
「夏じゃないから日焼け対策をしてなかったけど、なんだか黒くなってきてしまった気がする…」
「学生時代、外の部活動で常に日焼けをしていたからか、なんだか最近シミやたるみが気になるかも…」
こんな悩みを抱えている方は「紫外線」というワードに心当たりがあるのではないでしょうか。
1年を通して降り注ぐ紫外線は、日焼けを起こしたり、シミやくすみの原因になったりとさまざまな肌トラブルの原因をつくりだしてしまいます。
そこで本記事では、紫外線によって引き起こされる肌トラブルの対処法から毎日のケアに使うべきスキンケア化粧品まで、まとめて詳しく説明していきます。
実際に紹介するスキンケア化粧品は、ハリツヤ編集部で実際に使用した紫外線対策に有効な91個のスキンケア化粧品のうち、使い心地や配合成分からおすすめできると判断した5商品。
ハリツヤ編集部が本当におすすめできると感じたスキンケア化粧品ばかりなので、紫外線対策に悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。
それではまいりましょう!
紫外線によって引き起こされる肌トラブルとは
紫外線が引き起こす肌トラブルとして挙げられるのは、以下の5種類。
- シミ・くすみ
- 日焼けによる炎症・ヒリヒリ
- 乾燥・乾燥小ジワ
- シワ・たるみ
- 紫外線アレルギー
これら5つの主な肌トラブルが紫外線によって、どのように引き起こされるのかを解説していきます。
ただその前に、紫外線そのものについても詳しく知っていたほうが、これからの説明がわかりやすくなるので合わせて紹介していきますね。
3種類に分かれる紫外線
普段何気ない日常会話の中で「怖いよね~」と恐れている紫外線。
実は3つの種類に分かれているって知っていましたか?
紫外線とは本来、「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3つから成り立っているもの。
UV-A、UV-B、UV-Cがそれぞれ肌にもたらす影響を説明しますね。
UV-A(A波) |
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UV-B(B波) |
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UV-C(C波) |
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3種類に分けられる紫外線ですが、UV-Cはほとんど肌への影響がないため、日常的に防ぐべき紫外線はUV-AとUV-Bのふたつ。
UV-AとUV-Bを防ぐためには、1年を通して屋内・屋外関係なく紫外線対策をすることが大切です。
紫外線対策を怠ったときに出てきてしまう肌トラブルはどれも、一度肌に出てきたら元に戻しにくかったり、元に戻るまで時間がかかったりと世話が焼けるものばかり。
紫外線対策をしなかった肌にもたらされるトラブルについて、UV-A、UV-Bがどのように影響するのかも含めてお伝えしていきますね。
紫外線がもたらす5つの肌トラブル
肌トラブル1|シミ・くすみ
紫外線による肌トラブルといえば、「シミ・くすみ」を多くの人が連想するのではないでしょうか。
シミ・くすみは30代以上の多くの女性が悩みを抱える肌トラブル※として挙げられます。
参照:「東京イセアクリニック」年代別「肌の悩みアンケート調査」(2017年3月1日~8月31日)
特にシミは一度できてしまうとなかなか消えないので、シミができると「なんで今までちゃんと日焼け止めを塗らなかったんだろう…」と後悔してしまいますよね。
シミやくすみは加齢やホルモンバランスの変化、間違ったスキンケア、古い角質の蓄積も原因となりますが、大きな原因はやはり紫外線です。
紫外線によってシミやくすみができるメカニズムを詳しく説明しますね。
- 紫外線から肌を守るために、表皮にある細胞からメラノサイトに指令が出る
- 表皮細胞からの指令はメラノサイトに伝わり、メラノサイト内で酵素チロシナーゼが発生
- 酵素チロシナーゼによってメラニンが大量に生成され、
排出しきらなかったメラニンが肌表面にシミやくすみとなって現れる
紫外線は、シミやくすみの原因のメラニンを生成する肌への強い刺激をもたらすため、肌を守るための紫外線対策を常に心がけましょう。
また紫外線の刺激を受けた肌は、肌を外的な刺激から守るバリア機能が低下している状態です。
肌のバリア機能が低下すると、肌の保湿成分が外に逃げ出して乾燥を引き起こし、乾燥が進むと今度はターンオーバーが滞ってシミやくすみが定着する原因に。
紫外線はシミやくすみを作り出し、定着させる大きな原因になってしまうので、日常的な対策が必要であることがわかりますね。
肌トラブル2|日焼けによる炎症・ヒリヒリ
日焼け直後のヒリヒリ感や赤み・ほてりの原因となる肌の炎症は、紫外線の中に含まれるUV-Bから引き起こされます。
UV-Bによる影響は、肌がすぐに赤くなってなかなか赤みが消えない方もいれば、赤くならずに黒くなってしまう方もいるため、人によってさまざま。
赤くなりやすい人のほうが肌の表面がヒリヒリと痛くなるので刺激を強く感じやすいようにみえますよね。
しかし、赤くならずにすぐに黒くなる方も浴びている紫外線の量は同じなので、「赤くならないから紫外線による刺激に強い」というわけではありません。
紫外線を浴びた後に赤くならずにすぐに黒くなるという方は、メラニンの生成量が人より多いため肌の黒化が早く進むのです。
日焼けで肌がすぐに黒くなる人は「シミができやすい体質」ともいえるので、紫外線対策は必須ですね。
肌トラブル3|乾燥・乾燥小ジワ
紫外線による肌への刺激でバリア機能が低下すると、肌内部の水分を保てなくなるため、肌の乾燥が引き起こされます。
肌のバリア機能は、紫外線や花粉などの外的刺激から肌を守ったり、肌内部のうるおいを保ったりして肌の健康を保つもの。
つまり肌のバリア機能が低下すると外的刺激を受けやすくなるため、紫外線が肌内部により侵入しやすくなり、肌内部で炎症が起きて乾燥が進んでしまうのです。
肌の乾燥は、カサつきや粉吹きだけでなく、乾燥によって肌が縮こまってシワのようになる「乾燥小ジワ」も引き起こすので要注意。
乾燥・乾燥小ジワを抑えるためにも、紫外線対策が必要といえますね。
肌トラブル4|シワ・たるみ
顔のシワやたるみは、老化現象と思われることも多いですが、実は紫外線もひとつの原因なんです。
紫外線の中に含まれるUV-Aは、肌の表面だけでなく角質層内を通り越して真皮層にまで到達します。
真皮層に届いた紫外線は、肌の弾力を保ちハリを生み出しているコラーゲン繊維やエラスチンを破壊。
肌を支えるコラーゲン繊維がなくなった肌は重力に勝てず、どんどん下に垂れ下がってシワやたるみが生まれてしまうのです。
「シワもたるみも歳をとったら仕方ないものなのかしら…」と思っている方は諦めずに、エイジングケアに加えて紫外線の対策をすることも大切ですよ。
肌トラブル5|紫外線によるアレルギー反応
紫外線を浴びることによる肌トラブルには、日焼けやシミ・くすみといった時間が経ってからの症状だけでなく、すぐに肌に異常が現れる「アレルギー反応」も存在します。
紫外線によるアレルギー反応は「日光過敏症(光線過敏症)」といい、生まれつき日光に弱い方もいれば、一時的にかぶれのような症状が出る方、突然アレルギー反応を起こしてしまう方の3パターンに大きく分かれます。
- 肌の赤み・ほてり
- 水疱(すいほう)
- 蕁麻疹(じんましん)
- 色素沈着
水疱や蕁麻疹は、紫外線を浴びてすぐに肌に現れるタイプの方もいれば、少し時間が経ってから現れる方もいて、症状の出方も人それぞれ。
紫外線を浴びる環境に立っているだけで、肌にジンジンとしたかゆみや痛みが赤み・湿疹を伴って現れるという方。
また湿布をつけている状態で紫外線を浴びたときや、日焼け止めや保湿剤などに含まれる成分と紫外線の化学反応によって症状が現れる方もいます。
「外出すると肌が痛痒くなって蕁麻疹が出る…」
「ものすごく日光を浴びたわけではないのに、ぷくぷくと水疱が出て困っている」
という方は、紫外線による「日光過敏症」である可能性もあるので、自己判断でスキンケアを行うのではなく、かかりつけの皮膚科に相談しましょう。
紫外線による肌トラブルに最適なスキンケア化粧品の選び方
紫外線によって引き起こされる肌トラブルには、「シミ・くすみ」「日焼けによる炎症」「乾燥・乾燥小ジワ」「シワ・たるみ」「紫外線によるアレルギー反応」の5つあることがわかりましたね。
紫外線によるアレルギー反応は、専門医による適切な処置が必要になるため、セルフケアはおすすめできません。
その他4つの肌トラブルは、最適なスキンケア化粧品を選んで使えば、悩みを軽くすることもできますよ。

シミ・くすみの予防には美白化粧品でセルフケアを
シミやくすみは、紫外線によるメラニンの生成が主な原因であるため、メラニンに働きかける美白成分が配合された美白化粧品を使って対策しましょう。
またメラニンそのものだけでなく、メラニンを作り出す酵素チロシナーゼやメラノサイトにアプローチする美白成分もシミやくすみの予防にぴったりですよ。
- ビタミンC誘導体
- アルブチン
- プラセンタエキス
- エラグ酸
- コウジ酸
- トラネキサム酸(m-トラネキサム酸)
- カモミラET など
また、美白成分にだけ注目するのではなく、以下の条件にも当てはまるものを選びましょう。
- 美白成分が配合されている
- 保湿成分が豊富に配合されている
- 肌にやさしい低刺激性(低刺激処方)である
美白成分が配合されていることは最低条件に、保湿成分が豊富に配合されているものや低刺激性をうたった美白化粧品であることも大切なポイント。
保湿成分が豊富に配合されていると、肌にうるおいが与えられて肌の調子が整います。
健やかな肌状態になると、本来の肌の新陳代謝が正常に働くので、シミやくすみができるのを防ぐことができるのです。
また紫外線によってシミやくすみができてしまった肌は、肌のバリア機能が低下している状態なので、スキンケア化粧品による刺激を強く感じることがあります。
肌に刺激を与えにくい処方でつくられている美白化粧品を使えば、肌への負担も少なく、シミやくすみの予防ができますよ。
日焼けによる炎症・ヒリヒリを抑えてから美白ケアを
日焼け後の赤みやほてり・ヒリヒリ感がある場合は、美白ケアよりもまずは炎症状態を抑えるスキンケアが必要。
日焼けによって肌が熱を持ち炎症を起こしているときは、やけどを起こして肌内部に熱が溜まっているので、冷たい水を含ませたタオルなどで日焼けした患部を冷ましましょう。
熱も引いたし、早めに美白ケアしておこう…と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください!
実は熱が引いていても、赤みやヒリヒリ感が残っていたら、肌の炎症がまだ続いている状態。
肌に炎症が残っている状態で美白化粧品を使ってしまうと、美白成分の刺激がさらに負担になってしまう可能性もあるので、肌の炎症が完全にひいてから美白ケアをしてくださいね。
肌の炎症がひくまでの間は、肌の炎症を抑えつつ保湿ができるアフターサンローションなどを使ってのスキンケアがおすすめ。
さらに抗炎症成分が配合されているスキンケア化粧品を選べば、肌の炎症を鎮める効果が期待できますよ。

日焼け後の肌はカサカサと乾燥して皮剥けも起こすので、肌のうるおいを保てる保湿力が高い美白化粧品を使ってくださいね。
乾燥・乾燥小ジワは高保湿化粧品を
乾燥や乾燥小ジワは、紫外線を浴びた肌のバリア機能が破壊され、肌のうるおいが逃げてしまうことで起こるため、高保湿タイプのスキンケア化粧品を使ったケアを行いましょう。
肌にたっぷりのうるおいを与えることで、肌を保湿するだけでなく、紫外線によって壊された肌のバリア機能を正常にしてすこやかな肌に整えます。
特に保湿力の高い以下の成分が配合されている保湿化粧品を使うのがおすすめですよ。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- ヘパリン類似物質
- 大豆レシチン
- ライスパワーNo.11 など

また、乾燥小ジワには「乾燥による小ジワの改善効果」が認められたスキンケア化粧品を使うのが最も効果的。
乾燥による小ジワの改善効果があるスキンケア化粧品には、「効能評価試験済み化粧品」と記載があるため、パッケージや商品の裏面を確認してみてくださいね。
シワ・たるみはエイジングケア化粧品を
紫外線によってシワやたるみの悩みが気になるようになったら、肌の弾力を保つコラーゲン繊維やエラスチンのサポートをする成分が配合されたエイジングケア化粧品を使いましょう。
エイジングケアの効果が期待できる成分として挙げられるのは、「レチノール」「プラセンタエキス」「コラーゲン」「フラーレン」など。
紫外線によって肌の弾力が失われ、たるみやシワが出てきてしまった肌に、たっぷりのうるおいを与えてハリのある肌を取り戻しましょう。
紫外線による肌トラブルにおすすめなスキンケア化粧品TOP5
紫外線による肌トラブルにおすすめなスキンケア化粧品の選び方を紹介してきました。
肌トラブルといっても人によって症状はさまざまなので、肌トラブル別に選ぶことが大切です。
しかし、選び方はわかったとはいえ、スキンケア化粧品にもいろいろ種類がありすぎて、結局「どのスキンケア化粧品を使えばいいのかわからない!」と思ってしまう方もいるのではないでしょうか。
1回買うと使い切るのに1か月以上はかかり、お金もかさんでしまうので、スキンケア化粧品選びに失敗したくないですよね^^;
そこでここからは、ハリツヤ編集部で実際に使用した紫外線対策に最適な91個のスキンケア化粧品の中から、「紫外線による肌トラブル時に使いたいスキンケア化粧品」をランキングでご紹介!
上位5商品に絞って紹介していくので、紫外線による肌トラブルに悩んだときのスキンケア化粧品選びの参考にしてみてくださいね。
【1位】ディセンシア|サエル アドバンスホワイトニングケアシリーズ
サエル アドバンスホワイトニングケアシリーズの内容商品名 | 内容量 価格(税込) |
・化粧水 サエル ホワイトニングローション コンセントレート(医薬部外品) | 125ml 5,400円 |
・美容液 サエル ホワイトニングエッセンス コンセントレート(医薬部外品) | 36ml 8,100円 |
・保湿クリーム サエル ホワイトニングクリーム コンセントレート(医薬部外品) | 30g |
・サエルが試せるセット | 10日間分 |
※定期購入で10%オフ
- 紫外線によるシミ・くすみの予防ができる美白有効成分「アルブチン」配合
- グリチルリチン酸2K配合で紫外線による肌荒れを予防
- 独自の「ヴァイタサイクルヴェール®」が刺激から肌を守り、肌にうるおいを与える
サエル アドバンスホワイトニングケアシリーズは、敏感肌の方でも肌にかかる刺激を気にせずに美白ケアができるようにとつくられたスキンケアライン。
美白有効成分のアルブチンが、メラニンに働きかけてシミやくすみを予防してくれますよ。
また、独自のヴァイタサイクルヴェール®が紫外線や摩擦などの刺激から肌を包むように守って保湿して、肌のバリア機能をサポート。
さらに保湿効果の高いヒト型セラミドを、うるおいを持続させたまま角質層のすみずみまで届けられるカプセルで囲んでいるので、紫外線によって引き起こされる乾燥のケアにも効果が期待できますね。

化粧水・美容液・クリームともにさらっとみずみずしい使用感なので、ベタつきが苦手な方でも使いやすいかも。
10日間分使って試せるトライアルセットがあるので、初めて美白化粧品を使うという方にもおすすめですよ!
【2位】クリニーク|アフターサンバーム
147g 3,700円(税込)
- ひんやりとした感触で日焼け後のほてった肌をクールダウン
- アロエエキス配合で肌をやさしく保湿
- 性別・年齢問わず使えるみずみずしいジェルクリーム
デパコスブランドで人気の高いクリニークのアフターサンバームは、紫外線によって肌にほてりやヒリヒリ感が出てしまったときにクールダウンと保湿ケアとして使いたいジェルクリーム。
配合されたアロエエキスが肌にみずみずしさを与え、カサカサに乾燥した肌をしっとりすべすべな状態に導いてくれますよ。

レジャー後の日焼けケアに家族みんなで使っているという口コミもあるくらい、老若男女・肌質問わず使いやすいスキンケア化粧品です!
【3位】無印良品|薬用美白美容液
50ml 1,390円(税込)
- シミ・くすみの予防に有効な美白成分ビタミンC誘導体配合
- 香料・着色料・鉱物油・パラベン・アルコール不使用で肌に刺激を与えにくい
- 1本1,500円以内のプチプラで美白対策が叶う
無印良品 薬用美白美容液は、1,500円以内で美白ケアができるプチプラの美白美容液。
ビタミンC誘導体がシミ・くすみの原因に働きかけ、植物由来の保湿成分が肌をうるおしてキメを整えてくれますよ。
香料や着色料・パラベン・アルコール・鉱物油といった敏感肌に刺激になりやすい成分不使用なので肌にやさしく、プチプラでどんな方でも手軽に試しやすいことも魅力のひとつですね。

1本でだいたい1か月半~2か月分くらいもつので、コスパも抜群です。
【4位】ディセンシア|アヤナス プレミアムエイジングケアシリーズ
アヤナス プレミアムエイジングケアシリーズの内容商品名 | 内容量 価格(税込) |
・化粧水 アヤナス ローション コンセントレート | 125ml 5,400円 |
・美容液 アヤナス エッセンス コンセントレート | 36g 8,100円 |
・アイクリーム アヤナス アイクリーム コンセントレート | 15g |
・保湿クリーム アヤナス クリーム コンセントレート | 30g 5,940円 |
・保湿化粧品が試せるセット アヤナス トライアルセット ※1人1回限り | 10日間分 1,480円 |
※定期購入で10%オフ
- 紫外線を浴びた後のデリケートな肌でも使いやすい低刺激処方のエイジングケアシリーズ
- 豊富な保湿成分配合で、紫外線による乾燥や乾燥による小ジワを予防
- 独自技術のヴァイタサイクルヴェール®によって肌のすみずみまで保湿
敏感肌専門ブランドのディセンシアから発売されている「アヤナス プレミアムエイジングケアシリーズ」は、肌に豊かなうるおいを与える保湿力の高さが魅力。
保湿に有効なセラミドナノスフィアや、皮脂となじみやすいことから肌への浸透性が高浸透グリセリンなど、たくさんの保湿成分が配合されているので、肌をうるおいで満たします。
また独自の特許技術である「ヴァイタサイクルヴェール®」が肌を包みこみ、乾燥しがちな肌をうるおいで満たします。
うるおいで満たされた肌にはハリとツヤが生まれて、乾燥だけでなく乾燥による小ジワ・ハリ不足によるたるみのケアにぴったりですよ。

ライン使いの良さを実感できるトライアルセットもありますよ!
【5位】オルビス|オルビスユー
オルビス オルビスユーシリーズの保湿スキンケア商品名 | 内容量 価格(税込) |
・洗顔料 オルビスユー ウォッシュ | 120g 1,944円 |
・化粧水 オルビスユー ローション | 180ml 2,916円 |
・保湿液 オルビスユー モイスチャー | 50g 3,240円 |
・保湿化粧品が試せるセット オルビスユー トライアルセット | 1週間分 1,296円 |
- 肌に水の通り道をつくって潤いをめぐらせるキーポリンブースター配合
- 角質層の細胞にすこやかな状態に保ち、うるおいの満ちたハリ感あふれる肌に
- オイルフリー、香料・着色料不使用で肌に負担をかけにくい処方
オルビスのオルビスユーは、数十億個の水分子が角質層のすみずみまで行き渡るように設計された、高い保湿効果が期待できるエイジングケアシリーズ。
肌がうるおいで満たされると、みずみずしいハリ感が与えられて乾燥や乾燥による小ジワの予防になりますよ。
オルビス独自のオイルフリー処方で、肌に負担をかけにくく、紫外線によってダメージをつけた肌でもエイジングケアをはじめることができます。

スッと肌がうるおいを飲み込んでいくような使用感で、肌が指を押し返すようなうるおいたっぷりの弾力感を得られますよ。
【重要】日常的な紫外線対策のポイント
紫外線による肌トラブルは、毎日のスキンケアで悪化を食い止めることができます。
しかし一度起きてしまった肌トラブルは沈静化するまでに時間がかかるもの。
肌トラブルが起きないように、事前に紫外線を予防する対策を行うことが大事ですよ。

あまり知られていない紫外線ケアのポイントなので、自分の日常の中で紫外線対策ができているか改めて見直してみてくださいね!
曇りや日陰でも日焼け止めを使う |
日焼け止めを使っての紫外線対策は、「晴れた日や、外に出るときだけで十分でしょ」と思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、屋外の日なたで紫外線の数値が高いことは想定内ですが、屋外の日陰や屋内の窓際でも紫外線の数値は0(ゼロ)ではなく、低数値ながらも確実に紫外線は存在しています。
曇りの日や室内でも、なるべくすっぴんで過ごすのは控えて、肌に負担をかけにくく、化粧下地効果もある日焼け止めをつけるのがおすすめ。
UVカット効果を持つパウダーやファンデーションを軽くつけておくのも良いですね。
夏場以外でも日焼け止めをつける |
日陰や室内でも紫外線を避けきれないように、紫外線は夏場だけではなく1年を通して地上に届き、肌に刺激を与え続けます。
UV-AもUV-Bも4月~8月がピークになっていますが、真冬の12月~2月にかけても、4~8月に降り注ぐ量の半分ほどしか減らないので、紫外線対策は1年中大切だと実感しますね。
紫外線の中でも特にUV-Aは、角質層の奥の真皮層まで届いて、シワやたるみを引き起こす「老化」にも繋がってしまいます。
日焼け止めやUVカット効果を持つ化粧下地やパウダーを使って、紫外線対策を1年中してくださいね。
日焼け止めは適量を使用 |
塗っておけば紫外線を防いでくれると思われがちな日焼け止めですが、実は「国際SPF試験法」で、範囲の大きさによって日焼け止めを塗る量が決められています。
日焼け止めは適量を守って塗らないと、その日焼け止めが持つUVカット効果を十分に発揮できなくなってしまうので、日焼け止めの適量と正しい塗り方を解説していきますね。
「国際SPF試験法」で定められている塗布量は、「皮膚1平方cmにつき、2mg」。
これを日本人の平均的な顔の大きさに当てはめて、顔全体に日焼け止めを塗るときに必要になる量を計算してみました。
- 18~34歳の日本人女性の平均顔面積:約330平方cm
- 皮膚1平方cmにつき2mg
【計算式】
330平方cm×2mg = 660mg = 約0.66g
約0.66g = 500円玉大の日焼け止め
0.66gを電子はかりで測ってみると、だいたい500円玉大の量であることがわかりました。
したがって、顔全体に日焼け止めを塗り伸ばすときは、500円玉大の量をつけるのが適量といえます。
しかし500円玉大の量の日焼け止めってなんだか多く感じますよね。
確かに500円玉大の量の日焼け止めを一度に塗ろうとすると、肌の上で余り、白く浮いてしまうので量が多いように感じます。
日焼け止めが白浮きしやすいという方は、以下の塗り方で塗ってみると白浮きしにくく、顔全体に満遍なく日焼け止めを塗ることができるので試してみてくださいね。

実はこの塗り方では塗りムラが出たり、小鼻のわきや目の下のくぼみなど塗り残しが出たりして、日焼けの原因になってしまいます><
正しい日焼け止めの塗り方で、ムラなく効果的に紫外線対策を行いましょう!
- 肌を保湿する
- 500円玉大の量を手のひらに出し、その2/3程度の量を使って額・両頬・鼻・あごの5箇所に点置きする
★頬は面積が広いので、額やあごの1.5倍の量を置きましょう。 - 点置きした日焼け止めを、4本の指を使って顔の中心から外側に向かってムラなく伸ばす
- 手のひらに余った1/3の量の日焼け止めを、頬や鼻などの紫外線を浴びやすい箇所に重ね塗りする
日焼け止めをこまめに塗りなおす |
紫外線を防ぐために「朝だけ」日焼け止めをたっぷり塗っても、「SPFやPAの値が高い」日焼け止めを塗っても、実は家に帰るまで絶対に紫外線から肌を守れるわけではありません。
日焼け止めは朝メイク前にどれだけたっぷり塗ったとしても、汗をかいたり、顔を触ったりすることで徐々にとれていってしまえば意味がなくなってしまいます。
またSPFとPAの数値には以下のような意味があります。
ただしUV-Bを防ぐ「強さ」ではなく、正しく塗ったときの紫外線を防げる「時間の長さ」を意味する。
これらを踏まえて考えると、朝たっぷりと日焼け止めを塗るよりも、汗や皮脂で日焼け止めが流れ出して崩れたときや化粧直しをするときに、再度日焼け止めを塗りなおすなど、こまめな塗りなおしが重要であることがわかります。

化粧をしていて日焼け止めの塗りなおしなんてできない!という方には、パウダータイプやスプレー・ミストタイプの日焼け止めがおすすめです!
日焼け止めのSPFやPAについては、この後「6:紫外線ケアのみんなの疑問Q&A」内でより詳しく説明しますね。
1年を通して美白ケア化粧品を使う |
紫外線によるシミやくすみといった肌トラブルを防ぐための美白化粧品を、本記事内でもいくつか紹介してきましたね。
紹介してきた商品だけでなく他の美白化粧品にもいえることですが、紫外線の強い4月~8月の間や、夏が終わった頃にあたる9月・10月だけ使えば良い、というわけではありません。
紫外線は1年を通して降り注いでいるもの。
毎日UVカット効果のあるパウダー・ファンデーションや日焼け止めを使っていても、汗や摩擦で日焼け止め効果が半減していたり、うっかり塗り忘れて紫外線を浴びたり…なんてこともありますよね。
また1年中美白化粧品を使っていれば、配合されている美白成分によってシミやくすみを予防することができますよ。

毎日美白化粧品を使って保湿と美白ケアを同時にするのがおすすめです。
紫外線ケアのみんなの疑問Q&A
紫外線を防ぐために行うべきスキンケアや美容法について、ヤフー知恵袋で多く閲覧されていた質問に、コスメコンシェルジュの筆者・中川がわかりやすく解説していきます。

こまめの塗りなおしが大切!
パッケージの目立つところに記載されている「SPF」と「PA」の数値。
一見すると、高い数値のSPF値・PA値の方が紫外線を防げるように思えますが、実際はSPF・PA値の高さ=紫外線・日焼けを防ぐ強さとは少し違います。
以下の表にSPFとPAが持つ意味をまとめてみたので、一緒に見ていきましょう。
・肌の表面・角質層を中心に刺激し、メラニンを生成しシミ・そばかす・くすみの原因となるUV-Bを防ぐ
・UV-Bを防ぐ「強さ」ではなく、「時間の長さ」を表す
・1SPFにつき約20分間UV-Bを防げる
・角質層の奥にある真皮層まで届き、肌のハリや弾力を保っているコラーゲン繊維等を破壊してシワやたるみの原因となるUV-Aを防ぐ
・UV-Aを防ぐ強さを表し、「+」の数が多いほどUV-Aを防ぐ力が強い
PAの値は「+」の数が多いほどUV-Aを防ぐ力が強いことがわかりますが、SPF値は高ければ高いほどUV-Bを防ぐ力が強いわけではないとわかりましたね。
SPFの値は「1SPFにつき約20分間UV-Bを防げる」という意味を持つため、SPF50だから徹底的に紫外線・日焼けを防げるわけではないのです。

日焼け止めのSPF値やPA値にこだわるよりも、「こまめな塗りなおし」をしたほうが、紫外線を防ぐことができますよ。

紫外線による肌トラブルの中でも、特にシミやくすみに悩む方は、美白化粧品を使うだけでなくビタミンを摂取して身体の内側からインナーケアをすることも大切。
体内の美白ケアのためにビタミンCサプリを取り入れたい、もしくはいますでに活用しているという方もいますよね。
そんなビタミンCサプリは、ビタミンCが持つ成分の特性上、服用するタイミングが重要なポイントです。
ビタミンCは水溶性の成分のため、体内に栄養素として吸収されなかった過剰分は、2~3時間後に尿と一緒に身体の外に排出されます。
そのため、1日の摂取目安量のビタミンCサプリは、どこかのタイミングで一度に摂取するのではなく、1日数回に分けて摂取するのがおすすめです。
またビタミンCは満腹時に摂取すると、ゆっくりと吸収される特性があるので、朝昼晩の食後に摂取するのが最適なタイミング。
ビタミンCサプリを服用する際は、満腹である食後のタイミングで、1日数回に分けて摂取してインナーケアを効率的に行いましょう。

日焼け止めは、「わざわざクレンジングを使って落とす必要なんてないんじゃないの?と」思われるかもしれませんが、ウォータープルーフタイプの日焼け止めはクレンジング料を使って落としましょう。
ウォータープルーフタイプの日焼け止めは、レジャーシーンや屋外でのスポーツをする方に向けてつくられ、「汗や水に強い」成分が配合されているため、お湯や石けんでは落としにくくなっています。
汗や水に強い成分が配合されたウォータープルーフタイプの日焼け止めは、下の写真のように肌の上でぬるま湯をはじき返すほど。
左はぬるま湯をはじき、右はぬるま湯がなじんでしまっているのがわかりますね。
ぬるま湯をはじき返すほどなので、ウォータープルーフタイプの日焼け止めを使った後はお湯や石けんでは落ちにくい性質があります。
汗や水をはじきかえす成分は、主に油分をベースとしているので、界面活性剤や油分が配合されたクレンジング料を使って落とすのが適しているのです。

ただし日焼け止めの上からメイクをした場合は、必ずクレンジング料を使ってメイクと日焼け止めを落としてくださいね。
まとめ
紫外線による肌トラブルを防ぐためのスキンケア方法やスキンケア化粧品を紹介してきましたが、いかがでしたか?
紫外線と聞くとシミやくすみ・肌が赤くなったり黒くなったりする日焼けを思い浮かべる方が多いかと思いますが、実は乾燥やたるみ・シワも紫外線が原因の一つであることがわかりましたね。
紫外線による肌トラブルには、肌トラブルに合わせて最適なスキンケア化粧品を使ったケアもおすすめですが、できる前の予防も大切。
この記事を読んでくれた皆さんが、日常的な紫外線から肌を守り、紫外線による肌トラブルのない美肌を保てるよう願っています。
ここからは、紫外線による肌トラブル別におすすめなスキンケア化粧品の選び方を解説していきますね。