが販売している薬用保湿乳液には、保湿力の高いセラミドⅡとアミノセラミドが配合されています。

敏感肌に必要なうるおいを肌表面の角質層になじませることができるので、敏感肌に悩まない健やかな肌を目指したい人にとってはぴったりの乳液といえますよ。

アユーラ fサインディフェンス バランシングプライマー オーバードライ

アユーラ fサインディフェンス バランシングプライマー オーバードライ4,536円(税込) 100ml

アユーラ fサインディフェンス バランシングプライマー オーバードライの特徴

  • 乾燥による粉吹きや肌荒れをふせぐ乳液
  • 乳液と化粧水の中間のようなとろっとした使用感でガサガサの肌でもしっかり保湿できる
  • 和漢成分で肌の力を強め、杏子の成分でうるおいを与える

東洋医学の観点から独自の世界観を展開しているコスメブランド、アユーラから発売されている乳液fサインディフェンス バランシングプライマー オーバードライは、乾燥性敏感肌に特化したアイテムです。

乾燥による肌の粉吹きや赤みなどの肌荒れをふせぎ、植物の力でうるおいのある強い肌に導きます。
化粧水と乳液の中間のようなやわらかいテクスチャーなので、乳液がベタベタして苦手だという人にも使いやすいアイテムですよ。

敏感肌用の乳液でも使用する前にはパッチテストを

パッチテストを行っている

敏感肌の方は、新しく購入した乳液を肌になじませる前にはパッチテストをおこない、自分の肌に使用しても刺激を感じないかどうか確認するようにしてください。

たとえ敏感肌用の乳液だったとしても、商品によってはパラベンや香料といった添加物が入っていることがあり、人によっては肌に赤みやかゆみを感じる可能性も考えられるのです。

乳液でパッチテストを行う方法を紹介するので、新しく乳液を買った人は以下の手順に沿ってパッチテストを行い、肌に炎症がみられないか確認してみてくださいね。

【STEP1】乳液を二の腕の内側に塗る

はじめて使用する乳液をいきなり顔に塗って炎症を引き起こしてしまうと、メイクやスキンケアに支障が出るため、パッチテストは人目につきにくく、顔の皮膚の厚みに似ている二の腕で行います。

二の腕に10円玉程度の大きさの乳液を塗り、赤みやかゆみ、ヒリヒリとした痛みがでないかどうか確認してください。

乳液を塗った直後に炎症が見られないようであれば、パッチテストの第一段階はクリアしたと判断することができます。

【STEP2】24時間後に乳液を塗った箇所の様子を確認

10円玉程度の大きさの乳液を塗った二の腕は、塗った直後の炎症だけではなく、24時間後の様子も確認します。

パッチテストの後に入浴したり汗をかいたりすると、肌になじませた乳液を落としてしまって正しい結果が得られないため、パッチテストの間は入浴や汗をかく運動は避けるようにしてください。

【STEP3】フェイスラインにも乳液を少量なじませて確認

乳液を塗った二の腕を24時間後に確認してもヒリヒリとした痛みや赤みなどの炎症がみられない場合には、フェイスラインに実際になじませてみて、刺激を感じないかどうか確認してください。

特に肌トラブルが見られないなら通常のスキンケアに取り入れるようにしましょう。