左手のひらのクリームを混ぜる瞬間の画像

乾燥が気になる季節に手放せないのが、手荒れを防ぎ、乾燥した手を保湿するハンドクリーム。
手肌は、ほかの部位と比べて皮膚が薄く、衣服で守られない分、紫外線の影響を受けやすい場所です。

さらに毎日の家事や手洗いなどで水にさらされる機会も多いため、乾燥などの肌ダメージにより、顔以上に、“老け”が出やすい場所でもあります。
このように日常生活のなかで、外部からの影響を受けることが多い手肌を、しっかり保湿し、乾燥のないしっとりとした理想の手肌を目指したいものですね。

本記事では、ハンドクリームに含まれる有効成分の効果を解説し、さらに悩み別・目的別におすすめのアイテムをご紹介します。

ハンドクリームの有効成分を悩み別にチェック!

ハンドクリームの効き目を表す有効成分は普段なんとなく目にするものの、正直どんな効果があるのか、知らないという人はきっと多いのではないでしょうか。

特に改善したい手肌の悩みがある場合は、成分を理解しておくことで、どのハンドクリームが合っているのかを判断する材料にもなります。

ハンドクリームに含まれる主要な有効成分を悩み別にチェックしていきましょう。

【乾燥対策】 ヒアルロン酸やシアバター

頬に両手を当てた笑顔な女性

手肌のかさつきが気になる人には、ヒアルロン酸とシアバター配合のハンドクリームがおすすめ。

ヒアルロン酸は、コラーゲンと並び、美肌効果を高める成分として広く知られる美容成分。
水分を保持する能力が非常に高く、1gで最大6Lもの水分を保つことができる驚きの成分なのです。

ヒアルロン酸は、ごく少量でも肌を保湿する、とろみのあるゼリー状の成分。
ハンドクリームには、「ヒアルロン酸ナトリウム」という表記で配合されており、手肌の水分が蒸発するのを防ぎます。

ヒアルロン酸が「水性成分」であるのに対し、「油性成分」であるシアバターは、アフリカ諸国に生息するシアの木の種子から採れる高保湿の植物性油脂。
天然由来の成分で、古くからやけどや傷の治療など、肌を守る万能薬として使われてきました。

シアバターは、人間の皮脂構造と似ているため、肌なじみがよく、溶け込むように角質層まで浸透してうるおいを与えます。

さらに、皮膚の水分の蒸発を防ぎ、皮膚をやわらかく保ってくれるため、いつもしっとり弾力のある手肌に導いてくれる成分です。

ヒアルロン酸とシアバターはどちらも乾燥対策に効果が高い有効成分ですが、ヒアルロン酸は、角質内で水分を保持する「モイスチャー効果」が、シアバターは表皮に油脂膜を作って、水分蒸発を防ぐ保湿力「エモリエント効果」が高いという違いがあります。

【手荒れ】 ビタミン配合

手荒れにはビタミン配合の商品を選びましょう

ビタミンB2、ビタミンE、ビタミンCといったビタミン類は、ひび割れやあかぎれなどの手荒れに効果が高いと言われている栄養素です。

ビタミンB2は、皮膚の粘膜の再生や保護をサポートし、健康的な状態を維持する栄養素。
そのため、手肌が生まれ変わるサイクル「ターンオーバー」を正常に保ち、荒れた手肌の再生を助けてくれます。

ビタミンEは、毛細血管を開き血流をよくする働きがあるため、手肌の新陳代謝を促進することで、皮膚機能を正常に働かせ、荒れた手肌をすこやかな状態に導く効果が期待できる栄養素です。

さらに、抗酸化作用が高く、コラーゲンの生成を促進するビタミンCは、皮膚再生能力に優れるため、痛んだ手肌の回復をサポート。
しかし、ビタミンCは壊れやすく、そのままでは肌に浸透しにくいため、一般的には「ビタミンC誘導体」として、ハンドクリームに配合されていることがほとんどです。

 【硬くなった皮膚】尿素配合

 手

ハンドクリームの配合成分としてよく見られる「尿素」は、肌の表面にある細胞と同じ成分です。
尿素は、手肌の潤いを保つ上で重要な役割を持つ「NMF(天然保湿因子)」という、元々人に備わっている保湿成分の一つ。

肌を保湿するとともに、角質を作るタンパク質を分解することで皮膚の余分な角質を取り除き、硬くなった肌をやわらかく、なめらかにしてくれる働きがあります。

しかし、タンパク質を分解して、角質をはがれやすくする作用があるため、傷がある箇所は避け、手荒れをしている場合は使用を控えましょう。

 目的別!保湿効果の高いおすすめハンドクリーム5選

ハンドクリームとラベンダーとレモン

成分の効能を理解したところで、さっそく用途に応じたおすすめのハンドクリームをご紹介していきます。

 【乾燥におすすめ】 アベンヌ 薬用ハンドクリーム

アベンヌ 薬用ハンドクリーム102g / 1,620円(税込)(編集部調べ)
51g / 972円(税込)(編集部調べ)

【乾燥肌にうれしい特徴】

  • アベンヌ温泉水や天然油分ミツロウ等を配合した自然由来のハンドクリーム
  • 肌荒れやかゆみを抑える「グリチルリチン酸」と「ビタミンE」を配合した医薬部外品
  • 敏感肌で肌への刺激が気になる人におすすめ

 “最高のミネラルバランスを保つ温泉水”として知られるアベンヌ温泉水を使用したスキンケアブランド「アベンヌ」の薬用ハンドクリームは、さまざまなコスメランキングでも上位にランクインを果たす人気アイテム。

アベンヌ温泉水と、天然油分ミツロウ等を配合した、高保湿の「アベンヌ コールドクリーム」が、肌表面にうるおいのラップを作り、有効成分をしっかり閉じ込めると同時に、乾燥や外部ダメージからも肌を守ってくれます。

角質層まで浸透し、たっぷりのうるおいで満たしてくれるから、乾燥肌にお悩みの人におすすめです。

【あかぎれ・手荒れにおすすめ】 ユースキンA

ユースキンA70g / 896円(税込)
120g / 1,339円(税込)

【荒れた手肌にうれしい特徴】

  • 炎症を沈める成分「dl-カンフル」と「グリチルレチン酸」を配合し肌荒れを改善
  • 血液の流れを改善する「ビタミンE」配合で、肌の再生をサポート
  • 優秀な保湿剤「グリセリン」が肌の柔軟性を高め、うるおい力アップ

鮮やかな黄色のクリームでおなじみの「ユースキンA」は、ビタミン配合で、ひび・あかぎれ・しもやけを改善してくれる指定医薬部外品のハンドクリーム。

漢方薬にも使われる甘草根(かんぞうこん)エキスの主成分「グリチルリチン酸」と、クスノキから抽出される「dl-カンフル」は、めぐりを整え、手肌の炎症やかゆみをおさえてくれる作用があります。

さらに、ビタミンEが血行をよくして、指先まで新鮮な栄養素をきちんと送り届けてくれるから、炎症を起こした肌を改善に導き、手肌の荒れに悩む人にはおすすめの一品です。

 【ごわつく肌の角質ケアにおすすめ】ケラチナミンコーワ「20%尿素配合クリーム」

ケラチナミンコーワ「20%尿素配合クリーム」60g / 1,620円(税込)
150g / 2,160円(税込)

【角質ケアにうれしい特徴】

  • 尿素が余分な角質を溶かしてやわらかくする医薬品クリーム
  • たっぷりのうるおいを閉じ込めた、なめらかな肌に仕上がる
  • ひじ・ひざ・くるぶしの黒ずみやざらつきを解消

尿素パワーで、硬くなった角質を溶かして、肌をやわらかくしてくれるケラチナミンコーワ「20%尿素配合クリーム」は、体内の水分を集めて、肌のうるおいも維持してくれるクリーム。

古い角質が蓄積してガチガチになったかかとや、ひじ・ひざの黒ずみやざらつきなど、手肌以外のボディの悩みにもこたえてくれます。

さらに、コラーゲンの約3分の1を構成するアミノ酸「グリシン」や、低刺激なのに高保湿を保つ「ワセリン」を配合し、手肌にハリと弾力を与えてくれるうれしい効果も!

塗るだけで角質ケアができる手軽なアイテムだから、家事や育児で忙しい女性たちにもおすすめです。

【香りを楽しみたい人におすすめ】 ジルスチュアート「リラックスハンドクリーム」

ジルスチュアート「リラックスハンドクリーム」30g / 1,296円(税込)
74g / 2,592円(税込)

【香りを楽しみたい人にうれしい特徴】

  • 幸福感あふれる上品でフレッシュなホワイトフローラルブーケの香り
  • ローズハチミツやラベンダーハチミツなど天然由来の成分でやさしく保湿
  • 保湿力と香りどちらも欲しい人におすすめ

香りを楽しみながら、ハンドケアもしっかり行いたい人におすすめなのが、ジルスチュアート「リラックスハンドクリーム」です。

肌になじませると、ホワイトフローラルの香りがふわっと漂い、まるでコロンのように広がり、心地よい香りが長時間続きます。

清潔感のある爽やかな香りの中に、女性らしいやわらかさとぬくもりが感じられ、ほんのり甘い香りがほどよいバランス!
匂いも強くなく、やさしく香るので、シーンを選ばず、使用できます。

 【ベビーと使うママにおすすめ】 ママバター「ハンドクリーム」

ママバター「ハンドクリーム」40g / 940円(税込)

【ママにうれしい特徴】

  • 100%ピュアなシアバターを使ったベビーにもやさしい使い心地
  • 香料、着色料、防腐剤ほか5つの無添加にこだわったハンドクリーム
  • しっとりなのに、べたつかず、水仕事の後などオールシーズン使えるアイテム

上質でまじりけのない「シアバター」を配合したママバター「ハンドクリーム」は、乾燥から肌を守るオレイン酸や豊富なビタミンが含まれ、指先のかさつきまでしっとり、うるおい力を保持してくれます。

特に0才〜1才は、乳児湿疹などお肌のトラブルを抱えがちな時期でもあるため、我が子に触れるママたちも、使用するハンドクリームにもつい神経質になってしまうもの。
そのため、天然保湿成分「シアバター」をメインに配合したこちらのアイテムなら、ママたちも不安なく、ベビーとのふれあいを楽しめます。

さらにシリコン、パラベン、合成香料・着色料フリーの無添加処方なので、ベビーの敏感な肌にも安心です。

 保湿効果を高めるハンドクリームの使い方

クリームを手に乗せている写真

通常のハンドケアは、ハンドクリームを塗っておしまいですが、普通のケアでは実感できない高い保湿力をかなえるハンドケア方法があります。

ハンドクリームをずっと使い続けているのに、「いつも乾燥している」、「手荒れが治らない」という人は、必見です。

簡単な方法を実践するだけで、あなたの手肌も生まれ変わる、ハンケドアの秘訣をご紹介します。

正しい使用量を知ろう

UVクリームを手にとるイメージ写真

ハンドクリームを手肌に使うときには、商品ごとに決められた1回の使用量を確認して、その量を守ることを心がけましょう。

もったいないから、少量ずつ使ってしまうという人もいるかもしれませんが、それでは手全体にハンドクリームが行き渡らず、せっかくの保湿効果も得られることができません。
少ない量をすり込むことで、摩擦で肌にダメージを与えてしまうこともあります。
よって、適量を使用することは、ハンドケアにおいて重要なポイント。

一般的にハンドクリームの使用量は、指先から第一関節までが目安となり、手荒れなどが気になる場合は、指先から第二関節までたっぷり使用します。
肌に取ったら、さっと塗って終わりにするのではなく、手肌にやさしくもみこむ、なじませるのがポイント。

さらに手を洗うと皮脂が奪われるため、手洗い後はこまめに塗り直すようにしましょう。

事前に化粧で保湿&手を温めて浸透力アップ

ハンドクリームを塗る前に下準備をしておくことは、さらに効果を実感するための重要な手肌ケアのステップです。

今回、ぜひ取り入れてほしい簡単な方法を2つご紹介します。

1つ目は、化粧水でしっかり手肌を保湿をすること。

顔のケア同様に、手肌も化粧水で水分を補給し、クリームでフタをすることにより、うるおいを閉じ込めることができます。
化粧水の持ち運びが面倒という人は、外出時は小ぶりの容器に入れて、ハンドクリームと一緒に化粧水を持ち運べば、毎日手軽にワンランク上のハンドケアが可能です。

2つ目は、ンドクリームを塗る前に手を温めるという、いたって簡単な方法。

手を温めると毛穴が広がり、保湿力や角質層の浸透力がぐっと上がるため、美容成分がしっかり送り届けられ、肌荒れの改善や保湿効果など、ハンドクリームから得られる効果を実感しやすくなります。
ハンドケアの際は、両手を軽くもみこむようにして、手の温度をあげておきましょう。

マッサージで指先まで栄養補給

ハンドクリームをただ塗るだけではなく、手をマッサージして血行を促進することで、クリームが角質層まで浸透し、指先までしっかり栄養をめぐらせることができます。

さらに手肌が冷えると新陳代謝が鈍くなり、角層が硬くなることで手荒れを引き起こすこともあるため、マッサージで血行をよくすることは、手荒れ予防にもなるのでおすすめです。

マッサージの手順は、以下の通り。

  1. 手の甲にハンドクリームを適量とり、手のひらで手の甲を包み込むように、やさしく押さえながら、クリームをなじませていきます。
  2. 親指と人差し指を使って、指1本1本、指の付け根から指先までをほぐします。
  3. 爪の周りは特に乾燥しやすいので、親指を使って、半円を描くようにマッサージします。
  4. 最後に指と指の間を順番に刺激し、コリをほぐしていきます。

皮脂腺が少なく、特に乾燥しやすい手の甲や、ガサガサになりやすい指先や爪周りは抜かりなく、しっかりケアを行いましょう。

【まとめ】

女性が顎に手を当てて微笑んでいる画像

乾燥、手荒れ、角質対策別に、有効成分を理解することで、自分が求めるハンドクリームと出会う確率も高まります。
また、正しくハンドケアを行うことで、効果を実感しやすくなるため、ただ塗るだけの習慣から、しっかりすりこみ簡単なマッサージをプラスするように心掛けましょう。