肌荒れの原因にも!マスクによる肌への負担を少なくする方法

肌荒れ - update2019.05.10
マスクをして両頬を抑える女性
ハリツヤ編集部

30代からの肌悩みを解決するプロ集団

ハリツヤ研究所編集部

「インフルエンザや花粉の時期はマスクが手放せない」
「肌荒れしてメイクしたくない!けど、すっぴんで人前に出たくないからマスクは必需品!」

と、マスクを日常的に愛用している方は少なくないのではないでしょうか。

マスクは風邪の予防や、顔を覆って肌荒れなどの悩みを隠すことができますが、実は反対にデメリットもあるんです。

マスクをつけると摩擦や蒸れが原因で肌へ悪影響を与えるため、肌荒れを隠しているつもりが悪化させてしまっていたのです。

ただ、マスクが肌荒れを引き起こすと分かったところで、接客や飲食などのサービス業の方や満員電車に乗らなければならない方など、マスクが欠かせないという方も多いですよね。

本記事では、マスクが肌荒れを引き起こす理由と対策について、マスク以外の肌荒れの原因についても触れながら解説していきます。

マスクが手放せない方でもちょっとした工夫をすることで、肌荒れを予防して快適に過ごせるようになりますよ。

マスクが肌荒れを引き起こす理由

赤色のクエスチョンマークと赤鉛筆の画像

「マスクをすると肌荒れがひどくなる気がする…」と感じたことがある方もいるかと思いますが、実際にマスクは肌荒れの原因になり得ます。

ウイルスやほこりなど、外からの刺激から守るはずのマスクが、なぜ肌荒れの原因になってしまうのでしょうか?

ここからは、マスクが肌荒れを引き起こす理由について説明していきますね。

マスクと肌が摩擦を起こす

頬をさわる女性

マスクをつけると肌に触れている箇所で摩擦が起き、肌に刺激を与えて肌が傷つきます。

肌に傷がつくと、肌を守るバリア機能が弱っていき、肌の乾燥や肌荒れを引き起こしてしまうのです。

また、長時間マスクをつけて、肌に摩擦ダメージを与え続けると、シミやくすみの原因となるメラノサイトが活発化して、透明感のないくすんだ肌になってしまいます。

マスクが肌へ与える摩擦ダメージは肌荒れだけでなく、くすみを引き起こす原因となってしまうのです。

マスクの中で蒸れる

菌とマスク

喉が痛い時にマスクをつけると保湿されて楽になることからも分かるように、マスクの中は湿度が高く保たれます。

しかし、その反面で湿度が高い状態でマスクを外した時などに雑菌が入り込んでしまうと、雑菌が繁殖しやすい状態に。

雑菌は、食事のときなどマスクを外した後に机の上に放置したり、マスクの中で何度もくしゃみや咳をしたりするとマスクに付着し、繁殖しやすくなります。

菌が繁殖すると肌に刺激をもたらして、ニキビや肌の炎症といった肌荒れを引き起こしやすくなってしまうのです。

使い捨てマスクを繰り返しつける

リサイクルマーク

雑菌は見えないのでついつい「まだ使えるだろう」と、繰り返し使いたくなってしまう気持ちも分かります。

しかし、ただでさえマスクの内側は蒸れによって雑菌が繁殖しやすくなっているので、繰り返し使っているマスクは雑菌だらけになってしまっているかもしれません。

「使い捨てマスクでも1回しか使わずに捨てるのはもったいない」という気持ちはよく分かりますが、使い捨てマスクを繰り返しつけると雑菌が繁殖して肌に付き、肌荒れやニキビを引き起こしてしまうのです。

肌に合わない素材のマスク

マスク 三枚

マスクの素材は大きく分けて「ガーゼタイプ」と「不織布(ふしょくふ)タイプ」の2種類があり、私たちがドラッグストアやコンビニで購入する使い捨てマスクは「不織布(ふしょくふ)タイプ」の方です。

「不織布(ふしょくふ)タイプ」は、「ガーゼタイプ」のように繊維を織り合わせてできているのではなく、レーヨンやポリエステルといった化学繊維をからみ合わせて作られています。

そのため、化学繊維が肌に合わず、かゆみや刺激を感じやすい肌質の方は、肌荒れを引き起こすことがあります。

肌荒れ時のマスクによる負担を少なくする方法

指を一本立てている女性

上で説明してきたように、マスクが肌荒れの原因になってしまうことが分かりましたが、仕事の関係上やどうしても肌荒れを隠したい時など、マスクを外せない場合もありますよね。

ここからは、肌荒れ時でもマスクをつけたいときに、肌荒れを引き起こしにくくする対策について紹介します。

マスクの前に保湿スキンケアを怠らない

マスクをつけると内側が蒸れて保湿されたように感じるため、ついつい保湿スキンケアの手を抜いてしまう方もいるかもしれません。

しかし、マスクをつける前にはしっかり保湿をするようにしてくださいね。

マスクをつける前に十分な保湿スキンケアをすることで、肌に与えたうるおいがマスクによる摩擦などの刺激から肌を守ってくれますよ。

マスクによる摩擦ダメージを軽減させて、肌荒れを起こしにくくするには、保湿も大切なのです。

マスクと肌の間にガーゼを挟む

ガーゼ

私たちがドラッグストアやコンビニで購入しているのは、化学繊維でできた「不織布(ふしょくふ)タイプ」のマスクです。

そのため、化学繊維が肌に触れると刺激やかゆみを感じやすい方は肌荒れを起こしやすいため、マスクと肌の間にガーゼを1枚挟んでみましょう。

ガーゼは赤ちゃんの肌にも安心して使える柔らかいコットンでできているため、化学繊維の刺激やマスクの肌への刺激を軽減し、マスクをしていても肌荒れしにくい状態を作ってくれますよ。

顔のサイズに合ったマスクをつける

マスクをした口元を両手で隠す女性のアップ

マスクは大きすぎると隙間ができてウイルスや雑菌の侵入を許してしまい、小さすぎると肌に食い込んで肌への摩擦ダメージが大きくなってしまいます。

とはいえ、マスクは買って開けてみないと自分の顔のサイズにあっているかどうか分からず、サイズ感を失敗してしまうこともありますよね。

適当なマスクサイズの選び方に悩んでいる方に、自分の顔のサイズにぴったりのマスクを選ぶための計測方法を紹介します。

マスクのサイズを計測する方法

  1. 親指と人差し指でL字を作る
  2. 耳の付け根の1番高い箇所に親指の先端を合わせ、鼻の付け根から1㎝下の箇所に人差し指の先端を合わせる
  3. 親指と人差し指の間を動かさずに、距離を測ってサイズを決める
  4. 測った長さによって、マスクのサイズを選ぶ

上で計測した親指と人差し指の距離

おすすめのマスクのサイズ

9~11cm

子供用サイズ

10.5~12.5cm

小さめサイズがおすすめ

12~14.5cm

普通サイズがおすすめ

14cm以上

大きめサイズがおすすめ

上に紹介したサイズ計測方法を参考にしながら、自分に合ったサイズのマスクを選んでくださいね!

外したマスクの衛生管理を徹底する

机の上のマスク

マスクをつけていると、内側が蒸れることで雑菌が繁殖しやすい状態になり、肌荒れやニキビの原因になるので、マスクの衛生管理は徹底的に行いましょう。

使い捨てのマスクを繰り返し使ったり、マスクを外したときにマスクの肌に触れる部分を机に置いたり、無造作にポケットに入れたりすると、雑菌がさらに付着し、どんどんと繁殖してしまいます。

使い捨てのマスクは、少なくとも1日使用したら捨てて、マスクを外す際にはマスクケースに入れるなど、マスクを清潔に保つことを心がけましょう。

マスクケースは100円圴一でも買えて、可愛い柄の商品もたくさん出ているので、楽しみながら選んでみてくださいね!

柔らかく肌に合った素材のマスクを探す

布マスク

マスクは大きく分けて「ガーゼタイプ」と「不織布(ふしょくふ)タイプ」の2種類があります。

私たちが普段使っている使い捨ての「不織布(ふしょくふ)タイプ」のマスクは、肌への刺激になりやすく、肌荒れを起こしやすいタイプであることが多いです。

マスクの素材が肌に合わず刺激を感じやすい方には、マスクの内側やゴム部分に肌への刺激が少ない素材が使われている「敏感肌用」マスクや、「ガーゼタイプ」のマスクがおすすめです。

「ガーゼタイプ」のマスクは繰り返し使えますが、1日使ったら他の洗濯物と別にして洗剤で洗い、しっかり乾かして清潔に保つことを忘れないようにしてくださいね。

マスクだけじゃない!肌荒れの原因とは

悩んでいる女性

「肌荒れ悪化の原因はマスクかも?」と感じている方は、マスクを清潔に保ったりマスクの素材を確認したりして肌荒れを予防することが大切です。

しかし、そもそも肌荒れを隠すためにマスクを使っている方は、マスクが肌荒れを悪化させた原因ではあっても、肌荒れの根本的な原因はマスク以外にも存在します。

マスク以外の肌荒れの原因について簡単にまとめたので、自分の日常生活を見直してみてくださいね。

間違ったスキンケア方法

洗顔する女性の写真

間違ったスキンケアを行っていると、肌に余計な刺激を与えて肌荒れを引き起こしてしまいます。

特に洗顔やクレンジングは、ゴシゴシと洗うと摩擦ダメージを与えて、肌荒れが悪化したり肌が乾燥したりしてしまうので、やさしく洗うことを心がけてくださいね。

肌荒れを予防するために大切な保湿にも、見落としがちなポイントがあるので、詳しく解説していきます。

正しいクレンジング・洗顔方法

水をすくう手

洗顔する時に熱いお湯を使うと、肌を守る皮脂を必要以上に落とし、肌の乾燥を引き起こします。

反対に冷たい水を使っても肌への刺激になったり外気温との温度差でかゆみがでたりしてしまうので、洗顔は32度〜34度前後のぬるま湯で洗い流すようにしましょう。

クレンジング・洗顔の方法

  1. 洗顔フォームをよく泡立てる
  2. 手が顔に当たらないよう泡で洗う
  3. 32度〜34度前後のぬるま湯で汚れをしっかり洗い流す
  4. 清潔なタオルでやさしく水をふき取る

正しい保湿方法

女性が頬を手で包み込んでいる画像

洗顔・クレンジングで汚れや皮脂を落とした後は、肌に水分を与える化粧水を、手でやさしくなじませるように付けていきましょう。

コットンを使用すると、コットンの繊維が肌への刺激となる可能性があるため、手で化粧水を温めて肌になじみやすくしてつけるのがおすすめです。

正しい化粧水の付け方

  1. 清潔な手に化粧水を適量取る
  2. 手のひらで伸ばしてよく温める
  3. こすらないように顔を手で包み込むように、化粧水を浸透させる
  4. しっかり浸透したのを確認したら、再度、化粧水を手のひらに取って、顔に塗布する
    ※指なども使って、塗布し忘れ箇所がないように
  5. 顔全体がひんやりしているのを確認する

肌に合わないスキンケア化粧品

肌トラブルに悩む女性

肌に合わないスキンケア化粧品は、肌への刺激になって肌荒れを引き起こす原因となってしまいます。

スキンケア化粧品を使用した時に肌がピリッとしたり、スキンケア化粧品を使用した後に赤みやかゆみが出たりする場合は、肌に合っていない証拠。

肌に合っているスキンケア化粧品は、ピリピリとした刺激もかゆみもないので、自分の肌に合うスキンケア化粧品を使ってくださいね。

食生活の偏り

笑顔でおいしそうにパンを食べる女性の画像

「食生活を整えたいけど、忙しくて外食が多くなってしまう」
「ストレスでお菓子をたくさん食べてしまう」

なんてことはありませんか?

食生活が偏ると、肌荒れを引き起こしやすくなってしまいます。

お菓子やジャンクフードなどの糖分や脂質の多い食事に偏ると、皮脂の過剰な分泌を促したり必要な栄養素が肌に行き渡らなくなったりして、肌を守るバリア機能が低下し、肌荒れしやすくなってしまうのです。

肌荒れを予防するためには、ジャンクフードや加工品を避けてバランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

ビタミンC・ビタミンB群・ビタミンE・食物繊維といった肌荒れに効果的な栄養素を意識して摂るようにしましょう。

食事で取り入れるのが難しければ、サプリメントを上手く活用するのもおすすめです。

肌荒れ予防に取り入れたい成分・食材を一覧表にまとめたので、参考にしながら普段の食生活を改善していきましょう。

肌荒れ予防に取り入れたい成分・食材

ビタミンC
【効果】・皮脂量のコントロール・コラーゲンの生成・肌の状態を整える。
【食材】キウイ・ピーマン・ブロッコリー・柑橘類 など
ビタミンB群
【効果】・肌の新陳代謝を促す・肌にハリとうるおいをもたらす
【食材】うなぎ・カツオ・マグロ・納豆・海藻・レバー など
ビタミンE
【効果】・抗酸化作用・肌の新陳代謝を促す・肌荒れ予防
【食材】アーモンド・アボカド・オリーブオイル など
食物繊維
【効果】・便秘の解消・肌荒れ予防
【食材】玄米・豆類・きのこ など
肌荒れの原因をつくりやすい食事・食材

糖分・脂質が多い食事
ケーキ・菓子パン・ジャンクフード・炭水化物の取り過ぎ など
身体を冷やす食事
冷たい飲み物・夏野菜(トマト・きゅうり・スイカ)など
ビタミンを排出する食事
カフェイン・お酒

食事は人によって好みが偏るので、糖分やカフェイン飲料などが好きな方は突然控えてしまうと、逆にストレスになってしまうことも。

「ケーキは週に1回にする」「日頃から温かいカフェインレス飲料や白湯を飲む」など、できる範囲で気をつけるところから始めてみましょう。

生活習慣の改善

睡眠不足が続いたりストレスフルな生活をしたりしていると、自律神経が乱れて血行不良を起こし、肌に栄養がうまく行き渡らなくなります。

栄養が不足して肌のバリア機能が低下すると、肌荒れを引き起こされやすくなるので、睡眠不足とストレスを解消して健やかな肌を作っていきましょう。

睡眠は約90分のサイクルで深い睡眠と浅い睡眠を繰り返しますが、入眠後の3時間が特に重要。

入眠後の3時間の間に1番深い睡眠が訪れ、集中して成長ホルモンも分泌されるので、スムーズに眠りにつけるように意識してくださいね。

入眠後の最初の3時間に質の高い睡眠が取れれば、成長ホルモンの分泌量が多くなります。

成長ホルモンは体全体に栄養素を行き渡らせる役割もあるため、皮膚の代謝がアップし、肌トラブルのない美肌の基礎を作り上げられるのです。

入眠後の最初の3時間に質の高い睡眠を取るために、寝る前にスマホを見たり、テレビを見たりするのは控えて、ストレッチやクラシック音楽を聴くなど自分なりのリラックス方法を探していくとよいでしょう。

また、ストレス解消には運動も効果的なので、ジム通いや習い事を始めてみるのもおすすめです。

まとめ

マスクが肌荒れを引き起こす理由と対策について、マスク以外の肌荒れの原因についても触れながら解説しました。

人によってはマスクを完全にしないようにするのは難しいと思うので、本記事を参考に、マスクを清潔に保つことや素材を意識するといった対策を行い、マスクによる肌荒れを予防しましょう。

また、マスクだけが肌荒れの原因ではないので、肌荒れの要因になるような生活や行動を自分がしていないかどうか、見直すことも大切ですよ。

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