驚く女性
中川未菜プロフィール

肌荒れと大人ニキビを解決する専門家

中川 未菜

紫外線を過剰に浴びたり、ホルモンバランスが崩れたりすることによってできてしまうシミ。

本記事では、シミ・そばかすの予防や改善のためにおすすめな美白成分「トラネキサム酸」を配合している、医薬品「トランサミン」の特徴や効果を紹介します。

トランサミンはシミの種類によって効果の有無が変わる

トラネキサム酸を配合した医薬品「トランサミン」は、シミの種類によって効果のあるなしがわかれています。

トランサミンの持つ特徴から効果を見極め、どんなシミのタイプには効果を発揮するのかを知りましょう。

トランサミンのシミへの作用

シミ・色素沈着への効果は折り紙つき

OKしている女性のイメージ画像

製薬会社の第一三共ヘルスケアから発売されているトランサミンは、服用することでシミの改善や予防に効果があるトラネキサム酸を主成分とした錠剤タイプの医薬品。

中でも紫外線を過剰に浴びたり、年齢を重ねたりした肌にできやすい「老人性色素斑」、ニキビ跡や虫さされなどの「炎症後色素沈着」、ホルモンバランスの異常によってできる「肝斑」の3種類のシミに美白成分のトラネキサム酸が効果的に働きかけます。

トランサミンを服用することで配合されているトラネキサム酸が持つプラスミンが、体内をめぐっている血液に乗り肌に届けられて、肌の深部にあるシミをつくりだすメラノサイトに直接働きかけるのです。

プラスミンは、紫外線を浴びたメラノサイトが「シミを作り出す」のを抑える指令を出す成分なので、新しくシミができてしまうのを予防することができますよ。

特に肝斑に効果的!

女性 目元 スキンケア

トラネキサム酸は色素沈着抑制効果を持っているため、加齢や日焼けによってできるシミやニキビ跡などの色素沈着だけでなく、女性ホルモンの乱れが原因の肝斑が黒く・濃くなっていくことを抑えます。

ただ、トランサミンは肝斑の原因である女性ホルモンの乱れを整える薬ではなく、あくまでもメラニン色素が肌に沈着してシミが濃くなっていくのを防ぐ薬なので、根本的に肝斑を断絶するわけではないことを覚えておきましょう。

トランサミンのシミ以外への効果

ハートを持つ医者

トランサミンは本来、抗出血・抗アレルギー・抗炎症効果を持つために、全身の異常出血や湿疹・扁桃炎・咽頭炎・口内炎などの治療薬として、病院で処方されたり医療行為に用いられたりしているのです。

またトラネキサム酸が持つプラスミンは、血液を固める性質を持っているため、傷口から血液が止まらなくなってしまう白血病や血友病の治療にもトランサミンが使われています。

トランサミンはビタミンCの併用で相乗効果が

トランサミンを服用するときは、シミの原因となるメラニンの生成を抑えたり、メラニン色素を漂白したりする作用を持つビタミンCを一緒に服用すると、さらに高い美白効果を得ることが期待できます。

トランサミンはどこで手に入る?

第一三共ヘルスケアという製薬会社が開発したトランサミンは、ドラッグストアやスーパーなどでいつでも購入できる市販薬ではありません。

トランサミンを使用してシミや肝斑のケアをしたいと考えている人は、どうしたらトランサミンを手に入れることができるのか参考にしてみてくださいね。

トランサミンは医師の処方が必要

トランサミンは、ドラッグストアなどで自ら選んで購入する一般用医薬品の類ではなく、病院で医師が患者を診断して、その薬が持つ効果や副作用などを説明されてはじめて処方される「医薬品」。

市販ではトランサミンを購入することはできず、医師の指導のもとでの処方箋で手に入れることができる治療薬です。

医師からの処方がないと手に入れられないトランサミンは、特に肝斑に悩む人への特効薬とされているので、肝斑に悩む人は一度皮膚科や美容皮膚科で相談をしてみてくださいね。

また、肝斑以外の老人性色素斑や炎症後色素沈着の場合は、医師の判断によって処方される薬が変わってくるため、必ずしもトランサミンが処方されるわけではありません。

医師がその人のシミの進行状況や肌の状態など全てを見極めたうえで、最善の薬を処方するため、トランサミンだけがシミの改善に効果があるとは言い切れないので、医師の判断に従って治療をしましょう。

トランサミンには後発医薬品も

トランサミンには、トランサミンと同じトラネキサム酸が配合され、品質や効き目・安全性も同じくらいに高いことが期待できる後発医薬品(ジェネリック医薬品)が存在します。

医師からの処方がないと手に入れられないことに変わりはないのですが、後発医薬品は最初に開発された薬(以下、新薬)よりも手頃な価格で、新薬と同等の効果を得られるので、少しでも安くトラネキサム酸を試してみたい人は、医師に相談してみてくださいね。

■トランサミンの主な後発医薬品:トラネミック

トラネキサム酸配合の市販薬なら「トランシーノⅡ」

トランシーノⅡ

トラネキサム酸を主成分としている「トランサミン」は医師からの処方がないとドラッグストアなどで購入することはできませんが、トラネキサム酸配合の「トランシーノⅡ」なら市販で手に入ります。

トランシーノⅡは、医薬品の「トランサミン」を開発・製造している第一三共ヘルスケアから発売されている第1類医薬品。(※)

(※)第1類医薬品・・・ドラッグストアで購入することができるが、薬剤師による使用上の注意や安全性についての説明を受けないと購入できない医薬品。(薬剤師不在の場合も購入不可)

肝斑に有効であることが認められている「トランシーノⅡ」には、トランサミンの主成分であるトラネキサム酸が豊富に配合されているだけではありません。

L-システインやアスコルビン酸などの美白成分も配合されているので、肌のくすみが気になっている人にも透明感をもたらしてくれますよ。

トランサミンの服用と一緒に使いたいスキンケア化粧品

頬に両手を当てた笑顔な女性

老人性色素斑や炎症後色素沈着といった種類のシミや、女性ホルモンの乱れが原因でできる肝斑は、有効成分配合の内服薬で体の内側から働きかけることが有効ですが、内服薬だけでなく、スキンケア化粧品にも美白成分配合のものを取り入れるのがおすすめ。

内服薬で体の内側から、美白成分配合のスキンケア化粧品で体の外側からケアすることで、シミの原因にダブルで働きかけてくれますよ。

ここでは、老人性色素斑や炎症後色素沈着のケアにおすすめな有効成分が配合されている美白化粧品と、肝斑に有効な成分が配合されている美白化粧品の2つを紹介していきます。

<老人性色素斑・炎症後色素沈着に>ビーグレン ホワイトケア

ビーグレンホワイトケアトライアル

 

ビーグレン ホワイトケアの特徴

  • シミの原因であるメラニン色素を漂白するハイドロキノン配合
  • ハイドロキノンの刺激を和らげるためにマイクロカプセル化
  • 角質層のすみずみまで届ける浸透テクノロジー「Qusome」採用

ビーグレンのホワイトケアシリーズは、シミが黒く見える原因んであるメラニン色素を漂白して目立たなくさせる作用を持つハイドロキノンが配合された、シミ対策化粧品です。

シミやくすみが気になっていても、肌に刺激をもたらしやすい美白成分入りのスキンケア化粧品は使うことができなかった敏感肌でも、安心して使えるように低刺激処方を実現。

ビーグレン独自の浸透技術であるQusomeで、配合された有効成分を肌のすみずみまで届けてシミの原因にアプローチしてくれますよ。

<肝斑に>トランシーノ スキンケアシリーズ(医薬部外品)

トランシーノ トライアルセット ホワイト

 

トランシーノ スキンケアシリーズの特徴

  • 肝斑の治療に有効なトラネキサム酸配合
  • シミをつくりにくい肌に整える保湿・整肌成分配合
  • うるおいを与えて肌のトラブルを寄せ付けない

トランシーノ スキンケアシリーズは、日焼けによるシミやニキビ跡や火傷の跡などの炎症後色素沈着ではなく、ホルモンバランスの崩れからできてしまう肝斑におすすめなスキンケア化粧品。

内服薬の「トランシーノⅡ」と同様に、美白成分のトラネキサム酸を配合して肝斑の元に働きかけます。

美白成分のほかにも、肌をたっぷりのうるおいで満たす植物由来の保湿成分や、うるおいをキープする天然由来のスクワランなどの油性保湿成分も配合されているので、年齢を感じがちな肌のキメを整えて、シミや肝斑の目立ちにくい肌に導いてくれますよ。

トランサミンに副作用はある?

考えている女性

トランサミンの主成分であるトラネキサム酸は、市販でも購入できる一般用医薬品としても取り入れられているほど副作用が少ない成分です。

しかし、トランサミンは肝斑の治療に有効なだけでなく、血液が止まりにくくなる症状の疾患に用いられ、血液を固まらせる作用を持つため、心筋梗塞や脳梗塞、血栓などを一度でも起こしたことがある人は血流を滞らせて症状を悪化させるため服用を控えてください。

医師にこれまでに起こしたことのある病気や、体に関する不安なことを全て伝えたうえで、トラネキサム酸を服用するのが心配なくシミや肝斑の治療をしていくためには大切です。