肌荒れしていても使える?ちふれBBクリームの実力を体験&レビュー

肌荒れ - update2019.07.10
CHIFUREBBCream
ハリツヤ編集部

30代からの肌悩みを解決するプロ集団

ハリツヤ研究所編集部

ドラッグストアや大型スーパーなど、あらゆるところで販売されていて一度はその名前を耳にしたことが多い「ちふれ化粧品」。

ちふれ化粧品は、創業当時の50年前から「高品質のものを適正価格で」に挑戦し続けてきており、今もなお低価格ながら信頼のおけるプチプラ化粧品ブランドとして人気です。

ちふれ化粧品の中でも人気商品として美容ブログや美容情報サイトに取り上げられているBBクリームについて、肌荒れしていても使えるのかどうかを実証する実験を行いました。

さらに、ちふれのBBクリームの刺激性やカバー力を含め、コストパフォーマンスは実際に良いといえるのかまでも一緒に検証してみたので、試してみようか迷っているけど、自分の肌に使用できるのかどうか不安な人は参考にしてみてくださいね。

ちふれのBBクリームは肌荒れする?実際に使ってみた

実際に化粧品で肌荒れしやすい筆者の肌に、ちふれのBBクリームを使ってみて、「肌荒れが悪化しないかどうか」、「今できているニキビやニキビ跡といった肌荒れをカバーできるのかどうか」、「コスパが本当に良いのかどうか」の3項目を検証していきます。

ちふれ BBクリームの検証実験者である筆者のプロフィールはこちら。

検証実験者のプロフィール

検証実験者:筆者(ハリツヤ研究員M)

年齢   :28歳

肌質   :乾燥肌・季節的な敏感肌

肌の悩み :頬のシミ・そばかす、顔のくすみ・クマ、ニキビ跡

それでは、1,000円以下で購入できる「ちふれBBクリーム」の刺激性やカバー力・コスパをそれぞれ見ていきましょう。

【刺激性:◎】特に刺激はなし

ちふれのBBクリームを使用してみて肌荒れしないかどうかを確認していきます。

化粧品でかぶれを起こしやすい筆者の顔に、スキンケア後に化粧下地を使わず、ちふれのBBクリームを塗布して1日かゆみや赤みがでないかを実験していきます。

実際に肌に塗ってみたときの刺激性

ちふれのBBクリームを、化粧下地を使わずに肌に直接塗布してみたところ、特に肌にピリピリとした刺激やかゆみを感じることはありませんでした。

筆者はアクセサリーなどの金属と肌が触れ合った状態にあると、かゆみや赤みが出てしまうアレルギー体質。

美白化粧品やアルコール配合の化粧品など、刺激が強い成分が含まれた化粧品を使うと肌荒れを起こしやすいのですが、ちふれのBBクリームは問題なく使えました。

【カバー力:○】肌トラブルをナチュラルにカバー

肌への刺激のなさは肌荒れ部分を中心にカバー力があるかどうかもメイクアップには大切なポイントですよね。

すっぴん状態の肌荒れや肌悩みがわかる肌の写真と、ちふれ BBクリーム使用後の肌の写真を見比べて、カバー力を確認していきます。

ちふれBBcream使用後の写真

左側がすっぴん状態の肌で、右側がちふれBBクリーム使用後の肌です。

すっぴん状態の肌はクマや頬のニキビ・ニキビ跡がひどく目立ち、顔全体が暗く不健康な印象です。

しかし、ちふれのBBクリーム使用後の肌は、顔全体の色ムラがなく、全体的にツヤのある肌質に見せられていますね。
気になっていたニキビやニキビ跡も目立たなくなり、目もとの濃いクマもコンシーラーをプラスすればカバーできそうなくらいまで薄くなっています。

ちふれのBBクリームは、1本で美容液・乳液・保湿クリーム・化粧下地・ファンデーションの役割を果たしてくれますが、なんと1本800円(税抜)という低価格。
1,000円以下のプチプラ価格でも、ファンデーションを使ったようなツヤ肌に見せられるほど、カバー力を実感することができました。

ちふれのBBクリームが不向きな人

ちふれのBBクリームは、自然にツヤ感が出るほどにうるおった肌に導いてくれましたが、鼻などのテカリが出やすい部分は、塗布してから3時間程度経つとテカリが強くでました。
乾燥肌の私でも、汗をかくほどの暑い環境にいたところ、鼻のところがドロドロと崩れてきたため、脂性肌タイプの人にはおすすめしにくいといえます。

また、ツヤ感がしっかりでるため、ツヤよりもお人形さんのようなマットで涼しげな肌の仕上がりがお好みの方には、ちふれのBBクリームは向かないでしょう。

【コスパ:◎】コスパが良くて優秀

ちふれのBBクリームは、1本800円(税抜)という低価格さ。
そのため、「実は内容量が少なくて、すぐに中身がなくなってコスパが悪いのでは…?」と、疑念を抱く方もいるのではないでしょうか。

そこで、ちふれのBBクリームの価格と内容量から、顔全体に1回使った時にかかる金額と1本で何回使用することができるのかを、実際に中身を取り出して計算してみました。

1回に使う量として記載されているのは「真珠粒大」

真珠粒大を実際にはかりで計測し、0.55gと導き出した上で計算を行いました。

ちふれBBクリーム1回あたりの重さ

ちふれBBクリーム1本あたりの使用回数

ちふれBBクリームの1回分の写真たち

50g(1本) ÷ 0.55g(1回あたりの使用量)= 約90回

ちふれBBクリームの1回あたりの使用量は0.55g。1本に入っている量の50gから換算すると約90回、およそ3か月は使えることがわかりました。

次に、ちふれBBクリーム使用1回あたりの金額を計算していきます。

ちふれBBクリームを1回使う時にかかる金額

ちふれbbcreamの1粒大の写真

864円(1本) ÷ 90回(1本あたりの使用回数) = 約9.6円

ちふれのBBクリームを1回使用するごとにかかる金額は、約9.6円と、10円を切る結果に。

1回使う時にかかる金額の手頃さはもちろん、ちふれのBBクリームは内容量も一般的で、3か月に1回程度の買い替えで済むことがわかります。
年間単位で計算しても、5,000円もかからないとは驚きですね。かかるコストが少なくなり、少しでも節約したい女性たちの味方ですよ。

ちふれのBBクリームは肌荒れしにくい?

ちふれのBBクリームは1本800円(税抜)というプチプラながら、筆者の検証結果では肌に刺激を感じにくいといえるBBクリーム。

ただ、刺激を感じなかったからといって「肌荒れを引き起こしにくい」といえるのかはわからないですよね。

そこでここからは、ちふれのBBクリームの配合成分から、肌荒れの起こしやすさについてコスメコンシェルジュの筆者が独自で分析していきます。

 ちふれBBクリームの全成分

基本となる成分

ファンデーションの色となる成分

酸化チタン・酸化鉄

肌に伸ばしやすくする成分

シクロペンタシロキサン・トリエチルヘキサノイン
ジメチコン・ジカプリン酸ネオペンチルグリコール
(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー

保湿のための成分

BG・グリチルリチン酸2K・トレハロース・DPG
ヒアルロン酸Na・アセチルヒアルロン酸Na・オウゴン根エキス

紫外線を防ぐ成分

酸化亜鉛

肌表面の感触をなめらかにする成分

ナイロン-12

皮膜をつくる成分

(アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー

成分同士を混ぜ合わせやすくする成分

PEG-9ジメチコン・PEG-9ポリジメチルシトキシエチルジメチコン
(ジメチコン/(PEG-10/15))クロスポリマー
ポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン・PEG-10ジメチコン

肌表面で撥水や色の分散をさせる成分

水酸化Al・ハイドロゲンジメチコン・シリカ
(ハイドロゲンジメチコン/オクチルシルセスキオキサン)コポリマー
ストアロイルグルタミン酸2Na・トリエトキシカプリリルシラン

とろみを調整する成分

ジステアルジモニウムヘクトライト

商品の品質を維持する成分

メチルパラベン・プロピルパラベン・トコフェロール

pHを保つための成分

クエン酸Na

ちふれのBBクリームは、アレルギーを引き起こしやすい成分は配合されておらず、刺激を感じにくい成分で構成されているため、肌荒れしている人でも負担が少ないのが特徴。

紫外線を防ぐために配合された成分も、紫外線散乱剤(※)の一種である酸化亜鉛を用いているため、肌に負担をかけずに紫外線を防ぐことができますよ。

(※紫外線散乱剤とは、肌への負担を抑えた天然由来の鉱物からつくられた紫外線防止効果のある成分)

ちふれのBBクリームで肌荒れに注意すべき人

ちふれのBBクリームには肌荒れを引き起こしやすい刺激的な成分は配合されていません。
ですが、肌に負担がかかりにくく安全性の高い紫外線を防ぐ成分の酸化亜鉛は、金属アレルギーの人が使うとアレルギー症状を起こしやすいという特徴があります。
金属アレルギーの人は、ちふれのBBクリームを使用する前に、腕の内側などでパッチテストをしてから顔に使いましょう。

(金属アレルギーの筆者コメント)
ちふれのBBクリームを顔に使用しても、特に刺激やかゆみ・赤みを感じることはありませんでした。
ですが、金属アレルギーの人の中でも使用できる人・使用できない人がいるので、不安な人は使用前に必ずパッチテストをしてくださいね。

 

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