二の腕にクリームを塗る女性

二の腕は、半袖やノースリーブなどで露出しやすく、紫外線を浴びる機会も多いため、気づかない間にシミができてしまった…という人もいるのではないでしょうか?

若いうちはニの腕に紫外線を浴びても特にシミが気にならなかった人も、年齢を重ねるごとに肌に蓄積された紫外線ダメージが徐々にシミとなって肌にあらわれるため、何より予防策をとっておくことが大切なのです。

本記事では、二の腕にシミができる原因をはじめ、できてしまったシミを目立たなくするための方法や二の腕のシミの予防対策を紹介します。

原因と対策をきちんと理解して、目立ちやすい二の腕のシミ予防と改善の参考にしてくださいね。

二の腕にシミができる原因

シミの原因

二の腕のシミの原因は、紫外線の影響によるものがほとんどです。

皮膚は紫外線を浴びることで、シミの元となるメラニンを作るメラノサイトという細胞が刺激され、メラニンを過剰に生成します。

本来メラニンは、肌の再生を行うターンオーバーによって肌のアカとともに剥がれ落ち、排出されるものです。

しかし、加齢などにより肌のターンオーバーが乱れることでメラニンが排出しきれなくなり、肌に残ったメラニンが色素沈着を起こすことで、シミとなって肌にあらわれます。

短時間でも紫外線を浴びることでメラニンは生成され、肌に蓄積されてしまうため、日頃何気なくしている習慣や行動が二の腕のシミの原因をつくってしまうのです。

例えば、車や自転車を運転したり、電車ではいつも窓にもたれかかったりする人は、二の腕に紫外線を浴びる機会を増やしてしまうため、メラニンが肌内部に蓄積し、気づいた時には二の腕に大量のシミができてしまうということになりかねません。

とにかく紫外線から肌を守ることが重要なので、年中日焼け止めを塗って、紫外線対策は欠かさず行うようにしましょう。

また「日陰にいるから……」、「長そでを着ているから…」、紫外線が届かないという勘違いも二の腕のシミを作ってしまう原因になってしまいます。

紫外線はまっすぐ地表に降り注ぐだけでなく、空中で拡散したり、地面に反射したりするので、日陰にも紫外線が届く可能性は大いにあります。

さらに長そででも、ニット素材など目が詰まっていないものや、薄手の白い服は紫外線を遮ることができないため、日焼け止めを塗っていない場合は、二の腕にシミをつくる原因になってしまいます。

二の腕にできやすいシミの種類

シミにはいくつかの種類がありますが、その中でも二の腕にできやすいシミの種類を紹介します。

シミの種類によってケアの方法が違うため、適切にケアして予防・改善を行うためにもシミの種類を特定することから始めましょう。

シミの種類

  • 老人性色素斑
    二の腕にできるシミの中でも最もポピュラーなもので、いわゆる日焼けの積み重ねによってできるシミです。
    ほくろ大から貨幣大まで茶色いシミで、年齢を重ねるごとに薄い茶色が次第に濃くなり、放置するとイボのように肌表面が盛り上がってくる「脂漏性角化症」になる場合があります。
     
  • 脂漏性角化症
    老人性色素斑が定着し、数年経って皮脂と合わさってイボのように肌表面が盛り上がったもの。
    表面がボツボツしているのが特徴です。
    二の腕のみならず手の甲に広がる茶色いシミのほとんどは、脂漏性角化症であることが多いです。
    •  
  • 光線性花弁状色素斑
    海などで二の腕に強烈な紫外線を浴びて、水ぶくれができた場合などに注意したいシミ。
    大きさは数ミリから1センチ程度で、ひとつひとつは小さく、花びらのような形をしています。
     
  • 炎症性色素沈着
    ニキビや虫刺されなど炎症が起きた部位を守るために、シミの元になるメラニンが過剰に生成され、肌に残って茶色くシミとなったもの。
    二の腕の虫刺されなどを掻いてしまう刺激や摩擦によって、炎症性色素沈着は起こりやすくなります。

自分で対策できるシミの種類

二の腕にクリームを塗る女性

自宅でケアすることが可能なシミは、肌のターンオーバーを整えることで改善につなげることができる、ごく初期の薄い「老人性色素斑」と「炎症性色素沈着」の2種類のシミです。

これら2種類のシミは、ビタミンC誘導体などの美白有効成分が配合された美白化粧品を使用し、いちごやレモンなどビタミンCを含んだ食べ物を摂ることで、肌のターンオーバーを整え、シミを薄くすることができます。

「脂漏性角化症」は、皮膚構造が変化してしまっているため、美白化粧品などのセルフケアは効果がありません。

さらに「光線性花弁状色素斑」も自宅ケアは難しく、皮膚科などの医療機関で適切な処置を行うことをおすすめします。

二の腕のシミを目立たなくする方法

外国人女性

夏場は気温が高いため、半袖やノースリーブの服を着る機会が多く、どうしても二の腕シミが目立ってしまいますよね。

なかには、二の腕のシミが気になって夏の暑い日にも長袖を着たり、二の腕を露出するファッションを控えたり人もいるのではないでしょうか?

二の腕のシミを目立たせない方法を知ることで、二の腕のシミを気にせず、夏の暑い時期も快適にファッションを楽しむことができますよ。

外用薬(クリーム)でシミを目立たなくする

クリームでハート

外用薬(クリーム)を使い続けることで効果が期待できるのは、出来始めたばかりの薄いシミの場合のみで、輪郭がはっきりした濃い茶色のシミは、残念ながら外用薬(クリーム)では消すことはできません。

外用薬(クリーム)とは、メラニンの生成をおさえシミを予防する作用と、メラニンを排出し、黒色化したメラニンをもとの無色に戻す還元効果によってシミを薄くする作用を持つ美白クリームのことをさします。

シミ対策用の外用薬(クリーム)を選ぶ場合は、パッケージに記載されている成分表を確認し、シミの原因であるメラニンに働きかける美白有効成分が配合されたものを選びましょう。

美白有効成分にはさまざまな種類がありますが、ここではできてしまったメラニンを薄くする働きのある有効成分を紹介します。

メラニンを薄くする働きのある有効成分

  • さまざまな美白効果が期待できる「ビタミンC誘導体」
    メラニンを生成する酵素「チロシナーゼ」の働きをおさえるとともに、メラニン生成の原因となる「活性酸素」を除去する働きがあるため、メラニンの発生を抑制して、シミを予防します。
    また、生成されたメラニンの排出を促し、黒色化した皮膚をもとの無色に戻す還元効果があるため、できてしまったシミを薄くする働きがあります。
     
  • 美白効果は高いが、取り扱い注意な「ハイドロキノン」
    ビタミンC誘導体同様に、メラニンを生成する酵素「チロシナーゼ」を阻害し、メラニンの発生を抑制することで、シミを予防。また、メラニンを作る「メラノサイト」を減少させ、働きをおさえることでメラニンの生成が減り、シミができにくくなります。
    さらに、できてしまったメラニンを元の無色の状態に戻す還元作用で、できてしまったシミを薄くする働きもあります。
    ただし美白効果が高い分、肌への刺激が強いため、使用する前にパッチテストを行い、長期に渡って同じ部位に使い続けることは避けましょう。

ちなみにパッチテストの正しい方法は、以下の通りです。

正しいパッチテストのやり方

  1. 二の腕にハイドロキノンを塗った絆創膏を貼る
  2. そのまま24時間放置し、かゆみや赤みがないか確認する
  3. 炎症や赤みが出た場合は使用を控え、何も起こらない場合は使用しても問題ないといえます。

また、ハイドロキノンは、紫外線を浴びるとシミを濃くする性質があるため、使用した際は必ず日焼け止めを塗って、紫外線対策を行うようにしましょう。

外用薬(クリーム)を使用している際は、美白成分の働きでメラニンが生成されにくくなっているため、本来肌を紫外線から守るために作られているメラニンが減少し、肌は紫外線の刺激にさらされやすい状態になっています。

紫外線の刺激をおさえるためにも、美白化粧品を使用した後は、日焼け止めクリームを塗り、日傘や帽子を使用するなど、通常よりもしっかりと紫外線対策を行うようにしましょう。

レーザーでシミを消す

笑顔の女医

シミの輪郭が濃くなりはっきりした「老人性色素斑」や「脂漏性角化症」、「光線性花弁状色素斑」は市販の美白化粧品ではケアができないレベルのシミですが、皮膚科などの医療機関でレーザー治療を行うことでシミを消すことが可能です。

レーザー治療はシミのタイプによって適した治療方法が異なるため、医療機関で受診し、シミの状態を専門医に見てもらいましょう。

しかし、レーザー治療を行ったからといって、その場でシミが消えるということはありません。

レーザー治療後は、外用薬を患部に塗ってそのうえから絆創膏などで患部を保護し、1~2週間程度肌を休ませる時間が必要となります。

時間が経つうちにシミはかさぶたとなって自然に剥がれ落ち、古い細胞が身体の外には排出されることで、シミが薄くなり消えていくのですが、レーザー照射後は、肌にデリケートな状態になっているため、紫外線に当てたり、患部を触ったり刺激を与えると炎症を起こし、色素沈着の原因になってしまいます。

レーザーを受けてシミが取れたと安心するのではなく、日焼け止めを塗って、シミが再発しにくい肌を作るためにも美白有効成分が配合されたサプリメントを服用するなどのアフターケアも重要なのです。

コンシーラーで隠す

コンシーラー

今すぐ二の腕のシミを目立たなくしたいという人には、コンシーラーを使用して、シミを隠す方法がおすすめです。

二の腕は、衣類の摩擦や人やモノとの接触が多く、顔に比べ落ちやすいため、ボディ用コンシーラーを使うのが良いでしょう。

二の腕にできる茶色のシミや黒っぽいシミには、肌よりも明るい色味のコンシーラーを使うと白浮きして目立ってしまうため、普段顔に使用しているファンデーションの色やそれよりも暗い色味を選ぶようにしましょう。

また小さくて濃いシミにはペンシルタイプのコンシーラーを、広範囲で薄いシミにはクリームタイプのコンシーラーが使いやすく、うまくシミを隠すことができます。

自宅で簡単ケア!二の腕のシミ予防対策

肘を抑える女性

一度できてしまったシミは簡単には消すことができないため、日頃からシミ予防を行いシミを作らないような習慣をつけることが重要です。

将来、二の腕にシミを作らないためにも、自宅でできる予防策をぜひ実践してみてください。

日焼け止めを欠かさず塗る

日焼け対策

二の腕のシミのほとんどは、紫外線の影響によりできるため、季節問わず日常的に日焼け止めを塗る習慣が必要です。

紫外線には、全紫外線の9割以上を占め、肌の真皮にまで到達する「紫外線A波」と、エネルギーが強く、日焼けの原因となる「紫外線B波」、地表にはほとんど届かない「紫外線C波」の3種類があります。

なかでも、エネルギーは弱いけれど、波長の長い「紫外線A波」は、ガラスを通過するため、室内だからといって油断することなく、日焼け止めを塗るよう心がけましょう。

また「紫外線A波」は、曇っている日でも影響力が大きいため、紫外線の強さを見た目で判断せず、常に紫外線対策の日焼け止めを携帯しておくと安心です。

アームカバーをつける

UVカットグッズ

夏場などは半袖やノースリーブになって、二の腕を露出する機会が増えるため、腕全体を包み込んでくれるアームカバーを着用することで、紫外線から二の腕を守れます。

特に車や自転車に乗っている時は、紫外線を二の腕に浴びやすいため、運転中にはアームカバーはつけておくと二の腕のシミ予防につながります。

最近ではUVカット効果のあるものや、通気性や伸縮性に優れた商品が増えているので、アームカバーを着用しながら、夏場も快適に二の腕のシミ対策を行いましょう。

ビタミンを摂取

やさい

二の腕のシミ予防対策は、日焼け止めを塗るなどの外からのシミ予防ではなく、体の中からシミに働きかけて、予防・改善することも必要です。

特にビタミンにはシミを予防、緩和する働きがあるため、普段から積極的に摂取するよう心がけましょう。

ビタミンの中でも、レモンやいちご、ピーマンなどに含まれるビタミンCはメラニンの生成をおさえ、できてしまったメラニンを還元する働きがあるため、色素沈着を防ぎ、シミの予防・改善には欠かせない美容成分です。

さらに肌のターンオーバーを正常化することで、沈着した黒色メラニンの排出を促し、シミを予防するビタミンB2や、血行を促進し、沈着した黒色メラニンを排出する作用のあるビタミンEを摂ることで、二の腕のシミを予防することができます。

ビタミンB2はレバーや卵などに、ビタミンEはごま油やアーモンドなどのナッツ類などに多く含まれていますので、うまく食事に取り入れて、体の内側からシミ予防を行いましょう。

美白ボディクリームでケア

二の腕にクリームを塗る女性

美白ボディクリームは、メラニンの排出を促しシミを予防する「肌のターンオーバー」の正常化に必要な、「保湿」を行いながらシミのケアができる便利なアイテムです。

保湿ケアと同時に美白ケアもかなえながら、ボディ全体の幅広い部位に使うことができ、二の腕のシミ予防対策にも活躍してくれます。

美白ボディクリームを選ぶ際は、商品のパッケージに記載されている成分表に、代表的な美白有効成分「ビタミンC誘導体」のほか、シミを生成する酵素チロシナーゼを抑制し、シミの生成を防ぐ「アルブチン」や「プラセンタ」が配合されているものを選びましょう。

二の腕のシミにおすすめの美白クリーム3選

スキンケアをする女性

できてしまった二の腕のシミを自宅でも簡単にケアしたいという人には、シミへの効果が期待される美白クリームを使ってセルフケアがおすすめです。

くっきり二の腕に茶色くあらわれたシミは美白クリームでは完全に消すのは難しいですが、使い続けることで徐々に薄くなることが期待できます。

うっすらできたシミを見つけたら、早い段階で美白クリームを使って、シミの予防を行いましょう。

ビーグレン QuSomeホワイトクリーム1.9

ビーグレンQuSome ホワイトクリーム

価格:6,480円(税込)

腕のシミにうれしい特徴

  • 美白有効成分「ハイドロキノン」を配合して、できてしまったシミを薄くする
  • ハイドロキノンをシミにしっかり働きかけるための浸透技術「QuSome®」を採用
  • 低刺激処方で敏感肌でも使用が可能

ビーグレン QuSomeホワイトクリーム1.9は、シミにアプローチする美白有効成分「ハイドロキノン」を肌の深部まで届けるための浸透テクノロジー「QuSome®」を開発し、シミの原因が存在する肌の奥まで有効成分が働きかけてくれます。

さらにシミへの効果が高い分、肌への刺激が強い「ハイドロキノン」を、QuSome®カプセルが包み込み、刺激をおさえながら肌内部に届けることができるため、安全性が高いことも特徴の1つ。

シミへの効果のスピードアップと低刺激性を兼ね備えた美白クリームです。

HANAオーガニック スポット美白クリーム

HANAオーガニックホワイトクリーム

価格:5,400円(税込)

腕のシミにうれしい特徴

  • 100%天然由来の「ビタミンC誘導体」を配合し、できてしまったシミを薄くする
  • 天然の植物エキスがメラニンの生成を抑制し、シミを予防
  • 濃縮オーガニックローズが肌の再生を促し、メラニンを排出し、シミを防ぐ

HANAオーガニック スポット美白クリームは、100%天然のオーガニック処方でできた医薬部外品の美白クリームです。

じゃがいもの品種「馬鈴薯(ばれいしょ)」などの天然原料から作られた「ビタミンC誘導体」を配合し、すでにできてしまったメラニンを元の無色の状態に戻すことでシミを薄くする作用があります。またメラニンの生成をおさえることで、腕のシミを予防してくれます。

美白有効成分である「アルブチン」の約5倍ものメラニン生成抑制作用を持つ「朝鮮アザミ」が、シミのできにくい肌作りをサポート。

そのほか「漢方」の和漢植物と濃縮ローズが肌の再生力を高めることで、メラニンの排出を促進し、新しくできる二の腕のシミを防いでくれます。

オルビス ホワイトニンングウォータージェリー

オルビスホワイトニングウォータージェル

価格:1,814円(税込)

腕のシミにうれしい特徴

  • ひんやり快感ジェルで紫外線ダメージをケア
  • 美白有効成分「アルブリン」配合で、メラニンの生成を抑え、シミを予防
  • 保湿成分「ハトムギ発酵エキス」を配合し、日焼け後の乾燥しがちな肌をケア

海水浴などのアウトドアレジャーで紫外線を浴びて、日焼けした肌をケアしてくれるボディ用の薬用美白ジェル。

シミの元となるメラニンを生成する酵素「チロシナーゼ」を抑える作用のある美白有効成分「アルブチン」を配合しているので、二の腕の紫外線ダメージをケアし、シミを予防してくれます。

さらに、日焼け後の乾燥しやすい肌に、保湿成分「ハトムギ発酵エキス」が角層のすみずみまでうるおいを与えます。

保湿は、肌のバリア機能やターンオーバーの正常化を助けるので、シミの原因であるメラニン排出の促進が期待できます。